JPH0574296A - 4端子式警報スイツチ - Google Patents

4端子式警報スイツチ

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JPH0574296A
JPH0574296A JP26137691A JP26137691A JPH0574296A JP H0574296 A JPH0574296 A JP H0574296A JP 26137691 A JP26137691 A JP 26137691A JP 26137691 A JP26137691 A JP 26137691A JP H0574296 A JPH0574296 A JP H0574296A
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terminal
contact
alarm switch
magnet
signal line
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JP26137691A
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English (en)
Inventor
Fukuo Sakai
福夫 酒井
Shinjiro Takeuchi
信次郎 竹内
Tokuzo Mishima
徳三 三島
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MISHIMA TAIMU IND KK
Original Assignee
MISHIMA TAIMU IND KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、建物,施設の出入口や窓等に取り
付ける警報スイッチにおいて、警備現場に入った保守点
検要員が即座にスイッチの異常場所と状況を知り、速や
かに保守点検作業ができる4端子式警報スイッチを提供
する。 【構成】 トランスファ型マグネットリレー2を内蔵し
た4端子式警報スイッチ1において、信号線3側の入力
端子3aを第2抵抗5bを介してマグネットリレーの基
端側端子2cに接続し、また信号線側の出力端子3bを
リレーのA接点に接続し、さらにアース線4とリレーの
A接点との間に、順方向がアース線よりA接点方向にな
るようにLEDランプ6、および該ランプに並列に第1
抵抗5aを接続して構成した4端子式警報スイッチであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物,施設の出入口や
窓等の異常を4端子式警報スイッチの抵抗値の変化より
検出する警報装置において、異常の状態を識別,表示で
きるようにした警報スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来建物,施設等に使用される警報装置
のセンサとしては、構造が簡単で故障が少ないマグネッ
トリレーが広く採用されている。このマグネットリレー
とは、マグネットの接近,離脱によってリレーの接点が
切り替わる構造としたリレーであり、例えば扉に装着す
れば、扉の開閉チェックに応用でき、警報スイッチとし
ての機能を十分有している。
【0003】警報装置に使用されている一般的な回路と
しては、例えば実開昭51−137286号公報に開示
されているように、警備現場側では、マグネットの離脱
によって開放する接点と閉塞する接点を有するマグネッ
トリレー内蔵型の4端子式警報スイッチを扉等に取り付
け、監視装置側では、電流監視部と、電流設定用抵抗
と、電源と、ランプ点灯,異常発報,液晶表示等による
表示発報部などによって構成される監視装置で現場の異
常を監視する。
【0004】具体的には、保守点検時の異常発報時の異
常監視は、マグネットリレー内蔵型警報スイッチを直列
接続したループ系に電気抵抗を挿入し、この抵抗の端子
電圧の変化を監視することによって行われている。
【0005】また特開昭61−255497号公報,実
開昭62−18795号公報では、ループ系内のどの位
置の警報スイッチで異常が発生したかを検出する方法に
おいて、抵抗とマグネットリレーの並列回路よりなる2
端子式警報スイッチを使用した警報スイッチが開示され
ている。
【0006】図10は前記実開昭51−137286号
に示されたマグネットリレー内蔵型の4端子式警報スイ
ッチを示す回路図である。
【0007】61aは警報スイッチ本体,62は信号
線,63はアース線であり、信号線62にはマグネット
の作用によって開放閉塞する接点64aを有するマグネ
ットリレー64が接続されている。
【0008】リレーの接点64aは本来は開放状態にあ
り、マグネットの磁力を受けて点線で示すように閉とな
る4端子式警報スイッチを形成しており、警備のための
ループ系は複数個の警報スイッチ61の信号線62は信
号線同志,アース線63はアース線同志を直列接続し、
終端部の警報スイッチ61で信号線62とアース線63
とを接続して系を構成する。
【0009】しかしこの方式では、中間の4端子式警報
スイッチの直前で信号線62とアース線63とが短絡す
ると、後の警報スイッチはすべて異常検出機能を失い、
かつこの異常事態の識別が監視装置側からも検知不能と
いう重大欠陥をもっている。
【0010】このような欠陥を解消するために改良した
4端子式警報スイッチの回路図を図11に示す。
【0011】この警報スイッチ61bは、ループの終端
部において、信号線62とアース線63との間に終端抵
抗65を接続して警備ループを構成し、このループに流
れる電流変化を新たにループ内に挿入した直流抵抗の端
子間電圧に変換して監視するシステムであり、信号線6
2とアース線63との短絡の有無と不法侵入者の検出を
可能にしている。
【0012】図12は前記特開昭61−255497
号,実開昭62−18795号に示された2端子式警報
スイッチを示す回路図である。
【0013】この警報スイッチ71の回路は、マグネッ
トの作用によって開放閉塞する接点74aを有するマグ
ネットリレー74に、並列抵抗76が接続された並列回
路で構成され、ループ系は複数個の警報スイッチ71を
信号線72によって直列接続し、終端部の警報スイッチ
71は直接アース線73に接続して警備ループを構成す
る。
【0014】この2端子式警報スイッチの監視の原理
は、ループ全体の並列抵抗76の抵抗値変化を監視する
もので、各警報スイッチ71の並列抵抗76の抵抗値を
それぞれ異なった値とすることによって、ループ全体の
抵抗値から、どこの位置の警報スイッチのところで不法
侵入が発生したかが識別可能となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで前者の4端子
式警報スイッチの方式では、どこの位置の警報スイッチ
で異常が発生したのか識別することは不可能である。
【0016】また後者の2端子式警報スイッチの方式で
は、警備ループ系内での断線とその位置表示、事前に工
作された側路回路の存在とその場所の表示など、保守点
検・誤発報動作後の現場確認作業の迅速化についての考
慮は全くなされていない。
【0017】このように以上述べた従来方式は、保守点
検にあたって警備現場側から見ただけでは、どの位置の
警報スイッチが異常なのか肉眼で特定することは困難で
あり、監視装置側の表示発報部の表示のみを頼りに異常
点検がなされている。
【0018】従って実際には警備現場に入った保守点検
要員は、現場に設置された電線や警報スイッチを頼りに
取り付け位置を確認しながら点検するために、どの位置
の警報スイッチが異常であるかを速やかに見つけ出す
等、誤動作時の点検,保守に要する作業に多大の時間を
要していた。
【0019】本発明は、上記保守点検という立場からの
必要性に鑑み、警備現場に入った保守点検要員が即座に
警報スイッチの異常場所と異常状況を知り、かつ速やか
に保守点検作業ができるように機能を付加した警報スイ
ッチを提供する。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の技術的手段は下記の通りである。
【0021】(1) マグネットの離脱により接するA接点
と開放するB接点を有するトランスファ型マグネットリ
レーを内蔵し、信号線側の入出力端子およびアース線側
の入出力端子を設けた4端子式警報スイッチにおいて、
前記信号線側の入力端子を第2抵抗を介してマグネット
リレーの基端側端子に接続し、また信号線側の出力端子
を前記B接点に接続し、さらにアース線と前記A接点と
の間に、順方向がアース線よりA接点方向になるように
LEDランプ、および該ランプに並列に第1抵抗を接続
して構成したことを特徴とする4端子式警報スイッチ。
【0022】(2) マグネットの離脱により接するA接点
と開放するB接点を有するトランスファ型マグネットリ
レーを内蔵し、信号線側の入出力端子およびアース線側
の入出力端子を設けた4端子式警報スイッチにおいて、
前記信号線側の入力端子をマグネットリレーの基端側端
子に接続し、また信号線側の出力端子を第2抵抗を介し
て前記B接点に接続し、さらにアース線と前記A接点と
の間に、順方向がアース線よりA接点方向になるように
LEDランプ、および該ランプに並列に第1抵抗を接続
して構成したことを特徴とする4端子式警報スイッチ。
【0023】(3) 上記(1) 項または(2) 項の4端子式警
報スイッチにおいて、LEDランプに直列に電流調整素
子を付加したものである。
【0024】(4) マグネットの離脱により接するA接点
と開放するB接点を有するトランスファ型マグネットリ
レーを内蔵し、信号線側の入出力端子およびアース線側
の入出力端子を設けた4端子式警報スイッチにおいて、
前記信号線側の入力端子を第2抵抗を介してマグネット
リレーの基端側端子に接続し、また信号線側の出力端子
を前記B接点に接続し、さらにアース線と前記A接点と
の間に、順方向がアース線よりA接点方向になるように
第1LEDランプ、およびアース線とマグネットリレー
のB接点との間に、順方向がアース線よりB接点方向に
なるように第2LEDランプを接続するとともに、前記
第1LEDランプに並列に第1抵抗を接続して構成した
ことを特徴とする4端子式警報スイッチ。
【0025】(5) マグネットの離脱により接するA接点
と開放するB接点を有するトランスファ型マグネットリ
レーを内蔵し、信号線側の入出力端子およびアース線側
の入出力端子を設けた4端子式警報スイッチにおいて、
前記信号線側の入力端子をマグネットリレーの基端側端
子に接続し、また信号線側の出力端子を第2抵抗を介し
て前記B接点に接続し、さらにアース線と前記A接点と
の間に、順方向がアース線よりA接点方向になるように
第1LEDランプ、およびアース線とマグネットリレー
の基端側端子との間に、順方向がアース線より基端側端
子方向になるように第2LEDランプを接続するととも
に、前記第1LEDランプに並列に第1抵抗を接続して
構成したことを特徴とする4端子式警報スイッチ。
【0026】(6) 上記(4) 項または(5) 項の4端子式警
報スイッチにおいて、第1LEDランプに直列に電流調
整素子を付加したものである。
【0027】(7) 上記(4) 項または(5) 項の4端子式警
報スイッチにおいて、第2LEDランプに直列に電流調
整素子を付加したものである。
【0028】(8) 上記(4) 項または(5) 項の4端子式警
報スイッチにおいて、第1LEDランプおよび第2LE
Dランプに直列に電流調整素子を付加したものである。
【0029】
【作用】以下本発明を作用とともに詳細に説明する。
【0030】図1は第1の本発明の4端子式警報スイッ
チの一態様を示す回路図である。
【0031】この4端子式警報スイッチ1は、マグネッ
トの離脱により接するA接点2aと開放するB接点2b
を有するトランスファ型マグネットリレー2を内蔵し、
信号線3側の入出力端子3a,3bおよびアース線4側
の入出力端子4a,4bを設けており、前記信号線側の
入力端子3aを第2抵抗5bを介してマグネットリレー
2の基端側端子2cに接続し、また信号線側の出力端子
3bを前記B接点2bに接続し、さらにアース線4と前
記A接点2aとの間に、順方向がアース線よりA接点方
向になるようにLEDランプ6および該ランプに並列に
第1抵抗5aを接続して構成される。
【0032】順方向がアース線4よりA接点2a方向に
なるように接続された異常報知用のLEDランプ6に
は、戸締り不良あるいは不法侵入を識別可能にするため
に使用される第1抵抗5a(抵抗値R1 )が並列に接続
され、また第2抵抗5b(抵抗値r1 )は警報スイッチ
が正常な監視態勢であることを確認するための素子であ
る。
【0033】この警報スイッチ1を複数個直列接続して
構成した警備ループ系の監視は、ループの信号線3に直
列接続されたn個の警報スイッチ1の抵抗値Σri (i
=1〜n)の値の変化を監視することによって行うもの
である。
【0034】複数個直列接続した各警報スイッチ1内の
第1抵抗5aおよび第2抵抗5bの抵抗値(R1
1 )を、他の警報スイッチとそれぞれ異なった値にす
るか、同じ値にするかは、警備ループ系に接続される監
視装置の機能によって自由に選択すればよい。
【0035】ただし選択するに当たっては、第1抵抗5
aの抵抗値R1 を第2抵抗5bの全抵抗値Σri (i=
1〜n)より大きくすることにより、ノイズや温度変化
に対して電気的なS/N特性が向上し、異常判別が容易
になる。
【0036】また監視装置から各警報スイッチまでの抵
抗値は、コンピュータのメモリーに記憶させておくか、
演算式で求められるようにしておくか、あるいは電気回
路のコンパレータのレベルとして、予め設定されている
ことが必要である。
【0037】例えば終端抵抗のないループ系において、
異常が無ければ監視装置で監視している抵抗値Σr
i (i=1〜n)の値に変化は無く、これを正常時の抵
抗値として予め監視装置の内部に設定,あるいはコンピ
ュータのメモリーに記憶させておく。このようにすれ
ば、若しk番目(k≦n)の警報スイッチにおいて、不
法侵入あるいは戸締り不充分な場合に出会うと、監視装
置で監視する抵抗値の値は数1に示すようになる。
【0038】
【数1】Σri (i=1〜k)+Rk
【0039】従って正常値との間に数2のような抵抗値
の差が生じてくる。
【0040】
【数2】Rk −Σri (i=k+1〜n)
【0041】この様に本発明では、第1抵抗5a
(R1 ),第2抵抗5b(r1 )を警報スイッチに内蔵
させることにより、観測装置側において、k番目の戸締
り不良等が判別できるようになった。
【0042】また本発明では、保守点検時にこの判定結
果を警報スイッチの取り付けられている現場に知らせる
ために警備ループ系の回路を切り換え、アース線4に+
極,信号線に−極の電圧を印加して、k番目の警報スイ
ッチのLEDランプ6を点灯させることができるように
した。
【0043】図2は第2の本発明の4端子式警報スイッ
チの一態様を示す回路図であり、これは前記の4端子式
警報スイッチ1の構成において、第2抵抗5b(r1
を信号線3側の出力端子3bとB接点2bの間に接続し
た4端子式警報スイッチ11であり、他の構成は4端子
式警報スイッチ1と同じである。
【0044】第2抵抗5bの接続位置は、図1および図
2に示した4端子式警報スイッチ1,11のように、マ
グネットリレー2の前後いずれでも、信号線3上にあれ
ば本発明の目的を達成するものである。
【0045】また図1および図2に示した4端子式警報
スイッチ1,11に、図3に示すようにLEDランプ6
に直列に電流調整素子7を付加してもよい。電流調整素
子7としては抵抗体あるいは定電流ダイオードなどが使
用できる。このように電流調整素子7を直列に接続する
ことにより、LEDランプ6を最適の明るさに保つこと
ができる。
【0046】図4は第3の本発明の4端子式警報スイッ
チの一態様を示す回路図である。
【0047】この4端子式警報スイッチ21は、マグネ
ットの離脱により接するA接点22aと開放するB接点
22bを有するトランスファ型マグネットリレー22を
内蔵し、信号線23側の入出力端子23a,23bおよ
びアース線24側の入出力端子24a,24bを設けて
おり、前記信号線側の入力端子23aを第2抵抗25b
を介してマグネットリレー22の基端側端子22cに接
続し、また信号線側の出力端子23bを前記B接点22
bに接続し、さらにアース線24と前記A接点22aと
の間に、順方向がアース線よりA接点方向になるように
第1LEDランプ26a、およびアース線24とマグネ
ットリレーのB接点22bとの間に、順方向がアース線
よりB接点方向になるように第2LEDランプ26bを
接続するとともに、前記第1LEDランプ26aに並列
に第1抵抗25aを接続して構成される。
【0048】図5は第4の本発明の4端子式警報スイッ
チの一態様を示す回路図であり、これは前記の4端子式
警報スイッチ21の構成において、第2抵抗25bを信
号線側の出力端子23bとB接点22bとの間に接続
し、かつ第2LEDランプ26bをアース線24とマグ
ネットリレー22の基端側端子22cとの間に接続した
4端子式警報スイッチ31であり、他の構成は4端子式
警報スイッチ21と同じである。
【0049】さらに図4および図5に示した4端子式警
報スイッチ21,31に、図6に示すようにLEDラン
プ26a,26bに直列に、前記電流調整素子7と同様
の電流調整素子27a,27bを付加してもよい。この
ように電流調整素子27a,27bを直列に接続するこ
とにより、LEDランプ26a,26bを最適の明るさ
に保つことができる。
【0050】前記した4端子式警報スイッチ1,11と
4端子式警報スイッチ21,31の相違点は、アース線
24とマグネットリレーの基端側端子22cとの間に第
2LEDランプ26bを接続した点であり、その他の構
成は4端子式警報スイッチ1,11と同じである。
【0051】第2LEDランプ26bの点灯動作は、前
記したと同様に、保守点検時に警備ループ系の回路を切
り換え、アース線24に+極,信号線23に−極の電圧
を印加することによって、警備ループ系内に発生した断
線,回路の短絡,回路の側路の発生の有無を警報スイッ
チが取り付けられている現場のLEDランプを点灯させ
ることにより検知できるようにした。
【0052】具体的には、警備ループ系内に発生した断
線,回路の短絡がある場合には、事故発生箇所の手前
か、一つ手前の警報スイッチまでのLEDランプが異常
なしとして全部点灯する。また回路の側路の発生がある
場合には、当該警報スイッチが異常であっても、当該警
報スイッチ以後のLEDランプは消灯しない。
【0053】このようにして、保守点検ときに警備ルー
プ系内に発生した断線,回路の短絡,回路の側路の発生
の有無の判定結果を、警報スイッチが取り付けられてい
る現場に容易に知らせることができる。
【0054】第2LEDランプ26b,あるいは電流調
整素子27bが直列接続された第2LEDランプ26b
の接続位置については、警報スイッチ21にあっては、
第2抵抗25bが接続されている信号線23の手前の入
力端子23aとアース線24間、第2抵抗25bの後の
基端側端子22cとアース線24間、出力端子23bと
アース線24間、また警報スイッチ31にあっては信号
線23の入力端子23aとアース線24間、第2抵抗2
5b手前のB接点22bとアース線24間、第2抵抗2
5bの後の出力端子23bとアース線24間など、いず
れかのところで信号線23とアース線24間を接続すれ
ばよい。
【0055】なお前記したLEDランプ6,26a,2
6bの発光色は、それぞれ種々の色彩に変えたほうが状
態区別が容易となる。
【0056】図7は4端子式警報スイッチ1,11,2
1,31の外觀の一例を示す斜視図であり、取り付け穴
8により扉枠等に固定し、また扉側にはマグネットを取
り付け、扉の開閉によりマグネットを警報スイッチに接
近・離脱させることにより、内蔵されているトランスフ
ァ型マグネットリレー2,22を作動させる。
【0057】
【実施例】図8は本発明の4端子式警報スイッチ41を
n個使用して構成した警備ループ系の一例を示すブロッ
ク図であり、42は直流電圧電源,43はコンピュー
タ,44は定電圧電源,45は抵抗計,46はLED用
電源切換指令回路,47はモード表示ディスプレイであ
り、また警報スイッチ列の末端には終端抵抗48が接続
されて構成される。
【0058】この警備ループ系の警報スイッチ41にお
いて、第1抵抗5aの抵抗値R1 =1.5KΩ,第2抵
抗5bの抵抗値r1 =20Ω,終端抵抗48の抵抗値R
d =500Ωとした場合の警備システムのフローチャー
トを図9に示す。
【0059】このフローチャートにおいて、先ず第1の
判断段階51において、系の抵抗測定の結果これをRd
+nr1 (500+n・20Ω)の値と比較し、NOの
場合は異常モードを検索し、正常な場合は次の正常警備
のループに移る。
【0060】次に正常警備ループの第2の判断段階52
において、系の抵抗測定の結果20Ω未満の変化は正常
とみなし、20Ω以上の変化に対しては次の第3の判断
段階53に移る。
【0061】第3の判断段階53においては、系の抵抗
値が2KΩより大きい場合はいずれかのスイッチの開
放,または系の断線と判断する。系の抵抗値が2KΩよ
り異常に小さい場合は回路の短絡とみなして異常モード
を検索表示する。また定電圧電源をONとしてLED電
流を流し、電流値を測定するとともに各警報スイッチの
異常モードを検索表示する。
【0062】表1には4端子式警報スイッチ21,31
(図4,図5に示す)について、上記種々の異常状態が
発生した場合の警報スイッチ取り付け現場でのLEDラ
ンプ点灯の状況の一例を示す。なお表1において、第1
LEDランプ26aをL1 ,第2LEDランプ26bを
2 にて示す。
【0063】
【表1】
【0064】
【発明の効果】以上説明した如く本発明の警報スイッチ
によれば、警備現場に入った保守点検要員が警報スイッ
チに内蔵したLEDランプの点灯状況から、異常場所と
異常状況とを同時かつ即座に把握できる。
【0065】特に側路回路が存在する場合には、従来の
方式では監視装置側から側路回路の有無は検出できて
も、ループ内のどの位置の警報スイッチに付加されたか
は検出出来なかったが、本発明によれば、警備現場に入
った保守点検要員が警報スイッチに内蔵したLEDラン
プの点灯状況から、側路回路の場所を速やかに見つけ出
すことができる。
【0066】従って保守点検作業が容易になって点検要
員の負担や労務費が軽減し、かつ作業効率が向上して点
検時間も大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の本発明の4端子式警報スイッチの一態様
を示す回路図である。
【図2】第2の本発明の4端子式警報スイッチの一態様
を示す回路図である。
【図3】図1,図2においてLEDランプに電流調整素
子を付加した態様を示す回路図である。
【図4】第3の本発明の4端子式警報スイッチの一態様
を示す回路図である。
【図5】第4の本発明の4端子式警報スイッチの一態様
を示す回路図である。
【図6】図4,図5においてLEDランプに電流調整素
子を付加した態様を示す回路図である。
【図7】4端子式警報スイッチの外觀の一例を示す斜視
図である。
【図8】本発明の4端子式警報スイッチを使用して構成
した警備ループ系の一例を示すブロック図である。
【図9】図8に示す警備ループ系のフローチャートであ
る。
【図10】従来のマグネットリレー内蔵型4端子式警報
スイッチ(その1)を示す回路図である。
【図11】従来のマグネットリレー内蔵型4端子式警報
スイッチ(その2)を示す回路図である。
【図12】従来のマグネットリレー内蔵型4端子式警報
スイッチ(その3)を示す回路図である。
【符号の説明】
1,11,21,31,41 4端子式警報スイッチ 2,22 トランスファ型マグネ
ットリレー 2a,2b,22a,22b 接点 2c,22c 基端側端子 3,23 信号線 4,24 アース線 5a,25a 第1抵抗 5b,25b 第2抵抗 6,26a,26b LEDランプ 7,27a,27b 電流調整素子 48 終端抵抗

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネットの離脱により接するA接点と
    開放するB接点を有するトランスファ型マグネットリレ
    ーを内蔵し、信号線側の入出力端子およびアース線側の
    入出力端子を設けた4端子式警報スイッチにおいて、前
    記信号線側の入力端子を第2抵抗を介してマグネットリ
    レーの基端側端子に接続し、また信号線側の出力端子を
    前記B接点に接続し、さらにアース線と前記A接点との
    間に、順方向がアース線よりA接点方向になるようにL
    EDランプ、および該ランプに並列に第1抵抗を接続し
    て構成したことを特徴とする4端子式警報スイッチ。
  2. 【請求項2】 マグネットの離脱により接するA接点と
    開放するB接点を有するトランスファ型マグネットリレ
    ーを内蔵し、信号線側の入出力端子およびアース線側の
    入出力端子を設けた4端子式警報スイッチにおいて、前
    記信号線側の入力端子をマグネットリレーの基端側端子
    に接続し、また信号線側の出力端子を第2抵抗を介して
    前記B接点に接続し、さらにアース線と前記A接点との
    間に、順方向がアース線よりA接点方向になるようにL
    EDランプ、および該ランプに並列に第1抵抗を接続し
    て構成したことを特徴とする4端子式警報スイッチ。
  3. 【請求項3】 LEDランプに直列に電流調整素子を付
    加した請求項1または2記載の4端子式警報スイッチ。
  4. 【請求項4】 マグネットの離脱により接するA接点と
    開放するB接点を有するトランスファ型マグネットリレ
    ーを内蔵し、信号線側の入出力端子およびアース線側の
    入出力端子を設けた4端子式警報スイッチにおいて、前
    記信号線側の入力端子を第2抵抗を介してマグネットリ
    レーの基端側端子に接続し、また信号線側の出力端子を
    前記B接点に接続し、さらにアース線と前記A接点との
    間に、順方向がアース線よりA接点方向になるように第
    1LEDランプ、およびアース線とマグネットリレーの
    B接点との間に、順方向がアース線よりB接点方向にな
    るように第2LEDランプを接続するとともに、前記第
    1LEDランプに並列に第1抵抗を接続して構成したこ
    とを特徴とする4端子式警報スイッチ。
  5. 【請求項5】 マグネットの離脱により接するA接点と
    開放するB接点を有するトランスファ型マグネットリレ
    ーを内蔵し、信号線側の入出力端子およびアース線側の
    入出力端子を設けた4端子式警報スイッチにおいて、前
    記信号線側の入力端子をマグネットリレーの基端側端子
    に接続し、また信号線側の出力端子を第2抵抗を介して
    前記B接点に接続し、さらにアース線と前記A接点との
    間に、順方向がアース線よりA接点方向になるように第
    1LEDランプ、およびアース線とマグネットリレーの
    基端側端子との間に、順方向がアース線より基端側端子
    方向になるように第2LEDランプを接続するととも
    に、前記第1LEDランプに並列に第1抵抗を接続して
    構成したことを特徴とする4端子式警報スイッチ。
  6. 【請求項6】 第1LEDランプに直列に電流調整素子
    を付加した請求項4または5記載の4端子式警報スイッ
    チ。
  7. 【請求項7】 第2LEDランプに直列に電流調整素子
    を付加した請求項4または5記載の4端子式警報スイッ
    チ。
  8. 【請求項8】 第1LEDランプおよび第2LEDラン
    プに直列に電流調整素子を付加した請求項4または5記
    載の4端子式警報スイッチ。
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