JPH0574527A - カードエツジコネクター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】シャッター付メモリーカード用コネクターにお
いて、コネクターのシャッター開閉用凸部を金属にする
ことにより、シャッター開閉を確実に行なう。 【構成】２３がシャッター開閉用凸部であり、ステンレ
ス等の金属で形成される。前記シャッター開閉用凸部
は、２１のコネクターハウジング部に圧入固定される。 【効果】メモリーカードとの挿抜によるシャッター開閉
用凸部の摩耗を防止し、確実にメモリーカードのシャッ
ターを開閉することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、カードエッジタイプメ
モリーカード用のコネクターに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、図４に示すように、カードエッジ
コネクターのシャッター開閉用凸部は、ハウジング部と
同じ樹脂で形成されていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構造で
は、メモリーカードとコネクターの挿抜が繰り返し行な
われると、シャッター開閉用凸部が摩耗し、メモリーカ
ードのシャッター開閉不良が発生するという問題点を有
していた。

【０００４】そこで、本発明は、従来のこのような問題
点を解決するため、コネクターとメモリーカードの挿抜
回数が増加しても、確実にメモリーカードのシャッター
が開閉できるカードエッジコネクターを提供することを
目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明のカードエッジコ
ネクターは、シャッター開閉用凸部を金属にしたことを
特徴とする。

【０００６】

【実施例】以下本発明を実施例に基ずき、詳細に説明す
る。

【０００７】図１（ａ）は、シャッター付カードエッジ
メモリーカードの平面図であり、１１がシャッター、１
２がカード外形を形成するフレームである。図１（ｂ）
は、シャッター１１が開いた状態の平面図であり、１３
が接続端子である。図１（ｃ）は図１（ａ）の正面図で
あり、１２のフレームＡ部が、凹形状をなし、Ａ部にカ
ードエッジコネクターの凸部が係合し、挿入されること
により１１のシャッターが、開かれる構造となってい
る。

【０００８】図２は、本発明のカードエッジコネクター
を示す平面図である。２１がコネクターハウジングであ
り、ＰＢＴ等の樹脂で形成される。２２は接続端子で、
図１（ｂ）のメモリーカードの接続端子と接続がなされ
る。２３は、シャッター開閉用凸部で、ステンレス等の
金属材料で形成され、２１のハウジングに圧入され、固
定される。

【０００９】図３は、図１（ａ）のメモリーカードが図
２のカードエッジコネクターに挿入され、シャッターが
開き始めた状態を示す平面図である。１１のシャッター
側面の凸部Ｂが２３のコネクターのシャッター開閉用凸
部に当り、メモリーカードの挿入に伴い、シャッターが
開かれる。

【００１０】従って、コネクターのシャッター開閉用凸
部を金属にすることにより、メモリーカードのシャッタ
ー側面の凸部Ｂによる摩耗を防止することができる。

【００１１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明では、カー
ドエッジコネクターのシャッター開閉用凸部を金属にす
ることにより、メモリーカードとの挿抜によるシャッタ
ー開閉用凸部の摩耗を防止し、確実にメモリーカードの
シャッターを開閉することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例のメモリーカードを示す図。
（ａ）は カードエッジメモリーカードの平面図。
（ｂ）は シャッターが開いた状態のメモリーカードの
平面図。（ｃ）は （ａ）の正面図。

【図２】本発明のカードエッジコネクターの平面図。

【図３】メモリーカードがコネクターに挿入されシャッ
ターが開き始めた状態の平面図。

【図４】従来のカードエッジコネクターの平面図。

【符号の説明】

１１ シャッター １２ フレーム １３ 接続端子 ２１ コネクターハウジング ２２ コネクター接続端子 ２３ シャッター開閉用凸部 Ａ部 フレーム凹部 Ｂ部 シャッター側面の凸部 Ｃ部 従来のコネクターのシャッター開閉用凸部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 端子保護のためのシャッターを装着した
   カードエッジタイプメモリーカード用のコネクターにお
   いて、シャッター開閉用の凸部を金属にしたことを特徴
   とするカードエッジコネクター。