JPH0569335B2 - - Google Patents
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- JPH0569335B2 JPH0569335B2 JP60206998A JP20699885A JPH0569335B2 JP H0569335 B2 JPH0569335 B2 JP H0569335B2 JP 60206998 A JP60206998 A JP 60206998A JP 20699885 A JP20699885 A JP 20699885A JP H0569335 B2 JPH0569335 B2 JP H0569335B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は中央装置と複数の端末装置との間でデ
ータ伝送を行うデータ伝送装置の改良に関する。
ータ伝送を行うデータ伝送装置の改良に関する。
例えば、中央装置が各端末装置にデータ伝送指
令を発し、この指令に従つて指定された端末装置
からデータを中央装置に送出するようなデータ伝
送装置では、データ伝送の際データ伝送指令およ
びデータ等を直列符号信号に変換して送る、いわ
ゆるベースバンド伝送方式が構成の簡単化から広
く用いられている。このような装置では、中央装
置のみだけではなく各端末装置にも電源が必要と
なり、このため各端末装置にそれぞれ専用の電源
を設置したものがある。このように各端末装置に
電源を設置すると、その電源設置の工事費が必要
となるばかりでなく各端末装置の設置場所も制限
されてしまう。この問題を解決するためにデータ
伝送と電力供給とを同一の伝送路によつて行う技
術がある。この技術は、直列符号信号に直流ある
いは交流の電流を重畳して各端末装置に送出し、
これを端末装置で分離してデータの伝送および電
力供給を行つている。しかし、この技術では各端
末装置に濾波回路が必要となり、さらに高価にな
るという問題がある。また、データを変調するこ
となくこのデータを伝送するとともに電力を供給
する技術が特公昭59−15545号公報に開示されて
いるが、しかし、この技術では、端末側の負荷変
動や端末装置の接続数によりデータの波形が変形
等してしまい高品位のデータ伝送が困難であると
いう問題がある。
令を発し、この指令に従つて指定された端末装置
からデータを中央装置に送出するようなデータ伝
送装置では、データ伝送の際データ伝送指令およ
びデータ等を直列符号信号に変換して送る、いわ
ゆるベースバンド伝送方式が構成の簡単化から広
く用いられている。このような装置では、中央装
置のみだけではなく各端末装置にも電源が必要と
なり、このため各端末装置にそれぞれ専用の電源
を設置したものがある。このように各端末装置に
電源を設置すると、その電源設置の工事費が必要
となるばかりでなく各端末装置の設置場所も制限
されてしまう。この問題を解決するためにデータ
伝送と電力供給とを同一の伝送路によつて行う技
術がある。この技術は、直列符号信号に直流ある
いは交流の電流を重畳して各端末装置に送出し、
これを端末装置で分離してデータの伝送および電
力供給を行つている。しかし、この技術では各端
末装置に濾波回路が必要となり、さらに高価にな
るという問題がある。また、データを変調するこ
となくこのデータを伝送するとともに電力を供給
する技術が特公昭59−15545号公報に開示されて
いるが、しかし、この技術では、端末側の負荷変
動や端末装置の接続数によりデータの波形が変形
等してしまい高品位のデータ伝送が困難であると
いう問題がある。
本発明は上記実情に基づいてなされたもので、
その目的とするところは、直列符号信号に影響を
与えずに電力供給ができ、かつ複数の端末装置を
容易に接続できる構成の簡単なデータ伝送装置を
提供することにある。
その目的とするところは、直列符号信号に影響を
与えずに電力供給ができ、かつ複数の端末装置を
容易に接続できる構成の簡単なデータ伝送装置を
提供することにある。
本発明は、データ伝送を中央装置の伝送制御手
段と各端末装置の端末側データ送受部との間で2
線の伝送路を介して行ない、また電力を主にデー
タ伝送停止時に中央装置に設けられた電源から前
記伝送路を介して各端末装置に設けられた端末電
力供給部に供給して充電させるようにしたデータ
伝送装置である。
段と各端末装置の端末側データ送受部との間で2
線の伝送路を介して行ない、また電力を主にデー
タ伝送停止時に中央装置に設けられた電源から前
記伝送路を介して各端末装置に設けられた端末電
力供給部に供給して充電させるようにしたデータ
伝送装置である。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。第1図はデータ伝送装置の構成図である。
同図において1は中央装置であつて、この中央装
置1には2本の伝送線2,3から成る伝送路4に
より複数の端末装置5−1,…5−nが直列接続
されている。先ず、中央装置1は各端末装置5−
1〜5−nに対してデータ伝送指令等を発して各
端末装置5−1〜5−nからデータを収集する機
能をもつたものである。具体的な構成は次の通り
である。すなわち、各端末装置5−1〜5−nに
電力供給するための主電源6が設けられており、
また中央側データ送受信部を構成する定電流源7
およびフオトカプラ8,9が伝送線2に直列接続
されている。なお、フオトカプラ8は直列符号信
号の送信用として作動するものでフオトトランジ
スタ8qが伝送線2に接続され、フオトカプラ9
は直列符号信号の受信用として作用するもので発
光ダイオード9dが伝送線2に接続されている。
する。第1図はデータ伝送装置の構成図である。
同図において1は中央装置であつて、この中央装
置1には2本の伝送線2,3から成る伝送路4に
より複数の端末装置5−1,…5−nが直列接続
されている。先ず、中央装置1は各端末装置5−
1〜5−nに対してデータ伝送指令等を発して各
端末装置5−1〜5−nからデータを収集する機
能をもつたものである。具体的な構成は次の通り
である。すなわち、各端末装置5−1〜5−nに
電力供給するための主電源6が設けられており、
また中央側データ送受信部を構成する定電流源7
およびフオトカプラ8,9が伝送線2に直列接続
されている。なお、フオトカプラ8は直列符号信
号の送信用として作動するものでフオトトランジ
スタ8qが伝送線2に接続され、フオトカプラ9
は直列符号信号の受信用として作用するもので発
光ダイオード9dが伝送線2に接続されている。
10は切換回路であつて、これは主電源6の
「+」極および「−」極を伝送線2,3に切換接
続するものである。つまり、連動する改切換スイ
ツチs1,s2がa端子に接続されることにより
「+」極が伝送線2に接続され、b端子に接続さ
れることにより「−」極が伝送線2に接続され
る。
「+」極および「−」極を伝送線2,3に切換接
続するものである。つまり、連動する改切換スイ
ツチs1,s2がa端子に接続されることにより
「+」極が伝送線2に接続され、b端子に接続さ
れることにより「−」極が伝送線2に接続され
る。
11は主伝送制御部であつて、これはフオトカ
プラ8,9を導通制御して直列符号信号の送受を
行う機能の他に、データ伝送停止時に切換スイツ
チs1,s2をb端子に切換接続して各端末装置
5−1〜5−nに電力供給を行わせる機能をもつ
たものである。
プラ8,9を導通制御して直列符号信号の送受を
行う機能の他に、データ伝送停止時に切換スイツ
チs1,s2をb端子に切換接続して各端末装置
5−1〜5−nに電力供給を行わせる機能をもつ
たものである。
一方、各端末装置5−1〜5−nは次のような
構成となつている。すなわち、端末側データ送受
信部を構成するものとして送信用のフオトカプラ
12−1〜12−nのフオトトランジスタ12q
および受信用のフオトカプラ13−1〜13−n
の発光ダイオード13dがそれぞれ伝送線2に直
列接続されている。そして、これらフオトトラン
ジスタ12qおよび発光ダイオード13dはデー
タ送受制御部14−1〜14−nにより動作制御
されて直列符号信号の送受を行うようになつてい
る。
構成となつている。すなわち、端末側データ送受
信部を構成するものとして送信用のフオトカプラ
12−1〜12−nのフオトトランジスタ12q
および受信用のフオトカプラ13−1〜13−n
の発光ダイオード13dがそれぞれ伝送線2に直
列接続されている。そして、これらフオトトラン
ジスタ12qおよび発光ダイオード13dはデー
タ送受制御部14−1〜14−nにより動作制御
されて直列符号信号の送受を行うようになつてい
る。
15−1〜15−nは端末電力供給部であつ
て、これは主電源6から電力供給を受けてこれを
充電し、この充電電力をそれぞれデータ送受信制
御部14−1〜14−nに供給するものある。具
体的には、それぞれ逆流防止ダイオードD1〜
Dnと充電コンデンサC1〜Cnの直列回路が主電
源6から見て並列と成るように各伝送線2,3に
接続され、充電コンデンサC1〜Cnに充電され
た電荷が定電圧回路16−1〜16−nに送られ
て定電圧としてデータ送受信制御部14−1〜1
4−nに供給される構成となつている。なお、充
電時間は1回のデータ伝送に要する電力容量だけ
得られるよう設定されている。また、17は電力
供給時の帰路ダイオードであり、18は最終端に
接続された端末装置15−nで各伝送線2,3を
単一方向の閉回路に形成する最終端ダイオードで
ある。なお、主電源6の出力電圧は次のように設
定される。つまり充電コンデンサC1〜Cnの各
充電電圧は、各逆流防止ダイオードD1〜Dnと
帰路ダイオード17の順方向電圧降下分および伝
送線2,3の線路抵抗による電圧降下分だけ主電
源6の出力電圧よりも低くなるので、主電源6の
出力電圧は前記電圧降下分と動作電圧とを加えた
値よりも大きな値に設定されている。
て、これは主電源6から電力供給を受けてこれを
充電し、この充電電力をそれぞれデータ送受信制
御部14−1〜14−nに供給するものある。具
体的には、それぞれ逆流防止ダイオードD1〜
Dnと充電コンデンサC1〜Cnの直列回路が主電
源6から見て並列と成るように各伝送線2,3に
接続され、充電コンデンサC1〜Cnに充電され
た電荷が定電圧回路16−1〜16−nに送られ
て定電圧としてデータ送受信制御部14−1〜1
4−nに供給される構成となつている。なお、充
電時間は1回のデータ伝送に要する電力容量だけ
得られるよう設定されている。また、17は電力
供給時の帰路ダイオードであり、18は最終端に
接続された端末装置15−nで各伝送線2,3を
単一方向の閉回路に形成する最終端ダイオードで
ある。なお、主電源6の出力電圧は次のように設
定される。つまり充電コンデンサC1〜Cnの各
充電電圧は、各逆流防止ダイオードD1〜Dnと
帰路ダイオード17の順方向電圧降下分および伝
送線2,3の線路抵抗による電圧降下分だけ主電
源6の出力電圧よりも低くなるので、主電源6の
出力電圧は前記電圧降下分と動作電圧とを加えた
値よりも大きな値に設定されている。
次に上記の如く構成された装置の動作について
第2図に示す動作タイミング図を参照して説明す
る。データ伝送停止時つまり定常状態の間は、主
伝送制御部11から発せられる指令により各切換
スイツチs1,s2はb端子に接続されている。
よつて、主電源6の「+」極は伝送線3に接続さ
れ、この伝送線3を通して電力が各端末装置5−
1〜5−nの各充電コンデンサC1〜Cnに充電
される。つまり、電力は矢印イ方向に流れて充電
が行なわれる。
第2図に示す動作タイミング図を参照して説明す
る。データ伝送停止時つまり定常状態の間は、主
伝送制御部11から発せられる指令により各切換
スイツチs1,s2はb端子に接続されている。
よつて、主電源6の「+」極は伝送線3に接続さ
れ、この伝送線3を通して電力が各端末装置5−
1〜5−nの各充電コンデンサC1〜Cnに充電
される。つまり、電力は矢印イ方向に流れて充電
が行なわれる。
ここで時刻t1から時刻t2までの期間Tにデ
ータ伝送を実行するならば、このt1時刻に主伝
送制御部11は各切換スイツチs1,s2に対し
て切換信号を送出するとともに、データ伝送を要
求する1台の端末装置5−1〜5−nの指定情報
を含んだデータ伝送指令を直列符号化し、これに
従つてフオトトランジスタ8qを導通制御する。
つまり各切換スイツチs1,s2が端子aに切換
接続され、この状態でフオトトランジスタ8qが
直列符号信号に従つて導通、非導通状態となり、
これにより第2図に示すように電流ON、OFFの
直列符号化されたデータ伝送指令が伝送線2を通
つて各端末装置5−1〜5−nに送られる。な
お、直列符号信号の伝送方向は矢印ロ方向であ
る。このようにして伝送された直列符号信号は各
端末装置5−1〜5−nの発光ダイオード13d
を通ることにより電流のON状態時に発光し、こ
の発光を受けてデータ伝送指令を受信する。この
データ伝送指令を受信した各データ送受信制御部
14−1〜14−nは自身がデータ伝送の要求が
あるかを判断し、データ伝送要求があればデータ
伝送を実行する。ここで端末装置5−1にデータ
伝送の要求があれば、このデータ送受信制御部1
4−1は記憶しているデータを直列符号化してこ
れに従つてフオトトランジスタ12qを導通制御
する。これによりデータをを示す直列符号信号が
伝送線2ないし3を通つて中央装置1の発光ダイ
オード9dに到達する。したがつて、発光ダイオ
ード9dはこのデータの直列符号信号に従つて発
光し、もつてデータが主伝送制御部11に取り込
まれる。なお、中央装置1から各端末装置5−1
〜5−nへ伝送を実行している間はフオトトラン
ジスタ12qは導通状態にあり、また各端末装置
5−1〜5−nから中央装置1へ伝送を実行して
いる間はフオトトランジスタ8qは導通状態とな
つている。
ータ伝送を実行するならば、このt1時刻に主伝
送制御部11は各切換スイツチs1,s2に対し
て切換信号を送出するとともに、データ伝送を要
求する1台の端末装置5−1〜5−nの指定情報
を含んだデータ伝送指令を直列符号化し、これに
従つてフオトトランジスタ8qを導通制御する。
つまり各切換スイツチs1,s2が端子aに切換
接続され、この状態でフオトトランジスタ8qが
直列符号信号に従つて導通、非導通状態となり、
これにより第2図に示すように電流ON、OFFの
直列符号化されたデータ伝送指令が伝送線2を通
つて各端末装置5−1〜5−nに送られる。な
お、直列符号信号の伝送方向は矢印ロ方向であ
る。このようにして伝送された直列符号信号は各
端末装置5−1〜5−nの発光ダイオード13d
を通ることにより電流のON状態時に発光し、こ
の発光を受けてデータ伝送指令を受信する。この
データ伝送指令を受信した各データ送受信制御部
14−1〜14−nは自身がデータ伝送の要求が
あるかを判断し、データ伝送要求があればデータ
伝送を実行する。ここで端末装置5−1にデータ
伝送の要求があれば、このデータ送受信制御部1
4−1は記憶しているデータを直列符号化してこ
れに従つてフオトトランジスタ12qを導通制御
する。これによりデータをを示す直列符号信号が
伝送線2ないし3を通つて中央装置1の発光ダイ
オード9dに到達する。したがつて、発光ダイオ
ード9dはこのデータの直列符号信号に従つて発
光し、もつてデータが主伝送制御部11に取り込
まれる。なお、中央装置1から各端末装置5−1
〜5−nへ伝送を実行している間はフオトトラン
ジスタ12qは導通状態にあり、また各端末装置
5−1〜5−nから中央装置1へ伝送を実行して
いる間はフオトトランジスタ8qは導通状態とな
つている。
ここで、データ伝送期間Tにおいて逆流防止ダ
イオードD1〜Dnは逆バイアスとなるので、こ
の期間T中に充電コンデンサC1〜Cnの充電電
荷が放電されて定電圧回路16−1〜16−nに
供給される。
イオードD1〜Dnは逆バイアスとなるので、こ
の期間T中に充電コンデンサC1〜Cnの充電電
荷が放電されて定電圧回路16−1〜16−nに
供給される。
そうして時刻t2になりデータ伝送が終了する
と、主伝送制御部1から各切換スイツチs1,s
2に切換信号が送出されて切換スイツチs1,s
2がb端子に切換接続される。したがつて、再び
充電コンデンサC1〜Cnに充電が行なわれる。
と、主伝送制御部1から各切換スイツチs1,s
2に切換信号が送出されて切換スイツチs1,s
2がb端子に切換接続される。したがつて、再び
充電コンデンサC1〜Cnに充電が行なわれる。
このように上記一実施例においては、データ伝
送を直列符号信号によつて実行し、また電力をデ
ータ伝送停止時に中央装置1に設けられた主電源
6から伝送線2,3を介して各端末装置5−1〜
5−nに設けられた端末電力供給部15−1〜1
5−nに供給して充電するようにしたので、デー
タと電力供給とが別期間に行なわれることになり
データに影響を与えずにデータ伝送ができる。そ
して、データ伝送と電力供給とは同一の伝送線
2,3を用い、そのデータ伝送と電力供給とが互
いに反対方向となるだけなので、各端末装置5−
1〜5−nに電源を設置することがなくなり、さ
らにデータと電力とを分離する濾波回路等が不要
となる。したがつて、設置工事が容易になつて経
済的となり、かつ回路構成が簡単となる。また、
データ伝送は定電流直列符号信号によるベースバ
ンド伝送方式を用いているので、1対の伝送線
2,3に対して複数の端末装置5−1〜5−nの
接続が非常に容易であり、さらに伝送線2,3は
環状に接続されているので端末装置5−1〜5−
nの台数によりゲイン調整やインピーダンス整合
の必要がない。
送を直列符号信号によつて実行し、また電力をデ
ータ伝送停止時に中央装置1に設けられた主電源
6から伝送線2,3を介して各端末装置5−1〜
5−nに設けられた端末電力供給部15−1〜1
5−nに供給して充電するようにしたので、デー
タと電力供給とが別期間に行なわれることになり
データに影響を与えずにデータ伝送ができる。そ
して、データ伝送と電力供給とは同一の伝送線
2,3を用い、そのデータ伝送と電力供給とが互
いに反対方向となるだけなので、各端末装置5−
1〜5−nに電源を設置することがなくなり、さ
らにデータと電力とを分離する濾波回路等が不要
となる。したがつて、設置工事が容易になつて経
済的となり、かつ回路構成が簡単となる。また、
データ伝送は定電流直列符号信号によるベースバ
ンド伝送方式を用いているので、1対の伝送線
2,3に対して複数の端末装置5−1〜5−nの
接続が非常に容易であり、さらに伝送線2,3は
環状に接続されているので端末装置5−1〜5−
nの台数によりゲイン調整やインピーダンス整合
の必要がない。
なお、本発明は上記一実施例に限定されるもの
ではなく、その主旨を逸脱しない範囲で変形する
ことができる。例えば、第3図に示すように各切
換スイツチs1,s2にデータを送信する機能を
持たせてもよい。つまり、この中央装置20は、
切換回路21の各切換スイツチs1,s2をデー
タ伝送停止時にはそれぞれb端子に接続して電力
供給を行ない、データ伝送中、特にデータ送信時
には主伝送制御部22からの指令を受けてa端子
とb端子との切換動作が直列符号信号に従つて行
なわれる。つまり、第4図に示すようにデータ伝
送期間Taにおいて直列符号信号での電流ON期
間に各切換スイツチs1,s2はa端子に接続さ
れ、電流OFF期間にb端子に接続される。よつ
て、データ伝送期間Ta中にも各切換スイツチs
1,s2がb端子に接続されるので、このときに
各端末側電力供給部に充電が行なわれる。したが
つて、伝送する電分が長い場合には有効であり、
かつ充電コンデンサC1〜Cnの容量を小さくで
きる。
ではなく、その主旨を逸脱しない範囲で変形する
ことができる。例えば、第3図に示すように各切
換スイツチs1,s2にデータを送信する機能を
持たせてもよい。つまり、この中央装置20は、
切換回路21の各切換スイツチs1,s2をデー
タ伝送停止時にはそれぞれb端子に接続して電力
供給を行ない、データ伝送中、特にデータ送信時
には主伝送制御部22からの指令を受けてa端子
とb端子との切換動作が直列符号信号に従つて行
なわれる。つまり、第4図に示すようにデータ伝
送期間Taにおいて直列符号信号での電流ON期
間に各切換スイツチs1,s2はa端子に接続さ
れ、電流OFF期間にb端子に接続される。よつ
て、データ伝送期間Ta中にも各切換スイツチs
1,s2がb端子に接続されるので、このときに
各端末側電力供給部に充電が行なわれる。したが
つて、伝送する電分が長い場合には有効であり、
かつ充電コンデンサC1〜Cnの容量を小さくで
きる。
以上詳記したように本発明によれば、2線式の
伝送路を用いて直列符号信号のデータ伝送と電力
供給とを互いに反対方向で行うことにより、簡単
な構成でデータ伝送と電力供給との分離ができ、
直列符号信号の波形や伝送時間に影響を与えずに
各端末装置に電力を供給でき、かつ複数の端末装
置を接続してもゲイン調整やインピーダンス整合
の必要がなく安定したデータ伝送ができる構成の
簡単なデータ伝送装置を提供できる。
伝送路を用いて直列符号信号のデータ伝送と電力
供給とを互いに反対方向で行うことにより、簡単
な構成でデータ伝送と電力供給との分離ができ、
直列符号信号の波形や伝送時間に影響を与えずに
各端末装置に電力を供給でき、かつ複数の端末装
置を接続してもゲイン調整やインピーダンス整合
の必要がなく安定したデータ伝送ができる構成の
簡単なデータ伝送装置を提供できる。
第1図は本発明に係わるデータ伝送装置の一実
施例を示す構成図、第2図は第1図に示す装置の
動作タイミング図、第3図は本発明装置における
中央装置の変形例を示す構成図、第4図は第3図
に示す装置の動作タイミング図である。 1…中央装置、2,3…伝送線、5−1〜5−
n…端末装置、6…主電源、7…電流源、8,9
…フオトカプラ、10…切換回路、11…主伝送
制御部、12−1〜12−n,13−1〜13−
n…フオトカプラ、14−1〜14−n…データ
伝送制御部、15−1〜15−n…端末電力供給
部、16−1〜16−n…定電圧回路、D1〜
Dn…逆流防止ダイオード、C1〜Cn…充電コン
デンサ。
施例を示す構成図、第2図は第1図に示す装置の
動作タイミング図、第3図は本発明装置における
中央装置の変形例を示す構成図、第4図は第3図
に示す装置の動作タイミング図である。 1…中央装置、2,3…伝送線、5−1〜5−
n…端末装置、6…主電源、7…電流源、8,9
…フオトカプラ、10…切換回路、11…主伝送
制御部、12−1〜12−n,13−1〜13−
n…フオトカプラ、14−1〜14−n…データ
伝送制御部、15−1〜15−n…端末電力供給
部、16−1〜16−n…定電圧回路、D1〜
Dn…逆流防止ダイオード、C1〜Cn…充電コン
デンサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中央装置と複数の端末装置との間のデータ伝
送を行うデータ伝送装置において、前記中央装置
と前記端末装置との間の2線の伝送路により接続
し、前記中央装置は主電源と、直列符号信号に変
換された前記データの送受を行い、かつデータ伝
送停止時に前記電源を電力供給極性に合せて前記
伝送路に接続する機能を持つた伝送制御手段とを
有し、前記端末装置は前記伝送制御手段から前記
伝送路を介して接続された端末側データ送受信制
御部と、前記主電源からの供給電力を充電して前
記端末側データ送受信制御部に供給する端末電力
供給部とを有し、各端末装置への電力供給を主に
データ伝送停止時に行うことを特徴とするデータ
伝送装置。 2 伝送制御手段は、直列符号信号の送受を行う
中央側データ送受信部と、データ伝送停止時に主
電源を端末電力供給部での充電極性に合せて伝送
路に接続する切換回路と、前記中央側データ送受
信部および前記切換回路を動作制御する第1主伝
送制御部とを有する特許請求の範囲第1項記載の
データ伝送装置。 3 伝送制御手段は、直列符号信号を受信する受
信素子と、直列符号信号を送出し、かつデータ伝
送停止時に主電源を端末電力供給部での充電極性
に合せて伝送路に接続する切換回路と、前記受信
素子および前記切換回路を動作制御する第2主伝
送制御部とを有する特許請求の範囲第1項記載の
データ伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20699885A JPS6267944A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | デ−タ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20699885A JPS6267944A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | デ−タ伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6267944A JPS6267944A (ja) | 1987-03-27 |
JPH0569335B2 true JPH0569335B2 (ja) | 1993-09-30 |
Family
ID=16532495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20699885A Granted JPS6267944A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | デ−タ伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6267944A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6640512B2 (ja) * | 2015-09-29 | 2020-02-05 | エア・ウォーター防災株式会社 | 消火装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5272435A (en) * | 1975-12-15 | 1977-06-16 | Matsushita Electric Works Ltd | Timeedivision multiplex transmission system |
JPS56158556A (en) * | 1980-05-13 | 1981-12-07 | Canon Inc | Digital communication system |
JPS56158558A (en) * | 1980-05-13 | 1981-12-07 | Canon Inc | Digital communication system |
JPS5714234A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-25 | Kohan Denshi Kogyo Kk | Power supplying method for information data transmitter and receiver or the like |
-
1985
- 1985-09-19 JP JP20699885A patent/JPS6267944A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5272435A (en) * | 1975-12-15 | 1977-06-16 | Matsushita Electric Works Ltd | Timeedivision multiplex transmission system |
JPS56158556A (en) * | 1980-05-13 | 1981-12-07 | Canon Inc | Digital communication system |
JPS56158558A (en) * | 1980-05-13 | 1981-12-07 | Canon Inc | Digital communication system |
JPS5714234A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-25 | Kohan Denshi Kogyo Kk | Power supplying method for information data transmitter and receiver or the like |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6267944A (ja) | 1987-03-27 |
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