JPH0571728A - 排ガスボイラ - Google Patents

排ガスボイラ

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JPH0571728A
JPH0571728A JP3258441A JP25844191A JPH0571728A JP H0571728 A JPH0571728 A JP H0571728A JP 3258441 A JP3258441 A JP 3258441A JP 25844191 A JP25844191 A JP 25844191A JP H0571728 A JPH0571728 A JP H0571728A
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boiler
damper
duct
temperature
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Yasushi Nakajima
靖史 中嶋
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E20/34Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排ガスを燃焼用空気として使用する排ガスボ
イラにおいて、排ガス温度の高温化に伴う材質、構造等
に対しての特別の対処をダンパに施す必要をなくすこ
と。 【構成】 ガスタービン2からの高温の排ガスを燃焼用
空気としてボイラ1の風道5へ供給する排ガスダクト3
の途中部分に、ボイラ1の蒸気又は給水系統の一部を構
成する熱交換器12を設けて、高温の排ガスから熱を回
収する。そして、この熱交換器12の下流側、すなわち
該熱交換器で熱回収されて比較的低温となった排ガスが
流れる排ガスダクト3の部分にダンパ4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排ガスボイラ、特に高
温の排ガスを燃焼用空気として供給する排ガスダクトを
ボイラ風道に接続してなる排ガスボイラに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービン又はディーゼルエンジン等
からの排ガスを燃焼用空気として使用する排ガス再燃形
ボイラが、従来から知られている。
【0003】図3は従来のこの種排ガスボイラの一例を
示す。図3において、1がボイラであり、ガスタービン
2とのコンバイント運転時には、排ガスダクト3に設け
られているダンパ4を開とし、ガスタービン2からの排
ガスを排ガスダクト3及びボイラ風道5を通してバーナ
6に供給し、ボイラ1内に燃焼用空気として導入する。
【0004】そして、このガスタービン排ガスの量が燃
焼用空気量を充分に満たすときには、通風機7を不作動
及び空気ダクト8に設けられているダンパ9を閉とし
て、ガスタービン2からの排ガスが逆流するのを防止す
る。
【0005】しかし、ガスタービン排ガスの量が燃焼用
空気量に満たない時には、ダンパ9を開とし、通風機7
を作動して吸い込んだ空気を再生式空気予熱器10でボ
イラ排ガスにより加熱した後、空気ダクト8を通してボ
イラ風道5に供給し、これにより不足分の空気量を補充
する。
【0006】一方、ガスタービン2を停止したボイラ1
の単独運転時には、排ガスダクト3に設けられているダ
ンパ4を閉とし、燃焼用空気は通風機7ですべてまかな
い、再生式空気予熱器10、ダンパ9及び空気ダクト8
を通してボイラ風道5に供給する。
【0007】なお、再生式空気予熱器10で空気を加熱
したボイラ排ガスは、煙突11から大気中へ排出され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた排ガスボイ
ラにおいて、最近は、ガスタービン2の高効率化に伴
い、その燃焼器入口のガス温度は高温化(1300℃〜
1400℃)の傾向にあり、それに伴いガスタービン2
の排ガス温度を従来の500℃前後から600℃を上ま
わる温度へと上昇してきている。
【0009】そして、ガスタービン2の排ガス温度が比
較的低い時には、該排ガスにさらされるダクト3,5,
8及びダンパ4,9等の材質は炭素鋼又は低合金鋼で対
処できたし、また熱膨張量も少ないため構造上も特別な
対策を講じる必要が少なかった。しかし、ガスタービン
2の排ガス温度が高温化した場合、ダクトについては材
質、構造面から対処可能であるが、ダンパについては高
温下で機能するためには材質、構造だけでは十分対処し
きれず、熱膨張のために常温から高温域まで完全なシー
ルが期待できないので遮断効果をある程度犠牲にせざる
を得ない結果となっている。
【0010】なお、ガスを漏洩させないためには、閉止
時ダンパ羽根間に常温のシールエアを入れる方法もある
が、この方法では開閉毎にダンパまわりの温度が変化し
て、熱疲労によるトラブルも多発する問題がある。
【0011】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたもので、排ガスを燃焼用空気とし
て使用する排ガスボイラにおいて、排ガス温度の高温化
に伴う材質、構造等に対しての特別の対処をダンパ等の
遮断装置に施す必要をなくすことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、高温の排ガスを燃焼用空気として供給
する排ガスダクトをボイラ風道に接続してなる排ガスボ
イラにおいて、前記排ガスダクトの途中部分に排ガス熱
回収装置を設け、この排ガス熱回収装置の下流に排ガス
ダクトを遮断する遮断装置を設けたものである。
【0013】
【作用】上記の手段によれば、熱回収されて比較的低温
となった排ガスが流れる排ガスダクトの部分に遮断装置
が設置されるので、排ガス温度の高温化に伴う材質,構
造等に対しての特別の対処を該遮断装置に施す必要はな
い。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例について
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示し、図3
に示したものと同一の部分には同一の符号を付して、重
複する説明は省略する。
【0015】図1において、本実施例によれば、ガスタ
ービン2からの高温の排ガスから熱を回収する装置とし
て熱交換器12が排ガスダクト3の途中部分に設けら
れ、この熱交換器12の下記に排ガスダクト3を遮断す
る装置としてダンパ4が設けられている。熱交換器12
は、ボイラ1の蒸気又は給水系統の一部を構成してい
る。
【0016】そして、この熱交換器12は、ガスタービ
ン2からの高温、具体的には約600℃の排ガスと、ボ
イラ1の蒸気又は給水系統から分岐されて供給されてく
る蒸気又は水とを熱交換させ、これにより該排ガスの温
度を比較的低い温度、具体的には250℃〜500℃
(350℃程度が望ましいが、熱交換器のサイズ、内部
流体、系統等から経済的に望ましい点が選定点となる)
とする。
【0017】したがって、このようにして比較的低温と
なった排ガスが流れる排ガスダクト3の部分にダンパ4
が設置されるので、排ガス温度の高温化に伴う材質、構
造等に対しての特別の対処をダンパ4に施す必要がなく
なり、従来のボイラ風道,煙道系統で一般に使われてい
るダンパと同じものを用いることができるようになる。
【0018】また、ボイラ1の単独運転時には、このダ
ンパ4を全閉として、ボイラ燃焼用空気がガスタービン
2へ逆流しないようにするが、この時再生式空気予熱器
10で加熱されて供給されてくる空気の温度は約250
℃〜350℃であるので、ダンパ4はほぼ一定の温度条
件下で使用されることとなる。したがって、ボイラ1と
ガスタービン2とのコンバインド運転及びボイラ1の単
独運転の運転状態による温度変化、及び閉止時における
ダンパ4の上下流の温度差がほとんどなくなり、これに
よりダンパ羽根の熱歪によるスティックや上下流温度差
に基づく熱応力等の発生を防止して、ダンパの作動,性
能,信頼性に対して大巾な改善が図れるようになる。
【0019】さらに、ダンパ4の羽根は直接排ガスに接
触し、排ガス温度と同じ温度となるが、ケーシング、ダ
ンパ枠等はその外部より保温等を施しても外面側はガス
温度より低くなり、閉止状態でのダンパ羽根のかみ込
み、熱歪等の発生の可能性がある。しかし、ダンパ4を
前述したように比較的低温となった排ガスが流れる排ガ
スダクト3の部分に設置することにより、これらの可能
性を少なくできる。
【0020】次に、図2は本発明の他の実施例を示し、
図1中のボイラ1の単独運転時におけるガスタービン2
の過熱防止を図ったものである。すなわち、熱交換器1
2が設けられる排ガスダクト3の部分を図2に示すよう
に屈曲して高低差のある流路とすることにより、ガスタ
ービンとダンパ4との間の系統は該ダンパ4で遮断され
ることから、一種の密封状態となっており、熱交換器1
2よりも高い位置に配置された排ガスダクト3の部分3
aの内部の温度は熱交換器12の内部流体温度(t1
と同じレベルまで上昇するが、熱交換器12よりも低い
位置に配置されている排ガスダクト3の部分3b及びガ
スタービンの温度は該ガスタービンの内部温度(t2
と同じレベルに維持される。そして、もしダンパ4にわ
ずかのリークがある場合は、排ガスダクト3の最上部に
設けたベント13によって該リーク量に相当する空気を
流通させることにより、ガスタービンの過熱防止は確実
となる。
【0021】なお、以上述べた実施例では、排ガスダク
ト3を遮断する装置して、ダンパ4を用いているが、仕
切板,弁,ゲート等の他の適当な遮断装置を用いること
もできる。同様に、ガスタービン排ガスから熱を回収す
る装置として、ボイラ系の一部を構成する熱交換器12
を用いているが、ボイラ系から独立する熱交換器等の他
の適当な熱回収装置を用いることもできる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、高
温の排ガスを燃焼用空気としてボイラに供給する排ガス
ダクトを遮断するダンパ等の遮断装置を、熱回収されて
比較的低温となった排ガスが流れる排ガスダクトの部分
に設置するようにしたので、排ガス温度の高温化に伴う
材質,構造等に対して特別の対処を遮断装置に施す必要
がなくなるまで、優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボイラの一実施例を示す系統図で
ある。
【図2】本発明に係るボイラの他の実施例を示す要部の
系統図である。
【図3】従来のボイラを示す系統図である。
【符号の説明】
1 ボイラ 2 ガスタービン 3 排ガスダクト 4 ダンパ(遮断装置) 5 ボイラ風道 6 バーナ 7 通風機 8 空気ダクト 9 ダンパ 10 空気予熱器 11 煙突 12 熱交換器(排ガス熱回収装置) 13 ベント

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高温の排ガスを燃焼用空気として供給する
    排ガスダクトをボイラ風道に接続してなる排ガスボイラ
    において、前記排ガスダクトの途中部分に排ガス熱回収
    装置を設け、この排ガス熱回収装置の下流に排ガスダク
    トを遮断する遮断装置を設けたことを特徴とする排ガス
    ボイラ。
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