JPH0572048U - 電池の陽極集電体 - Google Patents

電池の陽極集電体

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JPH0572048U
JPH0572048U JP009940U JP994092U JPH0572048U JP H0572048 U JPH0572048 U JP H0572048U JP 009940 U JP009940 U JP 009940U JP 994092 U JP994092 U JP 994092U JP H0572048 U JPH0572048 U JP H0572048U
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JP
Japan
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current collector
battery
anode
current
tab
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JP009940U
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Inventor
豊 土井
進一郎 北野
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タブ部の抵抗を低下させ、大電流を流した場
合であっても、電池の作動電圧の低下を抑制することの
できる陽極集電体を提供することを目的とする。 【構成】 陽極集電体10のタブ部12を従来のものよ
り長くし、タブ部12の曲げ部12aと封口体8とをス
ポット溶接し、タブ部12の第二導電部12cを集電部
11方向に折り曲げ、集電部11と接触させることで電
池内部抵抗を減少させ、大電流放電での作動電圧を高く
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電池の陽極集電体に関し、詳しくはそのタブ部に関する。
【0002】
【従来の技術】
密閉型蓄電池は、図6に示す様に、陽極61と陰極62とセパレータ63とか らなる電極群64が外装缶65に挿入されており、この外装缶65の開口部は陽 極端子兼用の封口体66によって、封口される構造である。 ここで、上記陽極61と陽極端子兼用の封口体66とは、電気的に接続される ことが必要となるが、この接続は陽極集電体67によって成されている。具体的 な陽極集電体67の構造は、上記陽極61の一方端にスポット溶接された集電部 67Aと、この集電部67Aと一体形成され、端部が上記封口体66にスポット 溶接された、タブ部67Bとからなるような構造である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、近年、電池の使用方法は、電動工具等、大出力を要求することが多 くなり、大電流を電池から流すことが増えている。 ところが、上記従来の電池では、20A以上のような大電流を流す場合には、 内部抵抗が大きくなるため、作動電圧が低くなってしまうという問題が生じる。
【0004】 この様な、作動電圧の低下は、陽極集電体67のタブ部67Bの抵抗が大きい ことが原因の一つである。 そこで、このタブ部の抵抗を減少させるために、タブ部の断面積を大きくする ことが考えられるが、電池径が制約されていると言うことに起因して、余り大き くすることができない。従って、作動電圧の低下を防止するに到らない。
【0005】 本考案は、上記問題に鑑み、タブ部の抵抗を低下させ、大電流を流した場合で あっても電池の作動電圧の低下を抑制することができる陽極集電体を提供するこ とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】
【作用】
陽極集電体のタブ部を従来のものより長くし、このタブ部の中程に設けた曲げ 部を封口体に溶接し、この曲げ部からタブ部先端の間に設けた第二電導部の先端 を陽極集電体の集電部に接触させる。これにより、放電の際に、従来はタブの根 元から封口体の方向にのみ流れていた電流が、第二導電部からも流れるようにな り集電体の抵抗値が下がり、電池の内部抵抗が減少する。
【0008】
【実施例】
〔実施例1〕 図1は本考案の一例に係る円筒密閉型ニッケル−カドミウム蓄電池の断面図で あり、焼結式ニッケルからなる陽極1と、カドミウム陰極2と、これら正負両極 1、2間に介挿されたセパレータ3とからなる電極群4は渦巻状に巻回されてい る。この電極群4は陰極端子兼用の外装缶6内に配置されており、この外装缶6 と上記陰極2とは陰極集電体5により接続されている。上記外装缶6の上開口に はパッキング7を介して封口体8が装着されており、この封口体8の内部にはコ イルスプリング9が設けられている。このコイルスプリング9は電池内部の内圧 が上昇したときに矢印Y方向に押圧されて内部のガスが大気中に放出されるよう に構成されている。また、上記封口体8と前記陽極1とは陽極集電体10にて接 続されている。
【0009】 ここで、上記陽極集電体10は図2に示される様に、円形の集電部11と、長 方形のタブ部12とからなっている。 更に、このタブ部12は曲げ部12aと、集電部11と曲げ部12aの間に形 成される第一導電部12bと、曲げ部12aからタブ部12の先端の間に形成さ れた第二導電部12cとを有している。
【0010】 上記集電部11は電極群4の陽極1とスポット溶接されており、タブ部12は 曲げ部12aにおいて封口体8とスポット溶接されている。この曲げ部12aか ら第二導電部12cは集電部11方向に折り曲げられており、その先端は、集電 部11と接触するように、絶縁部品11と集電部11とで挟み込むように固定さ れている。
【0011】 この様な構造の電池を、以下(a1 )電池と称する。 〔実施例2〕 陽極集電体10を設ける際に、図3に示すように、第二導電部12cをU字状 に折り曲げて集電部11と接触させた以外は、上記実施例1と同様の構造である 。
【0012】 この様な構造の電池を、以下(a2 )電池と称する。 〔実施例3〕 陽極集電体10を設ける際に、図4に示すように、第二導電部12cをS字状 に折り曲げて、集電部11と接触させた以外は、上記実施例1と同様の構造であ る。
【0013】 尚、上記の様に、第二導電部12cをS字状に折り曲げれば、折り曲げられた 第二導電部12cがバネの働きをするので、第二導電部12cと集電部11とが 完全に接触する。 この様な構造の電池を、以下(a3 )電池と称する。 〔比較例〕 図6に示されるように、従来の電池のように、タブ部12を封口体8にスポッ ト溶接し、タブ部12の先端が集電部11と接触していない、即ち、タブ部12 を短く構成する以外は、上記実施例1と同様の構造である この様な構造の電池を、以下(x)電池と称する。 〔実験〕 本考案の(a1 )〜(a3 )電池、および比較例の(x)電池を用いて、25 Aの電流値で放電した時の放電特性を測定したので、その結果を図5に示す。
【0014】 図5から明らかなように、従来の(x)電池と比べて、本発明の(a1 )〜( a3 )電池、何れも作動電圧が30mV上昇することがわかった。 これは、集電部と第二導電部が接触しているので、電流が第一導電部だけでな く第二導電部からも流れるため、タブ部の抵抗が下がり、電池の内部抵抗が低下 するためと考えられる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、集電部からの電流が、第一導電部と第 二導電部とから封口体に流れる。従って、陽極集電体のタブ部の抵抗値が下がり 、電池の内部抵抗が減少する。 これにより、本考案の陽極集電体を用いた電池では、大電流放電を行なった場 合に作動電圧を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である(a1 )電池の要部断
面図である。
【図2】本考案の陽極集電体を示す図である。
【図3】本考案の一実施例である(a2 )電池の要部断
面図である。
【図4】本考案の一実施例である(a3 )電池の要部断
面図である。
【図5】本考案の(a1 )電池〜(a3 )電池及び比較
例の(x)電池における電池特性を示す図である。
【図6】従来の電池の要部断面図である
【符号の説明】
8 封口体 10 陽極集電体 11 集電部 12 タブ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】陽極からの電流を集電する集電部と、この
    集電部で集電された電流を封口体に伝えるタブ部とを有
    する電池の陽極用集電体において、 上記タブ部が、封口体にスポット溶接される曲げ部と、
    前記曲げ部と集電部の間に形成される第一導電部と、前
    記曲げ部からタブ部の先端までに形成された第二導電部
    とからなり、前記第二導電部の先端が集電部と接触して
    いることを特徴とする電池の陽極集電体。
JP009940U 1992-02-28 1992-02-28 電池の陽極集電体 Pending JPH0572048U (ja)

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