JPH057030Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 『産業上の利用分野』 本考案は、スロツトルマシン等に使用するメダ
ル用の、自動メダル貸出し装置に関する物であ
る。

『従来の技術』 自動メダル貸出し装置には、据置き型や、台間
設置型等が有る。

『考案が解決しようとする課題』 しかし、この据置き型は、メダルを必要とする
場合には、いちいち、ゲーム台から席を外して設
置してあるところまで行かなければならず、大変
わずらわしいものである。

台間設置型についても、それを設置してある両
隣のゲーム台以外のゲーム台は、やはり席を外さ
なければならない。

台間設置型をゲーム台の２台置きに設置すれば
良いが、それはゲーム台の設置台数を大幅に減少
させることになつて、効率が悪くなる。

又、台間設置型は、横幅をあまり広くできない
ので、メダルのストツク量に限度がある為に、頻
繁にメダルを補充しなければならず、かなり面倒
である。

ゲーム台の設置台数をできるだけ減らさない様
にするには、台間設置型の横幅を小さくすれば良
いが、ますますメダルの補充回数が増加すること
になる。

『課題を解決する手段』 本考案は、これを解決する為に考案されたもの
で、 (イ) 本体１の左端下部に、紙幣挿入口２と紙幣受
取り装置３、及び紙幣収納部４等から成る、紙
幣受取り部５を設ける。

(ロ) 本体１の右端下部に、メダル吸入部６とメダ
ル払出し装置７、及びメダル取出し口８等から
成る、メダル払出し部９を設ける。

(ハ) 紙幣受取り部５とメダル払出し部９との間に
棚部１０を設ける。

(ニ) 紙幣受取り部５と棚部１０、及びメダル払出
し部９の上部に渡つて、メダル投入口１１等を
有し、メダル払出し部９のメダル吸入部６に開
口した、メダル収納部１２を設ける。

(ホ) メダル収納部１２の前面に、表示ランプ部１
３を設ける。

(ヘ) 本体１に、取付け部１４を設ける。

以上の様に構成された、台上部設置式自動メダ
ル貸出し装置である。

『作用』 以上の様な構造であるから、これをそれぞれの
ゲーム台の上部に設置する。（第２図） これを使用する場合には、従来の自動メダル貸
出し装置と同様に、紙幣挿入口２から紙幣を入れ
メダル取出し口８からメダルを取出せば良い（第
３図） 『効果』 本考案の装置を使用することに依り、 （あ） ゲーム台の設置台数を全く減少させるこ
となく、ゲーム台のそれぞれに、自動メダル貸
出し装置を設置することができる。

（い） それに依り、メダルを必要とする場合に
は、全く席を外すことなくその場ですぐにメダ
ルを入手できることになり、大変便利である。

（う） 又、横幅が格段に広くなり、しかも高さ
方向にも充分な寸法が取れるので、メダルのス
トツク量が大幅に増加して、メダルの補充の必
要が無くなる。

等の、多大な効果ある。

『応用例』 第４図の様に、ゲーム台２台兼用型の方法にも
できる。

これは、硬貨用として使用できるものにも応用
されるし、メダルの自動供給ラインと組み合わせ
ることもできる。

尚、紙幣受取り部５とメダル払出し部９の取付
けは、左右入れ替えても良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案の斜視図。第２図は、本考案
の取付状態を示す斜視図。第３図は、本考案の使
用状態を示す斜視図。第４図は、本考案の応用例
を示す斜視図。 １……本体、２……紙幣挿入口、３……紙幣受
取り装置、４……紙幣収納部、５……紙幣受取り
部、６……メダル吸入部、７……メダル払出し装
置、８……メダル取出し部、９……メダル払出し
部、１０……棚部、１１……メダル投入口、１２
……メダル収納部、１３……表示ランプ部、１４
……取付け部。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 本体１の左端下部に、紙幣挿入口２と紙幣受
   取り装置３、及び紙幣収納部４等から成る、紙
   幣受取り部５を設ける。 (ロ) 本体１の右端下部に、メダル吸入部６とメダ
   ル払出し装置７、及びメダル取出し口８等から
   成る、メダル払出し部９を設ける。 (ハ) 紙幣受取り部５とメダル払出し部９との間
   に、棚部１０を設ける。 (ニ) 紙幣受取り部５と棚部１０、及びメダル払出
   し部９の上部に渡つて、メダル投入口１１等を
   有し、メダル払出し部９のメダル吸入部６に開
   口した、メダル収納部１２を設ける。 (ホ) メダル収納部１２の前面に、表示ランプ部１
   ３を設ける。 (ヘ) 本体１に、取付け部１４を設ける。 以上の様に構成された、台上部設置式自動メダ
   ル貸出し装置。