JPH0576323B2 - - Google Patents

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JPH0576323B2
JPH0576323B2 JP62114439A JP11443987A JPH0576323B2 JP H0576323 B2 JPH0576323 B2 JP H0576323B2 JP 62114439 A JP62114439 A JP 62114439A JP 11443987 A JP11443987 A JP 11443987A JP H0576323 B2 JPH0576323 B2 JP H0576323B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
metal powder
lid
lid part
casing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62114439A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63248416A (ja
Inventor
Osamu Aoki
Hisao Kawakai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Tungsten Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Tungsten Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Tungsten Co Ltd filed Critical Tokyo Tungsten Co Ltd
Priority to JP11443987A priority Critical patent/JPS63248416A/ja
Publication of JPS63248416A publication Critical patent/JPS63248416A/ja
Publication of JPH0576323B2 publication Critical patent/JPH0576323B2/ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超硬合金の切削粉等を効率良く回収
する金属微粉末回収装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、粉末冶金において複雑な形状の製品を
成型する場合、段階的に金属粉末をプレスして焼
結し、これを切削加工する方法が採られている。
しかしながら、この方法によると、中間焼結体の
成型加工の際に多量の切削粉が発生する。生産コ
スト向上のためには、この切削粉を効率良く回収
し、再度原料の金属粉末として使用することが肝
要である。また、例えば超硬合金から成る製品の
場合、その原料となる金属粉末は数十種類に及ぶ
ため成型加工の際発生する切削粉を種類別により
分けて回収する必要がある。
そのため、従来は成型加工が終了する毎にサイ
クロンや、濾過式集塵機を用いて切削粉を回収し
ていた。サイクロンは、空気あるいは他の流体物
を旋回させ、遠心力で金属粉末を分離する装置で
あり、濾過式集塵機は、金属粉末が混合した空気
を内蔵した吸気モータで吸気し、板状あるいはら
せん状のフイルタで濾過した後、内蔵のフアンに
より外部に排気するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、サイクロンでは、超硬合金の様
な比重が高く、かつ1乃至4ミクロン程度の微細
粒子の回収率が悪いという欠点がある。また、濾
過式集塵機による場合、吸気モータとフアンを内
蔵するため回収率を上げようとすれば大型化、高
重量となり、広いスペースを要するとともに、そ
の移動が困難になるという欠点がある。更に、両
者とも一般に高価であり、1台で各加工工程毎に
回収と掃除を繰り返さなければならず、作業能率
の著しい低下をもたらすという問題があつた。こ
れは数十種類に及ぶ超硬合金の加工の場合あるい
は内部構造で複雑で掃除しにくい機械の場合に特
に顕著であり、超硬合金の製造分野に共通した問
題点になつていた。
そこで本発明の目的は、上記欠点あるいは問題
点に鑑み超硬合金等の切削粉回収に適した軽量か
つ製作費の安価な金属粉末回収装置を提供するこ
とである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば底部と該底部の外縁より上方に
延長し、開口部を形成した通気口を有する壁部と
を有する筐体と、該筐体の開口部を開閉自在に封
止する第1の蓋部と、該第1の蓋部を覆う第2の
蓋部とを有し、前記第1の蓋部には少なくとも一
個のフイルタが取り付けられている金属微粉末回
収装置が得られる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明に係る金属粉
末回収装置の一実施例を説明する。
第1図及び第2図に示すとおり、本実施例に係
る金属粉末回収装置は筐体1と、第1の蓋部2と
第2の蓋部3とを有する。筐体1は例えば汎用の
ステンレス缶の上底部を開口したものを用いる。
硬質プラスチツクを加工して用いても良い。筐体
1の壁部の任意の箇所には通気口4が設けられて
いる。これは金属粉末の混合した空気を筐体1内
部に吸気するためのもので、少なくとも1個の穴
部と、図示しない吸気ホースとの結合用突起部4
1とで形成される。前記筐体1は第1の蓋部2で
封止される。第1の蓋部2は例えば筐体1の開口
面の面積と同一の面積を有する開閉自在の板を用
いる。板の材質は問わないが、加工性、軽量化の
観点からはステンレス板、木板等が好ましい。該
第1の蓋部には少なくとも1個のフイルタ5が取
り付けられる。フイルタ5は例えば金属粉末が通
過しない程度の気密性を有する紙製の膜あるいは
封入された微粒子で構成される。本実施例による
実験によると、超硬合金切削粉の場合は、第3図
に示すような円筒放射状フイルタを前記第1の蓋
部に3個取り付けたものが良い。取り付けるフイ
ルタ5の数及びフイルタ5の気密度は、回収され
る金属粉末の種類によつて任意に変更できる。前
記第1の蓋部2は第1図及び第2図に示すとおり
ロート状の第2の蓋部3で覆われている。ロート
状としたのは前記フイルタ5で濾過された空気を
排気口31から円滑に外部に放出するためであ
る。従つて、排気口31を有する形状であればロ
ート状にこだわるものではない。またその材質は
例えば加工性、軽量化の観点からステンレス板が
都合が良い。前記第1の蓋部2及び第2の蓋部3
は、脱着自在の取付部材6により前記筐体1に固
定される。取付部材6には例えばバンドが用いら
れる。尚、前記筐体1の外部底面にはキヤスタ7
が取り付けられている。
次に、本実施例に係る金属粉末回収装置の使用
方法を説明する。
まず、図示を省略した吸気モータを第2の蓋
部3の排気口31に接続し、同じく図示を省略し
た集塵ホースを筐体1の通気口突起部41に接続
する。吸気モータを作動させると、金属粉末の
混合した空気が集塵ホースを通して通気口4より
筐体1内部に吸気され、フイルタ5で濾過された
後、第2の蓋部3の排気口31より吸気モータに
排出される。このとき、金属粉末は筐体1内部底
面に蓄積される。吸気終了後、取付部材6を脱
着し、第2の蓋部3を開いて第1の蓋部2あるい
はフイルタ5の内側部を叩いてフイルタ5に付着
した金属粉末を落下させる。フイルタ5本体、
あるいは、第1の蓋部2を取りはずし、筐体1の
壁部に付着した金属粉末を除去した後、筐体1を
逆さにして金属粉末を回収する。
この様に、本実施例によれば、従来の集塵機か
ら吸気モータとフアンを分離したから、小型軽量
かつ掃除が容易な金属粉末回収装置を実現でき
る。また、例えば円筒放射状フイルタを用いたか
ら、従来の板状フイルタ等を用いた集塵機に比べ
て空気の循環が円滑になり、吸気風力の向上が図
れる。一方、第1及び第2の蓋部を設けて気密性
を良くしたから、粉塵が外部に漏れず、作業環境
が向上した。更に、筐体とフイルタは市販のもの
を流用でき、特に筐体は廃物利用も可能なため製
作費が安価になる。従つて、数十種類に及ぶ超硬
合金の切削粉を種類別により分けて回収する場
合、種類に応じた数だけ本実施例に係る回収装置
を量産し、つけ替えて使用すれば、従来の掃除に
要した時間を省くことが出来、作業能力の著しい
向上が図れる。前述のとおり、小型軽量であるこ
とからその保管も容易である。尚、筐体外部底面
に取り付けられたキヤスタにより移量も容易にな
る。
〔効果〕
以上の説明のとおり、本発明によれば、超硬合
金等の切削粉回収に適した軽量かつ製作費の安価
な金属粉末回収装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る金属粉末回
収装置の斜視図、第2図は同断面図、第3図は、
本実施例で用いた円筒放射状フイルタの断面図で
ある。 1:筐体、2:第1の蓋部(フイルタ取付板)、
3:第2の蓋部、31:排出部、4:通気口、
5:フイルタ(円筒放射状フイルタ)、6:取付
部材、7:キヤスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 底部と該底部の外縁より上方に延長し、開口
    部を形成した通気口を有する壁部とを有する筐体
    と、該筐体の開口部を開閉自在に封止する第1の
    蓋部と、該第1の蓋部を覆う第2の蓋部とを有
    し、前記第1の蓋部には少なくとも一個のフイル
    タが取り付けられている金属微粉末回収装置。 2 特許請求の範囲1記載の金属微粉末の回収装
    置において、前記筐体の外部底面にキヤスタを設
    けたことを特徴とする金属微粉末回収装置。
JP11443987A 1987-05-13 1987-05-13 金属微粉末回収装置 Granted JPS63248416A (ja)

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JP11443987A JPS63248416A (ja) 1987-05-13 1987-05-13 金属微粉末回収装置

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JP11443987A JPS63248416A (ja) 1987-05-13 1987-05-13 金属微粉末回収装置

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JPS63248416A JPS63248416A (ja) 1988-10-14
JPH0576323B2 true JPH0576323B2 (ja) 1993-10-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008298657A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Japan Agengy For Marine-Earth Science & Technology 粉粒体回収装置

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JPS59162204A (ja) * 1983-03-04 1984-09-13 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 超微粉末の製造方法および装置

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JPS63248416A (ja) 1988-10-14

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