JPH0571002A - 清浄雰囲気用衣類 - Google Patents
清浄雰囲気用衣類Info
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- JPH0571002A JPH0571002A JP3224241A JP22424191A JPH0571002A JP H0571002 A JPH0571002 A JP H0571002A JP 3224241 A JP3224241 A JP 3224241A JP 22424191 A JP22424191 A JP 22424191A JP H0571002 A JPH0571002 A JP H0571002A
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Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 清浄雰囲気用衣類に関し、人体から発生し衣
類を通過する汚染物（Ｎａ，Ｋ等のイオン、ＮＯｘ等の
ガスなど）を雰囲気中へ発生させないようにすることを
目的とする。 【構成】 発塵防止対策を施された清浄雰囲気で用いる
衣類において、内面または外面に多孔質粉体を取付ける
こと又は衣類構成繊維に吸着剤を含浸又は含有させた繊
維を用いることを特徴とする清浄雰囲気用衣類として構
成する。
類を通過する汚染物（Ｎａ，Ｋ等のイオン、ＮＯｘ等の
ガスなど）を雰囲気中へ発生させないようにすることを
目的とする。 【構成】 発塵防止対策を施された清浄雰囲気で用いる
衣類において、内面または外面に多孔質粉体を取付ける
こと又は衣類構成繊維に吸着剤を含浸又は含有させた繊
維を用いることを特徴とする清浄雰囲気用衣類として構
成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は清浄雰囲気用衣類、すな
わち、清浄環境が要求される、半導体、食品、医療等の
産業での清浄度維持、発塵防止の為の作業衣又は衣服に
関する。近年の上記産業界において、高品質、製品の高
度な信頼性追求の為に、ゴミの管理、不純物の管理等に
様々な工夫が成されている。その為、人体からの発塵、
汚染物（汗・唾液等）の発生に関しても厳重に管理・防
止する必要がある。
わち、清浄環境が要求される、半導体、食品、医療等の
産業での清浄度維持、発塵防止の為の作業衣又は衣服に
関する。近年の上記産業界において、高品質、製品の高
度な信頼性追求の為に、ゴミの管理、不純物の管理等に
様々な工夫が成されている。その為、人体からの発塵、
汚染物（汗・唾液等）の発生に関しても厳重に管理・防
止する必要がある。
【０００２】
【従来の技術】従来、半導体、食品、医療等の産業界で
要求される清浄雰囲気では、除塵とともに、発塵防止対
策が採られている。さらに、人体からのゴミ、汚染物の
低減を目的として、自動化を積極的に導入したり、衣服
からの発塵を防ぐ様な繊維を使用したり、人体露出部分
を極力減らしたりと、様々な工夫がなされている。
要求される清浄雰囲気では、除塵とともに、発塵防止対
策が採られている。さらに、人体からのゴミ、汚染物の
低減を目的として、自動化を積極的に導入したり、衣服
からの発塵を防ぐ様な繊維を使用したり、人体露出部分
を極力減らしたりと、様々な工夫がなされている。
【０００３】すなわち、発塵防止用衣類としては、汚が
外部へ出ないようにする衣服、汚を吸着する材料（吸湿
性材料）からなる衣服などが用いられている。
外部へ出ないようにする衣服、汚を吸着する材料（吸湿
性材料）からなる衣服などが用いられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いくら
自動化が進んでも人の手に依存する所が以前として多
く、又、衣類からの発塵を防止したり人体露出部分を減
らしても、又汚を衣類で吸着しても、汗などから発生す
るＮａ，Ｋ，Ｃａ等の雰囲気に乗る様なイオン的な物は
防止・除去しきれていなかった。
自動化が進んでも人の手に依存する所が以前として多
く、又、衣類からの発塵を防止したり人体露出部分を減
らしても、又汚を衣類で吸着しても、汗などから発生す
るＮａ，Ｋ，Ｃａ等の雰囲気に乗る様なイオン的な物は
防止・除去しきれていなかった。
【０００５】従って、このような人体からの汚染物の発
生防止、除去が効果的に行えず、品質、製品の信頼性を
低下させるといった問題が生じていた。本発明は以上の
点を鑑み、より発塵の少ない又、人体からの汚染物を環
境に拡散させない様な作業衣（又は衣服）を提供する事
を目的とする。
生防止、除去が効果的に行えず、品質、製品の信頼性を
低下させるといった問題が生じていた。本発明は以上の
点を鑑み、より発塵の少ない又、人体からの汚染物を環
境に拡散させない様な作業衣（又は衣服）を提供する事
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、発塵防止対策を施された清浄雰囲気で用
いる衣類において、内面または外面に多孔質粉体を取付
けることを特徴とする清浄雰囲気用衣類、及び衣類構成
繊維に吸着剤を含浸又は含有させた繊維を用いることを
特徴とする清浄雰囲気用衣類を提供する。
成するために、発塵防止対策を施された清浄雰囲気で用
いる衣類において、内面または外面に多孔質粉体を取付
けることを特徴とする清浄雰囲気用衣類、及び衣類構成
繊維に吸着剤を含浸又は含有させた繊維を用いることを
特徴とする清浄雰囲気用衣類を提供する。
【０００７】
【作用】一般的な作業衣では、人体から発生した汗など
からＮａ，Ｋ，Ｃａ，Ｐ，ＮＯｘ，メタンガス，等の金
属及びガス類が繊維隙間を通過して作業衣外部に拡散し
てしまう。しかし、本発明では、人体より発生した不純
物を衣類の内外面に取付け又は衣類に含まれる多孔質粉
体又は吸着剤物質により吸着し、外気への拡散を防ぐ事
が出来る。
からＮａ，Ｋ，Ｃａ，Ｐ，ＮＯｘ，メタンガス，等の金
属及びガス類が繊維隙間を通過して作業衣外部に拡散し
てしまう。しかし、本発明では、人体より発生した不純
物を衣類の内外面に取付け又は衣類に含まれる多孔質粉
体又は吸着剤物質により吸着し、外気への拡散を防ぐ事
が出来る。
【０００８】
【実施例】図１（ア）に示す如く、人体表皮１を従来の
衣類２で覆った場合、汚３は衣類２に吸収されても、汚
３から放出されるＮａ，Ｋ，Ｃａ等のイオン，ＮＯｘ等
のガスなどの汚染物４は衣類２を構成する繊維の間を通
り抜けて雰囲気中に拡散してしまう。
衣類２で覆った場合、汚３は衣類２に吸収されても、汚
３から放出されるＮａ，Ｋ，Ｃａ等のイオン，ＮＯｘ等
のガスなどの汚染物４は衣類２を構成する繊維の間を通
り抜けて雰囲気中に拡散してしまう。
【０００９】これに対し、図１（イ）に示す如く、衣類
２の例えば内側に多孔質粉体（吸着剤等）５を取付けて
おければ、Ｎａ，Ｋ，Ｃａ等のイオン，ＮＯｘ等のガス
なども多孔質粉体５によって吸着されて、雰囲気中へ放
出されることが防止される。多孔質粉体を衣類の内面又
は外面に取付けるには、適当な包装物に収容する形が簡
便である。包装物は防塵加工したものが適当である。
２の例えば内側に多孔質粉体（吸着剤等）５を取付けて
おければ、Ｎａ，Ｋ，Ｃａ等のイオン，ＮＯｘ等のガス
なども多孔質粉体５によって吸着されて、雰囲気中へ放
出されることが防止される。多孔質粉体を衣類の内面又
は外面に取付けるには、適当な包装物に収容する形が簡
便である。包装物は防塵加工したものが適当である。
【００１０】多孔質粉体を収容する包装物は衣類それ自
体に取り付けてもよいし、独立した包装物４を衣類１２
に縫い付けたり、あるいはマジックテープ１３やフック
などで衣類に対して脱着自在に取り付けてもよい（図２
参照）。また、包装物は、例えば図３の如くチャック１
４などで、多孔質粉体の出し入れを自由にできるように
構成して、ある程度使用した多孔質粉体を包装物から取
り出して加熱するなどして再生し、再利用してもよい。
体に取り付けてもよいし、独立した包装物４を衣類１２
に縫い付けたり、あるいはマジックテープ１３やフック
などで衣類に対して脱着自在に取り付けてもよい（図２
参照）。また、包装物は、例えば図３の如くチャック１
４などで、多孔質粉体の出し入れを自由にできるように
構成して、ある程度使用した多孔質粉体を包装物から取
り出して加熱するなどして再生し、再利用してもよい。
【００１１】包装物は、作業性を考慮して、極力薄くシ
ート状に構成することが好ましい。また、多孔質粉体収
納袋はピースに分けて、作業衣全体又は、部分的に取り
付けると、より作業性に富む。特に、人体の特に発汚し
易い部分だけに選択的に取付けると効率がよい。又、多
孔質粉体として、慣用の吸着剤を用いるとより効果的に
汚染を防ぐ事が出来る。
ート状に構成することが好ましい。また、多孔質粉体収
納袋はピースに分けて、作業衣全体又は、部分的に取り
付けると、より作業性に富む。特に、人体の特に発汚し
易い部分だけに選択的に取付けると効率がよい。又、多
孔質粉体として、慣用の吸着剤を用いるとより効果的に
汚染を防ぐ事が出来る。
【００１２】更に、衣類構成繊維に吸着剤を含侵させた
り、含有させた繊維を用いて作業衣を製作すると、多孔
質粉体を衣類に取付けた場合と同様の効果が得られ、し
かも衣類の活動性も保持されて好ましい。特に活性炭繊
維によって衣類を製作すると効果的である。
り、含有させた繊維を用いて作業衣を製作すると、多孔
質粉体を衣類に取付けた場合と同様の効果が得られ、し
かも衣類の活動性も保持されて好ましい。特に活性炭繊
維によって衣類を製作すると効果的である。
【００１３】
【発明の効果】以上説明した様に、清浄雰囲気を必要と
する様な環境で、本発明の衣類を用いれば、人体から発
生する様々な不純物、（例えばＮａ，Ｋ，Ｃａ，Ｐ，Ｎ
Ｏｘ，メタンガス，）を衣類に取り付けた多孔質粉体に
吸着させ汚染物質を環境に拡散させない様にする事が出
来、製品の高品質、高信頼が得られ、不良数の低減につ
ながる。
する様な環境で、本発明の衣類を用いれば、人体から発
生する様々な不純物、（例えばＮａ，Ｋ，Ｃａ，Ｐ，Ｎ
Ｏｘ，メタンガス，）を衣類に取り付けた多孔質粉体に
吸着させ汚染物質を環境に拡散させない様にする事が出
来、製品の高品質、高信頼が得られ、不良数の低減につ
ながる。
【図１】本発明の原理を説明する断面図である。
【図２】実施例の衣類を示す模式図である。
【図３】実施例の多孔質粉体収容袋を示す図である。
１…人体表皮 ２…衣類 ３…汚 ４…汚染物 ５…多孔質粉体（吸着剤等） １１…包装物 １２…衣類 １３…マジックテープ １４…チャック
Claims (3)
- 【請求項１】 発塵防止対策を施された清浄雰囲気で用
いる衣類において、内面または外面に多孔質粉体を取付
けることを特徴とする清浄雰囲気用衣類。 - 【請求項２】 発塵防止対策を施された清浄用雰囲気で
用いる衣類において、衣類構成繊維に吸着剤を含浸又は
含有させた繊維を用いることを特徴とする清浄雰囲気用
衣類。 - 【請求項３】 発塵防止対策を施された清浄用雰囲気で
用いる衣類において、衣類構成繊維に多孔質で吸着性を
有する繊維を用いることを特徴とする洗浄雰囲気用衣
類。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3224241A JPH0571002A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 清浄雰囲気用衣類 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3224241A JPH0571002A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 清浄雰囲気用衣類 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0571002A true JPH0571002A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16810707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3224241A Withdrawn JPH0571002A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 清浄雰囲気用衣類 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0571002A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999006136A1 (de) * | 1997-07-31 | 1999-02-11 | Calgon Carbon Corporation | Reinraumanzug mit adsorbierenden eigenschaften |
| JPH11152611A (ja) * | 1997-11-19 | 1999-06-08 | Shimizu Corp | クリーンルーム用無塵衣 |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP3224241A patent/JPH0571002A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999006136A1 (de) * | 1997-07-31 | 1999-02-11 | Calgon Carbon Corporation | Reinraumanzug mit adsorbierenden eigenschaften |
| JPH11152611A (ja) * | 1997-11-19 | 1999-06-08 | Shimizu Corp | クリーンルーム用無塵衣 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |