JPH0575640B2 - - Google Patents

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JPH0575640B2
JPH0575640B2 JP62034062A JP3406287A JPH0575640B2 JP H0575640 B2 JPH0575640 B2 JP H0575640B2 JP 62034062 A JP62034062 A JP 62034062A JP 3406287 A JP3406287 A JP 3406287A JP H0575640 B2 JPH0575640 B2 JP H0575640B2
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JP
Japan
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stopper
drum
cap
opening
driver member
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JP62034062A
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JPS63203586A (ja
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Toshihiro Yamazaki
Akio Tanaka
Juji Yamauchi
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Idemitsu Engineering Co Ltd
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Idemitsu Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Idemitsu Engineering Co Ltd filed Critical Idemitsu Engineering Co Ltd
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Publication of JPH0575640B2 publication Critical patent/JPH0575640B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
  • Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ねじ込み式の栓を取り付けた容器か
ら自動的に栓を取り外す開栓機に関し、各種容器
の開栓に利用することができる。
〔背景技術とその問題点〕
従来より、ボトル等の各種容器の開口部にねじ
込まれた栓を、人手を介さずに自動的に取り外し
できるよう設けられた開栓機が知られている。
この種の開栓機としては、例えば、特開昭59−
142993号公報に示されるように、複数の爪部材を
含み構成され、この開栓機の前記爪部材を栓の外
周面に係止させ、これら爪部材を栓のねじ戻し方
向に回転させて開栓するよう構成されたものがあ
る。
しかしながら、前記従来の開栓機は、栓の外周
面を摘むようにして爪部材が栓に係止するもので
あるため、外周面を摘むことのできない栓、例え
ば、第12図に示されるドラム缶の栓1のよう
に、全体形状が略カツプ状に形成され、周壁2の
外周面側にねじ部3が形成されているとともに、
前記周壁2の内周面側に一対の係止突部4が形成
されたものにあつては適用することができなかつ
た。つまり、このようなドラム缶の栓1は、前記
係止突部4に係止可能に設けられた適宜な部材の
回転により取り外しが可能なためである。
しかも、前記開栓機の爪部材は栓の径方向内側
に向かつて摘む力が作用しているため、栓の全体
形状が比較的薄く形成されたものに適用した場合
には、開栓後に栓を変形させて以後の使用を困難
にさせてしまうという欠点もあつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、外周面を摘むことのできない
栓に特に好適に用いられ、開栓時に栓を変形させ
ることなく連続的な自動開栓が可能な開栓機を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本発明に係る開栓機は、搬入された容器に対し
てその外周の少なくとも3箇所に当接可能に設け
られ前記容器を回動して所定の位置に案内しその
位置を規制する回動案内手段と、所定位置に置か
れた容器の上方に設けられ容器の栓に対して回転
自在とされた回転軸と、この回転軸を回転駆動さ
せる駆動手段と、前記回転軸に連結されるととも
にこの回転軸に対して前記栓のねじ戻しに追従可
能に軸線方向に移動する移動軸と、この移動軸を
常時前記栓側に付勢する付勢手段と、前記移動軸
の先端に設けられ栓の周壁内に挿入されてその栓
に係止可能なドライバ部材と、このドライバ部材
にその周囲を覆つて設けられ前記栓の周壁上端面
に密着可能な柔軟部材と、前記移動軸からドライ
バ部材にわたつて形成された通路を有し、前記柔
軟部材が栓に密着時前記通路を介して栓の周壁内
の空気を吸引しその栓を吸着する吸引機構とを備
えたことを特徴として構成されている。
要するに、本発明は、ドラム缶の栓のように、
容器口部の内側にねじ込まれたものにあつては、
栓の周壁外周面に開栓用の部材を係止させること
が不可能であつた点に着目し、前記回転部材が栓
を摘むよう作用することなく係止可能な構成と
し、この回転部材を回転させて開栓された栓を吸
引して取り外しできるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図および第2図には、本実施例に係る開栓
機の全体構成が示されている。これらの図におい
て、ベース11にはL型鋼を縦横に組み合わせて
門型に構成されたフレーム12が設けられ、この
フレーム12の内側におけるベース11上には、
コンベア15が設けられ、このコンベア15は、
大小2つの栓13A,13Bを備えた容器として
のドラム缶13をフレーム12内の所定開栓位置
まで搬入し、この位置より開栓後のドラム缶13
を搬出するために前記門型のフレーム12内を通
過して設けられている。
前記コンベア15は、第1図に示されるよう
に、フレーム12の内側に隣接して前記ベース1
1上に立設されるとともに、フレーム12内を通
り抜けて設けられた一対の外側支柱16と、これ
ら外側支柱16の内方位置において前記外側支柱
16と平行に設けられ、かつ、第4図に示される
ように、前記外側支柱16より短く設けられた一
対の内側支柱17と、第4図中、左右両側におい
て外側支柱16間に回転自在に支持された複数本
の長寸ローラ18と、前記外側および内側の支柱
16および17間にそれぞれ回転自在に支持され
た短寸ローラ19と、これらローラ18,19の
各支持軸に固定されたスプロケツト21に係合さ
れるとともに、全体的に横長のループ状に巻回さ
れた第1のチエーン22と、第4図中、右側の長
寸ローラ18間において外側支柱16に回転自在
に軸支されるとともに、第2のチエーン24を介
して長寸ローラ18と連動するよう設けられた伝
達軸26と、この伝達軸26に第3のチエーン2
7を介して回転駆動させるモータ28とにより構
成され、このモータ28の作動により、第3のチ
エーン27、伝達軸26、第2のチエーン24を
介して、このチエーン24に連結されている長寸
ローラ18が回転され、この長寸ローラ18の回
転により前記ループ状に巻回された第1のチエー
ン22を介して各ローラ18,19が回転される
ようになつている。従つて、各ローラ18,19
上に移送されたドラム缶13は、ローラ18,1
9の回転により所定開栓位置に搬入され、該位置
より開栓後に搬出されることとなる。この際、ド
ラム缶13の移動は、第1,2図に示されるよう
に、前記外側支柱16に固定されたガイドバー2
9により、ドラム缶13の搬入・搬出方向へ直線
的に案内されるようになつている。なお、第2図
および第4図に示されるように、ドラム缶13が
所定開栓位置に搬入されたことを検知する図示し
ないセンサにより作動されるストツパ30が前記
短寸ローラ19,19間に昇降自在に設けられ、
このストツパ30にドラム缶13が当接されると
モータ28が停止されるようになつている。
前記コンベア15には、ドラム缶13を所定開
栓位置にて昇降させ、このドラム缶13を回動さ
せる昇降回動装置32が組み込まれている。この
昇降回動装置32は、ベース11の上面における
仮想円周の略90度の間隔をおいて固定された4個
のエアシリンダ33と、これらエアシリンダ33
のピストンロツド34の先端に固定されるととも
に、第4図に示されるように、外形が十字の板状
に形成された昇降プレート35と、この昇降プレ
ート35の前記十字の各先端部に支持ボルト36
で固定された4個の軸受部材37を介してそれぞ
れ回転自在に支持され、かつ、上昇時においては
前記短寸ローラ19の最上面より上方に位置可能
なローラ38とにより構成され、前記ドラム缶1
3がこれらローラ38上の所定開栓位置に搬入さ
れた際に、前記エアシリンダ33が作動されて昇
降プレート35および各ローラ38が上昇され、
これらローラ38のみによりドラム缶13を支持
されたときにドラム缶13が回動できるようにな
つている。この際、ドラム缶13の回動力付与お
よび回動位置規制は、ドラム缶13の上部外面に
当接可能に設けられた回動案内装置40により行
われる。
前記回動案内装置40は、第5図および第6図
に示されるように、前記フレーム12を構成する
各支柱に2箇所づつ計4箇所に設けられている。
これらの回動案内装置40は、それぞれフレーム
12に固定された上下一対の軸受41に回転自在
に支持されたロツド42と、このロツド42の上
端部にキー43を介して連結された上下一対のア
ーム45と、これらアーム45の先端に設けられ
た軸受46に回転自在に支持されたゴム車47
と、前記ロツド42に回転駆動力を与えるエアシ
リンダ48とにより構成され、このエアシリンダ
48のピストンロツド49に一端が支持されたレ
バー50の先端は、図示しないキーを介して前記
ロツド42に連結されている。この回動案内装置
40は、ドラム缶13を所定開栓位置に搬入する
とき、および開栓後にドラム缶13を搬出すると
きは、前記エアシリンダ48が非作動状態に維持
され、ピストンロツド49が後退した状態で前記
ゴム車47がフレーム12に接近された開放状態
とされ、これにより、ドラム缶13の搬入・搬出
が可能とされている。一方、ドラム缶13が所定
開栓位置に搬入されて前記昇降回動装置32のロ
ーラ38に支持された状態で、前記回動案内装置
40のエアシリンダ48が作動されてピストンロ
ツド49が進出したときには、前記ゴム車47が
ドラム缶13の外周面に接触する位置に移動され
てドラム缶13を4点にて回動位置規制するよう
になつている。なお、前記エアシリンダ48の第
6図中上下方向に隣り合うエアシリンダ48同士
は、第5図に示されるように、上下に位置をずら
して配置され、これにより、両エアシリンダ48
のピストンロツド49が互いに干渉することなく
進退できるようになつている。
前記4つの回動案内装置40のうちの1つの回
動案内装置40には、第6図に示されるように、
ゴム車47を回動してドラム缶13を回転させる
ための駆動装置53が連結されている。この駆動
装置53は、前記ゴム車47の支持軸54の上端
部に固定された歯車55に、大小2つの歯車5
6,57および減速機59の出力軸に固定された
歯車60を介してモータ58に連結され、このモ
ータ58が作動することにより前記各歯車60,
56,57および55が回転されてこの回転がゴ
ム車47に伝達され、従つて、前記各回動案内装
置40がドラム缶13の外周面に接触する位置に
あるときに、駆動装置53を駆動させることによ
り、ドラム缶13はゴム車47の外周面とドラム
缶13の外周面との間に生ずる摩擦力で前記ロー
ラ38上を回動されるようになつている。
前記フレーム12の上部には案内機構61を介
して開栓手段63および栓位置検出手段64が一
体的に設けられ、この案内機構61により、開栓
手段63、栓位置検出手段64は、ドラム缶13
の栓13A,13Bの位置に対応して第1図中左
右方向に移動できるようになつている。また、こ
の案内機構61は、フレーム12の上部に固定さ
れるとともに第2図中紙面直交方向に長い切欠部
66を有する固定板67と、この固定板67の面
側部上面に前記切欠部66の長手方向に沿つて延
出された一対のガイドレール68と、これらガイ
ドレール68に沿つて移動可能に支持されるとと
もに、前記開栓手段63および栓位置検出手段6
4をを支持する支持板69を垂直方向に固定支持
し、かつ、前記開栓手段63および栓位置検出手
段64の一部が貫通されるよう設けられた移動板
70と、前記固定板67に取り付けられるととも
に、ピストンロツド71の先端がブラケツト72
を介して前記移動板70に連結されたエアシリン
ダ73とにより構成され、このエアシリンダ73
が駆動されてピストンロツド71が進退されるこ
とにより、前記移動板70は第2図中紙面直交方
向、第3図中左右方向に移動され、これにより、
ドラム缶13の栓に対して前記開栓手段63およ
び栓位置検出手段64の位置調整がされるように
なつている。この際、エアシリンダ73の移動
は、前記栓位置検出手段64による検出位置、開
栓手段による開栓位置および開栓後の栓の収容位
置にそれぞれ対応して制御されるようになつてい
る。
前記開栓手段63は、ドラム缶13の流体注
入・排出用の大栓13Aを開栓するための第1の
開栓手段75と、エア抜き用の小栓13Bを開栓
するための第2の開栓手段76とを含んで構成さ
れ、これら第1、第2の開栓手段75,76は、
第9図に示されるように、前記栓位置検出手段6
4を挟み、かつ、ドラム缶13の大小の栓13
A,13Bに形成された係止突部にそれぞれ係止
される回転部材が、同時に係止可能な距離を隔て
て支持板69に固定されている。
なお、これら第1、第2の開栓手段75,76
は、ドラム缶13の大小の栓13A,13Bに係
止する回転部材の一部大きさが異なるだけで、実
質的に同一構造とされているため、以下の説明に
おいて、同一構成部分は同一符号を用い、便宜
上、第1の開栓手段75について説明する。
前記第1の開栓手段75は、第7図、第9図お
よび第10図に示されるように、回転部材を構成
する本体回転軸79と、この本体回転軸79の下
端部に連結固定され前記本体回転軸79と共に回
転部材を構成するドライバ部材80と、前記本体
回転軸79およびドライバ部材80を回転駆動す
る手段としてのエアモータ81と、このエアモー
タ81を昇降させて前記ドライバ部材80をドラ
ム缶13の大栓13Aに対して昇降させるための
昇降機構83と、前記本体回転軸79およびドラ
イバ部材80を軸方向移動可能にして前記ドライ
バ部材80がドラム缶13の大栓13Aをねじ戻
した際、このねじ戻し量に追従してドライバ部材
80を軸方向へ移動させるための移動手段84
と、前記ドライバ部材80により大栓13Aが開
栓されたときに、この大栓13Aを吸引してドラ
イバ部材80に吸着させてドラム缶13の口部か
らの取り外しを可能とする吸引機構85とにより
構成されている。
前記ドライバ部材80は、第12図に示された
栓1を例として説明すれば、栓1の周壁2内に挿
入可能で、この周壁2内面側に突設された係止突
部4に係止可能な幅と厚みをもつて略マイナスド
ライバ形に形成されている。このドライバ部材8
0の軸方向中央部には栓1の周壁2内の空気を吸
引して開栓後の栓1を吸引する吸引機構85の一
部を構成する貫通孔87が形成されている(第1
0図参照)。また、このドライバ部材80の外周
面には、環状のゴム材等からなる柔軟部材88が
装着され、この柔軟部材88の下端には水平突出
部89が形成され、この水平突出部89の下面側
89Aが前記栓1の周壁2上端面に密着され、こ
れにより、前記吸引機構85が作動された際に栓
1の周壁内の空気を吸引できるようになつてい
る。
前記ドライバ部材80を連結固定した本体回転
軸79は、エアモータ81の出力軸91にピン9
2およびピン92の抜け止めリング93を介して
連結された中空筒体95と、この中空筒体95の
貫通孔96内に該中空筒体95と相対移動自在に
装着された移動軸97とを備えているとともに、
この移動軸97の一部軸方向には、該移動軸97
の昇降移動を許容する長孔状の案内孔98が穿設
され、この案内孔98に前記中空筒体95の下端
部において径方向に挿通されるピン99が挿通さ
れ、このピン99の抜け止めリング100が装着
されることにより、中空筒体95と移動軸97と
が軸方向に相対移動自在とされて前記ドライバ部
材80のねじ戻し移動を許容できるようになつて
いる。なお、前記エアモータ81の出力軸91の
下端面および移動軸97の上端面間にはコイルば
ね101が介装され、移動軸97は常時は下方へ
付勢されるようになつている。ここにおいて、前
記中空筒体95、移動軸97、案内孔98および
ピン99とによりドライバ部材80の移動手段8
4が構成されている。
前記移動軸97の下部中心軸方向には、前記ド
ライバ部材80に形成された貫通孔87と略同軸
上に通気孔102が形成されているとともに、こ
の通気孔102の第10図中上端部は、略90度間
隔で移動軸97の径方向にそれぞれ形成された横
孔103に連通されている。この横孔103は、
全周溝103Aを介して前記移動軸97と相対回
転自在に設けられた真空リング105の吸引孔1
04に連通されており、この吸引孔104は図示
しない真空ポンプに連結されている。従つて、前
記真空ポンプが作動された際、前記大栓13Aの
内周壁内が減圧されて大栓13Aがドライバ部材
80の先端部に吸着され、これにより、大栓13
Aをドラム缶13の口部より取り外しできるよう
になつている。ここにおいて、前記貫通孔87、
通気孔102、横孔103、全周溝103A、吸
引孔104および図示しない真空ポンプにより、
吸引機構85が構成されている。なお、前記真空
リング105の第10図右方に形成された穴10
6には、真空リング105の回転止め金具107
(第9図参照)がねじ込まれ、この金具107は、
前記移動軸97の軸方向と平行な方向に延びる案
内溝を備えた案内部材108(第9図参照)に係
止され、これにより、真空リング105は、前記
移動軸97に対して相対回転自在、かつ、移動軸
97と共に軸方向移動自在とされている。
前記エアモータ81の昇降は、第7図に示され
るように、前記支持板69の上部に固定されたエ
アシリンダ110により行われる。このエアシリ
ンダ110のピストンロツド111の先端は、前
記エアモータ81に連結固定され、これにより、
エアモータ81、ひいてはドライバ部材80はド
ラム缶13の大栓13Aに対して昇降できるよう
にされている。この際、エアモータ81の昇降
は、前記支持板69に垂直方向に固定されたガイ
ドレール113と、このガイドレール113に係
合案内される係合部材115を備えたエアモータ
支持板116との係合により昇降位置が正確に規
制されるようになつている。ここにおいて、前記
エアシリンダ110、ガイドレール113および
エアモータ支持板116とにより昇降機構83が
構成されている。
前記第1、第2の開栓手段75,76間に設け
られた栓位置検出手段64は、第8図に示される
ように、前記支持板69に固定されたエアシリン
ダ115と、このエアシリンダ115のピストン
ロツド116に連結されたホルダ117と、この
ホルダ117の下端に固定された栓位置検出部1
18とにより構成されている。この栓位置検出手
段64は、ドラム缶13が回動されたときに大栓
13Aが描く円周上に位置されるとともに、前記
ホルダ117が下降されて栓検出部118が大栓
13Aに関与し得る状態で大栓13Aの位置が検
出できるようになつている。
なお、前記第1、第2の開栓手段75,76に
より大小の栓13A,13Bが取り外された後、
これらの栓13A,13Bを収容するための第
1、第2の箱119,120が前記フレーム12
の左右にそれぞれ設けられ、その途中には、栓を
収容するための通路を構成する第1、第2のシユ
ート121,122が設けられている。これによ
り、第1の開栓手段75のドライバ部材80が大
栓13Aを吸着した状態で第1のシユート121
の真上に位置されたときに、吸引機構84の真空
ポンプの作動が解除されると、前記第1のシユー
ト121を介して第1の箱119内に大栓13A
が落下、収容されるようになつている。一方、第
2の開栓手段76のドライバ部材80に吸着され
た小栓13Bは、第1図に示されるように、フレ
ーム12の上部内側に設けられた回転駆動部材1
23の旋回アーム124上に落下されるようにな
つている。この旋回アーム124は第2のシユー
ト122側に旋回可能に設けられ、第2のシユー
ト122の真上に位置される際に、小栓13Bに
当接し得る図示しない適宜な当接部材に当接され
ることにより第2のシユート122内に落下さ
れ、これにより第2の箱120内に小栓13Bが
収容されるようになつている。
次に本実施例に係る開栓機の作用について第1
1図をも参照して説明する。
いま、コンベア15が作動され、第2図中左方
向から右方へドラム缶13が搬送されている状態
にある。このとき、前記ドラム缶13の昇降回動
装置32のエアシリンダ33は非作動状態とされ
て昇降プレート35およびローラ38は下降限に
あり、一方、ドラム缶13が所定開栓位置にある
ことを検出して前記コンベア15の作動を停止さ
せるためのストツパ30は上昇されてドラム缶1
3の底部に係止し得る状態にある。また、ドラム
缶13の回動案内装置40は非作動状態、つま
り、第6図でいえば、エアシリンダ48のピスト
ンロツド49が後退位置にあつて各ゴム車47が
それぞれフレーム12に最接近した開状態にされ
ている。
ここで、コンベア15の作動によりドラム缶1
3がフレーム12内におけるコンベア15上の所
定開栓位置に到達すると、ドラム缶13の底部は
前記ストツパ30に係止される。この係止状態
は、直ちにコンベア15駆動用のモータ28に伝
達され、モータ28の回転を停止させてコンベア
15の作動を停止させる。
次いで、ドラム缶13の昇降回動装置32のエ
アシリンダ33が作動され、昇降プレート35お
よび4個のローラ38が上昇してドラム缶13の
底部を支持し、コンベア15を構成する前記各短
寸ローラ19よりドラム缶13を離間させ、この
ドラム缶13が前記ローラ38上を回動し得る状
態とされる。この状態が確認されると、ドラム缶
13の前記回動案内装置40は、各エアシリンダ
48の作動によりピストンロツド49が進出さ
れ、このピストンロツド49に連結されたレバー
50を旋回させ、この旋回により各ゴム車47が
それぞれドラム缶13の外周面に当接するよう移
動して、前記ローラ38上におけるドラム缶13
の回動位置を規制する。このとき、前記栓位置検
出手段64はドラム缶13の大栓13Aの回動円
周上に位置され、栓検出部118が下降されてい
る。
このようにドラム缶13の回動位置規制がなさ
れ、かつ、栓検出部118が大栓13Aの位置を
検出可能な状態において、ゴム車47の駆動装置
53のモータ58が作動されると、前記減速機5
9の出力軸に固定された歯車60およびこの歯車
60と連動する歯車56,57,55を介してゴ
ム車47が回動され、このゴム車47の外周面を
ドラム缶13の外周面との間に生ずる摩擦力によ
りドラム缶13はローラ38上を回動する。この
際、栓検出部118が、ドラム缶13の大栓13
Aを検出すると、この信号を受けて前記駆動装置
53のモータ駆動が停止される。
前記栓検出部118により大栓13Aが検出さ
れると、栓検出部118はピストンロツド116
の後退によりホルダ117と共に上昇され、一
方、第1の開栓手段75および第2の開栓手段7
6のドライバ部材80が、それぞれドラム缶13
の大小の栓13A,13Bの直上に位置するよう
エアシリンダ73が作動される。
このようにして、第1、第2の開栓手段75,
76が大小の栓13A,13Bの真上に位置され
ると、それぞれのエアシリンダ110が作動され
てドライバ部材80が大小の栓13A,13Bの
周壁内に進入される。
ここで、各エアモータ81がそれぞれ駆動され
てドライバ部材80がそれぞれ回転すると、これ
らドライバ部材80が大小の栓13A,13Bの
係止突部に係合して各々の栓13A,13Bを開
栓する。このとき、本体回転軸79の移動軸97
はコイルばね101の付勢力に抗して中空筒体9
5内へ侵入することにより、ドライバ部材80
は、大小の栓13A,13Bのねじ戻し量に追従
できるようになつている。この際、開栓が終了し
たかどうかは、前記本体回転軸79に与えられて
いる回転トルクの変動を検知することにより、あ
るいは、予め決定された回転数を超えたことを検
知すること等により検知することができ、この開
栓終了を検知することによりエタモータ81の駆
動が停止されるようになつている。
前記開栓が行われる際は、前記真空リング10
5に連結された図示しない真空ポンプも作動さ
れ、吸引機構85を構成する各孔87,102,
103および104を介して大小の栓13A,1
3Bの各周壁内を減圧し、これによりドライバ部
材80に大小の栓13A,13Bがそれぞれ吸着
されることとなる。この際、栓13A,13Bの
周壁上面には、柔軟部材88に当接、密着される
ため、吸着が確実になされる。この吸着状態にお
いて、エアシリンダ110のピストンロツド11
1が後退されてエアモータ81がガイドレール1
13に沿つて上昇され、大小の栓13A,13B
をドラム缶13の口部より完全に取り外すことが
できる。
これらの大小の栓13A,13Bの取り外しが
完了すると、ドラム缶13の回動案内装置40
は、エアシリンダ48のピストンロツド49が後
退されて各ゴム車47がドラム缶13の外周面よ
り離間してドラム缶13の搬出を可能状態とし、
この状態が確認された後、前記第1の開栓手段7
5のドライバ部材80は、前記第1のシユート1
21の丁度真上に位置するとともに、第2の開栓
手段76のドライバ部材80は、前記旋回アーム
124の先端部上方に位置するようエアシリンダ
73のピストンロツド71が進出する。この際、
第1および第2の開栓手段75,76のそれぞれ
の吸引機構85は作動状態が維持され、大小の栓
13A,13Bはドライバ部材80に依然として
吸着0れている。
第1および第2の開栓手段75および76の各
ドライバ部材80が前記位置へ到達すると、前記
それぞれの吸引機構85の作動は停止され、これ
により前記ドライバ部材80に吸着されている大
小の栓13Aおよび13Bは第1のシユート12
1および旋回アーム124上にそれぞれ落下して
大栓13Aは第1のシユート121を介して第1
の箱119内へ収容される。一方、旋回アーム1
24上に落下した小栓13Bは、この旋回アーム
124が180度旋回し、前記第2のシユート12
2上へ位置されるときに前記適宜な当接部材に当
接されることにより第2のシユート122を介し
て第2の箱120内へ収容される。この際、前記
昇降回動装置32のピストンロツド34は後退し
てローラ38を下降させてドラム缶13をコンベ
ア15上に支持させるとともに、ストツパ30も
下降されてドラム缶13の搬出が可能とされ、こ
の後、開栓されたドラム缶13は次工程へ搬出さ
れる一方、次のドラム缶13が搬入され、以後同
様にして開栓が行われることとなる。なお、大小
の栓13A,13Bの開栓が完了したかどうか
は、適宜な検出手段により検出されるが、必要に
より、警報を発生させる等して、不良開栓を作業
者に知らしめることができる。
このような本実施例によれば、ドラム缶13の
搬入、搬出はコンベア15により自動的に行われ
るとともに、フレーム12内の所定開栓位置でド
ラム缶13を停止させた後、ドラム缶13を回動
させて開栓位置調整をすることができ、この位置
で栓位置検出に続いて直ちに開栓できるよう構成
されているから、ドラム缶13の連続的開栓を迅
速かつ正確に行うことができる。
また、開栓手段63は、第1、第2の開栓手段
75,76による構成としたから、大小の栓13
A,13Bを個別に開栓していた従来に比し、開
栓を効率よく行うことができ、しかも、開栓後の
大小の栓13A,13Bはそれぞれ第1、第2の
シユート121,122を介して第1、第2の箱
119,120内に収容できるから、開栓後に栓
を紛失する虞れもなく、閉栓を必要とするときに
際して何の支障も生じさせないという効果があ
る。
さらに、ドライバ部材80の外周面には柔軟部
材88が装着されているから、吸引機構85によ
る栓13A,13Bの吸着を効率より、かつ、確
実に行うことができる。
また、各駆動部の駆動手段は、モータおよびエ
アシリンダ等により構成されているから、開栓機
全体の組み立ても比較的簡単に行うことができ
る。
〔発明の効果〕
上述のような本発明によれば、外周面を摘むこ
とのできない栓に特に好適に用いることができる
とともに、開栓時に栓を変形させる虞れがなく、
かつ、連続的な自動開栓が可能な開栓機を提供す
ることができるという効果がある。
また、簡単な構造で容器を迅速に位置規制でき
るので、開栓作業のとりかかりが早く行えるとと
もに、簡単な構造で栓を開けることができ、か
つ、その栓を保持できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例による開栓機の正面図、第2
図はその側面図、第3図は同じく平面図、第4図
はコンベアの平面図、第5図は回動案内装置の詳
細構造を示す側面図、第6図はその平面図、第7
図は第1の開栓手段の側面図、第8図は栓位置検
出手段の側面図、第9図は第1図の開栓機を背面
からみた開栓手段および栓位置検出手段を示す
図、第10図は開栓手段の要部を示す断面図、第
11図A,B,Cは本実施例の作用を説明するた
めのフローチヤート、および第12図はドラム缶
の栓の一般的形状を示す斜視図である。 13……ドラム缶、15……コンベア、32…
…昇降回動装置、35……昇降プレート、40…
…回動案内装置、53……駆動装置、61……案
内機構、63……開栓手段、64……栓位置検出
手段、75,76……第1、第2の開栓手段、8
0……回転部材としてのドライバ部材、83……
昇降機構、84……移動手段、85……吸引機
構、118……栓検出部、120,121……シ
ユート、123……回転駆動部材、124……旋
回アーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 搬入された容器に対してその外周の少なくと
    も3箇所に当接可能に設けられ前記容器を回動し
    て所定の位置に案内しその位置を規制する回動案
    内手段と、 所定位置に置かれた容器の上方に設けられ容器
    の栓に対して回転自在とされた回転軸と、 この回転軸を回転駆動させる駆動手段と、 前記回転軸に連結されるとともにこの回転軸に
    対して前記栓のねじ戻しに追従可能に軸線方向に
    移動する移動軸と、 この移動軸を常時前記栓側に付勢する付勢手段
    と、 前記移動軸の先端に設けられ栓の周壁内に挿入
    されてその栓に係止可能なドライバ部材と、 このドライバ部材にその周囲を覆つて設けられ
    前記栓の周壁上端面に密着可能な柔軟部材と、 前記移動軸からドライバ部材にわたつて形成さ
    れた通路を有し、前記柔軟部材が栓に密着時前記
    通路を介して栓の周壁内の空気を吸引しその栓を
    吸着する吸引機構と、を備えたことを特徴とする
    開栓機。
JP62034062A 1987-02-16 1987-02-16 開栓機 Granted JPS63203586A (ja)

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JP62034062A JPS63203586A (ja) 1987-02-16 1987-02-16 開栓機

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KR101705352B1 (ko) * 2015-12-15 2017-02-10 (주) 디바이스이엔지 반도체 제조용 약액 공급장치

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JPS63203586A (ja) 1988-08-23

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