JPH0572970B2 - - Google Patents

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JPH0572970B2
JPH0572970B2 JP61032896A JP3289686A JPH0572970B2 JP H0572970 B2 JPH0572970 B2 JP H0572970B2 JP 61032896 A JP61032896 A JP 61032896A JP 3289686 A JP3289686 A JP 3289686A JP H0572970 B2 JPH0572970 B2 JP H0572970B2
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JP
Japan
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vibration
step motor
motor
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rotor
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JP61032896A
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English (en)
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JPS62191725A (ja
Inventor
Yoji Okazaki
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、ステツプモータ等のDCモータを
駆動源とする機器の振動検出方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般にステツプモータは、入力信号の電気パル
スをこれに対応する回転変位に変換する装置であ
つて、その概略構造と作動原理を第3図および第
4図a,bに基づいて説明する。即ち、第3図に
おいて1はロータであり、このロータ1には永久
磁石が設けられている。一方、ステータ6にはコ
イル2が巻かれた複数の磁極が設けられており、
コイル2はφの位相差をもつてA、B相に巻かれ
たものが、周方向へ複数組(但し第3図では2組
のみ示す)設けられている。
そして、該ステツプモータMは、第4図aに示
すようにA相への1パルスの信号入力からB相へ
の1パルスの信号入力へと転流すると、第3図に
示すモータ自身の構造で定まる一定角度φだけロ
ータ1が回転運動を行なう。ロータ1を回転させ
たときの回転角の時刻歴は、例えば第4図aに示
すような各相間での1パルス毎の励磁電流の切換
に応じて第4図bに示す如く一定時間毎に回転角
が増加するように階段状となる。
このため、ロータ1の回転速度変動が大きく、
該ロータ1の振動が機器のフレーム等へ伝播して
騒音発生の原因となることがある。そしてこの場
合、ロータ1における回転方向の前後振動の周波
数はステツプモータMを駆動する際の励磁周波数
だけではなく、多数のスペクトルをも含むことと
なる。
即ち、ステツプモータMの巻線に流れる矩形波
電流は、正弦波の重ね合わせからできているため
に、多くの高調波成分を含んでいるからである。
例えば2相励磁の場合と、1−2相励磁の場合
のステツプモータステータの振動スペクトルはそ
れぞれ第5図a,bに示すように励磁周波数f2
f12の他に多数のスペクトルを含む複雑なものと
なる。更に、ステツプモータMを駆動源とする機
器に軸受等ガタを含む場合は、騒音を構成する周
波数成分は更に複雑なものとなり、機器の各部で
共振し、どの部位から騒音が発生しているかの見
当をつけるのが容易ではない。
〔発明の目的〕
この発明は上記問題に鑑みなされたもので、そ
の目的とする処は、ステツプモータ等のDCモー
タを駆動源とする機器の振動騒音対策を容易化す
ることができる振動検出方法を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
上記目的を達成すべく本発明に係る振動検出方
法は、機器の駆動源として設けられたDCモータ
の少なくとも1相に正弦波電流を通電して前記
DCモータを加振し、前記DCモータの加振により
生じる前記機器の振動を検出することを特徴とし
ている。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかな如く本発明によれば、
DCモータの少なくとも1相に正弦波電流を通電
してこれを正弦波的に加振するようにしたため、
振動の発生箇所を周波数をパラメータとして選択
して発生させ特定することができる。このため、
機器各部へ伝播され騒音として発生する振動箇所
が実運転時に比較して選択的となり、発見が容易
となつて振動騒音対策上極めて有利となる。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図は本発明の実施例に係る振動検出装置の
構成を示すブロツク図であり、該振動検出装置は
第2図aに示す正弦波電流を発振する正弦波発振
器3、周波数カウンタ4及び電力増幅器5からな
る加振装置7を備えている。
尚、この振動検出装置には、加振装置7と独立
して機器の振動(騒音)を検出する従来からある
公知の振動計、騒音計等の振動検出手段(図示省
略)が設置されている。
そして、加振装置7は図示の如くステツプモー
タMのステータコイル2の1相のみに接続されて
おり、前記加振装置7の接続、離脱は、コネクタ
Cによつて行なうことができる。振動検出時、ス
テツプモータMはこれによつて駆動される機器、
例えば複写装置のプラテン8に連結したままとす
る。すなわち、ステツプモータMは複写装置の図
示しないフレームに固定され、ロータ1はタイミ
ングギヤ9,10、タイミングベルト11を介し
てプラテン8に連動連結されている。
ステツプモータMに機器を駆動するための駆動
電流(矩形波電流)を流すモータ駆動回路と、ス
テツプモータMのステータコイル2に正弦波電流
を流す加振装置7との電気的な切換えは切換えス
イツチ(図示省略)で任意に行うことができる。
即ち、通常の複写装置を使用する時は、ステツプ
モータMのモータ駆動回路からの駆動電流(矩形
波電流)を流すように切換えスイツチ(図示省
略)で切換えを行い、複写装置の振動を検出する
時は、ステツプモータMに加振装置7からの正弦
波電流を流すように切換えスイツチ(図示省略)
で切換えを行う。
以上において、正弦波発振器3から電力増幅器
5を経てステツプモータMのステータコイル2の
少なくとも1相に交番電流として第2図aに示す
ごとき正弦波電流を通電すると、ロータ1は連続
的に回転せず、第2図bに示すように、回転角0
を基準に、ロータ1の回転角を時刻と共に正弦波
的に増減するためロータ1に回転方向の往復振動
を生ずる。そして、この振動はタイミングギヤ
9,10、タイミングベルト11を介して複写装
置の各部へ伝播する。
ところで、複雑な機構をもつ機器の振動応答は
一般に周波数の関数であり、しかも局所的である
が、実運転時のステツプモータによる加振力は多
くの周波数成分を含むため、機器の振動発生箇所
が多くなる。尚、上記したステツプモータMは、
DCモータに含まれている。
本発明の実施例のように正弦波電流をステツプ
モータMに通電することにより、加振力の周波数
も単一となり、機器の振動発生箇所が限定され、
発生箇所の発見が容易となる。そして、振動検出
手段(図示省略)により発生している機器の振動
を検出して、振動発生箇所を特定する。尚、振動
検出手段を設けない場合には、オペレータが騒音
を直接耳で聴くことで振動発生箇所を特定するこ
とができる。
即ち、正弦波電流の周波数をパラメータとして
変化させることで振動の発生箇所を特定すること
ができる。例えば、実運転時に別途用意した振動
測定装置で問題となつてるいくつかの振動周波数
を検出しておく。この場合、複数の周波数による
振動が装置全体で起つているため、どこの箇所か
ら問題となる振動が起つているのかは確認できな
い。そこで、正弦波発振器3の周波数を周波数カ
ウンタ4の表示によりステツプモータMの励磁周
波数又は騒音として、問題となつている検出周波
数に予め調整しておく。そして、上記のように正
弦波的な振動を起こせば、予め正弦波発振器3で
調整した周波数の振動のみが装置のいずれかの箇
所で起り、これを容易に確認することができる。
ついで、この確認を予め検出した周波数毎に行な
えば、問題となる周波数の振動箇所が全て容易に
確認できる。また、ステツプモータMの支持部分
はそのままにして、タイミングベルト11を取外
した状態にてこの振動検出装置を用いれば、ステ
ツプモータMのロータ1の回転に伴う反力がステ
ータコイル2に加わり、ステツプモータMの支持
部を介して伝播される状態が再現できるため、支
持の良否の判断が容易となる。なお、この発明は
上記一実施例に限定されない。例えば、正弦波発
振器3に目盛等が付いていれば、周波数カウンタ
4は省略できる。また、正弦波発振器3の容量が
大きければ増幅器5は省略できる。さらに、加振
装置7による正弦波電流の通電はステツプモータ
Mの2相以上に行なうようにも構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る振動検出装置
の構成を示すブロツク図、第2図a,bは本発明
の実施例によりステツプモータを加振したときの
電流波形とロータの回転角を説明した図、第3図
はステツプモータの作動原理を説明するためにス
テツプモータの構造を模式的に示す図、第4図
a,bはステツプモータの作動原理を説明するた
めに各相に流れる電流波形とロータの回転角を示
す図、第5図a,bはステツプモータを通常の駆
動回路で回転させたときのステータの回転方向振
動加速度スペクトルを示す図である。 7……加振装置、M……ステツプモータ(DC
モータ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 機器の駆動源として設けられたDCモータの
    少なくとも1相に正弦波電流を通電して前記DC
    モータを加振し、前記DCモータの加振により生
    じる前記機器の振動を検出することを特徴とする
    振動検出方法。
JP61032896A 1986-02-19 1986-02-19 振動検出方法 Granted JPS62191725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61032896A JPS62191725A (ja) 1986-02-19 1986-02-19 振動検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61032896A JPS62191725A (ja) 1986-02-19 1986-02-19 振動検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62191725A JPS62191725A (ja) 1987-08-22
JPH0572970B2 true JPH0572970B2 (ja) 1993-10-13

Family

ID=12371653

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JP61032896A Granted JPS62191725A (ja) 1986-02-19 1986-02-19 振動検出方法

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WO2018070169A1 (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 日立オートモティブシステムズ株式会社 モーター制御装置

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JPS62191725A (ja) 1987-08-22

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