JP3004832U - ゲーム機械用溝入りコイン

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(57)【要約】【目的】この考案は、ゲーム機械の操作に硬貨を用
いず、金属製コインを使用することに関するものであ
る。【構成】金属製のコインを作成し、このコインが通
過する寸法の金属製板を作成し、このコインが通過する
通過溝を設ける。

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、硬貨を使わずに、金属製のコインをゲーム店舗ごとに作成し、フロントで販売してゲーム機械を操作するゲーム機械用溝入りコインに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ゲーム機械を操作するためには、硬貨をゲーム機械のコイン挿入穴に入れなければならず、このため、売上の金員回収、その集計、紙幣の硬貨への両替などに経営上問題があり、瞬間的売上高の把握に問題があり、不適当であった。さらに、このゲーム機械用溝入りコインは他店舗では使えない利点もある。

【０００３】

【考案が解決しようとする問題点】

本案は、その欠点を除いて、ゲーム店舗の経営上の利便をはかるゲーム機械用溝入りコイン制度を開発しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いま、その解決手段を図面を追いながら説明すれば、（イ）ゲーム機械に金属製板１を設置し、その金属製板にコインの通過溝を空け、（ロ）この通過溝を通過する同じ溝構造を持つ金属製コインを作る。

【０００５】

【作用】

本案は、以上のような構造であるから、これを使用するときは、金属製のコインを店舗のフロントで購入し、このコインを金属製板のコイン通過溝に挿入するのみで、ゲーム機械を操作することが出来、予め、硬貨を用意する必要はない。

【０００６】

【実施例】なお、本考案の実施に当たって次の如きことが出来る。（イ）金属製コインの溝を１本、２本、３本、４本それ以上の本数とする。（ロ）そして、それを片面あるいは両面にする。（ハ）金属製コインの直径の大きさを調節する。

【０００７】

【考案の効果】

したがって、ゲーム店舗の経営は従業人員の減少、売上高の瞬間的集計が出来る興味深いシステムである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の金属製板の金属製コイン挿入受入れ装
置の平面図

【図２】本考案の金属製板の金属製コイン挿入受入れ装
置の立面図

【図３】本考案の挿入する金属製コインの平面図

【図４】本考案の挿入する金属製コインの立面図

【図５】本考案の金属製板に金属製のコインが挿入され
る実施例を示す斜視図

【符号の説明】

１金属製コインの挿入を受ける金属製コイン通過
板２、３金属製のコイン通過板の螺穴４金属製のコインの通過溝５金属製コインの平面図６、７金属製コインの溝の平面図８金属製のコインの立面図

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】（イ）金属製板の上下に螺穴をつけ、ゲ
ーム機械に螺止めして固定する。（ロ）金属製板には溝を設けた金属製コインが通過す
る溝を設け、コインが金属製板を通過し、ゲーム機内に
装置されたセンサーに接しゲーム機をアクセスさせる。以上の如く構成された、ゲーム機械用溝入りコイン。
【請求項２】金属製板が円形である請求項１のゲーム機
械用溝入りコイン。
【請求項３】金属製コインの片側のみ溝つきあるいはそ
のコインの厚さを異にする請求項１のゲーム機械用溝入
りコイン。
【請求項４】金属製板及び金属製コインをセラミックあ
るいはプラスチック製にする請求項１のゲーム機械用溝
入りコイン。