JPH057497Y2 - - Google Patents

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JPH057497Y2
JPH057497Y2 JP3757086U JP3757086U JPH057497Y2 JP H057497 Y2 JPH057497 Y2 JP H057497Y2 JP 3757086 U JP3757086 U JP 3757086U JP 3757086 U JP3757086 U JP 3757086U JP H057497 Y2 JPH057497 Y2 JP H057497Y2
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terminal
injection valve
fuel injection
plug
outer periphery
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は内燃機関の吸気通路に燃料を噴射する
電磁式燃料噴射弁に関し、特に、ハーネス接続部
の構造に関する。
〈従来の技術〉 この種電磁式燃料噴射弁として、従来第3図に
示すものがある。
即ち、図において、燃料噴射弁1のハウジング
2の先端部に保持されたノズルボテイ3にニード
ルバルブ4が収納されている。前記ニードルバル
ブ4はスプリング6により図で下方に付勢され、
ニードルバルブ4先端のシート部4aがノズルボ
テイ3のシート部3aに着座して閉弁しており、
ハウジング2内に保持された電磁コイル7に通電
されて鉄心8が励磁されると、この鉄心8により
ニードルバルブ4に取り付けられた鉄製のジヨイ
ント9が吸引され、ニードルバルブ4のストツパ
部4bがストツパプレート10に当接するまでリ
フトして開弁するようになつている。
一方、鉄心8の外周には樹脂製のコイルボビン
11が設けられており、このコイルボビン11に
前記電磁コイル7を巻回して装置してある。コイ
ルボビン11には、電磁コイル7と接続されるタ
ーミナル12が保持され、このターミナル12は
ハウジング2外に突出させてある。
ここで、前記ターミナル12は、第4図に示す
ように、コイルボビン11に保持される丸棒部1
2aとハーネス接続部としてのプラグ13となる
平板部12bとを一体成形した構成であり、該プ
ラグ13はコネクタ部14のコネクタケース14
aに突入されて外部に臨まされている。
ターミナル12は丸棒部12a外周と該丸棒部
12aと平板部12bとの境部外周に前記コイル
ボビン11としての樹脂11a及び11bを一体
成形して装着してある。尚、樹脂11aと11b
との間には、オイルシール用のOリング13が介
装される。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような従来の燃料噴射弁1
においては、ターミナル12にハーネス接続部と
してのプラグ13を一体成形した構成であるた
め、ターミナル12の形状が複雑となり、しか
も、プラグ13となる平板部12bに、これを曲
げるための細部12cを設けなければならない
等、形状が複雑で製作に手間がかかり、コスト的
に不利であると共に、加工精度に関しても不良か
発生し易いという問題点があつた。
又、ターミナル12のプラグ13は折曲された
形状に成形されるので、コイルボビン11として
の樹脂11bは前述のように予めターミナル12
に一体化して装着状態となるようにしてある。こ
の結果、該ターミナル12の樹脂11aと11b
との間の外周面に、コイルボビン11の樹脂成形
時のバリ14や型噛み込みによる傷等が生じ、タ
ーミナル12の樹脂11aと11bとの間に介装
されるOリング13によるオイルシールが不完全
になるという欠点もあつた。
更に、Oリング13は、樹脂11aと11bが
一体化されたターミナル12に挿入する必要があ
り、この挿入作業が面倒で手間のかかるものであ
つた。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みなされ
たもので、ハーネス接続部構造の改良により、上
記従来の問題点を解消した燃料噴射弁を提供する
ことを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため本考案は、電磁式燃料噴射弁のハーネ
ス接続部を、電磁コイルに接続される棒状のター
ミナル外周にかん合接続される筒状部と該筒状部
に一端が接続され他端が燃料噴射弁本体のコネク
タケース内の突入される板状のプラグとを一体成
形したプラグ部材により構成した。
〈作用〉 そして、上記構成においては、ターミナルの構
造を簡略化でき、該ターミナル外周のオイルシー
ル構造の性能向上等を図れる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
尚、第1図において第3図と同一要素のものに
は同一符号を付して説明を簡単にする。
第1図において、電磁コイル7に接続されるタ
ーミナル15は棒状に形成され、一端側はコイル
ボビン11としての樹脂11aに一体化されてお
り、他端はハウジング2外に突出し、コネクタ部
14の上部位置まで延びている。そして、このタ
ーミナル15の上端部外周にかん合接続される筒
状部17aと該筒状部17aに一端が接続され他
端がコネクタ部14のコネクタケース14a内に
突入される板状のプラグ部17bとを一体成形し
たプラグ部材17が設けられる(第2図参照)。
このプラグ部材17は、第2図Cに示すように、
方形の板部18と該板部18の一辺に連接される
細長い板部19とからなる板材プレス品である板
部材20を成形することにより構成される。即
ち、この板部材20の板部18を丸めて筒状部1
7aを形成すると共に、板部19を板部18との
連接部位で折り曲げて筒状部17aの一端から該
筒状部17aの軸と所定角度をもつて延びるプラ
グ部17bを形成する。
かかるプラグ部材17は次のように組み付けら
れる。
まず、ターミナル15外周にオイルシール用の
Oリング13を挿通し、この後ターミナル15外
周に樹脂製のカラー16を挿通し、コイルボビン
11とカラー16との間にOリング13が介在さ
れるようにする。
そして、カラー16から突出するターミナル1
5先端外周にプラグ部材17をかん合させる。
かかる構成にられば、ハーネス接続部となるプ
ラグをターミナル15とは別体に形成するように
したから、ターミナル15を単なる棒状に形成す
るだけで良く、形状の簡略化を図れると共に、プ
ラグ自体は、板材プレス品を成形するだけで簡単
に製作できるので、全体的に製作性を向上でき、
コスト的に有利なものとできる。又、構造が簡単
になつた為加工精度不良が少なく、品質を向上で
きる。
更に、ターミナル15を棒状に形成した結果、
従来のコイルボビンに相当する樹脂製のカラー1
6を該ターミナル15に一体化する必要がなく、
上記のようにターミナル15に挿通取付すれば良
いため、従来のように樹脂成形時のバリや傷がタ
ーミナル15外周面に生じない。この結果、Oリ
ング13によるオイルシールを完全なものとでき
る。又、Oリング13は、上記のように、ターミ
ナル15外周に容易に挿通でき、取付性を向上で
きる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、電磁式
燃料噴射弁のハーネス接続部を、棒状のターミナ
ル外周にかん合接続される筒状部と該筒状部に一
端が接続される板状のプラグ部とを一体成形した
プラグ部材により構成したから、ターミナルの構
造を簡略化でき、コスト低減及び品質向上を図れ
ると共に該ターミナル外周のオイルシール構造の
性能向上を図れる等の効果を有する実用的効果大
なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる燃料噴射弁の一実施例
を示す断面図、第2図は同上実施例におけるハー
ネス接続部の構造を示す図で、Aは正面断面図、
Bは平面図、Cは展開図、第3図は従来の燃料噴
射弁を示す断面図、第4図は同上燃料噴射弁にお
けるハーネス接続部の構造を示す図で、Aは正面
図、Bは側面図である。 7……電磁コイル、15……ターミナル、17
……プラグ部材、17a……筒状部、17b……
プラグ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関の吸気通路に燃料を噴射する電磁式燃
    料噴射弁において、電磁コイルに接続される棒状
    のターミナル外周にかん合接続される筒状部と該
    筒状部に一端が接続され他端が燃料噴射弁本体の
    コネクタケース内に突入される板状のプラグ部と
    を一体成形したプラグ部材により構成したハーネ
    ス部を備えたことを特徴とする燃料噴射弁。
JP3757086U 1986-03-17 1986-03-17 Expired - Lifetime JPH057497Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3757086U JPH057497Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17

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JP3757086U JPH057497Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17

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Publication Number Publication Date
JPS62150580U JPS62150580U (ja) 1987-09-24
JPH057497Y2 true JPH057497Y2 (ja) 1993-02-25

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JP3757086U Expired - Lifetime JPH057497Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10250202A1 (de) * 2002-10-28 2004-05-13 Siemens Ag Aktor mit einer Durchführungsöffnung, die bei der Umspritzung gegen eindringenden Kunststoff abgedichtet ist

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Publication number Publication date
JPS62150580U (ja) 1987-09-24

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