JPH0576616A - 伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き消防車 - Google Patents
伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き消防車Info
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- JPH0576616A JPH0576616A JP4158291A JP4158291A JPH0576616A JP H0576616 A JPH0576616 A JP H0576616A JP 4158291 A JP4158291 A JP 4158291A JP 4158291 A JP4158291 A JP 4158291A JP H0576616 A JPH0576616 A JP H0576616A
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- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims abstract description 14
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 21
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Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き
消防車であって、放水銃の高さを自在に変化させること
ができるとともに、放水銃の銃口の広範囲な旋回角を制
御可能であり、的確な、しかも安全な消火作業を行い得
る伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き消防車を
提供する。 【構成】 伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き
消防車であって、消防車の荷台部Bに基部20を据え付
け、該荷台部Bの屋根6を貫通して上方に配置され、伸
縮及び旋回自在な支柱Cと、消防車の荷台部Bに配置さ
れる水槽5から導出され、該荷台部Bの屋根6を貫通し
て上方に配置される給水管17と、該給水管17に接続
され、前記支柱Cの頭部に搭載される放水銃Dの方向
と、前記支柱Cの伸縮・旋回を制御するリモートコント
ロールボックスとを設ける。
消防車であって、放水銃の高さを自在に変化させること
ができるとともに、放水銃の銃口の広範囲な旋回角を制
御可能であり、的確な、しかも安全な消火作業を行い得
る伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き消防車を
提供する。 【構成】 伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き
消防車であって、消防車の荷台部Bに基部20を据え付
け、該荷台部Bの屋根6を貫通して上方に配置され、伸
縮及び旋回自在な支柱Cと、消防車の荷台部Bに配置さ
れる水槽5から導出され、該荷台部Bの屋根6を貫通し
て上方に配置される給水管17と、該給水管17に接続
され、前記支柱Cの頭部に搭載される放水銃Dの方向
と、前記支柱Cの伸縮・旋回を制御するリモートコント
ロールボックスとを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水槽付きポンプ車に係
り、特に、伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き
消防車に関する。
り、特に、伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き
消防車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、消防車で消火にあたる場合には、
消防車からホースを引き出し、建物の2階以上の消火を
行う場合には、そこへ梯子を掛けて、消火活動を行うよ
うにしていた。また、消防車に放水銃を搭載する場合に
は、荷台に固定的に放水銃を載置するか、荷台に倒され
た状態で積まれている放水銃付き柱を起こす、つまり引
起し方式が用いられていた。
消防車からホースを引き出し、建物の2階以上の消火を
行う場合には、そこへ梯子を掛けて、消火活動を行うよ
うにしていた。また、消防車に放水銃を搭載する場合に
は、荷台に固定的に放水銃を載置するか、荷台に倒され
た状態で積まれている放水銃付き柱を起こす、つまり引
起し方式が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
梯子を用いる消火方法では、梯子の設置が困難であり、
かつ人が火に近かづくことになり、安全の面で問題があ
った。また、消防車に放水銃を搭載する場合には、その
放水銃の使用状態ではその高さは固定されることにな
り、火災の状態に適応した機動的な消火を行うには難が
あった。
梯子を用いる消火方法では、梯子の設置が困難であり、
かつ人が火に近かづくことになり、安全の面で問題があ
った。また、消防車に放水銃を搭載する場合には、その
放水銃の使用状態ではその高さは固定されることにな
り、火災の状態に適応した機動的な消火を行うには難が
あった。
【0004】本発明は、上記問題点を除去し、放水銃の
高さを自在に変化させることができるとともに、放水銃
の銃口の広範囲な旋回角を制御可能であり、的確な、し
かも安全な消火作業を行い得る伸縮・旋回自在な支柱を
具備する放水銃付き消防車を提供することを目的とす
る。
高さを自在に変化させることができるとともに、放水銃
の銃口の広範囲な旋回角を制御可能であり、的確な、し
かも安全な消火作業を行い得る伸縮・旋回自在な支柱を
具備する放水銃付き消防車を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃
付き消防車であって、車両の荷台部に基部を据え付け、
該荷台部の屋根を貫通して上方に配置され、伸縮及び旋
回自在な支柱と、車両の荷台部に配置される水槽から導
出され、該荷台部の屋根を貫通して上方に配置される給
水管と、該給水管に接続され、前記支柱の頭部に搭載さ
れる放水銃と、前記支柱の伸縮及び旋回を制御する第1
の制御手段と、前記放水銃の方向を制御する第2の制御
手段とを設けるようにしたものである。
成するために、伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃
付き消防車であって、車両の荷台部に基部を据え付け、
該荷台部の屋根を貫通して上方に配置され、伸縮及び旋
回自在な支柱と、車両の荷台部に配置される水槽から導
出され、該荷台部の屋根を貫通して上方に配置される給
水管と、該給水管に接続され、前記支柱の頭部に搭載さ
れる放水銃と、前記支柱の伸縮及び旋回を制御する第1
の制御手段と、前記放水銃の方向を制御する第2の制御
手段とを設けるようにしたものである。
【0006】また、前記支柱の旋回角度は広い範囲、例
えば最大350°にわたり制御できるようにしたもので
ある。更に、前記放水銃は旋回角度及び俯仰角を制御可
能であり、前記放水銃から放水される態様の可変手段を
具備する。また、前記第1の制御手段と前記第2の制御
手段とが一体化されたリモートコントロールボックスを
具備する。
えば最大350°にわたり制御できるようにしたもので
ある。更に、前記放水銃は旋回角度及び俯仰角を制御可
能であり、前記放水銃から放水される態様の可変手段を
具備する。また、前記第1の制御手段と前記第2の制御
手段とが一体化されたリモートコントロールボックスを
具備する。
【0007】
【作用】本発明によれば、放水銃付き消防車において、
車両の荷台部に基部を据え付け、該荷台部の屋根を貫通
して上方に配置され、伸縮及び旋回自在な支柱と、車両
の荷台部に配置される水槽から導出され、該荷台部の屋
根を貫通して上方に配置される給水管と、該給水管に接
続され、前記支柱の頭部に搭載される放水銃と、前記支
柱の伸縮及び旋回を制御する第1の制御手段と、前記放
水銃の方向を制御する第2の制御手段とを設けるように
したので、消防車の駐車位置にかかわらず、前記放水銃
をあらゆる方向に制御することができ、的確な消火作業
を行うことができる。また、前記放水銃の制御は火に近
づくことなく、遠方に離れた適当な位置からリモートコ
ントロールすることができ、安全な消火作業を行うこと
ができる。
車両の荷台部に基部を据え付け、該荷台部の屋根を貫通
して上方に配置され、伸縮及び旋回自在な支柱と、車両
の荷台部に配置される水槽から導出され、該荷台部の屋
根を貫通して上方に配置される給水管と、該給水管に接
続され、前記支柱の頭部に搭載される放水銃と、前記支
柱の伸縮及び旋回を制御する第1の制御手段と、前記放
水銃の方向を制御する第2の制御手段とを設けるように
したので、消防車の駐車位置にかかわらず、前記放水銃
をあらゆる方向に制御することができ、的確な消火作業
を行うことができる。また、前記放水銃の制御は火に近
づくことなく、遠方に離れた適当な位置からリモートコ
ントロールすることができ、安全な消火作業を行うこと
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す伸
縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き消防車の側面
図であり、荷台部は前方の側面板が除かれており、内部
が示されている。図2は本発明の実施例を示す伸縮・旋
回自在な支柱を具備する放水銃付き消防車の平面図、図
3は放水銃を搭載した伸縮・旋回自在な支柱の収縮した
状態を示す側面図、図4は放水銃を搭載した伸縮・旋回
自在な支柱の伸長した状態を示す側面図、図5は伸縮・
旋回自在な支柱の駆動装置を示す側面図、図6は伸縮・
旋回自在な支柱の伸縮機構を示す断面図、図7は伸縮・
旋回自在な支柱の伸縮機構を示す平面図、図8は放水銃
の側面図、図9は図8のA−A線矢視図、図10は放水
銃の背面図である。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す伸
縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き消防車の側面
図であり、荷台部は前方の側面板が除かれており、内部
が示されている。図2は本発明の実施例を示す伸縮・旋
回自在な支柱を具備する放水銃付き消防車の平面図、図
3は放水銃を搭載した伸縮・旋回自在な支柱の収縮した
状態を示す側面図、図4は放水銃を搭載した伸縮・旋回
自在な支柱の伸長した状態を示す側面図、図5は伸縮・
旋回自在な支柱の駆動装置を示す側面図、図6は伸縮・
旋回自在な支柱の伸縮機構を示す断面図、図7は伸縮・
旋回自在な支柱の伸縮機構を示す平面図、図8は放水銃
の側面図、図9は図8のA−A線矢視図、図10は放水
銃の背面図である。
【0009】図1及び図2に示すように、Aは伸縮・旋
回自在な支柱を具備する放水銃付き消防車の運転及び乗
者席、Bはその荷台部、Cはその荷台部に配置される伸
縮・旋回自在な支柱装置、Dはその支柱上に配置される
放水銃である。更に、詳細に説明すると、1は運転席、
2は消火作業者などの乗車席、3は車輪、4はポンプ及
び配管部、5は水槽、6は屋根、6aは雨除ゴム(図5
参照)、6bは屋根金具(図5参照)、6cは抜止バン
ド(図5参照)、7,9は側面板、8,10は前後面板
である。
回自在な支柱を具備する放水銃付き消防車の運転及び乗
者席、Bはその荷台部、Cはその荷台部に配置される伸
縮・旋回自在な支柱装置、Dはその支柱上に配置される
放水銃である。更に、詳細に説明すると、1は運転席、
2は消火作業者などの乗車席、3は車輪、4はポンプ及
び配管部、5は水槽、6は屋根、6aは雨除ゴム(図5
参照)、6bは屋根金具(図5参照)、6cは抜止バン
ド(図5参照)、7,9は側面板、8,10は前後面板
である。
【0010】また、荷台部Bはボックス状になってお
り、屋根6上から伸縮・旋回自在な支柱C及び給水管1
7が上方に延び、フレキシブル給水管18、給水部80
を介して放水銃Dに接続されている。更に、ポンプ及び
配管部4には、吸水口11、送水口12,14、中継口
13、配管15及びポンプ16が配置され、配管15は
水槽5へと接続されている。
り、屋根6上から伸縮・旋回自在な支柱C及び給水管1
7が上方に延び、フレキシブル給水管18、給水部80
を介して放水銃Dに接続されている。更に、ポンプ及び
配管部4には、吸水口11、送水口12,14、中継口
13、配管15及びポンプ16が配置され、配管15は
水槽5へと接続されている。
【0011】また、荷台部Bの後部には、伸縮・旋回自
在な支柱の基部20が据え付けられている。ここで、図
1乃至図7に示すように、支柱の昇降装置としては、支
柱の基部20には支柱の昇降用駆動モータ21、エンド
レスベルト22、駆動プーリ23、この駆動プーリ23
によって駆動される駆動軸24、この駆動軸24に固定
されるウォーム歯車24a、このウォーム歯車24aに
噛み合って駆動される駆動軸25a,26aによって駆
動されるとともに、可撓性コイル杆39と噛み合ってこ
れを上昇、下降させる歯車25,26を具備している。
そして、また、その駆動軸26aに連結された複数のカ
ムからなるカムユニット27と、このカムユニット27
にそれぞれ併設したリミットスイッチ104,105,
106(図13参照)とからなっている。
在な支柱の基部20が据え付けられている。ここで、図
1乃至図7に示すように、支柱の昇降装置としては、支
柱の基部20には支柱の昇降用駆動モータ21、エンド
レスベルト22、駆動プーリ23、この駆動プーリ23
によって駆動される駆動軸24、この駆動軸24に固定
されるウォーム歯車24a、このウォーム歯車24aに
噛み合って駆動される駆動軸25a,26aによって駆
動されるとともに、可撓性コイル杆39と噛み合ってこ
れを上昇、下降させる歯車25,26を具備している。
そして、また、その駆動軸26aに連結された複数のカ
ムからなるカムユニット27と、このカムユニット27
にそれぞれ併設したリミットスイッチ104,105,
106(図13参照)とからなっている。
【0012】また、支柱の旋回装置としては、支柱の旋
回用駆動モータ30、該モータ30の出力軸に固定され
るウォーム歯車31、該ウォーム歯車31と噛み合う最
も外側の第1の管体401 に固定されるウォームホイー
ル32、該ウォームホイール32と連結される複数のカ
ムからなる支柱旋回角度検出用カムユニット34と、こ
のカムユニット34にそれぞれ併設したリミットスイッ
チ101,102(図13参照)とからなっている。
回用駆動モータ30、該モータ30の出力軸に固定され
るウォーム歯車31、該ウォーム歯車31と噛み合う最
も外側の第1の管体401 に固定されるウォームホイー
ル32、該ウォームホイール32と連結される複数のカ
ムからなる支柱旋回角度検出用カムユニット34と、こ
のカムユニット34にそれぞれ併設したリミットスイッ
チ101,102(図13参照)とからなっている。
【0013】更に、40は、径を異にする多数の管体4
01 〜40n をテレスコープ式に嵌合してなる伸縮・旋
回自在な支柱40である。その支柱40の内部に伸縮を
行わせる前記可撓性コイル杆39が配置される。このよ
うに構成することによって、伸縮段数5段、旋回角度3
50°、俯仰角度180°の制御を行うことができる。
01 〜40n をテレスコープ式に嵌合してなる伸縮・旋
回自在な支柱40である。その支柱40の内部に伸縮を
行わせる前記可撓性コイル杆39が配置される。このよ
うに構成することによって、伸縮段数5段、旋回角度3
50°、俯仰角度180°の制御を行うことができる。
【0014】そこで、図1、図3及び図4に示すよう
に、管体40n の頭部41には放水銃Dの基台51が固
定される。図8及び図10に示すように、その基台51
からは分岐支持柱52が上方へ延び、ヒンジ部69を介
してノズル70へと連結されている。その基台51近傍
に旋回用ウォームホイール53が配置され、旋回用モー
タ55の駆動により中間伝達機構54を介して旋回用ウ
ォームホイール53が旋回し、これに固定されている分
岐支持柱52が回転し、ヒンジ部69を介してノズル7
0を旋回させることができる。この旋回角度は、後述す
る給水との関係から、最大180度である。56は旋回
用モータ55に代わってノズル70を旋回させることが
できるように設置されている補助用操作ハンドル、57
は旋回角度のリミットスイッチユニット(図14のリミ
ットスイッチ110,111に対応)、58は旋回用モ
ータ55への給電のための電線の引込口である。61は
俯仰用ウォームホイール、62は中間伝達機構、63は
俯仰用モータ、64は俯仰用モータ63に代わってノズ
ル70を旋回させることができるように設置されている
補助用操作ハンドル、65は俯仰角のリミットスイッチ
ユニット(図14のリミットスイッチ112,113に
対応)、66は俯仰用モータ63への給電のための電線
の引込口である。ヒンジ部69には俯仰管71が連結さ
れ、この俯仰管71にノズル70が固定される。このノ
ズル70は放水の態様を変える、例えば噴霧状の放水に
したり、棒状の放水にしたりすることができるように、
制御できる電動シリンダ73を内蔵している。74は電
動シリンダ73を駆動する駆動部である。 また、図1
0に示すように、分岐支持柱52のフランジ82には支
持部83が取り付けられ、この支持部83にスポットラ
イト85が設けられる。これと対称に、分岐支持柱52
のフランジ81には支持部84が取り付けられ、この支
持部84にスポットライト86が設けられる。このスポ
ットライト86は、特に、夜間の消火作業において、消
火すべき対象を照らし、消火活動を行う上で必須のもの
である。
に、管体40n の頭部41には放水銃Dの基台51が固
定される。図8及び図10に示すように、その基台51
からは分岐支持柱52が上方へ延び、ヒンジ部69を介
してノズル70へと連結されている。その基台51近傍
に旋回用ウォームホイール53が配置され、旋回用モー
タ55の駆動により中間伝達機構54を介して旋回用ウ
ォームホイール53が旋回し、これに固定されている分
岐支持柱52が回転し、ヒンジ部69を介してノズル7
0を旋回させることができる。この旋回角度は、後述す
る給水との関係から、最大180度である。56は旋回
用モータ55に代わってノズル70を旋回させることが
できるように設置されている補助用操作ハンドル、57
は旋回角度のリミットスイッチユニット(図14のリミ
ットスイッチ110,111に対応)、58は旋回用モ
ータ55への給電のための電線の引込口である。61は
俯仰用ウォームホイール、62は中間伝達機構、63は
俯仰用モータ、64は俯仰用モータ63に代わってノズ
ル70を旋回させることができるように設置されている
補助用操作ハンドル、65は俯仰角のリミットスイッチ
ユニット(図14のリミットスイッチ112,113に
対応)、66は俯仰用モータ63への給電のための電線
の引込口である。ヒンジ部69には俯仰管71が連結さ
れ、この俯仰管71にノズル70が固定される。このノ
ズル70は放水の態様を変える、例えば噴霧状の放水に
したり、棒状の放水にしたりすることができるように、
制御できる電動シリンダ73を内蔵している。74は電
動シリンダ73を駆動する駆動部である。 また、図1
0に示すように、分岐支持柱52のフランジ82には支
持部83が取り付けられ、この支持部83にスポットラ
イト85が設けられる。これと対称に、分岐支持柱52
のフランジ81には支持部84が取り付けられ、この支
持部84にスポットライト86が設けられる。このスポ
ットライト86は、特に、夜間の消火作業において、消
火すべき対象を照らし、消火活動を行う上で必須のもの
である。
【0015】次に、図11及び図12に示すように、上
記した伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃の制御を
行うコントロールボックス90は、レバーを有する放水
銃用電源スイッチ91を有し、レバーを上に倒すと電源
はオン、下に倒すとオフである。92はその電源のオン
・オフ状態の表示ランプである。93はノズル制御用ジ
ョイステックスイッチであり、上下左右に倒すことがで
きる。ジョイステックを上に倒すと、ノズル70は上方
へ向き、ジョイステックを下に倒すと下方へ向く。ま
た、ジョイステックを左に倒すと、ノズル70は左旋回
を行い、ジョイステックを右に倒すと、ノズル70は右
旋回を行う。94は電動シリンダ73の駆動用モータ1
15(図14参照)の制御スイッチであり、レバーを上
に倒すと、放水の状態を棒状にすることができ、レバー
を下に倒すと、放水の状態を噴霧状にすることができ
る。
記した伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃の制御を
行うコントロールボックス90は、レバーを有する放水
銃用電源スイッチ91を有し、レバーを上に倒すと電源
はオン、下に倒すとオフである。92はその電源のオン
・オフ状態の表示ランプである。93はノズル制御用ジ
ョイステックスイッチであり、上下左右に倒すことがで
きる。ジョイステックを上に倒すと、ノズル70は上方
へ向き、ジョイステックを下に倒すと下方へ向く。ま
た、ジョイステックを左に倒すと、ノズル70は左旋回
を行い、ジョイステックを右に倒すと、ノズル70は右
旋回を行う。94は電動シリンダ73の駆動用モータ1
15(図14参照)の制御スイッチであり、レバーを上
に倒すと、放水の状態を棒状にすることができ、レバー
を下に倒すと、放水の状態を噴霧状にすることができ
る。
【0016】更に、95は伸縮・旋回自在な支柱の伸縮
及び旋回を制御する支柱制御用タンブラスイッチであ
り、そのタンブラスイッチ95−2を左に倒すと支柱4
0は伸びて上昇し、タンブラスイッチ95−2を右に倒
すと支柱40は縮んで下降する。なお、支柱40の伸縮
により、当然支柱40に搭載されている放水銃Dの高さ
が変わる。また、タンブラスイッチ95−1を左に倒す
と支柱40は左旋回し、タンブラスイッチ95−1を右
に倒すと支柱40は右旋回する。なお、支柱40の旋回
により、当然支柱40に搭載されている放水銃Dはそれ
に伴って旋回する。96は支柱制御用電源スイッチであ
り、レバーを上に倒すと電源はオン、下に倒すとオフに
なる。97は電源のオン・オフの表示ランプである。こ
こで、93−1はノズル70が上方モード、93−4は
ノズル70が下方モード、93−2はノズル70が左旋
回モード、93−3はノズル70が右旋回モードである
ことをそれぞれ表示している。
及び旋回を制御する支柱制御用タンブラスイッチであ
り、そのタンブラスイッチ95−2を左に倒すと支柱4
0は伸びて上昇し、タンブラスイッチ95−2を右に倒
すと支柱40は縮んで下降する。なお、支柱40の伸縮
により、当然支柱40に搭載されている放水銃Dの高さ
が変わる。また、タンブラスイッチ95−1を左に倒す
と支柱40は左旋回し、タンブラスイッチ95−1を右
に倒すと支柱40は右旋回する。なお、支柱40の旋回
により、当然支柱40に搭載されている放水銃Dはそれ
に伴って旋回する。96は支柱制御用電源スイッチであ
り、レバーを上に倒すと電源はオン、下に倒すとオフに
なる。97は電源のオン・オフの表示ランプである。こ
こで、93−1はノズル70が上方モード、93−4は
ノズル70が下方モード、93−2はノズル70が左旋
回モード、93−3はノズル70が右旋回モードである
ことをそれぞれ表示している。
【0017】また、98はコントロールボックス90か
ら導出されるリード線であり、前記した支柱の昇降用駆
動モータ21、支柱の旋回を行うための旋回用駆動モー
タ30、ノズルの旋回用モータ55、ノズルの俯仰用モ
ータ63、電動シリンダ73を駆動する駆動部74、リ
ミットスイッチ57,65及び支柱の昇降用及び旋回用
駆動モータ21,30のリミットスイッチにそれぞれ接
続されている。
ら導出されるリード線であり、前記した支柱の昇降用駆
動モータ21、支柱の旋回を行うための旋回用駆動モー
タ30、ノズルの旋回用モータ55、ノズルの俯仰用モ
ータ63、電動シリンダ73を駆動する駆動部74、リ
ミットスイッチ57,65及び支柱の昇降用及び旋回用
駆動モータ21,30のリミットスイッチにそれぞれ接
続されている。
【0018】そこで、消火作業を行う際には、リード線
98を介してコントロールボックス90を放水銃Dのノ
ズル70を見易い位置に移動させて、人が火に近づくこ
となく、遠方から放水銃Dの位置を自由自在に制御する
ことができる。特に、密集した住宅地の狭い道路に消防
車が入ったような場合には、その消防車の位置を変える
ことが極めて困難である。この場合、ノズル70と固定
部間の水路のシールや電動シリンダ73の駆動部への給
電用電線の捩じれ等を考慮して、通常はノズル70の旋
回角度は180°である。そのような場合にも、支柱4
0の旋回角度は350°と広範囲であるために、リモー
トコントロールにより、ノズル70をあらゆる旋回方向
に向けることが可能になり、消防車の位置にかかわら
ず、的確な消火作業を行うことができる。
98を介してコントロールボックス90を放水銃Dのノ
ズル70を見易い位置に移動させて、人が火に近づくこ
となく、遠方から放水銃Dの位置を自由自在に制御する
ことができる。特に、密集した住宅地の狭い道路に消防
車が入ったような場合には、その消防車の位置を変える
ことが極めて困難である。この場合、ノズル70と固定
部間の水路のシールや電動シリンダ73の駆動部への給
電用電線の捩じれ等を考慮して、通常はノズル70の旋
回角度は180°である。そのような場合にも、支柱4
0の旋回角度は350°と広範囲であるために、リモー
トコントロールにより、ノズル70をあらゆる旋回方向
に向けることが可能になり、消防車の位置にかかわら
ず、的確な消火作業を行うことができる。
【0019】図13は本発明の実施例を示す伸縮・旋回
自在な支柱を制御するための電気回路図、図14は本発
明の実施例を示す放水銃を制御するための電気回路図で
ある。図13に示すように、P端子とN端子間には直流
電圧24Vが印加され、電源スイッチ96の操作による
支柱制御装置用電源のオン・オフ状態は表示ランプ97
によって表示される。また、電源スイッチ96(CP
1)を介して、支柱の上昇・下降を行うタンブラスイッ
チ95−1と右旋回・左旋回を行うタンブラスィツチ9
5−2が接続される。また、リミットスイッチ101
は、左旋回の限度で動作するスイッチであり、ここで
は、定常(基準)位置から175°の左旋回角度でオフ
する。リミットスイッチ102は、右旋回の限度で動作
するスイッチであり、ここでは、定常(基準)位置から
175°の右旋回角度でオフする。また、収納位置以上
でオンするリミットスイッチ103が設けられる。更
に、支柱が下降してその下限でオフするリミットスイッ
チ104、支柱が上昇してその上限でオフするリミット
スイッチ105,106が設けられる。また、屋根上リ
ミットスイッチ107が設けられる。また、108は電
源表示ランプである。点線で接続されているランプ11
2は運転席に取り付けられる電源表示ランプである。更
に、電源スイッチ96(CP2)、リレーUX(上昇
用)の接点またはリレーDX(下降用)の接点を介して
支柱の昇降用駆動モータ(可逆モータ)21に、電源ス
イッチ96(CP3)、リレーRX(右旋回用)の接点
RX1 またはリレーLX(左旋回用)接点LX1 を介し
て支柱の昇降用駆動モータ(可逆モータ)30にそれぞ
れ接続されている。
自在な支柱を制御するための電気回路図、図14は本発
明の実施例を示す放水銃を制御するための電気回路図で
ある。図13に示すように、P端子とN端子間には直流
電圧24Vが印加され、電源スイッチ96の操作による
支柱制御装置用電源のオン・オフ状態は表示ランプ97
によって表示される。また、電源スイッチ96(CP
1)を介して、支柱の上昇・下降を行うタンブラスイッ
チ95−1と右旋回・左旋回を行うタンブラスィツチ9
5−2が接続される。また、リミットスイッチ101
は、左旋回の限度で動作するスイッチであり、ここで
は、定常(基準)位置から175°の左旋回角度でオフ
する。リミットスイッチ102は、右旋回の限度で動作
するスイッチであり、ここでは、定常(基準)位置から
175°の右旋回角度でオフする。また、収納位置以上
でオンするリミットスイッチ103が設けられる。更
に、支柱が下降してその下限でオフするリミットスイッ
チ104、支柱が上昇してその上限でオフするリミット
スイッチ105,106が設けられる。また、屋根上リ
ミットスイッチ107が設けられる。また、108は電
源表示ランプである。点線で接続されているランプ11
2は運転席に取り付けられる電源表示ランプである。更
に、電源スイッチ96(CP2)、リレーUX(上昇
用)の接点またはリレーDX(下降用)の接点を介して
支柱の昇降用駆動モータ(可逆モータ)21に、電源ス
イッチ96(CP3)、リレーRX(右旋回用)の接点
RX1 またはリレーLX(左旋回用)接点LX1 を介し
て支柱の昇降用駆動モータ(可逆モータ)30にそれぞ
れ接続されている。
【0020】また、図14に示すように、P端子とN端
子間には直流電圧24Vが印加され、電源スイッチ91
の操作による放水銃用制御装置への電源のオン・オフ状
態は表示ランプ92によって表示される。また、リレー
ROを介して、放水銃の左旋回リミットスイッチ11
0、右旋回リミットスイッチ111、上向きリミットス
イッチ112、下向きリミットスイッチ113がそれぞ
れ設けられる。また、旋回用モータ55の駆動回路、俯
仰用モータ63の駆動回路、電動シリンダの制御スイッ
チ94を介した電動シリンダ駆動用モータ115の駆動
回路がそれぞれ設けられる。
子間には直流電圧24Vが印加され、電源スイッチ91
の操作による放水銃用制御装置への電源のオン・オフ状
態は表示ランプ92によって表示される。また、リレー
ROを介して、放水銃の左旋回リミットスイッチ11
0、右旋回リミットスイッチ111、上向きリミットス
イッチ112、下向きリミットスイッチ113がそれぞ
れ設けられる。また、旋回用モータ55の駆動回路、俯
仰用モータ63の駆動回路、電動シリンダの制御スイッ
チ94を介した電動シリンダ駆動用モータ115の駆動
回路がそれぞれ設けられる。
【0021】そこで、図13の電気回路において、電源
スイッチ96(CP1〜CP3)を投入した後、支柱4
0の伸縮用のタンブラスイッチ95−1を左に倒すと、
リミットスイッチ105,106を介して、リレーUX
が励磁されるので、その接点UX1 は支柱の昇降用駆動
モータ21を正方向に回転させる。その結果、支柱40
が徐々に上昇し、その上昇動作は上記タンブラスイッチ
95−1を左に倒している間だけ継続される。この支柱
の上昇動作に伴って、カムユニット27が回転する。こ
こで、上記タンブラスイッチ95−1を倒し続けて、支
柱40が上昇限界点まで到達した場合、カムユニット2
7により、リミットスイッチ105が開いて、リレーU
Xの励磁が断たれるので、支柱40の過剰な上昇は阻止
される。
スイッチ96(CP1〜CP3)を投入した後、支柱4
0の伸縮用のタンブラスイッチ95−1を左に倒すと、
リミットスイッチ105,106を介して、リレーUX
が励磁されるので、その接点UX1 は支柱の昇降用駆動
モータ21を正方向に回転させる。その結果、支柱40
が徐々に上昇し、その上昇動作は上記タンブラスイッチ
95−1を左に倒している間だけ継続される。この支柱
の上昇動作に伴って、カムユニット27が回転する。こ
こで、上記タンブラスイッチ95−1を倒し続けて、支
柱40が上昇限界点まで到達した場合、カムユニット2
7により、リミットスイッチ105が開いて、リレーU
Xの励磁が断たれるので、支柱40の過剰な上昇は阻止
される。
【0022】支柱40を所望の高さまで上昇させた後、
例えば、支柱40を右旋回させるためにタンブラスイッ
チ95−2を右に倒すと、リレーRXが励磁される。す
ると、リレーRXの接点RX1 は支柱の旋回用駆動モー
タ30を正方向に回転させて支柱40を右旋回させるこ
とができる。支柱40が定常(基準)位置から略175
°右旋回するとカムユニット34がリミットスイッチ1
02を開き、支柱40はその角度以上旋回することはな
い。
例えば、支柱40を右旋回させるためにタンブラスイッ
チ95−2を右に倒すと、リレーRXが励磁される。す
ると、リレーRXの接点RX1 は支柱の旋回用駆動モー
タ30を正方向に回転させて支柱40を右旋回させるこ
とができる。支柱40が定常(基準)位置から略175
°右旋回するとカムユニット34がリミットスイッチ1
02を開き、支柱40はその角度以上旋回することはな
い。
【0023】放水銃を消防車の屋根に収納する場合に
は、タンブラスイッチ95−1を右に倒すと、リレーD
Xが励磁されるので、その接点DX1 を介して逆転作動
する支柱の昇降用駆動モータ21によって支柱40は下
降を始める。支柱40が下降限界点まで到達した場合、
前記カムユニット27により、リミットスイッチ104
が開いて、リレーDXの励磁が断たれるので、支柱40
は消防車の屋根裏で一旦停止したのち、姿勢を定常位置
に変えて収納される。
は、タンブラスイッチ95−1を右に倒すと、リレーD
Xが励磁されるので、その接点DX1 を介して逆転作動
する支柱の昇降用駆動モータ21によって支柱40は下
降を始める。支柱40が下降限界点まで到達した場合、
前記カムユニット27により、リミットスイッチ104
が開いて、リレーDXの励磁が断たれるので、支柱40
は消防車の屋根裏で一旦停止したのち、姿勢を定常位置
に変えて収納される。
【0024】次に、図14の電気回路において、電源ス
イッチ91を投入すると、リレーROが励磁され、その
リレーの接点RO1 が閉じて、電気回路が閉成される。
そこで、ジョイステックスイッチ93(図12参照)の
ジョイステックを左に倒すと、リレーR1が励磁され、
旋回用モータ55が回転し、放水銃のノズル70は左旋
回を行う。また、ジョイステックスイッチ93のジョイ
ステックを右に倒すと、リレーR2が励磁され、旋回用
モータ55が逆方向に回転し、放水銃のノズル70は右
旋回を行う。また、ジョイステックスイッチ93のジョ
イステックを上に倒すと、リレーR3が励磁され、俯仰
用モータ63が回転し、放水銃のノズル70は上向きと
なる。また、ジョイステックスイッチ93のジョイステ
ックを下に倒すと、リレーR4が励磁され、俯仰用モー
タ63が逆方向に回転し、放水銃のノズル70は下向き
となる。
イッチ91を投入すると、リレーROが励磁され、その
リレーの接点RO1 が閉じて、電気回路が閉成される。
そこで、ジョイステックスイッチ93(図12参照)の
ジョイステックを左に倒すと、リレーR1が励磁され、
旋回用モータ55が回転し、放水銃のノズル70は左旋
回を行う。また、ジョイステックスイッチ93のジョイ
ステックを右に倒すと、リレーR2が励磁され、旋回用
モータ55が逆方向に回転し、放水銃のノズル70は右
旋回を行う。また、ジョイステックスイッチ93のジョ
イステックを上に倒すと、リレーR3が励磁され、俯仰
用モータ63が回転し、放水銃のノズル70は上向きと
なる。また、ジョイステックスイッチ93のジョイステ
ックを下に倒すと、リレーR4が励磁され、俯仰用モー
タ63が逆方向に回転し、放水銃のノズル70は下向き
となる。
【0025】また、上記各リレーR1,R2,R3,R
4にはそれぞれ直列に、放水銃の左旋回リミットスイッ
チ110、右旋回リミットスイッチ111、上向きリミ
ットスイッチ112、下向きリミットスイッチ113が
接続されている。ここで、旋回角度は、前記したよう
に、通常、180°である。更に、制御スイッチ94の
切り換えにより、制御回路120を介して、電動シリン
ダ駆動用モータ115をそれぞれ駆動して、ノズル70
からの放水の状態を棒状にしたり、噴霧状にすることが
できる。
4にはそれぞれ直列に、放水銃の左旋回リミットスイッ
チ110、右旋回リミットスイッチ111、上向きリミ
ットスイッチ112、下向きリミットスイッチ113が
接続されている。ここで、旋回角度は、前記したよう
に、通常、180°である。更に、制御スイッチ94の
切り換えにより、制御回路120を介して、電動シリン
ダ駆動用モータ115をそれぞれ駆動して、ノズル70
からの放水の状態を棒状にしたり、噴霧状にすることが
できる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0027】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、放水銃付き消防車において、車両の荷台部に基
部を据え付け、該荷台部の屋根を貫通して上方に配置さ
れ、伸縮及び旋回自在な支柱と、車両の荷台部に配置さ
れる水槽から導出され、該荷台部の屋根を貫通して上方
に配置される給水管と、該給水管に接続され、前記支柱
の頭部に搭載される放水銃と、前記支柱の伸縮及び旋回
を制御する第1の制御手段と、前記放水銃の方向を制御
する第2の制御手段とを設けるようにしたので、消防車
の駐車位置にかかわらず、前記放水銃をあらゆる方向に
制御することができ、的確な消火作業を行うことができ
る。
よれば、放水銃付き消防車において、車両の荷台部に基
部を据え付け、該荷台部の屋根を貫通して上方に配置さ
れ、伸縮及び旋回自在な支柱と、車両の荷台部に配置さ
れる水槽から導出され、該荷台部の屋根を貫通して上方
に配置される給水管と、該給水管に接続され、前記支柱
の頭部に搭載される放水銃と、前記支柱の伸縮及び旋回
を制御する第1の制御手段と、前記放水銃の方向を制御
する第2の制御手段とを設けるようにしたので、消防車
の駐車位置にかかわらず、前記放水銃をあらゆる方向に
制御することができ、的確な消火作業を行うことができ
る。
【0028】また、前記放水銃の制御は遠方に離れた適
当な位置からリモートコントロールすることができ、人
が火に近づくことなく安全な消火作業を行うことができ
る。
当な位置からリモートコントロールすることができ、人
が火に近づくことなく安全な消火作業を行うことができ
る。
【図1】本発明の実施例を示す伸縮・旋回自在な支柱を
具備する放水銃付き消防車の側面図である。
具備する放水銃付き消防車の側面図である。
【図2】本発明の実施例を示す伸縮・旋回自在な支柱を
具備する放水銃付き消防車の平面図である。
具備する放水銃付き消防車の平面図である。
【図3】本発明の実施例を示す放水銃を搭載した伸縮・
旋回自在な支柱の収縮した状態を示す側面図である。
旋回自在な支柱の収縮した状態を示す側面図である。
【図4】本発明の実施例を示す放水銃を搭載した伸縮・
旋回自在な支柱の伸長した状態を示す側面図である。
旋回自在な支柱の伸長した状態を示す側面図である。
【図5】本発明の実施例を示す伸縮・旋回自在な支柱の
駆動装置を示す側面図である。
駆動装置を示す側面図である。
【図6】本発明の実施例を示す伸縮・旋回自在な支柱の
伸縮機構を示す断面図である。
伸縮機構を示す断面図である。
【図7】本発明の実施例を示す伸縮・旋回自在な支柱の
伸縮機構を示す平面図である。
伸縮機構を示す平面図である。
【図8】本発明の実施例を示す放水銃の側面図である。
【図9】図8のA−A線矢視図である。
【図10】本発明の実施例を示す放水銃の背面図であ
る。
る。
【図11】本発明の実施例を示すコントロールボックス
の側面図である。
の側面図である。
【図12】本発明の実施例を示すコントロールボックス
の正面図である。
の正面図である。
【図13】本発明の実施例を示す伸縮・旋回自在な支柱
を制御するための電気回路図である。
を制御するための電気回路図である。
【図14】本発明の実施例を示す放水銃を制御するため
の電気回路図である。
の電気回路図である。
A 消防車の運転及び乗者席 B 消防車の荷台部 C 伸縮・旋回自在な支柱装置 D 放水銃 1 運転席 2 消火作業者などの乗者席 3 車輪 4 ポンプ及び配管部 5 水槽 6 屋根 6a 雨除ゴム 6b 屋根金具 6c 抜止バンド 7,9 側面板 8,10 前後面板 11 吸水口 12,14 送水口 13 中継口 15 配管 16 ポンプ 17 給水管 18 フレキシブル給水管 20 支柱の基部 21 支柱の昇降用駆動モータ 22 エンドレスベルト 23 駆動プーリ 24 駆動軸 24a ウォーム歯車 25,26 歯車 25a,26a 駆動軸 30 支柱の旋回用駆動モータ 31 ウォーム歯車 32 ウォームホイール 27,34 カムユニット 39 可撓性コイル杆 40 伸縮・旋回自在な支柱 401 〜40n 径を異にする多数の管体 41 管体の頭部 51 放水銃の基台 52 分岐支持柱 53 旋回用ウォームホイール 54 中間伝達機構 55 旋回用モータ 56,64 補助用操作ハンドル 57 旋回角度のリミットスイッチユニット 58,66 電線の引込口 61 俯仰用ウォームホイール 62 中間伝達機構 63 俯仰用モータ 65 俯仰角のリミットスイッチユニット 69 ヒンジ部 70 ノズル 71 俯仰管 73 電動シリンダ 74 駆動部 80 給水部 81,82 フランジ 83,84 支持部 85,86 スポットライト 90 コントロールボックス 91 放水銃用電源スイッチ 92 電源のオン・オフ状態の表示ランプ 93 ノズル制御用ジョイステックスイッチ 94 制御スイッチ 95 支柱制御用タンブラスイッチ 96 電源スイッチ 97 電源のオン・オフの表示ランプ 98 リード線 101,102,103,104,105,106,1
07,110,111,112,113 リミットス
イッチ 108 電源表示ランプ 115 電動シリンダ駆動用モータ
07,110,111,112,113 リミットス
イッチ 108 電源表示ランプ 115 電動シリンダ駆動用モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 武雄 茨城県古河市下山7番7号 小池株式会社 内 (72)発明者 上竹 伊佐夫 茨城県古河市下山7番7号 小池株式会社 内
Claims (5)
- 【請求項1】(a)車両の荷台部に基部を据え付け、該
荷台部の屋根を貫通して上方に配置され、伸縮及び旋回
自在な支柱と、 (b)車両の荷台部に配置される水槽から導出され、該
荷台部の屋根を貫通して上方に配置される給水管と、 (c)該給水管に接続され、前記支柱の頭部に搭載され
る放水銃と、 (d)前記支柱の伸縮及び旋回を制御する第1の制御手
段と、 (e)前記放水銃の方向を制御する第2の制御手段とを
有する伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き消防
車。 - 【請求項2】 前記支柱の旋回角度を350°にわたり
制御可能な請求項1記載の伸縮・旋回自在な支柱を具備
する放水銃付き消防車。 - 【請求項3】 前記放水銃は旋回角度及び俯仰角を制御
可能な請求項1記載の伸縮・旋回自在な支柱を具備する
放水銃付き消防車。 - 【請求項4】 前記放水銃から放水される態様の可変手
段を具備する請求項1記載の伸縮・旋回自在な支柱を具
備する放水銃付き消防車。 - 【請求項5】 前記第1の制御手段と前記第2の制御手
段とが一体化されたリモートコントロールボックスを具
備する請求項1記載の伸縮・旋回自在な支柱を具備する
放水銃付き消防車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4158291A JPH0576616A (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き消防車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4158291A JPH0576616A (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き消防車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576616A true JPH0576616A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=12612434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4158291A Pending JPH0576616A (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 伸縮・旋回自在な支柱を具備する放水銃付き消防車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0576616A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101863249A (zh) * | 2010-06-25 | 2010-10-20 | 广州捷厉特车装备有限公司 | 一种防暴水炮车及其控制方法 |
JP2014236910A (ja) * | 2013-06-10 | 2014-12-18 | 株式会社モリタホールディングス | 多機能消防車 |
WO2015109428A1 (zh) * | 2014-01-26 | 2015-07-30 | 明光浩淼安防科技股份公司 | 车载高喷多剂联用喷射灭火装置 |
JP2019198447A (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | 日本ドライケミカル株式会社 | 低層建物用高所消火装置 |
CN113521613A (zh) * | 2021-05-25 | 2021-10-22 | 福建侨龙应急装备股份有限公司 | 一种用于车体的取水系统及供水泵车 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01297084A (ja) * | 1988-05-25 | 1989-11-30 | Fukada Kogyo Kk | 遠隔操作型放水銃 |
-
1991
- 1991-03-07 JP JP4158291A patent/JPH0576616A/ja active Pending
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