JPH0572617A - 簡易型カメラ - Google Patents
簡易型カメラInfo
- Publication number
- JPH0572617A JPH0572617A JP3012321A JP1232191A JPH0572617A JP H0572617 A JPH0572617 A JP H0572617A JP 3012321 A JP3012321 A JP 3012321A JP 1232191 A JP1232191 A JP 1232191A JP H0572617 A JPH0572617 A JP H0572617A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- front surface
- front cover
- locking pawls
- photographing lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Blocking Light For Cameras (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】標準サイズ（24×36mm）の写真撮影用の簡易型
カメラに部材を追設してパノラマサイズの写真撮影用の
簡易型カメラとすることを目的とする。 【構成】前記カメラの前カバー20前面にパノラマ写真の
撮影に際して必要とされる遮光を兼ねる保護部材２を係
止爪12のカメラ前面に形成された形成用金型の逃げ穴23
との係合によって容易に取付られるようにすることを特
徴としている。
カメラに部材を追設してパノラマサイズの写真撮影用の
簡易型カメラとすることを目的とする。 【構成】前記カメラの前カバー20前面にパノラマ写真の
撮影に際して必要とされる遮光を兼ねる保護部材２を係
止爪12のカメラ前面に形成された形成用金型の逃げ穴23
との係合によって容易に取付られるようにすることを特
徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はいわゆる使い捨てカメラ
とも呼ばれ予じめフィルムが装填されていて、直ちに撮
影を可能とする簡易型カメラに関する。
とも呼ばれ予じめフィルムが装填されていて、直ちに撮
影を可能とする簡易型カメラに関する。
【０００２】
【従来の技術】使い捨てカメラは周知の如く予じめフィ
ルム装填されたカメラであって、一本のフィルムの撮影
にのみ使用され、内蔵フィルムの撮影終了後はフィルム
はカメラに装填されたまま現像所に送られるものである
ことから、カメラは低価格であることが必須の条件とさ
れている。
ルム装填されたカメラであって、一本のフィルムの撮影
にのみ使用され、内蔵フィルムの撮影終了後はフィルム
はカメラに装填されたまま現像所に送られるものである
ことから、カメラは低価格であることが必須の条件とさ
れている。
【０００３】一方最近撮影用途の多様化から従来市販さ
れている標準サイズの画面を撮影する簡易型カメラの他
に、さらに広角写真用あるいはパノラマ写真用等の製品
系列を異にする簡易型カメラが提供されるに至り、それ
に伴ってカメラの本体そのものが多品種化する傾向にあ
る。
れている標準サイズの画面を撮影する簡易型カメラの他
に、さらに広角写真用あるいはパノラマ写真用等の製品
系列を異にする簡易型カメラが提供されるに至り、それ
に伴ってカメラの本体そのものが多品種化する傾向にあ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】カメラ本体の多品種化
は部品種別の増加や組立作業の効率低下を来たすもので
あることから、前記の広角およびパノラマ写真等の各簡
易型カメラは可能な限り従来の標準サイズの簡易型カメ
ラを構成する各部材を共用出来るものであることが望ま
れる。
は部品種別の増加や組立作業の効率低下を来たすもので
あることから、前記の広角およびパノラマ写真等の各簡
易型カメラは可能な限り従来の標準サイズの簡易型カメ
ラを構成する各部材を共用出来るものであることが望ま
れる。
【０００５】例えば標準サイズのカメラにあっては問題
がないが、パノラマカメラではカメラを保持した指が光
路をさえぎったりすることが多く、何等かのこれを防止
するための部品を取付けることが必要である。
がないが、パノラマカメラではカメラを保持した指が光
路をさえぎったりすることが多く、何等かのこれを防止
するための部品を取付けることが必要である。
【０００６】本発明はこの点を解決して改良した結果、
極めて簡単な部材を容易な作業によって組付けるによっ
て製品系列を異にする簡易型カメラを低価格をもって提
供することを目的としたものである。
極めて簡単な部材を容易な作業によって組付けるによっ
て製品系列を異にする簡易型カメラを低価格をもって提
供することを目的としたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的は、カメラ前面
の撮影用レンズの周縁に、不要光の入射を遮ぎると共に
必要光の入射を保証する障壁から成る撮影レンズの保護
部材を設けたことを特徴とする簡易型カメラによって達
成される。
の撮影用レンズの周縁に、不要光の入射を遮ぎると共に
必要光の入射を保証する障壁から成る撮影レンズの保護
部材を設けたことを特徴とする簡易型カメラによって達
成される。
【０００８】
【実施例】本発明の一実施例を図１ないし図５に示す。
【０００９】図１は35mmフィルム（J135）を収めた使い
すてカメラとも呼ばれる簡易型パノラマカメラの外観を
示したもので、図中の１は撮影レンズ、２は該撮影レン
ズの保護部材、３はファインダ、４はシャッタ釦、５は
フィルム巻上ノブ、６はフィルムカウンタ窓をそれぞれ
示している。
すてカメラとも呼ばれる簡易型パノラマカメラの外観を
示したもので、図中の１は撮影レンズ、２は該撮影レン
ズの保護部材、３はファインダ、４はシャッタ釦、５は
フィルム巻上ノブ、６はフィルムカウンタ窓をそれぞれ
示している。
【００１０】前記カメラは、前記撮影レンズ１とシャッ
タおよびフィルム巻上の各機構部ならびにフィルム収納
室等を備えるカメラ本体を外装部材を兼ねる前後のカバ
ーによって挟着して一体化することによって構成されて
いる。
タおよびフィルム巻上の各機構部ならびにフィルム収納
室等を備えるカメラ本体を外装部材を兼ねる前後のカバ
ーによって挟着して一体化することによって構成されて
いる。
【００１１】前記カメラは標準サイズ（24×36mm）の画
面枠を構成するカメラに対し、広角用の前記撮影レンズ
１を装着した上、その画面枠にはパノラマ画面サイズ
（13×36mm）の画面枠を有する枠部材を挿入、係合し、
さらに前記撮影レンズ１の周縁に枠状の保護部材を係着
するきとによってパノラマ写真専用の簡易型カメラとし
て製品化されて使用される。
面枠を構成するカメラに対し、広角用の前記撮影レンズ
１を装着した上、その画面枠にはパノラマ画面サイズ
（13×36mm）の画面枠を有する枠部材を挿入、係合し、
さらに前記撮影レンズ１の周縁に枠状の保護部材を係着
するきとによってパノラマ写真専用の簡易型カメラとし
て製品化されて使用される。
【００１２】前記カメラは写真撮影に当ってその両側部
を把持する際、前記保護部材２により手や指が撮影レン
ズ１の画角を遮ぎるのを防止されるので、不馴れな初心
者によっても水平方向に広い画角をもつパノラマ写真を
安心して確実に保持して撮影することが出来るようにな
っている。
を把持する際、前記保護部材２により手や指が撮影レン
ズ１の画角を遮ぎるのを防止されるので、不馴れな初心
者によっても水平方向に広い画角をもつパノラマ写真を
安心して確実に保持して撮影することが出来るようにな
っている。
【００１３】図２および図３は共に前記カメラを構成す
る主要部材の正面図を示したもので何れも硬質の合成樹
脂材料をもって成形されるものである。
る主要部材の正面図を示したもので何れも硬質の合成樹
脂材料をもって成形されるものである。
【００１４】10は鏡筒11内に撮影レンズ１を装着した前
記のカメラ本体であって、該カメラ本体10にはその前面
に一対の係止爪12が互に係止部を対向して形成されてい
る。20は前記カメラ本体10の前面を覆う前カバーであっ
て、該前カバー20は前記鏡筒11を挿通する開口部21とフ
ァインダ３を備え、さらに一対の係止爪22がカメラ本体
10の係止爪12に対応してその背面に突設して形成されて
いる。
記のカメラ本体であって、該カメラ本体10にはその前面
に一対の係止爪12が互に係止部を対向して形成されてい
る。20は前記カメラ本体10の前面を覆う前カバーであっ
て、該前カバー20は前記鏡筒11を挿通する開口部21とフ
ァインダ３を備え、さらに一対の係止爪22がカメラ本体
10の係止爪12に対応してその背面に突設して形成されて
いる。
【００１５】前記係止爪22は前面カバー20の前面方向か
ら押し出される金型によって形成されるもので、その結
果前カバー20の前面には形成用金型を挿通する逃げ穴と
して前記係止爪22に接する一対の角穴23が形成される。
ら押し出される金型によって形成されるもので、その結
果前カバー20の前面には形成用金型を挿通する逃げ穴と
して前記係止爪22に接する一対の角穴23が形成される。
【００１６】また、図４は前記保護部材２を示したもの
で、該保護部材は撮影レンズ１前方の画角を規制する遮
光枠２Ａと前方に突設した枠状の立上り部２Ｂを備えて
いて、該遮光枠２Ａと立上り部２Ｂとにより撮影レンズ
１に入射される不要光が効率良く遮ぎられるようになっ
ている。さらに前記立上り部２Ｂはカメラを把持する手
や指が撮影レンズの画角に入るのを防止する障壁として
の用をなしている。
で、該保護部材は撮影レンズ１前方の画角を規制する遮
光枠２Ａと前方に突設した枠状の立上り部２Ｂを備えて
いて、該遮光枠２Ａと立上り部２Ｂとにより撮影レンズ
１に入射される不要光が効率良く遮ぎられるようになっ
ている。さらに前記立上り部２Ｂはカメラを把持する手
や指が撮影レンズの画角に入るのを防止する障壁として
の用をなしている。
【００１７】さらに前記保護部材２にはその背面に前記
角穴23に対応する一対の係止爪２Ｃと、それぞれ一対宛
の取付基準ピン２Ｄおよび支持壁２Ｅが形成されてい
る。
角穴23に対応する一対の係止爪２Ｃと、それぞれ一対宛
の取付基準ピン２Ｄおよび支持壁２Ｅが形成されてい
る。
【００１８】前記の各部材はそれぞれの係止爪を相互
に、あるいは前記の角穴23に係合させることによって一
体化されて前記の簡易型カメラを構成する。
に、あるいは前記の角穴23に係合させることによって一
体化されて前記の簡易型カメラを構成する。
【００１９】図５は図２，図３および図４における矢示
ＡＡ，ＢＢおよびＣＣの各断面をもって前記の各部材の
係合による一体化の状態を示したものである。
ＡＡ，ＢＢおよびＣＣの各断面をもって前記の各部材の
係合による一体化の状態を示したものである。
【００２０】前記前カバー20はカメラ本体10の前面にか
ぶせてその開口部21に前記鏡筒11を挿通させた状態で強
く押圧すると、前記係止爪22がカメラ本体10の係止爪12
にそれぞれ係止してカメラ本体10と一体とされる。
ぶせてその開口部21に前記鏡筒11を挿通させた状態で強
く押圧すると、前記係止爪22がカメラ本体10の係止爪12
にそれぞれ係止してカメラ本体10と一体とされる。
【００２１】カメラ本体10に係着して一体とされた前記
前カバー20に対し、その基準穴24に前記保護部材２の取
付基準ピン２Ｄを嵌合して強く押圧すると前記係止爪２
Ｃが前カバー20の角穴23にそれぞれ係合し、その状態で
前記支持壁２Ｅが前カバー20の前面に当接して保護部材
２が強固に支持された状態で一体化され、鏡筒11も前カ
バー20によって位置の保持がなされる。
前カバー20に対し、その基準穴24に前記保護部材２の取
付基準ピン２Ｄを嵌合して強く押圧すると前記係止爪２
Ｃが前カバー20の角穴23にそれぞれ係合し、その状態で
前記支持壁２Ｅが前カバー20の前面に当接して保護部材
２が強固に支持された状態で一体化され、鏡筒11も前カ
バー20によって位置の保持がなされる。
【００２２】
【発明の効果】本発明により、部品の種別を増やすこと
なく極めて簡単な組立の追作業によって標準サイズの画
面を構成する簡易型カメラをパノラマ写真用等の異なる
サイズの画像を構成する簡易型カメラに転換することが
可能となり、その結果標準の組立作業をもととして多品
種化が容易に実現されることとなり、低価格ながら多様
な用途に対応出来る多品種の簡易型カメラが提供される
こととなった。
なく極めて簡単な組立の追作業によって標準サイズの画
面を構成する簡易型カメラをパノラマ写真用等の異なる
サイズの画像を構成する簡易型カメラに転換することが
可能となり、その結果標準の組立作業をもととして多品
種化が容易に実現されることとなり、低価格ながら多様
な用途に対応出来る多品種の簡易型カメラが提供される
こととなった。
【図１】本発明による簡易型カメラの外観図である。
【図２】前記カメラのカメラ本体の正面図である。
【図３】前記カメラの前カバーの正面図である。
【図４】前記カメラの保護部材の正面図である。
【図５】前記カメラ本体と前カバーを保護部材の係着状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
２…保護部材 ２Ａ…遮光枠 ２Ｂ…立上り部 ２Ｃ…係止爪 ２Ｄ…取付基準ピン ２Ｅ…支持壁 ２Ｆ…切欠部 10…カメラ本
体 12…係止爪 20…前カバー 22…係止爪 23…角穴
体 12…係止爪 20…前カバー 22…係止爪 23…角穴
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年６月２２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明による簡易型カメラの外観図である。
【図２】 前記カメラのカメラ本体の正面図である。
【図３】 前記カメラの前カバーの正面図である。
【図４】 前記カメラの保護部材の正面図である。
【図５】 前記カメラ本体と前カバーと保護部材の係着状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【符号の説明】 ２ 保護部材 ２Ａ 遮光枠 ２Ｂ 立上り部 ２Ｃ 係止爪 ２Ｄ 取付基準ピン ２Ｅ 支持壁 ２Ｆ 切欠部 10 カメラ本体 12 係止爪 20 前カバー 22 係止爪 23 角穴
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
Claims (2)
- 【請求項１】カメラ前面の撮影レンズの周縁に、不要光
の入射を遮ぎると共に必要光の入射を保証する障壁から
成る撮影レンズの保護部材を設けたことを特徴とする簡
易型カメラ。 - 【請求項２】前記保護部材は、該保護部材に設けた複数
の係止爪と、カメラ前面に形成される形成用金型の逃げ
穴との係合によって着脱可能に支持されるものであるこ
とを特徴とする請求項１の簡易型カメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1232191A JP2929319B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 簡易型カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1232191A JP2929319B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 簡易型カメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572617A true JPH0572617A (ja) | 1993-03-26 |
| JP2929319B2 JP2929319B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11802054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1232191A Expired - Lifetime JP2929319B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 簡易型カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2929319B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55141117U (ja) * | 1979-03-30 | 1980-10-08 | ||
| JPS6322785U (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-15 | ||
| JPH0220666U (ja) * | 1988-07-20 | 1990-02-09 |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP1232191A patent/JP2929319B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55141117U (ja) * | 1979-03-30 | 1980-10-08 | ||
| JPS6322785U (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-15 | ||
| JPH0220666U (ja) * | 1988-07-20 | 1990-02-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2929319B2 (ja) | 1999-08-03 |
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