JPH0568673A - Mriの画像データ収集方法 - Google Patents
Mriの画像データ収集方法Info
- Publication number
- JPH0568673A JPH0568673A JP3233315A JP23331591A JPH0568673A JP H0568673 A JPH0568673 A JP H0568673A JP 3233315 A JP3233315 A JP 3233315A JP 23331591 A JP23331591 A JP 23331591A JP H0568673 A JPH0568673 A JP H0568673A
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- JP
- Japan
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- slice
- numbered
- plane
- planes
- odd
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- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】スライスプロファイルが不完全な場合でも、隣
接スライス間のスピンの相互干渉によるNMR信号の低
下を防止し、スライス位置の移動に対する、画像の明る
さやコントラストのばらつきを抑制し、高速なギャップ
レスのマルチスライス撮影を行えるようにする。 【構成】制御装置によって送信機、受信機、及び傾斜磁
場電源を制御して選択励起によるNMR信号の収集を行
う場合、スライス位置は一定時間TR1 毎に1つ置きの
位置が選択される。例えば、スライス位置1のスライス
面の選択励起の次はスライス位置3のスライス面の選択
励起が、その次はスライス位置5のスライス位置の選択
励起が順になされる。最大奇数位置9のスライス面が終
わった後は、スライス位置2に戻り、以下同様に1枚置
きのスライス面が順次励起される。
接スライス間のスピンの相互干渉によるNMR信号の低
下を防止し、スライス位置の移動に対する、画像の明る
さやコントラストのばらつきを抑制し、高速なギャップ
レスのマルチスライス撮影を行えるようにする。 【構成】制御装置によって送信機、受信機、及び傾斜磁
場電源を制御して選択励起によるNMR信号の収集を行
う場合、スライス位置は一定時間TR1 毎に1つ置きの
位置が選択される。例えば、スライス位置1のスライス
面の選択励起の次はスライス位置3のスライス面の選択
励起が、その次はスライス位置5のスライス位置の選択
励起が順になされる。最大奇数位置9のスライス面が終
わった後は、スライス位置2に戻り、以下同様に1枚置
きのスライス面が順次励起される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MRI(磁気共鳴イメ
ージング)の画像データ収集方法に係り、とくに、マル
チスライス撮影を行う際の選択励起の励起順を特定した
画像データ収集方法に関する。
ージング)の画像データ収集方法に係り、とくに、マル
チスライス撮影を行う際の選択励起の励起順を特定した
画像データ収集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、MRIシステムにおける画像デー
タ収集方法としては、例えば特開昭63−9432号記
載の方法が知られている。この従来方法は、MRIのマ
ルチスライス撮影の一種である、多数の連続した撮影断
面(以下、スライス面という)を撮影するときの、スラ
イス面の励起順を規定するものである。具体的には、ス
ライス面に対する磁気励起を一定タイミングで繰り返し
実行する中で、励起毎にはスライス面(実際には、数m
m〜25mm程度の厚さを有する)が隣接しないように
選択することを特徴としている。これにより、高速で、
且つ、隣接するスライス面のNMR(核磁気共鳴)信号
同士の干渉を抑制し、画像コントラストの低下などを防
止しようとするものである。
タ収集方法としては、例えば特開昭63−9432号記
載の方法が知られている。この従来方法は、MRIのマ
ルチスライス撮影の一種である、多数の連続した撮影断
面(以下、スライス面という)を撮影するときの、スラ
イス面の励起順を規定するものである。具体的には、ス
ライス面に対する磁気励起を一定タイミングで繰り返し
実行する中で、励起毎にはスライス面(実際には、数m
m〜25mm程度の厚さを有する)が隣接しないように
選択することを特徴としている。これにより、高速で、
且つ、隣接するスライス面のNMR(核磁気共鳴)信号
同士の干渉を抑制し、画像コントラストの低下などを防
止しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来方法は、
隣接するスライス面間のNMR信号同士の干渉を抑制す
るする上で一応の成果を収めるものである。
隣接するスライス面間のNMR信号同士の干渉を抑制す
るする上で一応の成果を収めるものである。
【0004】しかしながら、上述した従来方法のよう
に、スライス面が励起毎に隣接しないように選択すると
しても、スライスプロファイルが不完全(矩形でない)
でサイドローブが出る場合、あるスライス面における、
隣接スライス面励起時のサイドローブに拠る励起(換言
すれば、理想プロファイル(矩形プロファイル)からの
ずれの部分に拠る励起)からメインローブによる励起ま
でのインターバル(時間間隔)がスライス位置(即ち、
スライス面の位置)によって大きく変化し、両励起に伴
うNMR信号の干渉の程度がスライス位置毎に大きくば
らつくことがあり、この点が未解決であった。
に、スライス面が励起毎に隣接しないように選択すると
しても、スライスプロファイルが不完全(矩形でない)
でサイドローブが出る場合、あるスライス面における、
隣接スライス面励起時のサイドローブに拠る励起(換言
すれば、理想プロファイル(矩形プロファイル)からの
ずれの部分に拠る励起)からメインローブによる励起ま
でのインターバル(時間間隔)がスライス位置(即ち、
スライス面の位置)によって大きく変化し、両励起に伴
うNMR信号の干渉の程度がスライス位置毎に大きくば
らつくことがあり、この点が未解決であった。
【0005】以下、この未解決な点を詳述する。まず、
図4にスライスプロファイルが完全な矩形でない場合の
一例を示す。図に示すように、一定のスライス厚さを有
する、あるスライス位置2の断面を励起する場合、スラ
イスプロファイルにサイドローブがあると、スライス厚
の外側の励起部分が隣接スライス面1、3に食み出し、
その食み出した部分(図中斜線の部分)が隣接スライス
面1、3の一部を励起する。即ち、実際に励起したいス
ライス位置を○印で表すと、その両側のスライス位置に
は×印で表される不要な励起部分が必ず存在することに
なる。このため、従来方法でも説明しているように、ス
ライス位置を隣接させた場合には、その互いに食み出し
た部分同士でNMR信号の干渉が生じることになる。
図4にスライスプロファイルが完全な矩形でない場合の
一例を示す。図に示すように、一定のスライス厚さを有
する、あるスライス位置2の断面を励起する場合、スラ
イスプロファイルにサイドローブがあると、スライス厚
の外側の励起部分が隣接スライス面1、3に食み出し、
その食み出した部分(図中斜線の部分)が隣接スライス
面1、3の一部を励起する。即ち、実際に励起したいス
ライス位置を○印で表すと、その両側のスライス位置に
は×印で表される不要な励起部分が必ず存在することに
なる。このため、従来方法でも説明しているように、ス
ライス位置を隣接させた場合には、その互いに食み出し
た部分同士でNMR信号の干渉が生じることになる。
【0006】次に、上記ばらつきの具体例を図5を用い
て説明する。図5(a)に示すグラフは、横軸にスライ
ス時間(一定時間TR1毎にスライスを行う:1サイク
ルのスライスの繰り返し時間TR)を、縦軸にギャップ
が無い、連続したスライス面の位置(スライス数NS=
9とする)をとったものであり、スライスプロファイル
のサイドローブに拠る励起を×印で、メインローブによ
る励起を○印で表している。つまり、スライス位置を、
1,4,7,2,5,8,3,6,9,1,4…の如
く、2スライス面置きに順次励起した場合、不要な励起
である×印から本励起である○印までのインターバル
(時間間隔)は、スライス位置1で「6×TR1」、ス
ライス位置2で「3×TR1」、スライス位置3で「3
×TR1」、スライス位置4で「4×TR1」、…の如
く、全体で「6×TR1」から「3×TR1」まで、大
きくばらついている。
て説明する。図5(a)に示すグラフは、横軸にスライ
ス時間(一定時間TR1毎にスライスを行う:1サイク
ルのスライスの繰り返し時間TR)を、縦軸にギャップ
が無い、連続したスライス面の位置(スライス数NS=
9とする)をとったものであり、スライスプロファイル
のサイドローブに拠る励起を×印で、メインローブによ
る励起を○印で表している。つまり、スライス位置を、
1,4,7,2,5,8,3,6,9,1,4…の如
く、2スライス面置きに順次励起した場合、不要な励起
である×印から本励起である○印までのインターバル
(時間間隔)は、スライス位置1で「6×TR1」、ス
ライス位置2で「3×TR1」、スライス位置3で「3
×TR1」、スライス位置4で「4×TR1」、…の如
く、全体で「6×TR1」から「3×TR1」まで、大
きくばらついている。
【0007】これは、あるスライス面における両方の励
起に拠るNMR信号の干渉の程度がスライス面毎に変化
することを意味する。即ち、MRIに拠って得られる画
像の明るさやコントラストがスライス面毎に大きく変動
するので、ウインドーレベルの調整やフィルミングに手
間取ったり、読影情報の正確さが低下するなど、オペレ
ータへの負担が依然として大きい。
起に拠るNMR信号の干渉の程度がスライス面毎に変化
することを意味する。即ち、MRIに拠って得られる画
像の明るさやコントラストがスライス面毎に大きく変動
するので、ウインドーレベルの調整やフィルミングに手
間取ったり、読影情報の正確さが低下するなど、オペレ
ータへの負担が依然として大きい。
【0008】このように、単にスライス面を励起毎に隣
接させないという条件を満足させるだけでは、上述した
不具合を招く可能性があり、所期の目的の一つである、
画像コントラストの低下の防止も十分とは言えなかっ
た。
接させないという条件を満足させるだけでは、上述した
不具合を招く可能性があり、所期の目的の一つである、
画像コントラストの低下の防止も十分とは言えなかっ
た。
【0009】そこで、この発明は、上述した未解決の点
を合わせて改善しようとするもので、従来と同様に、マ
ルチスライス撮影を高速で行い且つ隣接スライス面との
NMR信号の相互干渉に因る信号低下を排除する一方
で、スライスプロファイルが完全な矩形でない場合で
も、その不要な励起から本励起までのインターバルを、
スライス位置毎にほぼ一定に維持でき、マルチスライス
撮影時のMRI再構成画像の明るさやコントラストの変
化を一層確実に抑制することを目的とする。
を合わせて改善しようとするもので、従来と同様に、マ
ルチスライス撮影を高速で行い且つ隣接スライス面との
NMR信号の相互干渉に因る信号低下を排除する一方
で、スライスプロファイルが完全な矩形でない場合で
も、その不要な励起から本励起までのインターバルを、
スライス位置毎にほぼ一定に維持でき、マルチスライス
撮影時のMRI再構成画像の明るさやコントラストの変
化を一層確実に抑制することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るMRIの画像データ収集方法では、被
検体内の連続した多数の撮影用のスライス面を一定時間
毎に夫々選択するとともに、このスライス面の1サイク
ルの選択を、スライス面上の多方向の線形磁場勾配に対
応して繰り返しつつ、選択されたスライス面内の特定の
原子核に磁気共鳴を起こさせ、この磁気共鳴に拠る磁気
共鳴信号に基づいて画像データを生成する、MRIの画
像データ収集方法において、上記スライス面を1枚置き
に順次選択することを特徴とする。
め、本発明に係るMRIの画像データ収集方法では、被
検体内の連続した多数の撮影用のスライス面を一定時間
毎に夫々選択するとともに、このスライス面の1サイク
ルの選択を、スライス面上の多方向の線形磁場勾配に対
応して繰り返しつつ、選択されたスライス面内の特定の
原子核に磁気共鳴を起こさせ、この磁気共鳴に拠る磁気
共鳴信号に基づいて画像データを生成する、MRIの画
像データ収集方法において、上記スライス面を1枚置き
に順次選択することを特徴とする。
【0011】前記スライス面の選択は、例えば、最小奇
数位置のスライス面から最大奇数位置のスライス面まで
奇数位置毎に順次選択した後、最小偶数位置のスライス
面から最大偶数位置のスライス面まで偶数位置毎に順次
選択する。
数位置のスライス面から最大奇数位置のスライス面まで
奇数位置毎に順次選択した後、最小偶数位置のスライス
面から最大偶数位置のスライス面まで偶数位置毎に順次
選択する。
【0012】また前記スライス面の選択は、例えば、最
小偶数位置のスライス面から最大偶数位置のスライス面
まで偶数位置毎に順次選択した後、最小奇数位置のスラ
イス面から最大奇数位置のスライス面まで奇数位置毎に
順次選択する。
小偶数位置のスライス面から最大偶数位置のスライス面
まで偶数位置毎に順次選択した後、最小奇数位置のスラ
イス面から最大奇数位置のスライス面まで奇数位置毎に
順次選択する。
【0013】さらに、前記スライス面の選択は、例え
ば、最大奇数位置のスライス面から最小奇数位置のスラ
イス面まで奇数位置毎に順次選択した後、最大偶数位置
のスライス面から最小偶数位置のスライス面まで偶数位
置毎に順次選択する。
ば、最大奇数位置のスライス面から最小奇数位置のスラ
イス面まで奇数位置毎に順次選択した後、最大偶数位置
のスライス面から最小偶数位置のスライス面まで偶数位
置毎に順次選択する。
【0014】さらに、前記スライス面の選択は、例え
ば、最大偶数位置のスライス面から最小偶数位置のスラ
イス面まで偶数位置毎に順次選択した後、最大奇数位置
のスライス面から最小奇数位置のスライス面まで奇数位
置毎に順次選択する。
ば、最大偶数位置のスライス面から最小偶数位置のスラ
イス面まで偶数位置毎に順次選択した後、最大奇数位置
のスライス面から最小奇数位置のスライス面まで奇数位
置毎に順次選択する。
【0015】さらに、前記スライス面の選択開始位置
は、例えば、任意の奇数位置又は偶数位置のスライス面
であって、周期的に変化する位置のスライス面である。
は、例えば、任意の奇数位置又は偶数位置のスライス面
であって、周期的に変化する位置のスライス面である。
【0016】
【作用】本発明では、例えば、最小奇数位置から最大奇
数位置のスライス面まで奇数位置毎に順次選択された
後、最小偶数位置から最大偶数位置のスライス面まで偶
数位置毎に順次選択されるなど、スライス面が1枚置き
に選択される。これにより、各スライス毎にスライス面
が隣接することがなく、隣接スライス面同士のNMR信
号の干渉が殆ど防止される。また、この干渉が無いか
ら、励起したスライス面のスピンの緩和を待つ必要が無
く、次のスライス面の励起を行うことができる。さら
に、スライス面の飛び越し数を1枚に限定したため、あ
るスライス面における、隣接スライス面を励起したとき
のサイドローブに拠る不要な励起から本励起までの時間
間隔が、スライス位置によらず、ほぼ一定に保持でき
る。
数位置のスライス面まで奇数位置毎に順次選択された
後、最小偶数位置から最大偶数位置のスライス面まで偶
数位置毎に順次選択されるなど、スライス面が1枚置き
に選択される。これにより、各スライス毎にスライス面
が隣接することがなく、隣接スライス面同士のNMR信
号の干渉が殆ど防止される。また、この干渉が無いか
ら、励起したスライス面のスピンの緩和を待つ必要が無
く、次のスライス面の励起を行うことができる。さら
に、スライス面の飛び越し数を1枚に限定したため、あ
るスライス面における、隣接スライス面を励起したとき
のサイドローブに拠る不要な励起から本励起までの時間
間隔が、スライス位置によらず、ほぼ一定に保持でき
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
き説明する。
き説明する。
【0018】図1に示すMRイメージング装置は、静磁
場発生用の磁石部と、静磁場に位置情報を与えるために
傾斜磁場発生用の傾斜磁場部と、磁気励起及びNMR信
号受信のための送・受信部と、制御・演算部とを機能的
に有する。
場発生用の磁石部と、静磁場に位置情報を与えるために
傾斜磁場発生用の傾斜磁場部と、磁気励起及びNMR信
号受信のための送・受信部と、制御・演算部とを機能的
に有する。
【0019】具体的には、磁石部は、常電導方式の磁石
1と、この磁石1に電流を供給する静磁場電源2とを備
え、被検体Pが入る開口部のz軸方向に静磁場H0 を発
生させる。また、傾斜磁場部は、磁石1に組み込まれた
x,y,z方向の3対の傾斜磁場コイル4…4(その一
部のみ図示)と、これらの傾斜磁場コイル4…4に電流
を供給する定電流電源5とを備え、これにより、イメー
ジングのための位置情報を付与するため、静磁場H0 に
線形磁場を重畳させて、傾斜磁場を形成する。送・受信
部は、磁石1の開口部内で、被検体Pに対向して配設さ
れる送信コイル6a及び受信コイル6bと、この送信コ
イル6a及び受信コイル6bに個々に接続された送信機
7及び受信機8とを備える。送信機7は、NMRを励起
するための高周波パルスを発生する。受信機8は、コイ
ル6bで得られたNMR信号を検波・増幅する。
1と、この磁石1に電流を供給する静磁場電源2とを備
え、被検体Pが入る開口部のz軸方向に静磁場H0 を発
生させる。また、傾斜磁場部は、磁石1に組み込まれた
x,y,z方向の3対の傾斜磁場コイル4…4(その一
部のみ図示)と、これらの傾斜磁場コイル4…4に電流
を供給する定電流電源5とを備え、これにより、イメー
ジングのための位置情報を付与するため、静磁場H0 に
線形磁場を重畳させて、傾斜磁場を形成する。送・受信
部は、磁石1の開口部内で、被検体Pに対向して配設さ
れる送信コイル6a及び受信コイル6bと、この送信コ
イル6a及び受信コイル6bに個々に接続された送信機
7及び受信機8とを備える。送信機7は、NMRを励起
するための高周波パルスを発生する。受信機8は、コイ
ル6bで得られたNMR信号を検波・増幅する。
【0020】さらに、制御・演算部は、送信機7、受信
機8、及び傾斜磁場電源5に接続された制御装置9と、
この制御装置9から得られたNMR信号を処理する演算
装置10と、表示用の表示装置11とを備える。制御装
置9は、NMR信号計測のため、傾斜磁場、パルス系列
などを制御すると共に、人体Pから得られたNMR信号
を演算装置10のコンピュータに供給する。演算装置1
0は、取り込んだNMR信号をフーリエ変換などを含む
膨大な量の演算処理にかけて、画像データを生成する。
この画像データは表示装置11にて表示される。
機8、及び傾斜磁場電源5に接続された制御装置9と、
この制御装置9から得られたNMR信号を処理する演算
装置10と、表示用の表示装置11とを備える。制御装
置9は、NMR信号計測のため、傾斜磁場、パルス系列
などを制御すると共に、人体Pから得られたNMR信号
を演算装置10のコンピュータに供給する。演算装置1
0は、取り込んだNMR信号をフーリエ変換などを含む
膨大な量の演算処理にかけて、画像データを生成する。
この画像データは表示装置11にて表示される。
【0021】なお、上記制御装置9は、選択励起法に基
づきマルチスライス撮影の励起位置を連続的、即ちギャ
ップレス状態で制御可能になっている。ここで、本実施
例における、マルチスライス撮影の励起位置の選択順を
図2(a)を参照して説明する。なお、この選択順に係
る手順は制御装置9のメモリに予め記憶させてあるの
で、その手順はオペレータの指令に応じて所定のワーク
エリアに呼び出され、その手順にしたがって送信機7、
受信機8、及び傾斜磁場電源5が制御されるようになっ
ている。
づきマルチスライス撮影の励起位置を連続的、即ちギャ
ップレス状態で制御可能になっている。ここで、本実施
例における、マルチスライス撮影の励起位置の選択順を
図2(a)を参照して説明する。なお、この選択順に係
る手順は制御装置9のメモリに予め記憶させてあるの
で、その手順はオペレータの指令に応じて所定のワーク
エリアに呼び出され、その手順にしたがって送信機7、
受信機8、及び傾斜磁場電源5が制御されるようになっ
ている。
【0022】図2(a)は、前述した従来方法を示す図
5(a)に対応するもので、横軸にスライス時間tを、
縦軸にスライス位置(スライス面の位置)をとってい
る。個々のスライス時間間隔がTR1、ある投影方向の
マルチスライス撮影に対する繰返し時間がTR(=9×
TR1)である。いま、スライス数NS=9とし、その
9枚のスライス面はギャップの無い、連続したスライス
面とする。さらに、隣のスライス位置からのサイドロー
ブに拠る励起を×印で、自己のスライス位置でのメイン
ローブによる励起を○印で表している。
5(a)に対応するもので、横軸にスライス時間tを、
縦軸にスライス位置(スライス面の位置)をとってい
る。個々のスライス時間間隔がTR1、ある投影方向の
マルチスライス撮影に対する繰返し時間がTR(=9×
TR1)である。いま、スライス数NS=9とし、その
9枚のスライス面はギャップの無い、連続したスライス
面とする。さらに、隣のスライス位置からのサイドロー
ブに拠る励起を×印で、自己のスライス位置でのメイン
ローブによる励起を○印で表している。
【0023】この図2(a)に示すスライス位置の選択
によれば、ある繰返し時間TR内において、1回目の選
択位置をスライス位置1とし、2回目の選択位置をスラ
イス位置3とし、3回目の選択位置をスライス位置5の
如く、1スライス置きに奇数位置の大きい方向へ順次励
起していく。そして、5回目で最大奇数のスライス位置
9の選択励起が終わると、今度は6回目で最小偶数のス
ライス位置2に戻って選択励起を行う。次いで、7回目
でスライス位置4、8回目でスライス6の如く、1スラ
イス置きに選択励起を進め、9回目で最終のスライス位
置8に対する選択励起を指令し、1つの励起サイクルを
完了する。このサイクル完了後は、再び最初のスライス
位置1から上述した順番の選択励起を順次行うようにな
っている。
によれば、ある繰返し時間TR内において、1回目の選
択位置をスライス位置1とし、2回目の選択位置をスラ
イス位置3とし、3回目の選択位置をスライス位置5の
如く、1スライス置きに奇数位置の大きい方向へ順次励
起していく。そして、5回目で最大奇数のスライス位置
9の選択励起が終わると、今度は6回目で最小偶数のス
ライス位置2に戻って選択励起を行う。次いで、7回目
でスライス位置4、8回目でスライス6の如く、1スラ
イス置きに選択励起を進め、9回目で最終のスライス位
置8に対する選択励起を指令し、1つの励起サイクルを
完了する。このサイクル完了後は、再び最初のスライス
位置1から上述した順番の選択励起を順次行うようにな
っている。
【0024】次に、本実施例の作用効果を説明する。
【0025】いま、MRイメージング装置が所定の稼働
状態にあるときに、オペレータから制御装置9に対して
マルチスライス撮影が指令されると、制御装置9は前述
した1スライス置きのマルチスライス撮影を指令する。
つまり、ある投影方向に対して、スライス位置1のスラ
イス面を選択励起する一連のシーケンスを発した後、1
スライス面を飛び越して、スライス位置3のスライス面
を選択励起するシーケンスを発する。この1スライス面
の飛越しは、その飛越しに伴うスライス位置変化分に相
当する励起周波数の変更で対処される。同様にして、ス
ライス位置を1つづ飛ばして選択励起される。偶数位置
のスライス面の場合も同様に処理される。また、別の投
影方向に対しても同様に処理される。
状態にあるときに、オペレータから制御装置9に対して
マルチスライス撮影が指令されると、制御装置9は前述
した1スライス置きのマルチスライス撮影を指令する。
つまり、ある投影方向に対して、スライス位置1のスラ
イス面を選択励起する一連のシーケンスを発した後、1
スライス面を飛び越して、スライス位置3のスライス面
を選択励起するシーケンスを発する。この1スライス面
の飛越しは、その飛越しに伴うスライス位置変化分に相
当する励起周波数の変更で対処される。同様にして、ス
ライス位置を1つづ飛ばして選択励起される。偶数位置
のスライス面の場合も同様に処理される。また、別の投
影方向に対しても同様に処理される。
【0026】このように、一定タイミングTR1 毎に順
次、選択励起され、その選択励起に応じてNMR信号が
受信コイル6bで各々検出される。このNMR信号は制
御装置9を介して演算装置10に送られ、所定のフーリ
エ変換が施される。これにより、x,y軸方向に各々周
波数、位相で展開され、2次元画像データが得られる。
この画像データは、さらに、診断に必要な情報にも加工
され、必要に応じて表示装置11に表示される。
次、選択励起され、その選択励起に応じてNMR信号が
受信コイル6bで各々検出される。このNMR信号は制
御装置9を介して演算装置10に送られ、所定のフーリ
エ変換が施される。これにより、x,y軸方向に各々周
波数、位相で展開され、2次元画像データが得られる。
この画像データは、さらに、診断に必要な情報にも加工
され、必要に応じて表示装置11に表示される。
【0027】このマルチスライス撮影では、隣接スライ
ス面の励起時におけるサイドローブに拠る不要な励起か
ら自己のスライス面のメインローブに拠る本励起までの
時間間隔(即ち、図2に(a)の最新の×印から○印ま
での時間間隔)は、図2(b)に示すように、「4×T
R1 」〜「5×TR1 」内に収まる。これを従来の2ス
ライス面置き毎に励起した場合の時間間隔を示す図5
(b)と比較すると、その時間間隔のばらつきが格段に
小さくなっている。つまり、スライス位置が移動して
も、不要励起から本励起までのインターバル(時間間
隔)が、従来の2面毎に励起した場合に比べて、殆どば
らつかず、ほぼ一定に保持される。これにより、不要励
起によるNMR信号と本励起によるNMR信号の干渉の
程度が各スライス位置間でほぼ同程度となるから、表示
画像の明るさ、コントラストなどのばらつきの度合いも
確実に低減する。
ス面の励起時におけるサイドローブに拠る不要な励起か
ら自己のスライス面のメインローブに拠る本励起までの
時間間隔(即ち、図2に(a)の最新の×印から○印ま
での時間間隔)は、図2(b)に示すように、「4×T
R1 」〜「5×TR1 」内に収まる。これを従来の2ス
ライス面置き毎に励起した場合の時間間隔を示す図5
(b)と比較すると、その時間間隔のばらつきが格段に
小さくなっている。つまり、スライス位置が移動して
も、不要励起から本励起までのインターバル(時間間
隔)が、従来の2面毎に励起した場合に比べて、殆どば
らつかず、ほぼ一定に保持される。これにより、不要励
起によるNMR信号と本励起によるNMR信号の干渉の
程度が各スライス位置間でほぼ同程度となるから、表示
画像の明るさ、コントラストなどのばらつきの度合いも
確実に低減する。
【0028】この結果、スライスプロファイルが完全な
矩形でない場合でも、かかるばらつき程度の減少に因っ
て、ウインドーレベルの調整が不要若しくは少なくな
り、またフィルミングを迅速に行えるようになり、オペ
レータの負担を著しく軽減できると共に、コントラスト
の低下が抑制されることにもなり、コントラストの分解
能が向上し、読影の精度向上に寄与する。
矩形でない場合でも、かかるばらつき程度の減少に因っ
て、ウインドーレベルの調整が不要若しくは少なくな
り、またフィルミングを迅速に行えるようになり、オペ
レータの負担を著しく軽減できると共に、コントラスト
の低下が抑制されることにもなり、コントラストの分解
能が向上し、読影の精度向上に寄与する。
【0029】さらに、従来から要望されているように、
緩和待ち時間の間に次の励起を行えるからマルチスライ
ス撮影の高速化を維持できる一方で、スライスプロファ
イルが完全な矩形でない場合でも、隣接スライス面を相
前後して選択励起した場合のような、サイドローブに因
る原子核スピン同士の干渉が少なくなり、検出するNM
R信号値の低下を抑えて、S/N比を向上させることが
できる。
緩和待ち時間の間に次の励起を行えるからマルチスライ
ス撮影の高速化を維持できる一方で、スライスプロファ
イルが完全な矩形でない場合でも、隣接スライス面を相
前後して選択励起した場合のような、サイドローブに因
る原子核スピン同士の干渉が少なくなり、検出するNM
R信号値の低下を抑えて、S/N比を向上させることが
できる。
【0030】さらにまた、スライスプロファイルが完全
な矩形で無くても、それが完全な矩形であると同等の画
質が得られるため、スライスプロファイルを完全な矩形
に形成するに必要な装置側の機構を不要にでき、その
分、構造の簡単化を図ることができる。
な矩形で無くても、それが完全な矩形であると同等の画
質が得られるため、スライスプロファイルを完全な矩形
に形成するに必要な装置側の機構を不要にでき、その
分、構造の簡単化を図ることができる。
【0031】なお、上述した実施例の選択励起順を模式
的に表すと、図3(a)のようになる。これに対して、
この発明の選択励起順は、同図(b)〜(h)のように
模式的に表されるものであってもよく、これにより選択
励起のソフトウエアを構築する際の自由度が高まる。
的に表すと、図3(a)のようになる。これに対して、
この発明の選択励起順は、同図(b)〜(h)のように
模式的に表されるものであってもよく、これにより選択
励起のソフトウエアを構築する際の自由度が高まる。
【0032】即ち、同図(b)の励起順は最小偶数位
置、即ちスライス位置2のスライス面から1つ置きに最
大偶数位置のスライス面まで順次励起した後、最小奇数
位置、即ちスライス位置1のスライス面に戻り、そこか
ら最大奇数位置のスライス面まで1つ置きに励起するも
のである。また、同図(c)(d)の励起順はこれまで
の降順とは反対の昇順に行うものである。この内、同図
(c)のものは、最大奇数のスライス位置からスライス
位置1へ、続いて、最大偶数のスライス位置からスライ
ス位置2の順に1つ置きに昇順で選択励起する。同図
(d)のものは、最大偶数のスライス位置からスライス
位置2へ、続いて、最大奇数のスライス位置からスライ
ス位置1の順に1つ置きに昇順で選択励起する。一方、
同図(e)〜(h)は励起開始のスライス位置を周期的
にシフトさせて1つ置きに励起していくもので、各々、
同図(a)〜(d)の励起順の変形となる。
置、即ちスライス位置2のスライス面から1つ置きに最
大偶数位置のスライス面まで順次励起した後、最小奇数
位置、即ちスライス位置1のスライス面に戻り、そこか
ら最大奇数位置のスライス面まで1つ置きに励起するも
のである。また、同図(c)(d)の励起順はこれまで
の降順とは反対の昇順に行うものである。この内、同図
(c)のものは、最大奇数のスライス位置からスライス
位置1へ、続いて、最大偶数のスライス位置からスライ
ス位置2の順に1つ置きに昇順で選択励起する。同図
(d)のものは、最大偶数のスライス位置からスライス
位置2へ、続いて、最大奇数のスライス位置からスライ
ス位置1の順に1つ置きに昇順で選択励起する。一方、
同図(e)〜(h)は励起開始のスライス位置を周期的
にシフトさせて1つ置きに励起していくもので、各々、
同図(a)〜(d)の励起順の変形となる。
【0033】ところで、この発明におけるマルチスライ
ス枚数は上述した実施例の9枚に限定されるものでは無
く、何枚であっても同様の作用効果が得られる。
ス枚数は上述した実施例の9枚に限定されるものでは無
く、何枚であっても同様の作用効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、被検体内の連続した
多数のスライス面を一定時間毎に夫々選択するととも
に、このスライス面の1サイクルの選択を、スライス面
上の多方向の線形磁場勾配に対応して繰り返しつつ行う
に際し、例えば、最小奇数位置から最大奇数位置のスラ
イス面まで奇数位置毎に順次選択した後、最小偶数位置
から最大偶数位置のスライス面まで偶数位置毎に順次選
択するなど、そのスライス面を1枚置きに順次選択され
る。このため、相前後して隣接したスライス位置を選択
する場合とは異なり、スライスプロファイルが完全に矩
形で無い場合のサイドローブに因る相互干渉を排除で
き、NMR信号の低下を防止して、良好なS/N比を確
保できると共に、原子核のスピン緩和から離れて次の選
択励起を行えるから、マルチスライス撮影を高速に行う
ことができる。
多数のスライス面を一定時間毎に夫々選択するととも
に、このスライス面の1サイクルの選択を、スライス面
上の多方向の線形磁場勾配に対応して繰り返しつつ行う
に際し、例えば、最小奇数位置から最大奇数位置のスラ
イス面まで奇数位置毎に順次選択した後、最小偶数位置
から最大偶数位置のスライス面まで偶数位置毎に順次選
択するなど、そのスライス面を1枚置きに順次選択され
る。このため、相前後して隣接したスライス位置を選択
する場合とは異なり、スライスプロファイルが完全に矩
形で無い場合のサイドローブに因る相互干渉を排除で
き、NMR信号の低下を防止して、良好なS/N比を確
保できると共に、原子核のスピン緩和から離れて次の選
択励起を行えるから、マルチスライス撮影を高速に行う
ことができる。
【0035】これと共に、従来、2枚置きにスライス面
を選択していた場合とは異なり、隣接スライス面の励起
に伴うサイドローブに拠る不要な励起から自己のメイン
ローブに拠る本励起までの時間間隔を、スライス位置に
よらず、殆ど一定に保持できることから、その不要な励
起及び本励起による相互干渉のばらつき程度を、スライ
ス位置を移動させても微小な範囲に収めることができ
る。この結果、スライス位置が移動しても、画像の明る
さ、コントラストなどが殆どばらつかず、画像観察時、
フィルミング時に行うウインドーの調整操作が不要又は
少なくなるなど、オペレータの負担が減少し、患者のス
ループットが向上するという、さらなる効果が得られ
る。
を選択していた場合とは異なり、隣接スライス面の励起
に伴うサイドローブに拠る不要な励起から自己のメイン
ローブに拠る本励起までの時間間隔を、スライス位置に
よらず、殆ど一定に保持できることから、その不要な励
起及び本励起による相互干渉のばらつき程度を、スライ
ス位置を移動させても微小な範囲に収めることができ
る。この結果、スライス位置が移動しても、画像の明る
さ、コントラストなどが殆どばらつかず、画像観察時、
フィルミング時に行うウインドーの調整操作が不要又は
少なくなるなど、オペレータの負担が減少し、患者のス
ループットが向上するという、さらなる効果が得られ
る。
【図1】本発明の一実施例に係るMRIイメージング装
置の概略構成図。
置の概略構成図。
【図2】(a)は選択励起順の一例を説明する説明図で
あり、(b)はスライス位置毎の不要励起と本励起の時
間間隔を説明する説明図。
あり、(b)はスライス位置毎の不要励起と本励起の時
間間隔を説明する説明図。
【図3】(a)〜(h)は図2の実施例及びその変形例
に係る選択励起順を模式的に示す模式図。
に係る選択励起順を模式的に示す模式図。
【図4】矩形で無いスライスプロファイルを示す説明
図。
図。
【図5】(a)は従来例の選択励起順を説明する説明図
であり、(b)はスライス位置毎の不要励起と本励起の
時間間隔を説明する説明図。
であり、(b)はスライス位置毎の不要励起と本励起の
時間間隔を説明する説明図。
4 傾斜磁場コイル 5 傾斜磁場電源 6a 送信コイル 6b 受信コイル 7 送信機 8 受信機 9 制御装置 10 演算装置
Claims (6)
- 【請求項1】 被検体内の連続した多数の撮影用のスラ
イス面を一定時間毎に夫々選択するとともに、このスラ
イス面の1サイクルの選択を、スライス面上の多方向の
線形磁場勾配に対応して繰り返しつつ、選択されたスラ
イス面内の特定の原子核に磁気共鳴を起こさせ、この磁
気共鳴に拠る磁気共鳴信号に基づいて画像データを生成
する、MRIの画像データ収集方法において、上記スラ
イス面を1枚置きに順次選択することを特徴としたMR
Iの画像データ収集方法。 - 【請求項2】 前記スライス面の選択は、最小奇数位置
のスライス面から最大奇数位置のスライス面まで奇数位
置毎に順次選択した後、最小偶数位置のスライス面から
最大偶数位置のスライス面まで偶数位置毎に順次選択す
る請求項1記載のMRIの画像データ収集方法。 - 【請求項3】 前記スライス面の選択は、最小偶数位置
のスライス面から最大偶数位置のスライス面まで偶数位
置毎に順次選択した後、最小奇数位置のスライス面から
最大奇数位置のスライス面まで奇数位置毎に順次選択す
る請求項1記載のMRIの画像データ収集方法。 - 【請求項4】 前記スライス面の選択は、最大奇数位置
のスライス面から最小奇数位置のスライス面まで奇数位
置毎に順次選択した後、最大偶数位置のスライス面から
最小偶数位置のスライス面まで偶数位置毎に順次選択す
る請求項1記載のMRIの画像データ収集方法。 - 【請求項5】 前記スライス面の選択は、最大偶数位置
のスライス面から最小偶数位置のスライス面まで偶数位
置毎に順次選択した後、最大奇数位置のスライス面から
最小奇数位置のスライス面まで奇数位置毎に順次選択す
る請求項1記載のMRIの画像データ収集方法。 - 【請求項6】 前記スライス面の選択開始位置は、任意
の奇数位置又は偶数位置のスライス面であって、周期的
に変化する位置のスライス面である請求項1記載のMR
Iの画像データ収集方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3233315A JPH0568673A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | Mriの画像データ収集方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3233315A JPH0568673A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | Mriの画像データ収集方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0568673A true JPH0568673A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16953207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3233315A Pending JPH0568673A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | Mriの画像データ収集方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0568673A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009160342A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 磁気共鳴イメージング装置、rfパルスの送信方法およびプログラム |
JP2017527408A (ja) * | 2014-09-18 | 2017-09-21 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | マルチバンドrfパルスを生成する方法 |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP3233315A patent/JPH0568673A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009160342A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 磁気共鳴イメージング装置、rfパルスの送信方法およびプログラム |
JP2017527408A (ja) * | 2014-09-18 | 2017-09-21 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | マルチバンドrfパルスを生成する方法 |
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