JPH0575577U - コントロールバルブ監視装置 - Google Patents

コントロールバルブ監視装置

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JPH0575577U
JPH0575577U JP1351392U JP1351392U JPH0575577U JP H0575577 U JPH0575577 U JP H0575577U JP 1351392 U JP1351392 U JP 1351392U JP 1351392 U JP1351392 U JP 1351392U JP H0575577 U JPH0575577 U JP H0575577U
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JP
Japan
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flow rate
control valve
signal
output
rate signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1351392U
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English (en)
Inventor
義一 池田
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Publication of JPH0575577U publication Critical patent/JPH0575577U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラントの重大事故につながるコントロール
バルブの動作異常を迅速に検出できるようにする。 【構成】 コントロールバルブ固有の流量特性があらか
じめ設定され、操作信号に対する疑似流量信号を出力す
る出力/入力変換手段と、出力/入力変換手段に調節計
の操作信号を与える回路手段と、少なくとも流量信号と
出力/入力変換手段から出力される疑似流量信号とを入
力し、両者の差が所定の値以上の場合、コントロールバ
ルブが異常であることを示すアラーム信号を出力する比
較モニター手段とを設けて構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流量の調節に用いられるコントロールバルブの監視装置に関し、更 に詳しくは、コントロールバルブの動作異常を迅速に検出することができるよう にしたコントロールバルブ監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、流量の制御を行うような流量制御システムでは、管路にコントロー ルバルブを配置すると共に、その管路を流れる流量を検出するための流量センサ を設置し、流量センサからの信号があらかじめ設定された流量設定値SVになる ようにコントロールバルブへの操作信号MVを制御するような構成となっている 。 この様な構成の流量制御システムにおいては、例えば、流量センサからの信 号PVの上下限値の監視、流量信号PVと流量設定値SVとの偏差の上限監視、 コントロールバルブへ送出する操作出力MVの上下限値の監視等が行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、これらの各信号の監視は、制御対象であるプロセスの異常を発見す る場合に適しているが、制御機器、例えばコントロールバルブ自体の動作異常を 検出するという観点で見ると、監視している信号がいずれも2次的な結果を示す ものであるために、コントロールバルブの動作異常などの不具合を迅速に発見す ることができないという課題があった。
【0004】 本考案は、この様な点に鑑みてなされたものであって、コントロールバルブ自 体の動作異常を迅速に発見することができるコントロールバルブ監視装置を提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この様な目的を達成する本考案は、 流量信号を入力すると共にそれに基づいて所定の制御演算を行い、演算結果を コントロールバルブに操作信号として出力する調節計を含む流量制御システムに おいて、 前記コントロールバルブ固有の流量特性があらかじめ設定され、操作信号に対 する疑似流量信号を出力する出力/入力変換手段と、 この出力/入力変換手段に前記調節計の操作信号を与える回路手段と、 少なくとも前記流量信号と前記出力/入力変換手段から出力される疑似流量信 号とを入力し、両者の差が所定の値以上の場合前記コントロールバルブが異常で あることを示すアラーム信号を出力する比較モニター手段と を設けたことを特徴とするコントロールバルブの監視装置である。
【0006】
【作用】
出力/入力変換手段には、使用しているコントロールバルブの操作信号と流量 との関係を示す折線テーブルが用意されていて、実際にコントロールバルブに出 力される操作信号が与えられ、疑似的な流量信号をいち早く出力する。
【0007】 比較モニター手段は、実際の流量信号と、出力/入力変換手段から出力される 疑似流量信号とを入力し、その差が一定の時間経過しても所定の値以上に小さく ならない場合、コントロールバルブ自身の動作が異常であるとするアラーム信号 を出力する。
【0008】
【実施例】
以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施例を示す構成ブロック図である。図において、1は管 路2に設置した流量センサで、例えば、電磁流量計、オリフィス流量計、渦式の 流量計等が用いられる。3は流量センサ1からの流量信号PVを入力すると共に 、それに基づいて例えばPID制御演算を行い、演算結果を操作信号MVとして 出力する流量調節計、4は管路2に設置したコントロールバルブで、調節計3か らの操作信号MVが与えられている。流量センサ1、調節計3、コントロールバ ルブ4で形成されるループは、流量制御系を形成している。
【0009】 調節計3において、31は入力処理回路で流量センサ1からの信号PVをディ ジタル信号に変換したり、フィルタ処理をしたりする回路となっている。32は 流量信号(プロセス信号)PVと流量の目標値(設定値)SVとの偏差を演算す る演算回路、33は偏差に対してPID制御演算を行う制御演算回路、34は演 算結果をアナログ信号に変換する等の出力処理を行う回路である。これらの各回 路は、いずれも公知の回路で構成されている。
【0010】 5は管路2に設置したコントロールバルブ4の固有の流量特性があらかじめ設 定された折線テーブルを有し、操作信号MVに対する疑似流量信号PVGをこの 折線テーブルに基づいて算出し、出力する出力/入力変換手段、6は出力/入力 変換手段5に調節計の操作信号MVを与える回路手段、7は入力処理回路31か ら出力される実流量信号PVと、出力/入力変換手段5から出力される疑似流量 信号PVGと、出力処理回路34からの操作信号MVとを入力し、例えば、実流 量信号PVと疑似流量信号PVGとの差(PV−PVG)が所定の値以上の場合 、コントロールバルブ4が異常であることを示すアラーム信号を出力する比較モ ニター手段である。
【0011】 図2は、出力/入力変換手段5に設けられているコントロールバルブ4の固有 の流量特性を示す折線テーブルの一例を示す図である。横軸(X軸)に操作信号 MV、縦軸(Y軸)に疑似流量信号PVGがとってあり、両者の関係が管路2に 設置されるコントロールバルブ4に対応してあらかじめ設定されている。そして 、特定の操作信号MVが与えられると、この特性上で対応する疑似流量信号PV Gが出力されるように構成してある。
【0012】 このように構成した装置の動作を、コントロールバルブ4の動作異常を検出す る場合の動作と、コントロールバルブの洩れを検出する場合の動作とに分けて説 明すれば、以下の通りである。
【0013】 (コントロールバルブ4の動作異常を検出する場合の動作) 図3は、この場合の動作を示すフローチャートである。 はじめに、調節計3からの操作信号MVがある範囲内で、一定の時間以上継続 したか、すなわち、制御状態が比較的安定した状態にあるか判断し(ステップ1 1)、安定していれば、次に、出力/入力変換手段5は、折線テーブルを参照し そこに与えられている操作信号MVに対応する疑似流量信号PVGを出力する( ステップ12)。
【0014】 比較モニター手段7は、調節計3からの実流量信号PVと、出力/入力変換手 段5から出力された疑似流量信号PVGとの差(PV−PVG)が、あらかじめ 設定した所定の値より大きいか判断する(ステップ13)。すなわち、コントロ ールバルブ4の動作が正常であれば、一定の時間経過した後では、実際の流量信 号PVと、疑似流量信号PVGとの値はほぼ等しいはずである。従って、このス テップ13において、差(PV−PVG)があらかじめ設定した所定の値より大 きいと判断された場合、比較モニター手段7は、コントロールバルブ4の動作が 異常であることを示すアラーム信号を出力する(ステップ14)。その後、リセ ット信号が入力されるまで待って、ステップ11に戻る。
【0015】 (コントロールバルブの洩れを検出する場合の動作) 図4は、この場合の動作を示すフローチャートである。 はじめに、調節計3からの操作信号MVを一定の時間継続して「0%」に絞り 、その後、実際の流量信号PVが所定の値以上であるか(PV≧設定所定値)判 断する(ステップ21,22)。すなわち、コントロールバルブ4への操作信号 MVを「0%」に絞ると、コントロールバルブ4の動作が正常であって、洩れが ないものとすれば、実流量信号PVは0%になるはずである。従って、ステップ 22において、PV≧設定所定値であれば、比較モニター手段7は、コントロー ルバルブ4に洩れがあるとするアラーム信号を出力する(ステップ23)。その 後、リセット信号が入力されるまで待って、ステップ21に戻る。
【0016】 なお、この実施例では、出力/入力変換手段5や比較モニター手段7を、調節 計3と別のブロックで示しているが、これらの各手段は、いずれも調節計を構成 している例えはマイクロプロセッサを利用して実現されるものでよい。また、コ ントロールバルブの洩れを検出する場合の動作は、必ずしも必要でない。
【0017】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案は、出力/入力変換手段からは、流量セン サから出力される実際の流量信号PVに比べて早く疑似流量信号が出力されるも のであり、比較モニター手段は、この疑似流量信号と実際の流量信号とに基づい て、コントロールバルブの動作異常をいち早く判断できるように構成したもので ある。
【0018】 従って、本考案によれば、プラントの重大事故につながるコントロールバルブ の動作異常を迅速に検出でき、信頼性の高い流量制御システムを構築することが 可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】出力/入力変換手段に設けられているコントロ
ールバルブの固有の流量特性を示す折線テーブルの一例
を示す図である。
【図3】コントロールバルブの動作異常を検出する場合
の動作を示すフローチャートである。
【図4】コントロールバルブの洩れを検出する場合の動
作の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 流量センサ 2 管路 3 流量調節計 4 コントロールバルブ 5 出力/入力変換手段 6 操作信号を与える回路手段 7 比較モニター手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流量信号を入力すると共にそれに基づい
    て所定の制御演算を行い、演算結果をコントロールバル
    ブに操作信号として出力する調節計を含む流量制御シス
    テムにおいて、 前記コントロールバルブ固有の流量特性があらかじめ設
    定され、操作信号に対する疑似流量信号を出力する出力
    /入力変換手段と、 この出力/入力変換手段に前記調節計の操作信号を与え
    る回路手段と、 少なくとも前記流量信号と前記出力/入力変換手段から
    出力される疑似流量信号とを入力し、両者の差が所定の
    値以上の場合前記コントロールバルブが異常であること
    を示すアラーム信号を出力する比較モニター手段とを設
    けたことを特徴とするコントロールバルブ監視装置。
JP1351392U 1992-03-16 1992-03-16 コントロールバルブ監視装置 Withdrawn JPH0575577U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1351392U JPH0575577U (ja) 1992-03-16 1992-03-16 コントロールバルブ監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1351392U JPH0575577U (ja) 1992-03-16 1992-03-16 コントロールバルブ監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0575577U true JPH0575577U (ja) 1993-10-15

Family

ID=11835233

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1351392U Withdrawn JPH0575577U (ja) 1992-03-16 1992-03-16 コントロールバルブ監視装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013088946A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Horiba Stec Co Ltd 流量制御装置、流量制御装置に用いられる診断装置及び診断用プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013088946A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Horiba Stec Co Ltd 流量制御装置、流量制御装置に用いられる診断装置及び診断用プログラム

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960606