JPH057001B2 - - Google Patents

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JPH057001B2
JPH057001B2 JP63248575A JP24857588A JPH057001B2 JP H057001 B2 JPH057001 B2 JP H057001B2 JP 63248575 A JP63248575 A JP 63248575A JP 24857588 A JP24857588 A JP 24857588A JP H057001 B2 JPH057001 B2 JP H057001B2
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JP
Japan
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foot
elastic
elastic repulsion
ground
sole
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JP63248575A
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Inventor
Masashi Tsuchida
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシユーズを履くことによつて速く走れ
る駿速シユーズに係るものである。
〔従来技術〕
これまで、陸上で競技する様々な運動種目を分
析してみると、意外に二本の脚で走るものが多い
のに気付く。そして走る行為が記録更進や優勝に
つながる競技種目も多い。ところで競技の根本で
ある「走る」という動作について考えてみると、
肉体的な脚力の強化が必ずしも走りを速めるもの
でないことが言える。なぜなら私達が並段よく
「あの家の者は昔から走るのが速い」とか「あの
子が速いのは母親似だ」とか口にするように、遺
伝作用によつて子供の体形が親に似るのは生物学
的にも常識であり、学問上はこれを優性遺伝と言
うが、もし走る行為の速い、遅いに足の骨格の構
造や形状が関係しているとするなら、後天的に脚
力の強化を図るトレーニングも速く走る為の近道
にはならないことになり、逆に私たちが並段口述
している話が意外にも真実を突いていることにな
る。また足の骨格形状が速さを左右するのであれ
ば、脚力トレーニングを全く行つた事の無い人が
それを行つている人よりも速い場合が有る事実と
も合致する。このように速く走る為には脚裏の土
踏まずの大きさや足の形状が重要な要素となり、
足の骨格を矯正することは不可能に近いにも関ら
ず、誰もが人より少しでも速く走りたい願望もあ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで本発明は、弾性反発部をもつ靴がしつか
りと足に固定されることによつて、該弾性反発部
をもつ靴が人間の足の骨格の代わりをするという
従来の各種競技用の運動靴とは全く異なる思想の
もとで考えられた特殊構造の靴である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の実施例を示す添付図面を参照しながら
詳述すると次の通りである。
足の裏に弾性可動を許容する範囲の間隙を設け
た弾性反発部1を靴2と一体的に取り付けて、弾
性反発部1の弾性ストロークが小さい構造にし
て、運動時には、弾性反発部1が地面を叩いた時
に反発力が加わり足を添かせる構造として、蹴り
出す瞬間には足先付近でおこなう足本来の力によ
る構造とした。
〔作用〕
本発明の靴2と一体的に取り付ける弾性反発部
1は、走る行為によつて地面に叩きつけられると
弾性可動による反発力とともに固有振動が発生す
る。そしてこの反発力の走者の体重や脚の回転ス
ピードまたは脚力や蹴り出す力など様々な要因に
よつて変化するだけでなく、弾性反発部1の形状
や材質などによつても影響を受けるし、さらには
地面が屋内のように板張りであつたり、コンクリ
ートや土であつたりすることでも弾性反発部1の
反発力はそれぞれ変化する。また以上のような
様々な要因を踏まえた上で、本発明では弾性反発
部1が地面を叩いた時の反発力によつて、足が地
面を蹴る場合に最大の力を発揮する状態へ早くも
つてゆくようにするもので、これには反発力によ
つて踵を浮かせるものや、足の裏全体を浮かせる
ようにして、最終的に人間の足であるつま先付近
などの地面を蹴る部分で「蹴る」という最大の力
を発揮させる動作をおこなわせるものである。
〔実施例〕
第1図は、本発明の第1実施例を示す側面図。
本図は弾性反発部1の形状を舌片状にしながら踵
付近で靴2と一体的に固定させて、弾性反発部1
の長さを足指の付け根付近までの長さに形成した
もので、これにより「蹴る」という動作を自分自
身の足でおこなえる。そして歩行時には弾性反発
部1は反応しなくても走行時には反応するくらい
のしなり弾性強度があつても良いが、それは走法
によつても変化する。また競技種目によつては跳
躍のように片方の足に全体重を乗せる場合など
は、とくにしなりにくい低弾性ストロークの弾性
反発部1を力にかかる足へ使用しても良い。ま
た、弾性反発部1をもつ靴2を競技用として使用
するには足で地面を叩くときの力と釣り合う位の
弾性強度の弾性反発部1が必要であり、これには
低弾性ストロークの高振動を発生させるものが理
想的となる。更に競技用として加わる条件とし
て、シユーズの軽い事も絶対条件であり、そのた
めには弾性反発部1の材質を炭素繊維やチタンな
どの高強度材料を使用する材質面での強化や、比
重の異なる材料を積層状態に接合したり、異種材
料を混合成形したり、または弾性反発部1の固定
部分に近ずくにつれて材料を厚くしたり材質を強
めても良いし、材料を折つたり曲げたりして3次
元的な立体形状としたり、靴2と弾性反発部1を
一体成形させたりする構造面での強化が必要とな
る。ここで本発明者が主張するのは、従来走る行
為で結果的に速い、遅いという差が出る決定的な
原因は足の骨格構造の違いから起こるものであ
り、更に詳細に言うなら、足が地面を叩いてから
の反応が、土踏まずの大きい人ほど振動数が高く
なり、その分だけ反発する反応時間が速くなる
し、偏平足に近い程、平板での振動に近くなり、
その分だけ反発する反応時間が遅くなることが考
えられるし、現実に蹴り出す瞬間の足先に力を加
える場合にも、低振動である程、足が変形する度
合いも大きくなり、そのぶん蹴り出す力へも変形
ロスが発生し易いだけでなく、地面を叩いてから
蹴り出すまでの時間も遅くなる。このように足の
厚さや土踏まずの大きさや足の長さなどの骨格構
造は、相対的にそれを覆う筋肉の発達の面からも
蹴る力の強弱などに影響を及ぼす重要なものであ
る。したがつて本発明は以上のような様々な要因
で走る事が遅い人に代わつて弾性反発部1が足と
一体固定されて、骨格や蹴る力の不足を補うもの
で、走る行為のうちで重要な要素であり、最大の
力を発揮する理想的な蹴り出す状態へと短時間で
もつてゆくものである。つまり、足の裏がべつた
りと地面に着いた状態から蹴り出すまでに要する
力と時間は、足の裏がべつたりと地面に着いた角
度0度の状態から蹴り出すよりも踵が浮いた状態
から蹴り出すほうが同じ力を使つても足先で蹴る
力が強くなるし、踵が浮いた状態から蹴り始める
ぶんだけ短時間で「蹴る」という動作が終了でき
る。ところで本発明は脱着スイツチを設けること
により様々な強度をもたせた弾性反発部1を交換
部品として数多く揃えられ、走者の条件に合わせ
て各々の弾性反発部1毎に異なる固有振動や反発
力を発生させるものを一組セツトとして提供でき
るもので、これにより製品の規格化も容易になり
駿足シユーズを安価に提供できる。
第2図は、本発明の第1実施例の弾性反発部1
を示す斜視図。板状の弾性反発部1を3次元的な
立体構造に曲げてある。また脱着スイツチ4によ
つて弾性反発部1の取り替えができるものであ
る。
第3図は、本発明の第2実施例を示す側面図。
本図は、第1図のように足の裏全体を浮かせるも
のに対して踵を中心に浮かせようとするものであ
るが、足が地面を叩いた時のベタ足状態から次の
動作であるつま先付近で地面を蹴るまでに要する
時間を短縮するという本発明中の各実施例全てと
共通した特徴をもち、これによつて同じ時間内で
も脚の回転を速めることができて、ピツチ走法に
も向く。
第4図は、本発明の第2実施例の弾性反発部1
を示す斜視図。本図のように弾性反発部1に穴を
あけることによつて軽量化しても良い。
第5図は、本発明の第3実施例を示す側面図。
土踏まず付近と踵のそれぞれ2箇所に反発力が働
くように2枚の弾性反発部1を使用したものであ
る。これによつて踵と土踏まず付近に取り付けた
弾性反発部1の弾性強度をそれぞれ変えることも
できる。
第6図は、本発明の第3実施例の弾性反発部1
下方からの斜視図。
第7図は、本発明の第4実施例の弾性反発部1
下方からの斜視図。本図の弾性反発部1は一見巻
きバネのように見えるものであるが、従来と異な
る点は完全に巻かれた巻きバネのような弾性スト
ロークの大きくしたものでない事にある。つまり
はバネの端と端とが一周、二周していない状態で
あるために高弾性ストロークは目指しにくいもの
で、いわば本図のものは巻きバネでないとも解釈
できる。
第8図は、本発明の第4実施例の弾性反発部1
の斜視図。
第9図は、本発明の第5実施例の弾性反発部1
からの斜視図。弾性反発部1が棒状のバネを用い
てある。
第10図は、従来の巻きバネ4を使つた靴2の
側面図。従来のものが本発明のものと本質的に異
なる点は、従来が材料の弾性を出来るだけ大きく
する構造にしながら、しかも加えた力と同じ反発
力を得るようなバネの弾性ストロークを出来るだ
け大きくする構造であり、特に巻きバネ4はバネ
を巻いた分だけ弾性ストロークが大きくなる。ま
た本発明は前述のように単に反発部の弾性のみを
用いて運動するのでなく、「蹴る」という動作と
弾性反発部1による効果を最大限利用して速く走
ろうとするものである。
ところで、本発明の弾性反発部の材質には金属
でもプラステイツクであつてもセラミツクスであ
つても良い。
〔発明による効果〕
本発明によつて、全ての走つたり足を使う競技
において走つたり跳躍したりする場合の足の力を
補強するもので、いわば足に固定させて履くこと
により足の骨格構造とそれに付随する筋肉の発達
の不足を補い肉体の一部分とすることで速く走つ
たり、高く跳躍したりするものである。また、弾
性反発部の脱着を容易にすることによつて製品の
規格化ができて安価になる。また本シユーズを使
用する環境による様々な調整をも容易にする。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の第1実施例を示
す側面図及び弾性反発部の斜視図。第3図及び第
4図は本発明の第2実施例を示す側面図及び弾性
反発部の斜視図。第5図及び第6図は本発明の第
3実施例を示す側面図及び斜視図。第7図及び第
8図は本発明の第4実施例を示す側面図及び斜視
図。第9図は本発明の第5実施例を示す斜視図。
第10図は従来のものを示す側面図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 弾性反発部は弾性可動を許容する範囲の間隙
    を足裏との間に保ちながら形成されて、 2 しかも弾性反発部は足裏に沿つて足先方向へ
    突設させた舌片形状としながらも、土踏まず付近
    より先端は覆わない形状として足先付近が直接地
    面に接触できる構造にして、 3 地面を叩いた時の衝撃を少なくとも弾性反発
    部の舌片で受ける構造として、 4 運動時は弾性反発部が地面を叩いた直後に反
    発力が加わり任意の踵や足裏を浮かせる構造とし
    ながら且つ、 5 該反発動作の後半より人間の足先が蹴る力で
    直に地面を蹴りだせる構造としたことを特徴とす
    る駿速シユーズ。
JP24857588A 1988-10-01 1988-10-01 駿速シューズ Granted JPH01230302A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24857588A JPH01230302A (ja) 1988-10-01 1988-10-01 駿速シューズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24857588A JPH01230302A (ja) 1988-10-01 1988-10-01 駿速シューズ

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Publication Number Publication Date
JPH01230302A JPH01230302A (ja) 1989-09-13
JPH057001B2 true JPH057001B2 (ja) 1993-01-27

Family

ID=17180176

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24857588A Granted JPH01230302A (ja) 1988-10-01 1988-10-01 駿速シューズ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519954U (ja) * 1974-07-11 1976-01-24
JPS54103150A (en) * 1978-01-27 1979-08-14 Mitsuo Horikoshi Jumping shoes

Family Cites Families (1)

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JPS50116559U (ja) * 1974-03-05 1975-09-23

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JPH01230302A (ja) 1989-09-13

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