JPH0575638A - 多方向多重通信システムの局構成管理方式 - Google Patents

多方向多重通信システムの局構成管理方式

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JPH0575638A
JPH0575638A JP4041428A JP4142892A JPH0575638A JP H0575638 A JPH0575638 A JP H0575638A JP 4041428 A JP4041428 A JP 4041428A JP 4142892 A JP4142892 A JP 4142892A JP H0575638 A JPH0575638 A JP H0575638A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多方向多重通信システムの局構成を親局にお
いて自動的に把握できるようにする。 【構成】 親局(10)、中継局(11、12)、子局
(16、17、18)はそれぞれ固有の局番号(n0、
n1、n2、n11、n12、n13)を持つ。前記親
局及び前記中継局はそれぞれ、1段下の前記中継局又は
前記子局に自分の局番号を送出する手段を備えている。
前記中継局及び前記子局はそれぞれ、1段上の前記親局
又は前記中継局から送出されてきた上位局の局番号を受
信する手段と、自分の局番号と受信した1段上の上位局
の局番号とを親局へ送出する手段とを備えている。前記
親局は、前記中継局及び前記子局から送出されてきたそ
れぞれの局番号と1段上の上位局の局番号とを受信する
手段と、得られた局番号から局構成を演算する手段(1
06)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTDMA方式のような多
方向多重通信システムの局構成管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の多方向多重通信システムは、時
分割電話システムに適用され、親局と少なくとも1つの
子局及びこれらの間に配置された少なくとも1つの中継
局とから成る。子局は直接あるいは少なくとも1つの中
継局を介して親局と通信出来る。中継局は直接あるいは
少なくとも1つの他の中継局を介して親局と通信出来
る。この種の通信システムでは、親局は所定の処理、例
えば課金処理を行うために局全体の構成を管理する必要
がある。局全体の構成は、親局、中継局、及び子局間の
ルートマップあるいは接続ルートの形式で表される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、上記のような接
続ルートは親局においてオペレータが登録を行わなけれ
ばならなかった。しかも、オペレータは中継局、子局を
増設するたびに増設局の再登録を行わなければならない
という問題点もあった。
【0004】そこで、本発明の課題は多方向多重通信シ
ステムにおける接続ルートを親局において自動的に判定
できるような局構成管理方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、1つの親局
と、少なくとも1つの中継局及び少なくとも1つの子局
とで構成される多方向多重通信システムにおいて、前記
各局は固有の局番号を持ち、1段下の前記中継局又は前
記子局に自分の局番号を送出する手段を前記親局及び前
記中継局に備え、1段上の前記親局又は前記中継局から
送出されてきた上位局の局番号を受信する手段と、自分
の局番号と受信した1段上の上位局の局番号とを親局へ
送出する手段とを前記中継局及び前記子局に備え、前記
中継局及び前記子局から送出されてきたそれぞれの局番
号と1段上の上位局の局番号とを受信する手段と、得ら
れた局番号から局構成を演算する手段とを前記親局に備
えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】親局では自分の局番号を1段下の前記中継局又
は前記子局に送出する。中継局では1段上の親局又は中
継局から送出されてきた上位局の局番号を受信し、これ
を自分の局番号と共に対にして1段上の親局又は中継局
に送出する。子局でも1段上の親局又は中継局から送出
されてきた上位局の局番号を受信し、これを自分の局番
号と共に対にして1段上の親局又は中継局に送出する。
親局では、局構成演算手段においてすべての中継局及び
すべての子局から送出されてきた1段上の局と自分の局
番号との組み合わせを参照して接続ルートや中継段数等
を判定する。
【0007】
【実施例】図1、図2を参照して、本発明の一実施例を
時分割多方向多重通信システムに適用した場合について
説明する。図1において、本システムは交換局(図示せ
ず)に接続された親局10と、第1、第2の中継局1
1、12、及び第1〜第3の子局16、17、18とを
含む。親局10は、下り伝送路及び上り伝送路を介して
第1、第2の中継局11、12と通信できる。すなわ
ち、親局10は下り伝送路を通して第1、第2の中継局
11、12に下り信号を送出すると共に、上り伝送路を
通して第1、第2の中継局11、12から上り信号を受
信する。
【0008】第1の中継局11は、下り伝送路及び上り
伝送路を介して第1の子局16と通信できる。第2の中
継局12は、下り伝送路及び上り伝送路を介して第2、
第3の子局17、18と通信できる。例えば、第1の中
継局11は、親局10からの下り信号を第1の子局16
に中継すると共に、上り信号を親局10に送出する。こ
のようにして、親局10は第1の中継局11を介して第
1の子局16と通信できる。同様にして、親局10は第
2の中継局12を介して第2、第3の子局17、18と
通信できる。なお、下り伝送路及び上り伝送路は無線、
有線のいずれでも利用可能である。
【0009】親局10、第1、第2の中継局11、12
及び第1〜第3の子局16、17、18はそれぞれ、固
有の局番号として、n0、n1、n2、n11、n1
2、n13を有する。後に詳しく述べるように、第1、
第2の中継局11、12から親局10に送出される上り
信号は局番号を示す番号信号を含む。
【0010】親局10は、局番号n0を示す番号信号
(以後、親局番号信号と呼ぶ)を発生するための局番号
設定回路101、多重回路102、下り信号を送出する
ための送信機103、第1、第2の中継局11、12か
らの上り信号を受信するための受信機104、受信した
上り信号から上記番号信号を分離するための分離回路1
05、及び局構成演算回路106を有する。親局10は
また、データ信号を出力するためのデータ出力部(図示
せず)を含む。このデータ信号は、便宜上、親局データ
信号と呼ぶこととし、信号線107を通して多重回路1
02に供給される。局番号設定回路101で発生された
親局番号信号(局番号n0)も多重回路102に供給さ
れる。多重回路102は親局データ信号と親局番号信号
とを多重化し、多重化信号を送信機103に供給する。
第1、第2の中継局11、12及び第1〜第3の子局1
6、17、18のいずれかと通信するために、送信機1
03は多重化信号を下り信号として第1、第2の中継局
11、12のいずれかに送出する。親局10からの下り
信号は、図2(a)に示すように、親局番号信号(n
0)を含む。
【0011】受信機104は、第1、第2の中継局1
1、12のいずれかから上り信号を受信し、受信した上
り信号を分離回路105に供給する。分離回路105
は、受信した上り信号から上記番号信号を分離するため
のもので、分離した番号信号を局構成演算回路106に
供給する。局構成演算回路106は、分離した番号信号
を用いて後に詳しく述べる方法であらかじめ定められた
処理を行う。
【0012】第1の中継局11は、局番号n1を示す番
号信号(以後、第1の中継局番号信号と呼ぶ)を発生す
るための局番号設定回路111、親局10からの下り信
号を受信するための第1の受信機112、第1の多重回
路113、第1の子局16へ下り信号を送出するための
第1の送信機114、親局10からの下り信号から親局
番号信号を分離するための分離回路115、第1の子局
16からの上り信号を受信するための第2の受信機11
6、第2の多重回路117、及び親局10へ上り信号を
送出するための第2の送信機118を有する。
【0013】第1の中継局11と同様に、第2の中継局
12は、局番号n2を示す番号信号(以後、第2の中継
局番号信号と呼ぶ)を発生するための局番号設定回路1
21、親局10からの下り信号を受信するための第1の
受信機122、第1の多重回路123、第2あるいは第
3の子局17、18へ下り信号を送出するための第1の
送信機124、親局10からの下り信号から親局番号信
号を分離するための分離回路125、第2あるいは第3
の子局17、18からの上り信号を受信するための第2
の受信機126、第2の多重回路127、及び親局10
へ上り信号を送出するための第2の送信機128を有す
る。
【0014】第1の中継局11は、一段上の先行局、す
なわち親局10から下り信号(以後、第1の下り信号と
呼ぶ)を受信し、一段下の後続局、すなわち第1の子局
16へ下り信号(以後、第2の下り信号と呼ぶ)を送出
する。第1の中継局11はまた、第1の子局16から上
り信号(以後、第1の上り信号と呼ぶ)を受信し、親局
10へ上り信号(以後、第2の上り信号と呼ぶ)を送出
する。前述のように、第1の下り信号は局番号n0を示
す親局番号信号を含む。
【0015】第1の受信機112は第1の下り信号を受
信し、受信した第1の下り信号を第1の多重回路113
と分離回路115に供給する。局番号設定回路111か
ら発生された第1の中継局番号信号(局番号n1)は第
1、第2の多重回路113、117に供給される。第1
の多重回路113は受信した第1の下り信号と第1の中
継局番号信号とを多重化し、多重化した信号を第1の送
信機114に出力する。第1の送信機114は多重化さ
れた信号を第2の下り信号として第1の子局16へ送出
する。この第2の下り信号は、第2図(b)に示すよう
に、局番号n1を示す第1の中継局番号信号を含む。
【0016】第2の中継局12においては、上述と同様
にして、第1の送信機124が第2の下り信号を第2あ
るいは第3の中継局17、18のいずれかに送出する。
この場合、第2の下り信号は、第2図(c)に示すよう
に、局番号n2を示す第2の中継局番号信号を含む。
【0017】第1の中継局11に戻って説明すると、第
2の受信機116は第1の上り信号を受信し、受信した
第1の上り信号を第2の多重回路117に供給する。分
離回路115は、親局10からの第1の下り信号から親
局番号信号を分離し、分離した親局番号信号を第2の多
重回路117に供給する。第1の中継局11はまた、デ
ータ信号を出力するためのデータ出力部(図示せず)を
含む。このデータ信号は、便宜上、第1の中継局データ
信号と呼ぶこととし、信号線119を通して第2の多重
回路117に供給される。第2の多重回路117は、受
信した第1の上り信号、分離した親局番号信号、第1の
中継局データ信号及び局番号設定回路111からの第1
の中継局番号信号とを多重化し、多重化した信号を第2
の送信機118に出力する。第2の送信機118は、多
重化した信号を第2の上り信号として親局10に送出す
る。以下では、第1の中継局11から送出される第2の
上り信号は、第2の中継局12から送出される第2の上
り信号と区別するために、第2の上り信号(1)と呼ぶ
ことにする。第2の上り信号(1)は、図2(d)に示
すように、分離した親局番号信号(n0)及び第1の中
継局番号信号(n1)とを含む。
【0018】第2の中継局12においても、データ信号
(第2の中継局データ信号)を出力するためのデータ出
力部(図示せず)を含み、この第2の中継局データ信号
は、信号線129を通して第2の多重回路127に供給
される。分離回路125は受信した第1の下り信号から
親局番号信号(n0)を分離し、分離した親局番号信号
を第2の多重回路127に供給する。このようにして、
第2の多重回路127は、局番号設定回路121からの
第2の中継局番号信号(n2)と、第2の受信機126
で受信した第1の上り信号と、第2の中継局データ信号
及び分離した親局番号信号とを多重化し、多重化した信
号を第2の送信機128に出力する。第2の送信機12
8は多重化された信号を第2の上り信号として親局10
に送出する。この場合、第2の上り信号は、図2(e)
に示すように、第2の中継局番号信号(n2)と分離し
た親局番号信号(n0)とを含む。
【0019】なお、第2の中継局12が第2の子局17
からの第1の上り信号に応答して第2の上り信号を送出
するときは、この第2の上り信号は、便宜上、第2の上
り信号(2)と呼ぶことにする。また、第2の中継局1
2が第3の子局18からの第1の上り信号に応答して第
2の上り信号を送出するときは、この第2の上り信号
は、便宜上、第2の上り信号(3)と呼ぶことにする。
【0020】第1の子局16は、局番号n11を示す番
号信号(以後、第1の子局番号信号と呼ぶ)を発生する
ための局番号設定回路161、第1の中継局11からの
第2の下り信号を受信するための受信機162、第1の
中継局11からの第2の下り信号から第1の中継局番号
信号(n1)を分離するための分離回路163、多重回
路164、及び第1の中継局11へ第1の上り信号を送
出するための送信機165を有する。
【0021】第1の子局16と同様に、第2の子局17
は、局番号n12を示す番号信号(以後、第2の子局番
号信号と呼ぶ)を発生するための局番号設定回路17
1、第2の中継局12からの第2の下り信号を受信する
ための受信機172、第2の中継局12からの第2の下
り信号から第2の中継局番号信号(n2)を分離するた
めの分離回路173、多重回路174、及び第2の中継
局12へ第1の上り信号を送出するための送信機175
を有する。第3の子局18は、局番号n13を示す番号
信号(以後、第3の子局番号信号と呼ぶ)を発生するた
めの局番号設定回路181、第2の中継局12からの第
2の下り信号を受信するための受信機182、第2の中
継局12からの第2の下り信号から第2の中継局番号信
号を分離するための分離回路183、多重回路184、
及び第2の中継局12へ第1の上り信号を送出するため
の送信機185を有する。
【0022】第1の子局16は、一段上の先行局、すな
わち第1の中継局11から第2の下り信号を受信し、第
1の中継局11へ第1の上り信号を送出する。すなわ
ち、第1の子局16においては受信機162で受信され
た第2の下り信号から分離回路163によって第1の中
継局番号信号(n1)が分離され、分離された第1の中
継局番号信号は多重回路164に供給される。局番号設
定回路161で発生された局番号n11を示す第1の子
局番号信号も多重回路164に供給される。第1の子局
16はまた、データ信号を出力するためのデータ出力部
(図示せず)を含む。このデータ信号は、便宜上、第1
の子局データ信号と呼ぶこととし、信号線166を通し
て多重回路164に供給される。多重回路164は、分
離された第1の中継局番号信号、第1の子局データ信号
及び局番号設定回路161からの第1の子局番号信号と
を多重化し、多重化した信号を送信機165に出力す
る。送信機165は、多重化した信号を第1の上り信号
として第1の中継局11に送出する。このようにして、
第1の子局16からの第1の上り信号は,図2(f)に
示すように、分離された第1の中継局番号信号(n1)
と第1の子局番号信号(n11)とを含む。
【0023】ここで注目すべきは、第1の子局16から
の第1の上り信号は、第1の中継局11から送出される
第2の上り信号(1)に含まれる。それ故、第2の上り
信号(1)は、分離された親局番号信号(n0)と第1
の中継局番号信号(n1)に加えて、分離された第1の
中継局番号信号(n1)と第1の子局番号信号(n1
1)とを含む。
【0024】第2の子局17においては受信機172で
受信された第2の下り信号から分離回路173によって
第2の中継局番号信号(n2)が分離され、分離された
第2の中継局番号信号は多重回路174に供給される。
局番号設定回路171で発生された局番号n12を示す
第2の子局番号信号も多重回路174に供給される。第
2の子局16も、データ信号を出力するためのデータ出
力部(図示せず)を含む。このデータ信号は、便宜上、
第2の子局データ信号と呼ぶこととし、信号線176を
通して多重回路174に供給される。多重回路174
は、分離された第2の中継局番号信号、第2の子局デー
タ信号及び局番号設定回路171からの第2の子局番号
信号とを多重化し、多重化した信号を送信機175に出
力する。送信機175は、多重化した信号を第1の上り
信号として第2の中継局12に送出する。このようにし
て、第2の子局17からの第1の上り信号は,図2
(g)に示すように、分離された第2の中継局番号信号
(n2)と第2の子局番号信号(n12)とを含む。
【0025】ここで、第2の中継局12が第2の子局1
7からの第1の上り信号に応答して第2の上り信号
(2)を送出する時は、第2の上り信号(2)は第2の
子局17からの第1の上り信号を含む。この場合、第2
の上り信号(2)は、分離された親局番号信号(n0)
と第2の中継局番号信号(n2)に加えて、分離された
第2の中継局番号信号(n2)と第2の子局番号信号
(n12)とを含む。
【0026】第3の子局18においても、受信機182
で受信された第2の下り信号から分離回路183によっ
て第2の中継局番号信号(n2)が分離され、分離され
た第2の中継局番号信号は多重回路184に供給され
る。局番号設定回路181で発生された局番号n13を
示す第3の子局番号信号も多重回路184に供給され
る。第3の子局16はまた、データ信号を出力するため
のデータ出力部(図示せず)を含む。このデータ信号
は、第3の子局データ信号と呼ぶこととし、信号線18
6を通して多重回路184に供給される。多重回路18
4は、分離された第2の中継局番号信号、第3の子局デ
ータ信号及び局番号設定回路181からの第3の子局番
号信号とを多重化し、多重化した信号を送信機185に
出力する。送信機185は、多重化した信号を第1の上
り信号として第2の中継局12に送出する。このように
して、第3の子局18からの第1の上り信号は,図2
(h)に示すように、分離された第2の中継局番号信号
(n2)と第3の子局番号信号(n13)とを含む。
【0027】第2の中継局12が第3の子局18からの
第1の上り信号に応答して第2の上り信号(3)を送出
する時は、第2の上り信号(3)は第3の子局18から
の第1の上り信号を含む。したがって、第2の上り信号
(3)は、分離された親局番号信号(n0)と第2の中
継局番号信号(n2)に加えて、分離された第2の中継
局番号信号(n2)と第3の子局番号信号(n13)と
を含む。
【0028】親局10においては、受信機104が第1
の中継局11からの第2の上り信号(1)を受信する。
分離回路105は、受信された第2の上り信号(1)か
ら、分離された親局番号信号(n0)と第1の中継局番
号信号(n1)との組み合わせ(以下、第1の対と呼
ぶ)と、分離された第1の中継局番号信号(n1)と第
1の子局番号信号(n11)との組み合わせ(以下、第
2の対と呼ぶ)とを分離する。これらの第1の対、第2
の対は局構成演算回路106に供給される。受信機10
4において第2の中継局12からの第2の上り信号
(2)を受信した場合には、分離回路105は、受信さ
れた第2の上り信号(2)から、分離された親局番号信
号(n0)と第2の中継局番号信号(n2)との組み合
わせ(以下、第3の対と呼ぶ)と、分離された第2の中
継局番号信号(n2)と第2の子局番号信号(n12)
との組み合わせ(以下、第4の対と呼ぶ)とを分離す
る。これらの第3の対、第4の対もまた局構成演算回路
106に供給される。同様にして、受信機104におい
て第2の中継局12からの第2の上り信号(3)を受信
した場合には、分離回路105は、受信された第2の上
り信号(3)から、分離された親局番号信号(n0)と
第2の中継局番号信号(n2)との組み合わせと、分離
された第2の中継局番号信号(n2)と第3の子局番号
信号(n13)との組み合わせ(以下、第5の対と呼
ぶ)とを分離する。この第5の対もまた局構成演算回路
106に供給される。これらの第1〜第5の対は図3
(a)に示す通りである。
【0029】次に、図3、図4を参照して局構成演算回
路106で行われる処理動作について説明する。局構成
演算回路106は上記の第1〜第5の対を利用して親局
10、第1、第2の中継局11、12、第1〜第3の子
局16〜18の間のルートマップあるいは接続ルートを
判定する。局構成演算回路106はCPU等で実現され
る。
【0030】局構成演算回路106はメモリを含み、こ
のメモリは、分離回路105から送られてくる第1〜第
5の対に基づき第1、第2の中継局11、12、第1〜
第3の子局16〜18のそれぞれに先行する一段上の先
行局の局番号を記憶する。前述のように、第1、第2の
中継局11、12に先行するのは親局10である。第1
の子局16に先行するのは第1の中継局11であり、第
2、第3の子局17、18のそれぞれに先行するのは第
2の中継局12である。このような観点から、メモリは
第1、第2の中継局11、12、第1〜第3の子局16
〜18のそれぞれの局番号n1〜n13に一対一に対応
した先行局の局番号を第1〜第5のアドレスA1〜A5
に記憶する。
【0031】本実施例では、図3(b)に示すように、
局番号n1に対応して第1のアドレスA1には局番号n
0が、局番号n2に対応して第2のアドレスA2には局
番号n0が、局番号n11に対応して第3のアドレスA
3には局番号n1が、局番号n12に対応して第4のア
ドレスA4には局番号n2が、局番号n13に対応して
第5のアドレスA5には局番号n2が記憶されている。
【0032】さて、局構成演算回路106は、以下に述
べる処理動作を行って親局10、第1、第2の中継局1
1、12、第1〜第3の子局16〜18の間の接続ルー
トを判定する。
【0033】図4において、第1のステップS1では、
変数nに判定すべき局の局番号nsを設定すると共に、
変数iを0にする。ここで、変数iは親局10と判定す
べき局との間の中継段数(子局を含む)を示す。第2の
ステップS2では、変数nの値を変数Riに代入する。
変数Riは判定すべき局から親局10までに存在する局
の局番号を示す。第3のステップS3においては、変数
Riが親局10の局番号n0と一致するかどうかを判定
する。もし、変数Riが親局10の局番号n0と一致す
れば処理動作は終了する。変数Riが親局10の局番号
n0と一致しない時には、第4のステップS4に進む。
【0034】第4のステップS4では、メモリを参照し
て局番号nsに対応するアドレスAnを探索し、探索し
たアドレスAnを変数Aに代入する。続いて、変数Aが
指し示すアドレスの内容を参照し局番号nsを持つ局に
先行する先行局の局番号を探索する。更に、変数iに1
が加えられる。それから、処理動作は第2のステップS
2に戻る。第2のステップS2〜第4のステップS4は
変数Riが親局10の局番号n0と一致するまで繰り返
される。
【0035】ここで、判定すべき局を局番号n11を有
する第1の子局16と仮定して説明する。第1のステッ
プS1では、変数nに判定すべき第1の子局16の局番
号n11を設定すると共に、変数iを0にする。第2の
ステップS2では、変数nの値を変数R0に代入する。
第3のステップS3においては、変数R0、すなわち局
番号n11が親局10の局番号n0と一致するかどうか
を判定する。ここでは変数R0は親局10の局番号n0
と一致しないので、第4のステップS4に進む。
【0036】第4のステップS4では、メモリを参照し
て局番号n11に対応するアドレスA3を探索し、探索
したアドレスA3を変数Aに代入する。続いて、変数A
が指し示すアドレスの内容を参照し局番号n11を持つ
第1の子局16に先行する先行局の局番号を探索する。
図3(b)から明らかなように、メモリはアドレスA3
に局番号n1を記憶している。したがつて、局番号n1
が変数nに代入される。更に、変数iを1とする。それ
から、処理動作は第2のステップS2に戻る。
【0037】第2のステップS2では、変数nが変数R
1に代入される。第3のステップS3においては、変数
R1、すなわち局番号n1が親局10の局番号n0と一
致するかどうかを判定する。ここでは変数R1は親局1
0の局番号n0と一致しないので、第4のステップS4
に進む。第4のステップS4では、メモリを参照して局
番号n1に対応するアドレスA1を探索し、探索したア
ドレスA1を変数Aに代入する。続いて、変数Aが指し
示すアドレスの内容を参照し局番号n1を持つ第1の中
継局11に先行する先行局の局番号を探索する。図3
(b)から明らかなように、メモリはアドレスA1に局
番号n0を記憶している。したがつて、局番号n0が変
数Aに代入される。更に、変数iを2とする。それか
ら、処理動作は第2のステップS2に戻る。
【0038】第2のステップS2では、変数nが変数R
2に代入される。第3のステップS3においては、変数
R2、すなわち局番号n0が親局10の局番号n0と一
致するかどうかを判定する。ここでは変数R2は親局1
0の局番号n0と一致するので、処理動作は終了する。
【0039】このようにして、局構成演算回路106は
接続ルートと中継段数を判定できる。上記の例では、接
続ルートは、最も下位の局から順に変数R0、すなわち
局番号n11を持つ子局16と、変数R1、すなわち局
番号n1を持つ第1の中継局11と、変数R2、すなわ
ち局番号n0を持つ親局10とで表される。中継段数は
変数i、すなわち中継段数2で示される。第2、第3の
子局17、18についても同様にして接続ルートと中継
段数を判定できる。言い換えれば、局構成演算回路10
6は、第1、第2の中継局11、12は親局10に属
し、第1の子局16は第1の中継局11に属し、更に第
2、第3の子局17、18は第2の中継局12に属する
ことを判定することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば親局では多方向多重通信システムにおける接続ルート
や中継段数を親局において自動的に判定でき、例えば判
定された中継段数を用いて親局と子局との間の距離に基
づいて課金単位を自動的に求める場合に応用したり、子
局あるいは中継局から親局までの中継局の局番号を用い
て親局においてシステム全体のルートマップを表示する
場合の基礎データとして用いたりする場合に応用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【図2】図1の実施例における局番号送受の概念図。
【図3】図1の実施例における各局の局番号の関係を説
明するための図。
【図4】図1の実施例における局構成演算回路の動作を
説明するためのフローチャート図。
【符号の説明】
10 親局 11 第1の中継局 12 第2の中継局 16 第1の子局 17 第2の子局 18 第3の子局

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの親局と、少なくとも1つの中継局
    及び少なくとも1つの子局とで構成される多方向多重通
    信システムにおいて、前記各局は固有の局番号を持ち、
    1段下の前記中継局又は前記子局に自分の局番号を送出
    する手段を前記親局及び前記中継局に備え、1段上の前
    記親局又は前記中継局から送出されてきた上位局の局番
    号を受信する手段と、自分の局番号と受信した1段上の
    上位局の局番号とを親局へ送出する手段とを前記中継局
    及び前記子局に備え、前記中継局及び前記子局から送出
    されてきたそれぞれの局番号と1段上の上位局の局番号
    とを受信する手段と、得られた局番号から局構成を演算
    する手段とを前記親局に備えたことを特徴とする多方向
    多重通信システムの局構成管理方式。
JP4041428A 1991-02-27 1992-02-27 多方向多重通信システムの局構成管理方式 Expired - Lifetime JP2751940B2 (ja)

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EP0501446A2 (en) 1992-09-02
DE69219385D1 (de) 1997-06-05
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DE69219385T2 (de) 1997-08-21
CA2061926C (en) 1998-08-11
CA2061926A1 (en) 1992-08-28
US5367519A (en) 1994-11-22
EP0501446A3 (en) 1993-01-20

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