JPH0569347A - 工具握柄 - Google Patents

工具握柄

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Publication number
JPH0569347A
JPH0569347A JP22183491A JP22183491A JPH0569347A JP H0569347 A JPH0569347 A JP H0569347A JP 22183491 A JP22183491 A JP 22183491A JP 22183491 A JP22183491 A JP 22183491A JP H0569347 A JPH0569347 A JP H0569347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
hand grip
hollow hole
main body
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22183491A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kaneko
耕一 兼古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneko Seisakusho KK
Original Assignee
Kaneko Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kaneko Seisakusho KK filed Critical Kaneko Seisakusho KK
Priority to JP22183491A priority Critical patent/JPH0569347A/ja
Publication of JPH0569347A publication Critical patent/JPH0569347A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インジェクション成形によって握柄本体の形
状を所望の形状に形成すると共に、インジェクション成
形でありながら二色構成若しくは複数色構成の工具握柄
を提供する。 【構成】 インジェクション成形により中空孔2を穿設
した透明若しくは半透明の握柄本体1を形成し、中空孔
2内に商品名などを印刷した着色挿入体4を圧入挿入止
着した工具握柄。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドライバー杆などの基
端に付設される工具握柄に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
工具握柄を単色ではなく二色に構成する場合には、押し
出し二色成形で、棒状の二色成形品を製作し、このあと
で切削加工によって手にフィットするグリップ形状に加
工していた。
【0003】しかしながら、このような工具握柄は製作
において金型が不要であるが、成形品の形状に限界があ
るため、手にフィットする形状に製作するには、前述の
ように切削加工しなければならず、非常に製作が厄介と
なりそれだけ量産性に劣りコスト高となる欠点があっ
た。
【0004】一方、インジェクション成形により工具握
柄を成形すれば、金型を要するものの逆に手にフィット
するグリップ形状など自由な形状に成形できる。しかし
インジェクション成形では単色でしか成形できないの
で、カラフルなに二色構成には成形できない。また、握
柄表面にパーティングラインが残り、手のひらにバリ等
が当たる問題も生じる。
【0005】また、工具握柄に商品名や商標名などを表
示する場合、従来は単に握柄表面に印刷表示していたた
め、使用しているあいだに剥がれたり、汚れたりする問
題もあった。
【0006】本発明は、このような欠点を解決するもの
で、インジェクション成形によって握柄の形状を所望の
形状に形成すると共に、二色構成若しくは複数色構成の
工具握柄を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0008】インジェクション成形により基端面より中
程近くまで中空孔2を穿設した透明若しくは半透明の握
柄本体1を形成し、この握柄本体1の中空孔2内に、基
端に握柄本体1の基端面に係止する鍔体3を設けた着色
挿入体4を挿入止着したことを特徴とする工具握柄に係
るものである。
【0009】
【作用】インジェクション成形により所望の形状に成形
すると共に、基端面より中程近くまで中空孔2を穿設し
た透明若しくは半透明の握柄本体1を形成する。
【0010】この握柄本体1の中空孔2内に、着色挿入
体4を開口基端面より挿入し、握柄本体1の基端面周縁
に着色挿入体4の鍔体3を係止せしめて固定すると、着
色挿入体4の着色が透明又は半透明の握柄本体1から透
けて見え、握柄本体1の地色と着色挿入体2の着色との
二色構成となることとなる。
【0011】この着色挿入体4の着色表面に商品名や商
標名を表示すれば、これらも同様に透けて見える。
【0012】
【実施例】本実施例は、本発明をドライバー、即ちドラ
イバー杆5に付設する工具握柄に適用したものである。
【0013】本実施例では、握柄本体1をインジェクシ
ョン成形により手にフィットする形状に成形したもの
で、図面に示すように断面がほぼ三角形状で軸方向に沿
って径の異なる波状外面に形成している。各位置での断
面形状を図4〜図6に示す。
【0014】この成形に際し、握柄本体1の基端面から
中程まで中空孔2を形成する。この中空孔2によりそれ
だけ使用する樹脂の材料が節約され、それだけコストを
低く抑えられる効果も奏する。
【0015】また、握柄本体1の肉厚部分が中空構造と
なるため、ヒケの問題も生じにくく、またそれだけ冷却
時間が短くなり成形サイクルが向上し、量産性に秀れる
こととなる。
【0016】一方、着色挿入体4を別体として樹脂成形
する。
【0017】この着色挿入体4は、基端に握柄本体1基
端面周縁に係止する鍔体3を設けた中空円筒状に形成
し、前記握柄本体1の中空孔2に弾圧圧入し、握柄本体
1の基端面周縁に鍔体3を係止せしめて固定するように
設計しているが、接着止着しても良い。この鍔体3は握
柄本体1の基部外面に表出するため、デザインを施す上
で非常に効果的な媒体となるだけでなく、握柄本体1の
インジェクション成形による握柄本体1基端部周縁に生
じるパーティングラインを、着色挿入体2の鍔体3で覆
うこととなるため、基部を手のひらで握持し易くし、ま
たし易い形状に設計し得るものである。
【0018】また、この着色挿入体4を様々な色に着色
してデザインし、表面に商品名や商標名を印刷して握柄
本体1の中空孔2に挿入出来るので、このデザイン、印
刷表示は外部より透けて見え、二色構成ないしは多数色
の非常にカラフルナなデザインの商品を提供できる。特
にこのデザインや印刷表示は握柄本体1内部に収納され
る構造となるので、使用を重ねても剥離したり汚れたり
することがない。
【0019】また本実施例では、握柄本体1内部に中空
部が形成されるため、スペアのドライバービットを収納
させるようにもでき、また付設するドライバー杆5をこ
の中空孔2に貫通させれば、前記鍔体3を金属製にする
ことで基端部を叩くことのできる製品にもし得るもので
ある。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、イ
ンジェクション成形によって握柄の形状を所望の形状に
形成することができると共に、インジェクション成形で
ありながら握柄本体の内部に挿入する着色挿入体が外部
より透き通って見えるので二色構成ないしはカラフルな
複数色構成の工具握柄となる。
【0021】また着色挿入体に商品名や商標名などを印
刷しても外部より透き通って見え、しかも着色やこの印
刷表示は握柄本体内部にあるため、使用している間に剥
がれたり汚れたりすることがない実用性に秀れた工具握
柄となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の分解斜視図である。
【図2】本実施例の正面図である。
【図3】本実施例の平面図である。
【図4】本実施例の背面図である。
【図5】本実施例の図2に示すA−A断面図である。
【図6】本実施例の図2に示すB−B断面図である。
【図7】本実施例の図2に示すC−C断面図である。
【図8】本実施例の図2に示すD−D断面図である。
【符号の説明】
1 握柄本体 2 中空孔 3 鍔体 4 着色挿入体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インジェクション成形により基端面より
    中程近くまで中空孔を穿設した透明若しくは半透明の握
    柄本体を形成し、この握柄本体の中空孔内に、基端に握
    柄本体の基端面に係止する鍔体を設けた着色挿入体を挿
    入止着したことを特徴とする工具握柄。
JP22183491A 1991-09-02 1991-09-02 工具握柄 Pending JPH0569347A (ja)

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JP22183491A JPH0569347A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 工具握柄

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JPH0569347A true JPH0569347A (ja) 1993-03-23

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ID=16772928

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