JPH057371A - 動ベクトル検出装置 - Google Patents
動ベクトル検出装置Info
- Publication number
- JPH057371A JPH057371A JP15313191A JP15313191A JPH057371A JP H057371 A JPH057371 A JP H057371A JP 15313191 A JP15313191 A JP 15313191A JP 15313191 A JP15313191 A JP 15313191A JP H057371 A JPH057371 A JP H057371A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- data
- circuit
- motion vector
- vector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Color Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
い、前記重み付けが行われた色成分と輝度成分とを用い
ることにより信頼性のある動きベクトルを検出できるよ
うにする。 【構成】 現画像データが評価回路21に入力され、評
価回路21では現画ブロックデータのデータ分布(色成
分及び輝度成分)から、ブロックマッチングにおける評
価関数のパラメータを決定し、その結果を演算回路22
に送る。前記演算回路22では現画ブロックと前フレー
ムのマッチングすると思われるブロックデータが入力さ
れており、2つのブロックデータを前記評価回路21の
結果に基づいて所定の評価間数式によりブロック間誤差
を計算する。一つの現ブロックに対して計算される多数
のブロックマッチングの誤差データの中から最も小さい
もの及びその時のベクトルを選ぶことにより、動きベク
トルが検出される。
Description
の動きベクトルを検出する動ベクトル検出装置に関する
ものである。
チング型と呼ばれるものがある。
式とは、前フレームと現フレームとの間で、(8×8)
或は(16×16)等の画素をとって1ブロックとし、
ブロック毎にマッチングをとり、現フレームの各ブロッ
クに対し、動ベクトルを与えるものである。
な考え方について詳細に説明する。
(i,j)である、横m画素、縦n画素のブロックをB
ij(m,n)と表し、前フレーム上の同位置のブロック
をPij(m,n)と表す。この時、BとPの誤差の評価
関数を
パラメータ)まで変化させた時に、最も小さいfの値を
得るような、i,jからの変移x,yをもって動ベクト
ルとする。
輝度データ(Y)、色差データ(Cr,Cb等)の分割
された形で構成されており、動ベクトルの検索には、構
造情報を多く含む輝度データ(Y)が用いられている。
また、直前のブロックや、周囲ブロックにおいて求めら
れたベクトルを中心として、新たなベクトルを探査する
方法や、個々のブロックから発生するベクトルと、ブロ
ック位置との相関を求めて、画面全体の動きを推定する
方法などが知られている。
意味のある画像(単なるRGB輝度データの集合ではな
く、人物、風景、テストパターン等の、いわゆる絵とし
ての情報がある画像)は、多くの色を含んでおり、大
体、同一色相の点の集合が一つのまとまった対象を意味
している。
を用いたブロックによるマッチングでは、計算上の誤差
値は局所的に最小にすることができるが、画像中の同一
対象を検知することは困難である。
きを求めようとする時や、前ブロックや処理済の周囲の
ブロックで発生したベクトルを現ブロックにおけるベク
トル探査に利用しようとした時に、却って大きな誤差を
招くことになる。
体と同一の物体と前画面中から確実に抽出でき、信頼性
のある動きベクトルを検出できる動ベクトル検出装置を
提供することを目的とする。
トル検出装置は、近接するフレーム間で被写体の動きベ
クトルをブロック単位で検出する動ベクトル検出装置に
おいて、ブロック内画素の色成分と輝度成分とを適応的
に重み付けをし、前記重み付けを行った色成分と輝度成
分とにより動きベクトルを検出することを特徴とするも
のである。
的に重み付けを行って、動きベクトルを検出することに
より、フレーム間で同一の物体を抽出する確実性が高ま
り、信頼性のある動きベクトルを検出することができ
る。
2を用いて詳細に説明する。
用いた動画像圧縮符号化装置のブロック図、図2は前記
ベクトル検出回路の構成を示すブロック図である。
クトル検出回路、2は前フレームを記憶しておくフレー
ムメモリ、3は減算回路、4はバッファメモリ、5は量
子化回路、6は可逆符号化回路、7は前記量子化回路3
の全く逆の動作をする逆量子化回路、8は加算回路であ
る。
装置の圧縮動作を詳細に説明する。
ームの画像データ(明度L*、色度a*,b*各々8bi
tで表現されている)が1フレームを複数のブロック
(例えば8×8画素で構成されている)に分割し、その
ブロック単位でベクトル検出回路1に入力される。
レス信号がフレームメモリ2に入力される。
ムメモリ2からブロック周囲のベクトル検索範囲の画像
データが読み出され信号線104を介してベクトル検出
回路1に入力される。
ている検索範囲の中から最適であると評価されたブロッ
クデータを信号線105及び106に出力する。
遅延された現画像ブロックが信号線107を介して減算
回路3に入力され、同時に信号線105を介して最適ブ
ロックの値が前記減算回路3に入力される。
クと最適ブロックの値が減算されて、その差分値データ
が量子化回路5に入力され量子化される。
逆量子化回路7に入力される。
号を割り当てて、可逆符号化されたデータは信号線10
8を介して出力される。
分値と信号線109を介して入力される最適ブロックデ
ータが加算回路8により加算される。その加算されたデ
ータはフレームメモリ2に記憶される。
について図2を用いて詳細に説明する。
信号線104を介して、検索領域の前フレーム画像デー
タがメモリ20に入力される。現画像データは信号線1
02を介して評価回路21に入力される。
タ分布により、ブロックマッチングにおける評価関数の
パラメータを決定し、その結果を信号線201を介して
演算回路22に伝送する。尚、前記評価関数のパラメー
タの決定方法は後述する。
ブロックへのベクトルを信号線202を介してMPX
(Multiplexor)23に入力する。
じてアドレス信号を発生し、前記アドレス信号は信号線
203を介してメモリ20に入力され、信号線204を
介して前記アドレスデータによって前記メモリ20から
読み出されたブロックデータを受け取り、前記ブロック
データは205を介して演算回路22に入力される。
路22は以下に示す評価関数式によりブロック間誤差を
計算する。
タで後述説明する。添え字は従来例と同じ意味を持ち、
ダッシュの付いたものは前フレーム上のブロックを表
す)演算回路22よりブロック間の誤差値及びマッチン
グされたブロックのベクトルデータが信号線206を介
して比較回路24に入力される。
て計算される多数のブロックマッチングの誤差のデータ
の中から、最も小さいもの、及びその時のベクトルを選
ぶ。一つの現ブロックに対してのブロックマッチングが
終了した時点で演算回路22は、ベクトル出力回路25
に信号線208を介して終了を伝える信号を送る。これ
を受けてベクトル出力回路25は比較回路24に記憶さ
れているベクトルデータを読み出し、信号線106を介
して外部に前記ベクトルデータを出力すると共に、信号
線209を介してMPX23にブロックデータの読み出
し信号を入力する。MPX23はこれに従ってメモリ2
0よりベストマッチングのブロックデータを読み出し、
前記ブロックデータを信号線105を介して外部に出力
する。
おける評価の方法について説明する。
8bitで表現されており、L*においてはL*=255
が白、a*,b*においてはa*=127(b*も同様)が
軸方向の無色であり、a*=0,a*=255(b*も同
様)が軸の両方向で最も彩度が高いものとする。またブ
ロックは(m×n)画素で構成されており、フレーム内
のブロック位置を(i,j)、ブロック内の画素位置を
(p,q)で表すものとする。入力されるL*,a*,b
*各々のブロックをLij,Aij,Bijと称することに
し、特にその中での画素位置を記述するのに、例えばL
ij(p,q)の様に記す。
(a*ブロック)、B(b*ブロック)各々のブロック内
の画素について、データ値127を基準に取った分散値
を計算し、その値をVA,VBとする。
きい方をVCとする。これらVA,VB,VCを用いて
前述の評価関数式における係数、a,b,lを決定す
る。VA,VB,VCとa,b,lの関係は以下に示す
式に従う。
fabの形を図3に示す。
値は図2中の信号線201より出力され演算回路22に
入力する。
ータ(a*,b*)を用いたが、輝度色差データ(YCr
Cb,YIQ,LUV等)を用いても同様に実現できる
ことは自明である。
ベクトル検出装置において、色データ及び輝度データを
適応的に重み付けを行って、動きベクトルを検出するこ
とにより、背景と対象物の輝度が近いときや、対象の動
きが大きい場合においても正しい動ベクトルを検出する
ことができる。従って、画面全体の動きを個々のブロッ
クの動ベクトルから推測しようとする場合や、過去もし
くは周囲の動ベクトルから新たなブロックの動ベクトル
を推測しようとする場合に、精度の良い推定をすること
が可能になる。
ク図である。
のブロック図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 近接するフレーム間で被写体の動きベク
トルをブロック単位で検出する動ベクトル検出装置にお
いて、ブロック内画素の色成分と輝度成分とを適応的に
重み付けを行い、前記重み付けを行った色成分と輝度成
分とにより動きベクトルを検出することを特徴とする動
ベクトル検出装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15313191A JP3143494B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 動きベクトル装置及びその方法 |
DE69229146T DE69229146T2 (de) | 1991-06-25 | 1992-06-24 | Verfahren und Vorrichtung zur Detektion eines Bewegungsvektors sowie Kodierungsverfahren und Vorrichtung zur Anwendung eines solchen Verfahrens und Vorrichtung |
EP92305795A EP0520765B1 (en) | 1991-06-25 | 1992-06-24 | Movement vector detecting method/apparatus and encoding method/apparatus using such method/apparatus |
US08/452,859 US5900910A (en) | 1991-06-25 | 1995-05-30 | Block matching method and apparatus which can use luminance/chrominance data |
US08/479,371 US5892546A (en) | 1991-06-25 | 1995-06-07 | Encoding apparatus and method for encoding a quantized difference between an input signal and a prediction value |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15313191A JP3143494B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 動きベクトル装置及びその方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057371A true JPH057371A (ja) | 1993-01-14 |
JP3143494B2 JP3143494B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=15555671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15313191A Expired - Fee Related JP3143494B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 動きベクトル装置及びその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3143494B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6872708B2 (en) | 2001-09-10 | 2005-03-29 | Mitsukazu Matsumoto | Local injection prescription |
US6904823B2 (en) | 2002-04-03 | 2005-06-14 | Immersion Corporation | Haptic shifting devices |
JP2010103864A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Canon Inc | 動画像符号化装置及び動画像符号化方法 |
JP2012175543A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Fujitsu Ltd | 動きベクトル検出装置、動きベクトル検出方法および動画像符号化装置 |
JP2013058969A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Toshiba Alpine Automotive Technology Corp | 画像処理装置 |
JP2013232843A (ja) * | 2012-05-01 | 2013-11-14 | Canon Inc | 動画像符号化装置及び動画像符号化方法 |
JP5804138B1 (ja) * | 2014-05-21 | 2015-11-04 | カシオ計算機株式会社 | 検出装置、検出方法及びプログラム |
HRP20130411B1 (hr) * | 2013-05-08 | 2015-12-04 | Franc Ĺ˝irovnik | Vertikalna eolska elektriäśna centrala |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP15313191A patent/JP3143494B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6872708B2 (en) | 2001-09-10 | 2005-03-29 | Mitsukazu Matsumoto | Local injection prescription |
US6904823B2 (en) | 2002-04-03 | 2005-06-14 | Immersion Corporation | Haptic shifting devices |
JP2010103864A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Canon Inc | 動画像符号化装置及び動画像符号化方法 |
JP2012175543A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Fujitsu Ltd | 動きベクトル検出装置、動きベクトル検出方法および動画像符号化装置 |
JP2013058969A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Toshiba Alpine Automotive Technology Corp | 画像処理装置 |
JP2013232843A (ja) * | 2012-05-01 | 2013-11-14 | Canon Inc | 動画像符号化装置及び動画像符号化方法 |
HRP20130411B1 (hr) * | 2013-05-08 | 2015-12-04 | Franc Ĺ˝irovnik | Vertikalna eolska elektriäśna centrala |
JP5804138B1 (ja) * | 2014-05-21 | 2015-11-04 | カシオ計算機株式会社 | 検出装置、検出方法及びプログラム |
JP2015220725A (ja) * | 2014-05-21 | 2015-12-07 | カシオ計算機株式会社 | 検出装置、検出方法及びプログラム |
US9280707B2 (en) | 2014-05-21 | 2016-03-08 | Casio Computer Co., Ltd. | Detection apparatus for detecting movement of object, detection method and storage medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3143494B2 (ja) | 2001-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111741211B (zh) | 图像显示方法和设备 | |
US5420971A (en) | Image edge finder which operates over multiple picture element ranges | |
JP4176154B2 (ja) | コード化する前に画像をセグメントに分割するための方法および装置 | |
KR101117507B1 (ko) | 화질 평가 디바이스 및 방법 | |
KR102464523B1 (ko) | 이미지 속성 맵을 프로세싱하기 위한 방법 및 장치 | |
US7301573B2 (en) | Apparatus for and method of edge enhancement in image processing | |
US20040105015A1 (en) | Image processing device and image processing program | |
KR20040050127A (ko) | 비디오 부호화기의 움직임 추정기 및 그 방법 | |
CA2279797A1 (en) | A method for temporal interpolation of an image sequence using object-based image analysis | |
JPH0863601A (ja) | 領域分割方法および装置 | |
EP0520765B1 (en) | Movement vector detecting method/apparatus and encoding method/apparatus using such method/apparatus | |
JP3143494B2 (ja) | 動きベクトル装置及びその方法 | |
US6304672B1 (en) | Edge detecting method and edge detecting device which detects edges for each individual primary color and employs individual color weighting coefficients | |
JPH0973540A (ja) | 動きベクトル算出装置 | |
JPH06327003A (ja) | 動画像の予測符号化方式 | |
JP2000348189A (ja) | 画像処理装置 | |
CN116980549A (zh) | 视频帧处理方法、装置、计算机设备和存储介质 | |
JPH06209466A (ja) | 動ベクトル検出装置 | |
JPH05236452A (ja) | 動ベクトル検出方法及び検出装置 | |
JPH057372A (ja) | 動ベクトル検出装置 | |
KR20180088557A (ko) | 컬러 영상 내의 변화영역을 검출하는 방법 및 그 장치 | |
JP4250806B2 (ja) | フィールド周波数変換装置および変換方法 | |
JPH1075453A (ja) | 動きベクトル検出装置及び動きベクトル検出方法 | |
JP3230530B2 (ja) | 動きベクトル検出装置及び動きベクトル検出方法 | |
JPH08149458A (ja) | 動画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001212 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |