JPH0573778A - 盗難防止システム - Google Patents

盗難防止システム

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JPH0573778A
JPH0573778A JP23056591A JP23056591A JPH0573778A JP H0573778 A JPH0573778 A JP H0573778A JP 23056591 A JP23056591 A JP 23056591A JP 23056591 A JP23056591 A JP 23056591A JP H0573778 A JPH0573778 A JP H0573778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
product
antenna
storage medium
transaction processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP23056591A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Kimizu
龍一 木水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP23056591A priority Critical patent/JPH0573778A/ja
Publication of JPH0573778A publication Critical patent/JPH0573778A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】商品の取引処理時における店員作業を簡略化す
るとともに、商品の盗難を確実に防止する。 【構成】商品11に固着された盗難防止用タグ1から送
信された商品データを精算カウンタ12に設けられたア
ンテナ3が受信すると、キャッシュレジスタ2はアンテ
ナ3から切断コマンドを送信し、盗難防止用タグ1にお
いて媒体伝送部を切断する。このように、正常に取引処
理がなされた商品11に固着された盗難防止用タグ1は
出入口近傍に設けられたアンテナ4との間でデータの送
受信を行うことがなく、警報装置は動作しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、商品に固着された非
接触記憶媒体を介して商品の盗難を防止する盗難防止シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】売場面積が広く、顧客の出入口が複数設
けられた大型店舗では、商品の無断持ち出しによる盗難
が発生し易い。このような盗難を防止するため従来よ
り、商品に非接触媒体を固着するとともに、この非接触
媒体を出入口において検出する装置を備えておき、商品
に固着されている非接触媒体を商品購入時に精算場所に
おいて取り外すようにした盗難防止システムが用いられ
ている。従来の盗難防止システムでは、商品から非接触
媒体が容易に取り外せると顧客がこれを取り外して検出
装置を通過してしまうことが考えられるため、非接触媒
体は商品から容易に取り外せないように固着されてお
り、精算場所において店員は専用工具を用いて非接触媒
体を商品から取り外すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
盗難防止システムでは、非接触媒体を商品から専用工具
を用いて取り外すようにしていたため、商品購入時にお
ける精算場所での作業が煩雑化する問題があった。ま
た、この作業に伴ってキャッシュレジスタへの金額入
力、および顧客の支払い処理が行われるため、精算場所
において顧客に商品を手渡すまでに長時間を必要とする
問題があった。
【0004】この発明の目的は、非接触媒体に商品の情
報を予め記憶させておき、精算場所においてキャッシュ
レジスタなどの端末装置に商品データを読み取らせた後
に検出装置に反応しないようにし、精算時における非接
触媒体の取外作業を不要にして店員作業を簡略化し、精
算時における作業時間を短縮して商品を顧客に素早く手
渡すことができる盗難防止システムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の盗難防止シス
テムは、図1に示すように商品に固着され媒体伝送部を
介してデータを送受信する非接触記憶媒体と、検出用伝
送部を介して非接触記憶媒体とデータの送受信を行い、
検出用伝送部が非接触記憶媒体からの応答データを受信
した際に警告を発生する警告装置と、から構成した盗難
防止システムであって、前記警告装置を、前記非接触記
憶媒体との間でデータの送受信を行う読取用伝送部、お
よびこの読取用伝送部が前記非接触記憶媒体から商品デ
ータを受信した際に切断コマンドを送信する切断命令手
段を設け、前記商品データに基づいて取引処理を実行す
る取引処理装置に接続するとともに、前記非接触記憶媒
体に、前記商品データを記憶する記憶手段、および前記
切断コマンドを受信した際に前記媒体用伝送部を切断す
る切断手段を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明においては、取引処理時に取引処理装
置において非接触記憶媒体が記憶している商品データが
読み取られ、この商品データに基づいて取引処理が実行
される。取引処理装置において商品データが読み取られ
ると非接触記憶媒体に対して切断命令手段から切断コマ
ンドが送信され、非接触記憶媒体は媒体伝送部を切断す
る。これによって非接触記憶媒体は店舗の出入口近傍に
設置された検出用伝送部との間でデータの送受信を行う
ことがない。一方、取引処理を実行しなかった非接触記
憶媒体においては媒体伝送部は切断されておらず、出入
口近傍に設けられた検出用伝送部との間でデータの送受
信を行い、非接触記憶媒体から送信された応答データを
受信した警告装置が警告を発生する。したがって、取引
処理を終了していない商品が外部に持ち出される際には
警告装置による警告が発生される。
【0007】
【実施例】図2は、この発明の実施例である盗難防止シ
ステムの構成を示す概略図である。商品11には非接触
記憶媒体により構成された盗難防止用タグ1が固着され
ている。一方、精算カウンタ12上にはPOS端末のキ
ャッシュレジスタ2が設置されており、このキャッシュ
レジスタ2には読取用伝送部であるアンテナ3および検
出用伝送部であるアンテナ4が接続されている。これら
アンテナ3,4は盗難防止用タグ1との間でデータの送
受信を行う。アンテナ3は精算カウンタ12に設置され
ており、アンテナ4は店舗の出入口に設けられている。
アンテナ3は商品11の取引処理時に盗難防止用タグ1
から商品データを読み取り、キャッシュレジスタ2に入
力する。アンテナ4は盗難防止用タグ1から応答データ
を読み取り、キャッシュレジスタ2に備えられている警
告装置に入力する。
【0008】図3は、上記盗難防止システムを構成する
盗難防止用タグの構成を示すブロック図である。盗難防
止用タグ1は電源部23、記憶部24および制御部25
から構成されており、これらにはヒューズ22を介して
媒体伝送部であるアンテナ21が接続されている。アン
テナ21は前述のアンテナ3,4から送信される電力搬
送波を受信し、電力成分を電源部23に供給する。電源
部23は記憶部24および制御部25に電力供給を行
う。記憶部24は制御部25の処理手順を示すプログラ
ムとともに応答データおよび商品データを記憶してお
り、制御部25はアンテナ3との交信時に商品データを
記憶部24から読み出してヒューズ22を介してアンテ
ナ21に出力する。また、アンテナ4との通信時には記
憶部24から応答データを読み出し、これをヒューズ2
2を介してアンテナ21に出力する。
【0009】図4は上記キャッシュレジスタ2の制御部
の構成を示すブロック図である。キャッシュレジスタ2
は、CPU32、ROM33およびRAM34から構成
されるコントローラ31を備えており、このコントロー
ラ31にキーボード35、表示器36、プリンタ37、
キャッシュボックス38およびアンテナ3,4が接続さ
れている。CPU32はROM33にあらかじめ書き込
まれているプログラムに従ってこれら入出力機器を制御
する。このとき入出力されるデータはRAM34の所定
のメモリエリアに一時格納される。キーボード34は店
員によって操作され、POSに用いられる商品や顧客に
ついてのデータが入力される。ディスプレイ36には取
引処理に係る商品名および価格が表示される。プリンタ
37は取引処理に係る商品名およびその金額などの取引
処理内容をレシートに印字する。
【0010】キャッシュボックス38には顧客が支払っ
た代金が収納される。CPU32はこのキャッシュボッ
クス38の開閉制御を行う。また、アンテナ3,4を介
して盗難防止用タグ1との間でデータの送受信が行われ
る。コントローラ31には警報ブザー39が接続されて
おり、アンテナ4の受信内容にしたがってCPU32は
警報ブザー39を駆動する。図5および図6は上記盗難
防止システムにおける処理手順を示すフローチャートで
ある。取引処理においてキャッシュレジスタ2は図5
(A)に示すように、読取コマンドをアンテナ3から送
信し(n1)、盗難防止用タグ1から送信されるデータ
の受信を待機する(n2)。盗難防止用タグ1から送信
されたデータを受信するとデータの良否の判定を行い
(n3)、正常な商品データを受信した場合にはPLU
ファイル(商品価格ファイル)から商品の価格を読み取
る(n4,n5)。次いで、盗難防止用タグ1に対して
切断コマンドを送信し(n6)、商品名およびその金額
を印字する(n7)。オペレータにより合計キーが操作
されるなどして購入商品の入力が終了すると(n8)、
合計金額を印字してレシートを発行する(n9)。
【0011】一方、盗難防止用タグ1は、アンテナ3の
通信可能領域に進入したときに電力搬送波による電力供
給を受けて図5(B)に示す処理を実行する。まず、受
信したコマンドの内容を判定し(n11)、読取コマン
ドを受信した場合には記憶部24から商品データを読み
出してアンテナ21を介して送信する(n12,n1
3)。受信したコマンドが切断コマンドである場合には
電源部23において過電流を発生する(n14,n1
5)。これによってアンテナ21と電源部23、記憶部
24および制御部25等を接続するヒューズ22が切断
し、盗難防止用タグ1はこれ以後データの送受信を行う
ことができなくなる。
【0012】なお、キャッシュレジスタ2はアンテナ4
において商品データを受信すると、図6に示す割込処理
を実行する。すなわち、警報ブザー39を駆動し、オペ
レータのキー操作による停止操作がなされるまで警報の
鳴動が継続される(n21,n22)。
【0013】以上の処理により、商品11がキャッシュ
レジスタ2において取引処理されると、盗難防止用タグ
1には切断コマンドが送信され、この切断コマンドを受
けた盗難防止用タグ1においてヒューズ22が切断され
る。このため、正常に取引処理なされた商品11が店舗
から持ち出される際には、出入口近傍に設けられたアン
テナ4と盗難防止用タグ1との間でデータの送受信は行
われず、アンテナ4が送信データを受信することがな
く、警報ブザー39は駆動されない。一方、商品11が
取引処理されることなく持ち出されると、その商品11
に取り付けられた盗難防止用タグ1はヒューズ22が接
続されたままの状態であり、出入口近傍に設けられたア
ンテナ4との間でデータの送受信が行われ、アンテナ4
がデータを受信することにより警報ブザー39が駆動さ
れる。これによって、商品11の不正な持ち出しが発生
したことが検出される。
【0014】また、取引処理において精算場所に設けら
れたアンテナ3に盗難防止用タグ1を接近させるだけで
商品データの読み取りを行うことができるため、店員の
取引処理作業を極めて簡単に行うことができる。
【0015】なお、本実施例では警報装置を取引処理装
置であるキャッシュレジスタ2に構成したが、キャッシ
ュレジスタ2とは別体に備えることもできる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、非接触記憶媒体に記
憶されている商品データを用いて取引処理を容易に実行
することができるとともに、取引処理を正常に終了した
非接触記憶媒体をデータの送受信ができない状態にする
ことにより、不正に持ち出されようとする商品に固着さ
れたデータ用記憶媒体と検出用伝送部との間においての
みデータの送受信がなされるようにし、商品の不正持ち
出しを確実に検出することができる。また、取引処理を
正常に終了した商品から非接触記憶媒体を取り外す必要
がなく取引処理作業を素早く行うことができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施例である盗難防止システムの構
成を示す図である。
【図3】同盗難防止システムを構成する盗難防止用タグ
のブロック図である。
【図4】同盗難防止システムを構成するキャッシュレジ
スタのブロック図である。
【図5】同盗難防止システムにおける処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】同じくフローチャートである。
【符号の説明】
1−盗難防止用タグ(非接触記憶媒体) 2−キャッシュレジスタ(取引処理装置) 3−アンテナ(読取用伝送部) 4−アンテナ(検出用伝送部) 22−ヒューズ 24−記憶部 39−警報ブザー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品に固着され媒体伝送部を介してデータ
    を送受信する非接触記憶媒体と、検出用伝送部を介して
    非接触記憶媒体とデータの送受信を行い、検出用伝送部
    が非接触記憶媒体からの応答データを受信した際に警告
    を発生する警告装置と、から構成した盗難防止システム
    であって、 前記警告装置を、前記非接触記憶媒体との間でデータの
    送受信を行う読取用伝送部、およびこの読取用伝送部が
    前記非接触記憶媒体から商品データを受信した際に切断
    コマンドを送信する切断命令手段を設け、前記商品デー
    タに基づいて取引処理を実行する取引処理装置に接続す
    るとともに、 前記非接触記憶媒体に、前記商品データを記憶する記憶
    手段、および前記切断コマンドを受信した際に前記媒体
    用伝送部を切断する切断手段を設けたことを特徴とする
    盗難防止システム。
JP23056591A 1991-09-10 1991-09-10 盗難防止システム Pending JPH0573778A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23056591A JPH0573778A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 盗難防止システム

Applications Claiming Priority (1)

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JP23056591A JPH0573778A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 盗難防止システム

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JPH0573778A true JPH0573778A (ja) 1993-03-26

Family

ID=16909747

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JP23056591A Pending JPH0573778A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 盗難防止システム

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JP (1) JPH0573778A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0573779A (ja) * 1991-09-18 1993-03-26 Kubota Corp チエツクアウト装置
JPH09106484A (ja) * 1995-10-12 1997-04-22 Nippon Denki Ido Tsushin Kk 盗難警報装置
JP2001216564A (ja) * 2000-02-02 2001-08-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 商品販売方法および装置と商品販売プログラムを記録した記録媒体

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