JPH0573756U - ディスク収納ケース - Google Patents

ディスク収納ケース

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Publication number
JPH0573756U
JPH0573756U JP917192U JP917192U JPH0573756U JP H0573756 U JPH0573756 U JP H0573756U JP 917192 U JP917192 U JP 917192U JP 917192 U JP917192 U JP 917192U JP H0573756 U JPH0573756 U JP H0573756U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
disc
storage case
holding
disk storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP917192U
Other languages
English (en)
Inventor
昇 青山
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
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Publication of JPH0573756U publication Critical patent/JPH0573756U/ja
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  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、ディスクの取り出しを使用者が片
手で行なうことができ取り扱いを便利にし得るディスク
収納ケースを提供することを目的としている。 【構成】中央部に形成された透孔14に弾性係合してデ
ィスク12を保持するとともに、外部操作によって保持
状態が解除される保持手段17を有するディスク収納ケ
ースにおいて、保持手段17で保持されたディスク12
に対して取り出し方向の付勢力を与える付勢手段22〜
25を備え、外部操作によって保持状態が解除されたと
き、付勢手段22〜25によりディスク12が保持手段
17から離間されるように構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばコンパクトディスク(CD)やCD−ROM(リードオン リーメモリ)ディスク等を収納するディスク収納ケースの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、例えば音楽用のコンパクトディスク等を収納するための従来の ディスク収納ケースは、図6に示すように構成されている。すなわち、図中11 は合成樹脂材料で略平板状にモールド成型されたケース本体であり、その図中上 面部にはディスク12が遊嵌される円形状の凹部13が形成されている。
【0003】 この凹部13の底面中央部には、該底面よりもやや高く突出してディスク12 の中央部に形成された透孔14の周囲に設けられる信号非記録部分15が接触さ れる円形状のディスク受け部16と、このディスク受け部16の中央部に設けら れディスク12の透孔14に嵌合してディスク12を保持するディスク保持部1 7とが形成されている。
【0004】 また、この凹部13の周側面は、ケース本体11の両側面に対応する部分が切 欠かれており、指でディスク12を径方向に挟むことができるようになされてい る。さらに、このケース本体11の図中上面部は、該ケース本体11の後面部に 回動自在に支持されたカバー18によって開閉されるようになされている。
【0005】 そして、ディスク12をケース本体11に装着する作業は、まず、カバー18 を開放した後、ディスク12の透孔14をディスク保持部17に嵌合させること によって行なわれる。このとき、ディスク12は、その信号非記録部分15がデ ィスク受け部16に接触されるだけで、信号非記録部分15の外側の信号記録部 分19はケース本体11に非接触に保たれ保護されるようになっている。
【0006】 ここで、図7は上記ディスク受け部16及びディスク保持部17の詳細な構成 を示している。まず、ディスク受け部16は、上記凹部13の底面を円形にやや 高く盛り上げたように形成されている。また、ディスク保持部17は、このディ スク受け部16の中心に放射状に複数の裁断孔20を穿設し、これらの裁断孔2 0によって分断された複数の舌片21を、全体でディスク12の透孔14の径に 対応した略円筒型を形成するように、途中よりディスク受け部16の面から略垂 直に起立させた後、各舌片21の先端部をディスク受け部16の中心に向けて折 曲したように形成されている。
【0007】 厳密に言えば、各舌片21のディスク受け部16の面から略垂直に起立された 部分は、図8に示すように、図中上方にいくほど外側にやや反り返るようなテー パが形成されており、各舌片21の構成する円筒の図中上部の径は、ディスク1 2の透孔14の径よりも若干大きく設定されている。そして、図8中A位置にあ るディスク12を下方に移動させ、その透孔14内にディスク保持部17を圧入 して、ディスク受け部16に接触させるつまり図中B位置に設置することにより 、ディスク12の装着が行なわれる。
【0008】 この場合、各舌片21は、ディスク12の透孔14に押圧されて一旦内側に弾 性変形されるが、ディスク12がB位置に到達することにより、透孔14による 弾性変形が解除されて元の状態に戻る。このとき、各舌片21は、そのテーパに よりディスク12をディスク受け部16に押圧する作用を果し、ここに、ケース 本体11にディスク12が保持されるようになる。
【0009】 また、ケース本体11からディスク12を取り出す場合には、図9に示すよう に、指先で各舌片21の内側に折曲された先端部分を押圧し、各舌片21をその テーパによるディスク12の保持を解除させるように弾性変形させる。その後、 図9中B位置にあるディスク12を持ち上げて図中A位置まで移動させ、ここに 、ケース本体11からディスク12が取り出されるようになる。
【0010】 しかしながら、上記のような従来のディスク収納ケースでは、ケース本体11 からディスク12を取り出す場合、指先で各舌片21の内側に折曲された先端部 分を押圧しながらディスク12を持ち上げる必要があるが、この作業を実行する には、図10に示すように、使用者の右手親指で各舌片21を押圧し左手の親指 と人さし指とでディスク12を挟んで持ち上げなければならず、使用者の両手が 必要で取り扱いが不便であるという問題が生じている。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように、従来のディスク収納ケースでは、ディスクを取り出すときに使 用者が両手を必要とするので、取り出し作業が煩雑で取り扱いが不便であるとい う問題を有している。
【0012】 そこで、この考案は上記事情を考慮してなされたもので、ディスクの取り出し を使用者が片手で行なうことができ取り扱いを便利にし得る極めて良好なディス ク収納ケースを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るディスク収納ケースは、中央部に形成された透孔に弾性係合し てディスクを保持するとともに、外部操作によって保持状態が解除される保持手 段を有するものを対象としている。そして、保持手段で保持されたディスクに対 して取り出し方向の付勢力を与える付勢手段を備え、外部操作によって保持状態 が解除されたとき、付勢手段によりディスクが保持手段から離間されるように構 成したものである。
【0014】
【作用】
上記のような構成によれば、保持手段で保持されたディスクを取り出し方向に 付勢する付勢手段を設け、外部操作によって保持状態が解除されたとき付勢手段 によりディスクが保持手段から離間されるように構成したので、保持状態を解除 するための外部操作を行なうでだけで、ディスクが自動的に保持手段から離間さ れるため、取り扱いを便利にすることができる。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の一実施例について図面を参照して詳細に説明する。図1にお いて、図7と同一部分には同一記号を付して示している。すなわち、上記ディス ク受け部16には、ディスク保持部17を挟んで対向する2つの位置に、該ディ スク受け部16の周曲に沿った略U字状の裁断孔を勝手違いに穿設してなる舌片 状の弾性部22,23が形成されている。これら弾性部22,23の先端面には 、通常状態でディスク受け部16よりも高くなる頂部を有する突部24,25が 形成されている。
【0016】 そして、ディスク12が装着され、図2に示すように、各舌片21のテーパの 作用でディスク12がディスク受け部16上に押圧されると、ディスク12の図 中下面が突部24,25を押圧するため、ディスク12には図中上方の付勢力が 付与されることになるが、各舌片21のテーパによる押圧力の方が強いため、デ ィスク12は安定にケース本体11に装着されている。
【0017】 また、ケース本体11に装着されたディスク12を取り出す場合には、図3に 示すように、指先で各舌片21の内側に折曲された先端部分を押圧操作し、各舌 片21のテーパによるディスク12の保持を解除させると、ディスク12は、弾 性部22,23の突部24,25に押されて自動的にディスク受け部16から持 ち上げられ取り出される。
【0018】 したがって、上記実施例のような構成によれば、ディスク受け部16に装着状 態のディスク12を取り出し方向に付勢する弾性部22,23を形成するように したので、片手の指先で各舌片21の内側に折曲された先端部分を押圧操作する だけで、ディスク12が自動的に持ち上がり取り出すことができるため、取り扱 いを便利にすることができる。
【0019】 図4はこの考案の第2の実施例を示すもので、凹部13の底面でディスク受け 部16の周囲に、装着状態のディスク12を取り出し方向に付勢するための複数 (図示の場合は3つ)の板ばね26を設置するようにしたものである。また、図 5はこの考案の第3の実施例を示すもので、凹部13の底面でディスク受け部1 6の周囲に、装着状態のディスク12を取り出し方向に付勢するために、例えば スポンジ等でなるリング状の弾性部材27を設置するようにしたものである。 なお、この考案は上記各実施例に限定されるものではなく、この外その要旨を 逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0020】
【考案の効果】
以上詳述したようにこの考案によれば、ディスクの取り出しを使用者が片手で 行なうことができ取り扱いを便利にし得る極めて良好なディスク収納ケースを提 供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るディスク収納ケースの一実施例
を示す斜視図。
【図2】同実施例のディスク装着状態を示す側断面図。
【図3】同実施例のディスク取り出し動作を説明するた
めの側断面図。
【図4】この考案の第2の実施例を示す斜視図。
【図5】この考案の第3の実施例を示す斜視図。
【図6】従来のディスク収納ケースを示す斜視図。
【図7】同従来ケースのディスク保持部の詳細を示す斜
視図。
【図8】同従来ケースのディスク装着動作を説明するた
めの側断面図。
【図9】同従来ケースのディスク取り出し動作を説明す
るための側断面図。
【図10】同従来ケースの問題点を説明するための斜視
図。
【符号の説明】
11…ケース本体、12…ディスク、13…凹部、14
…透孔、15…信号非記録部分、16…ディスク受け
部、17…ディスク保持部、18…カバー、19…信号
記録部分、20…裁断孔、21…舌片、22,23…弾
性部、24,25…突部、26…板ばね、27…弾性部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に形成された透孔に弾性係合して
    ディスクを保持するとともに、外部操作によって保持状
    態が解除される保持手段を有するディスク収納ケースに
    おいて、前記保持手段で保持された前記ディスクに対し
    て取り出し方向の付勢力を与える付勢手段を具備し、前
    記外部操作によって保持状態が解除されたとき、前記付
    勢手段により前記ディスクが前記保持手段から離間され
    るように構成してなることを特徴とするディスク収納ケ
    ース。
JP917192U 1992-02-27 1992-02-27 ディスク収納ケース Pending JPH0573756U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP917192U JPH0573756U (ja) 1992-02-27 1992-02-27 ディスク収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP917192U JPH0573756U (ja) 1992-02-27 1992-02-27 ディスク収納ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0573756U true JPH0573756U (ja) 1993-10-08

Family

ID=11713143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP917192U Pending JPH0573756U (ja) 1992-02-27 1992-02-27 ディスク収納ケース

Country Status (1)

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JP (1) JPH0573756U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743417U (ja) * 1993-12-30 1995-08-22 株式会社ナガオカトレーディング コンパクトディスクの収納容器におけるディスク支持装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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