JPH057370U - ノズル - Google Patents

ノズル

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JPH057370U
JPH057370U JP6265591U JP6265591U JPH057370U JP H057370 U JPH057370 U JP H057370U JP 6265591 U JP6265591 U JP 6265591U JP 6265591 U JP6265591 U JP 6265591U JP H057370 U JPH057370 U JP H057370U
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光広 坂本
和男 川村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低速から高速まで、微量から大量までの流体
を吐出できるノズルを得る。 【構成】 本体1内にシリンダ2を設け、このシリンダ
内に磁性材料で構成され一端にニードル弁を設けたプラ
ンジャ5と、このニードル弁4と取り合うノズルチップ
3を本体1の一端に取り付け、一端がシリンダ内にあ
り、プランジャ5の反ニードル弁4側に外周をOリング
9でシールし軸心に糊供給路10を備えたストローク調整
部8と、このストローク調整部8をシリンダ軸方向に移
動するツマミ13と、本体1の外周に設けられプランジャ
5を本体軸方向に駆動するソレノイドコイル7とを備え
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は糊等などの流体を吐出するするノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
ビジネスフォーム、製袋、製函などでは糊付けが行われるが、糊に特殊溶剤が含 まれていたり、高粘度のものや高圧で吐出するものなどがあり、さらに糊付けの 量が微少なものから、中量、多量のものまでさまざまの仕様が要求される。
【0003】 このような仕様を満たすため、従来よりいくつかのノズルが用いられているが 、大きく分けて、ノズルのニードル弁を駆動するプランジャの中を糊が通過する と共にプランジャが糊の中を移動する糊通過式と、プランジャにダイヤフラムを 設け、糊はプランジャ側に入らないようにした糊シール式の2つの方式がある。
【0004】 図3は糊通過式ノズルの構成を図である。 本体1にはシリンダ部2が設けられ、この中にプランジャ5が設置される。プ ランジャ5の一端にはニードル弁4が取り付けられ、他端にはシリンダ2の後端 壁との間にバネ11が設けられている。プランジャ5 の外周にはプランジャ5 の軸 方向に3条の溝6が設けられ糊の通路となる。
【0005】 シリンダ2の後端壁から本体1の中心に糊供給路10が設けられている。本体1 の外周部にプランジャ5 を囲んでソレノイドコイル7が設けられ、例えば、パー マロイのような磁性体で構成されたプランジャ5を本体1の軸方向に駆動する。 本体1の先端にはノズルチップ3が設けられ、キャップ16により本体1に取り付 けられる。
【0006】 次に動作につき説明する。ノズルチップ3を糊付対象部と少し離した状態とし 、糊供給路10へ糊を供給してシリンダ内を糊で満たし、ソレノイドコイル7を 励磁すると、バネ11に抗してニードル弁4が移動して開口し、糊がノズルチッ プ3から吐出する。励磁を止めればバネ11の力でニードル弁が閉まる。
【0007】 図4は糊シール式ノズルの構成の一例を示す図である。本体1に設けられたシ リンダ2はニードル弁4部とダイヤフラム18部とプランジャ5部の互いに異なる 直径のシリンダにより構成され、プランジャ5とニードル弁4の接続部にはダイ ヤフラム18が設けられ、シリンダ2をニードル弁4側の糊室とプランジャ5側の 空気室とに区別する。
【0008】 プランジャ5の後部には、ニードル弁4の開口を調整するストローク調整部8 があり、本体1とネジで取り合い、ロックナット20によって移動を固定する。本 体1には、糊室へ通じる糊供給路19が設けられている。プランジャ5はバネによ ってニードル弁4が閉塞されるよう付勢されている。ノズルチップ3は、糊付対 象物に接触して使用されるため耐摩耗処理されており、本体1とネジ止めされて いる。
【0009】 次に動作について説明する。糊供給路19より糊を供給し糊室に糊を満たし、ノ ズルチップ3を糊付対象部に接触させる。ソレノイドコイル7を励磁するとバネ 17に抗してニードル弁4は開口し糊を吐出する。ロックナット20を暖めストロー ク調整部8を回すことによりニードル弁4の開口量を調整し、糊吐出量を調整す ることができる。接触式であるから吐出量の少ない糊付けもできる。
【0010】 図5は糊シール式ノズルの構成の他の例を示す図である。本図は、図4に示す ノズルストローク調整部8を改良したもので、ストローク調整部8の後部をネジ 加工し、ツマミ13とネジで取り合うようにする。ツマミ13の外周部をベアリング 14で支持し、ベアリング14は本体1に固定する。ストローク調整部8がツマミ13 を回すことにより本体1の軸方向に移動するようにするため、本体1に対して回 転しないよう回転止めピン21を設けている。このような構造により、ツマミ13を 回すことによりニードル弁4の開口量の調整が容易となる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
上述した糊通過式ノズルの場合、糊を高圧で供給し、糊付対象物に糊を飛ばし て糊付けするように使用する。しかし、図3に示されるように、ニードル弁4の 開口量は一定で調整できず、また微量の糊付けができない。
【0012】 また糊シール式ノズルの場合、糊は通常粘度400 〜1000cpsで2kgf/cm2 程度の低圧でノズルチップ3を糊付対象物に接触させて使用する。このため、糊 圧を高くし、大量の糊を糊付けしたり、高速に糊付けをすることができない。ま た、糊通路に直角に曲がる部分があるので糊室におけるエアーだまりの発生や、 糊の滞流が生じ、ノズル内で糊が高粘度化しやすかった。
【0013】 本考案は上述の問題点に鑑みてなされたもので、低速から高速まで、微量から 大量まで流体を吐出可能なノズルを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、一端に流体吐出口を備えたシリンダを有する本体と 、このシリンダ内に設けられ一端に前記流体吐出口を開口閉塞するニードル弁を 備えこのニードル弁部へ流体が流入する流路を有するプランジャと、一部分が前 記シリンダ内にあり前記プランジャの反ニードル弁側に設けられこのプランジャ をシリンダ軸方向に弾性支持し前記シリンダ内に流体を供給する流路を有すると 共にシリンダと外周部間に流体シール機能を有しシリンダ軸方向に摺動可能なニ ードル弁調整体と、前記本体の外周部に設けられ前記プランジャをシリンダ軸方 向に駆動するソレノイドコイルと、前記ニードル弁調整体をシリンダ軸方向に移 動するストローク調整部とを備えたものである。
【0015】
【作用】
上記構成により、ストローク調整部を動作させニードル弁調整体をシリンダ軸方 向に移動し、ニードル弁の開口量を調整して流体の吐出量を微量から大量まで調 整できる。上記構成には、糊シール式ノズルのようなダイヤフラムを用いていな いので高圧な流体を供給することができ、高速、大量の吐出が可能となり、また エアーだまりなども生じない。また、糊を吐出運転しているときでも吐出量の調 整ができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。図1は本考案の実施例の構 成図であり、図2は図1の部分図である。図1において、本体1内部には軸心を 同じくするシリンダ2が設けられ、シリンダ2のニードル弁側の径は他より小さ な径となっている。シリンダ2内にはプランジャ5が設けられ、このプランジャ 5の一方の端には、シリンダ2と同軸上にニードル弁4が設けられている。プラ ンジャ5の外周に3条の溝がプランジャ5軸方向に糊通路として設けられ、また 内部にも糊通路が設けられている。このC−C断面を図2の(c)に示す。
【0017】 プランジャ5の反ニードル弁4側にはストローク調整部8の調整端部がニード ル弁調整体としてあり、その外周にOリング9が設けられ、シリンダ2からの糊 をシールする。調整端部とプランジャ5と間にはバネ11が設けられニードル弁4 をノズルチップ3の吐出口に押圧する。
【0018】 ストローク調整部8の軸心には糊供給路10が設けられ、糊をシリンダ2内に供 給する。糊供給路10の入口側の外周にはネジが切ってあり、ほぼ中央には回り止 めのキー部12が設けられている。このB−B断面を図2の(b)に示す。
【0019】 本体1外周部のプランジャ5設置位置にはソレノイドコイル7が設けられ、高 透磁率の磁性体より構成されたプランジャ5を軸方向に移動させる。またストロ ーク調整部8のネジ加工部にはツマミ13がネジ取り付けされており、このツマミ 13はベアリング14で回転支持され、ベアリング14は本体1に固定されている。ノ ズルチップ3は先端に丸みをもたせた形状とし、耐摩耗処理し本体1とネジで固 定される。
【0020】 ツマミ13の回り止めとして、図2(a)に詳細を示したノッチ15が設けられて いる。
【0021】 次に動作について説明する。糊供給路10より糊をシリンダ2内に満たし、ノズ ルチップ3を仕様に応じて糊付対象部に接触させるか(低速用・小吐出量のとき )、所定距離、例えば、1mm程度離す( 高速用) 。次にツマミ13を回してニード ル弁4のストロークを調整し、ソレノイドコイル7を励磁してニードル弁4を開 き糊を吐出する。励磁を止めればバネ11の反発力によりニードル弁4は閉鎖され る。これにより糊を連続的に、又は断続的に吐出することができる。ツマミ13は 運転中、すなわち液の吐出中でも回転して吐出量を調整することができるし、ノ ッチ式であるから、ロックが不要であって、しかもニードル弁4の動作による振 動にも耐える。
【0022】 シリンダ2内は使用溶剤に対して耐性のあるOリングにより固定シールし、ノ ズルチップ3との取合部はエッジシール、面シールされているので特殊な溶材も 使用できる。またノッチ15をモータ駆動とし、自動や遠隔操作でストロークを調 整するようにしてもよい。液はほぼ直線の通路を通り、途中に直角に曲がってエ アーがたまるような部分もない。
【0023】 また、低速時で糊圧が低い時は糊付対象物にノズルを接触させておき、高速時 、糊圧が高くなって糊を噴射するようにするときは、ノズルを糊付対象物から自 動的に離し、ノズルチップの摩耗を軽減するようにしてもよい。
【0024】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案はダイヤフラムを用いずにニードル弁 の開口量を調整するようにしたため、流体の低速吐出から高速吐出まで容易に調 整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の構成図である。
【図2】図1の部分図である。
【図3】従来の糊通過式ノズル構成図である。
【図4】従来例の糊シール式ノズル構成図である。
【図5】従来例の糊シール式ノズルの他の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 シリンダ 3 ノズルチップ 4 ニードル弁 5 プランジャ 6 プランジャ溝 7 ソレノイドコイル 8 ストローク調整部 9 Oリング 10 糊供給路 11 バネ 12 キー部 13 ツマミ 14 ベアリング 15 ノッチ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 一端に流体吐出口を備えたシリンダを有
    する本体と、このシリンダ内に設けられ一端に前記流体
    吐出口を開口閉塞するニードル弁を備えこのニードル弁
    部へ流体が流入する流路を有するプランジャと、一部分
    が前記シリンダ内にあり前記プランジャの反ニードル弁
    側に設けられこのプランジャをシリンダ軸方向に弾性支
    持し前記シリンダ内に流体を供給する流路を有すると共
    にシリンダと外周部間に流体シール機能を有しシリンダ
    軸方向に摺動可能なニードル弁調整体と、前記本体の外
    周部に設けられ前記プランジャをシリンダ軸方向に駆動
    するソレノイドコイルと、前記ニードル弁調整体をシリ
    ンダ軸方向に移動するストローク調整部とを備えたこと
    を特徴とするノズル。
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JP6275684B2 (ja) * 2015-12-03 2018-02-07 加賀ワークス株式会社 空圧ディスペンサ用カートリッジ

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