JPH0574444U - 調理用保護板 - Google Patents

調理用保護板

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JPH0574444U
JPH0574444U JP2389292U JP2389292U JPH0574444U JP H0574444 U JPH0574444 U JP H0574444U JP 2389292 U JP2389292 U JP 2389292U JP 2389292 U JP2389292 U JP 2389292U JP H0574444 U JPH0574444 U JP H0574444U
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JP
Japan
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chopstick
chopsticks
protection plate
cooking
hole
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Pending
Application number
JP2389292U
Other languages
English (en)
Inventor
広二 石塚
Original Assignee
有限会社石塚技研
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Application filed by 有限会社石塚技研 filed Critical 有限会社石塚技研
Priority to JP2389292U priority Critical patent/JPH0574444U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 揚げ物等油料理は、油が手に飛び付き危険で
あるので、これを防止する手の保護板に於いて、特に箸
の操作がし易いものを提供する。 【構成】 油はねによる手の保護板本体1に箸固定部2
と箸移動部3を設け、片方の箸を箸固定部2に挿入固定
し、他方の箸を箸移動部3に入れ使用する。箸移動部3
内を箸が移動するため普段の箸さばきが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、揚げ物料理などに使用することにより、油がはねて手に火傷をする ことを防止する調理用保護板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
揚げ物等油を使う料理に在っては、油がはねて箸を持つ手に飛び、手に火傷を 負うことがしばしばあった。また、料理中は油は180°前後もあるため、心理 的な恐怖感も手伝い敬遠されがちであった。しかしながら、料理全般にしめる揚 げ物料理の割合は高く、安心して油料理ができることが望まれていた。 鍋の蓋等で油はねを防止することも行われているところであるが、箸を持つ手 に飛ぶ油を完全に防ぐことはできず、また、油いため等フライパンの柄を持ちな がら素早い動きが必要な料理には不向きである。
【0003】 そこで、前記の課題を解決するものとして実開昭59−1352号公報に示さ れている油はね防御板が提案されている。この油はね防御板は、防御板本体に2 個の箸貫通孔を設け貫通孔の間に伸縮部を設けてなるもので、貫通孔に箸を装着 し、箸で物を掴むための箸の開閉動作を、伸縮部の伸縮動作で可能にしているも のである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記の従来の油はね防御板では、箸の開閉動作に際して伸縮部が障害となって 、箸を使う指の微妙な感触により揚げ加減を観たり、また箸の開閉動作を頻繁に 行うには不適当である。また、構造的観点からもコスト高になると思われる。 そこで本考案は、箸を使う指の微妙な感触を全く損なうことがなく、しかも単 純な構造の保護板を提案したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案に係る調理用保護板は、適当形状の保護板本体の適宜位置に、箸固定部 を設けると共に、箸固定部に隣接して長孔様の箸移動部を設けたことを特徴とす るものである。
【0006】 また特に前記調理用保護板に於いて、箸固定部を大小複数設けたり、箸固定部 を、除々に径小になり且つ分割された周壁を有する筒状孔としたり、或は箸固定 部を、外周に放射状の切り込みを設けた円孔としてなることを特徴とするもので ある。
【0007】 更には前記の調理用保護板に於いて、箸移動部を、保護板本体の外周と連通し て設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
箸の一方を固定部に挿入固定し、他方の箸を箸移動部に入れると、調理時の油 はねに対して保護板本体で手を防護し、箸の使用時には箸移動部に沿って箸を動 作できるので、何らの障害もなく通常の箸さばきが可能である。
【0009】
【実施例】
次に本案の実施例について説明する。 〈第一実施例〉 図1乃至図3は本考案の第一実施例を示すものである。 第一実施例の保護板は、保護板本体1、箸固定部2、箸移動部3を樹脂の一体 成形で形成したもので、保護板本体1の略中央部分に箸固定部2を設けてなり、 この箸固定部2は大小2個の孔部21a,21bからなり、各孔部21a,21 bは、除々に径小となる筒状孔で、周壁22a,22bを適宜な分割溝23a, 23で縦分割してなる。また箸移動部孔3は、箸固定部2の近傍から保護板本体 1の外周に向かって設けた長孔である。
【0010】 而して図3に示すように菜箸Aの一方A1を、箸固定部2の孔部21aに挿入 すると、菜箸A1は周壁22aを押し拡げるので、菜箸A1は周壁22aで挟持 され保護板本体1に固定されることになる。更に他方の菜箸A2は箸移動部3に 挿通すると、菜箸A2は自由に菜箸A1に近接離脱が可能であるので、保護板本 体1の上方に突出した菜箸Aの基部を保持して菜箸Aで油調理を行うと、鍋B内 からの油跳ねは、保護板本体1で阻止され、手に火傷を負う虞は生じない。また 菜箸Aが竹箸でなく金属箸の場合は、箸の径が小さいので箸固定部2には孔部2 1bを使用する。
【0011】 <第二実施例> 図4は本考案の第二実施例を示したもので、この実施例は、箸固定部とし菜箸 Aの径より少し小さい径の箸固定孔2Aを設けたもので、菜箸Aの一方を箸固定 孔に圧入することで菜箸Aを保護板本体1に固定するようにしたものである。
【0012】 〈第三実施例〉 図5(イ)乃至(ハ)は第三実施例を示すものである。 第二実施例のものでは、箸固定部を孔部21Bと孔部21Bの外周に設けた切 り込み22B又は細長孔23Bとで構成したものである。
【0013】 このためは菜箸Aの径の大きさに多少の差異が在ったとしても、菜箸Aを孔部 21Bに圧入すると、孔部21Bの外周が撓曲し、その弾性で菜箸Aがずり落ち ることなくしっかりと固定される。
【0014】 〈第四実施例〉 図6は第四実施例を示すものである。 第四実施例のものは、箸移動孔3の片端を保護板本体1の外周部分と連通して 開口部31を形成したものである。
【0015】 而して前記した第一実施例乃至及び第三実施例のものでは、菜箸A1,A2を それぞれ別々の個所に挿通しなければならないが、市販の菜箸には、頭部がクサ リ等により二本の箸がつながれているものもあり、片方の菜箸Aを箸固定部2に 挿着しながら同時に他方の箸を箸移動孔3に入れることは煩わしく、操作性に欠 ける。然し前記のように開口部31を設けておくと、一方の菜箸A1を箸固定部 2に挿着した状態で、他方の菜箸A2開口部31から差し入れることで、菜箸A を保護板本体1に装着できるものである。
【0016】 また図6(ロ)に示すように箸固定部2と箸移動孔3とをくびれ部32を介し て連通しても良く、この場合は二本の菜箸を揃えて持ったまま箸移動孔3の開口 部31から入れ、少し力をかければ、片方の箸だけがくびれ部32を通って箸固 定孔2に固定されるのでより楽に箸を本体1に取り付けることができる。
【0017】 尚、箸固定孔2の外縁には第三実施例で採用した切込み22Bや打抜き孔23 Bを設けて良いことはいうまでもない。 成しても良い。
【0018】 〈第五実施例〉 図7は第五実施例を示すものである。 第四実施例のものは、箸固定部2Cに於いて孔部21Cの外縁に弾性体24C を設けたもので、菜箸A1は箸固定部2Cは安定して固定されることになる。
【0019】 〈第六実施例〉 図8は第五実施例を示すものである。 第五実施例の保護板は、箸移動部3Dの長孔の一部に箸固定部2Dを形成した もので、箸固定部2Dは別にリング状に形成した弾性体からなる2個の箸固定補 助具25D,を用いたもので、保護板本体1の表裏より挟むと共に、菜箸Aを挿 着するものである。この第五実施例においては、箸移動部3Dの片端に箸を固定 することができるため、箸固定部としての孔部を本体1に設ける必要がなく、本 体1の構造はよりシンプルなものになる。
【0020】 尚、本考案は、前記各実施例に限定されるものでなく、本体の材質、形状、箸 への取り付け手段等は全く任意に定めることができるものである。
【0021】
【考案の効果】
本考案は以上のように、適当形状の保護板本体の適宜位置に、箸固定部を設け 、箸固定部に隣接して長孔様の箸移動部を設けた保護板で、その構造が非常に簡 単であり、而も揚げ物等油を使う料理に使用に於いて、飛沫油が手につき火傷を することを防止すると共に箸に伝わる微妙な感触を全く損なうことがなく箸さば き可能にしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の正面図。
【図2】同要部断面図。
【図3】同使用状態説明図。
【図4】本考案の第二実施例の正面図。
【図5】本考案の第三実施例の各正面図。
【図6】本考案の第四実施例の各正面図。
【図7】本考案の第五実施例の要部断面図。
【図8】本考案の第六実施例を示すもので(イ)は斜視
図、(ロ)は要部断面図。
【符号の説明】
1 保護板本体 2,2A,2B,2C 箸固定孔 21a,21b,21B,21C 孔部 22a,22b 周壁 23a,23b 分割溝 22B 切り込み 23B 打ち抜き孔 24C 弾性体 24D 箸固定補助具 3,3D 箸移動部 31 開口部 32 くびれ部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適当形状の保護板本体の適宜位置に、箸
    固定部を設けると共に、箸固定部に隣接して長孔様の箸
    移動部を設けたことを特徴とする調理用保護板。
  2. 【請求項2】 請求項第1項記載の調理用保護板に於い
    て、箸固定部を大小複数設けてなることを特徴とする調
    理用保護板。
  3. 【請求項3】 請求項第1項乃至第2項記載の調理用保
    護板に於いて、箸固定部を、除々に径小になり且つ分割
    された周壁を有する筒状孔としてなることを特徴とする
    調理用保護板。
  4. 【請求項4】 請求項第1項乃至第2項記載の調理用保
    護板に於いて、箸固定部を、外周に放射状の切り込みを
    設けた円孔としてなることを特徴とする調理用保護板。
  5. 【請求項5】 請求項第1項乃至第4項記載の調理用保
    護板に於いて、箸移動部を、保護板本体の外周と連通し
    て設けたことを特徴とする調理用保護板。
JP2389292U 1992-01-18 1992-03-21 調理用保護板 Pending JPH0574444U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2389292U JPH0574444U (ja) 1992-01-18 1992-03-21 調理用保護板

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1025792 1992-01-18
JP4-10257 1992-01-18
JP2389292U JPH0574444U (ja) 1992-01-18 1992-03-21 調理用保護板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0574444U true JPH0574444U (ja) 1993-10-12

Family

ID=26345509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2389292U Pending JPH0574444U (ja) 1992-01-18 1992-03-21 調理用保護板

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JP (1) JPH0574444U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111297225A (zh) * 2018-12-12 2020-06-19 汉中斯巴达科技有限公司 一种防止油溅到手的炒菜铲

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