JPH0567994A - 移動体衛星通信無線チヤネル分割管理制御法 - Google Patents
移動体衛星通信無線チヤネル分割管理制御法Info
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- JPH0567994A JPH0567994A JP3228043A JP22804391A JPH0567994A JP H0567994 A JPH0567994 A JP H0567994A JP 3228043 A JP3228043 A JP 3228043A JP 22804391 A JP22804391 A JP 22804391A JP H0567994 A JPH0567994 A JP H0567994A
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- satellite
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】移動体衛星通信方式における現用複数衛星方式
においての無線チャネルの管理方式に関し、衛星中継器
電力の制限によって加入者容量が制約を受けるという不
都合の解消を目的とする。 【構成】システム全体の無線チャネルをその一部が重複
するように２群に分けてそれぞれの群ごとに対応させた
２機の衛星で通信を中継し、重複させた無線チャネル内
に制御チャネルを設けていずれかの衛星で制御情報を中
継するように構成する。また、２機の衛星の無線チャネ
ルをほぼ均等に使用するよう管理する。
においての無線チャネルの管理方式に関し、衛星中継器
電力の制限によって加入者容量が制約を受けるという不
都合の解消を目的とする。 【構成】システム全体の無線チャネルをその一部が重複
するように２群に分けてそれぞれの群ごとに対応させた
２機の衛星で通信を中継し、重複させた無線チャネル内
に制御チャネルを設けていずれかの衛星で制御情報を中
継するように構成する。また、２機の衛星の無線チャネ
ルをほぼ均等に使用するよう管理する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体衛星通信方式に
おける、現用複数衛星方式においての無線チャネルの管
理、及び、接続方式に関するものである。
おける、現用複数衛星方式においての無線チャネルの管
理、及び、接続方式に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の無線チャネルを群分して
制御する技術としては、自動車電話方式で、１移動局の
無線チャネル切替え数に制限があって、システムの無線
チャネル数が移動局の無線チャネル切替え数より多い場
合に、移動局をＡ群、Ｂ群に分けると共に、無線チャネ
ルも２群に分割して、その内の一部の重複無線チャネル
を制御チャネルと成し、該制御チャネルにより、移動局
発呼信号、及び、着呼信号に、群識別信号を付加して転
送し、無線基地局では無線チャネル割当時に群識別信号
を分析して、該当する群の無線チャネルを移動局に割り
当てる方法があった。このような技術については、例え
ば、特公昭５５−２２９８０号公報に記載されている。
制御する技術としては、自動車電話方式で、１移動局の
無線チャネル切替え数に制限があって、システムの無線
チャネル数が移動局の無線チャネル切替え数より多い場
合に、移動局をＡ群、Ｂ群に分けると共に、無線チャネ
ルも２群に分割して、その内の一部の重複無線チャネル
を制御チャネルと成し、該制御チャネルにより、移動局
発呼信号、及び、着呼信号に、群識別信号を付加して転
送し、無線基地局では無線チャネル割当時に群識別信号
を分析して、該当する群の無線チャネルを移動局に割り
当てる方法があった。このような技術については、例え
ば、特公昭５５−２２９８０号公報に記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の、無線
チャネルを群分けして制御する技術は、システムの持つ
無線チャネル数が、移動局の無線チャネル切替え数より
多い場合に移動局と無線チャネルを共に群分けして無線
チャネルを効率良く使用することを図るものであった。
チャネルを群分けして制御する技術は、システムの持つ
無線チャネル数が、移動局の無線チャネル切替え数より
多い場合に移動局と無線チャネルを共に群分けして無線
チャネルを効率良く使用することを図るものであった。
【０００４】しかし、地上の自動車電話方式を含む従来
の移動通信方式では、１つの無線基地局の中で無線チャ
ネルを群分けして送信する例はなかった。そして、これ
は、このような方法を採ると、無線基地局の共通増幅器
の送信機電力が非常に大となり、現実的でないと言う理
由からでもあった。
の移動通信方式では、１つの無線基地局の中で無線チャ
ネルを群分けして送信する例はなかった。そして、これ
は、このような方法を採ると、無線基地局の共通増幅器
の送信機電力が非常に大となり、現実的でないと言う理
由からでもあった。
【０００５】また、衛星利用のＳＣＰＣ（Ｓｉｎｇｌｅ
Ｃｈａｎｎｅｌ Ｐｅｒ Ｃａｒｒｉｅｒ）移動体通
信方式でも、無線チャネルを分割し、複数の衛星同時運
用で中継し、基地局または回線制御局で一元管理する方
式は、まだ、実現していない。しかし、このような衛星
通信の場合は、加入者容量が多くなると、周波数の制
限、あるいは、移動局の無線チャネル切替え数に依る制
限よりも、衛星の中継器電力の制限で加入者容量が制約
を受けると言う問題点があった。
Ｃｈａｎｎｅｌ Ｐｅｒ Ｃａｒｒｉｅｒ）移動体通
信方式でも、無線チャネルを分割し、複数の衛星同時運
用で中継し、基地局または回線制御局で一元管理する方
式は、まだ、実現していない。しかし、このような衛星
通信の場合は、加入者容量が多くなると、周波数の制
限、あるいは、移動局の無線チャネル切替え数に依る制
限よりも、衛星の中継器電力の制限で加入者容量が制約
を受けると言う問題点があった。
【０００６】本発明は、上述のような衛星中継器電力の
制限を克服するために、複数の衛星による分割無線チャ
ネル中継方式における、無線チャネルの効率的な管理制
御を行なうことのできる方法の実現を目的としている。
制限を克服するために、複数の衛星による分割無線チャ
ネル中継方式における、無線チャネルの効率的な管理制
御を行なうことのできる方法の実現を目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、シス
テム全体の無線チャネルを衛星２機同時運用で中継し双
方面の通信を行う移動体衛星通信方式において、上記無
線チャネルを、その一部が重複するように２群に分け
て、それぞれの群ごとに対応せしめた２機の衛星によっ
て通信を中継する如く構成し、前記重複する無線チャネ
ルに制御チャネルを設け、該制御チャネルを前記２機の
衛星の内のいずれかの衛星で中継する如く成し、該制御
チャネルにより、２機の衛星の無線チャネルについての
接続制御を行う移動体衛星通信無線チャネル分割管理制
御法である。
テム全体の無線チャネルを衛星２機同時運用で中継し双
方面の通信を行う移動体衛星通信方式において、上記無
線チャネルを、その一部が重複するように２群に分け
て、それぞれの群ごとに対応せしめた２機の衛星によっ
て通信を中継する如く構成し、前記重複する無線チャネ
ルに制御チャネルを設け、該制御チャネルを前記２機の
衛星の内のいずれかの衛星で中継する如く成し、該制御
チャネルにより、２機の衛星の無線チャネルについての
接続制御を行う移動体衛星通信無線チャネル分割管理制
御法である。
【０００８】また、請求項２の発明は、上記構成におい
て、無線基地局あるいは回線制御局に無線チャネルの使
用状態を表示する無線チャネル管理テーブルを設け、該
無線チャネル管理テーブルを参照して２機の衛星の無線
チャネルをほぼ均等に使用するよう制御する請求項１記
載の移動体衛星通信無線チャネル分割管理制御法であ
る。
て、無線基地局あるいは回線制御局に無線チャネルの使
用状態を表示する無線チャネル管理テーブルを設け、該
無線チャネル管理テーブルを参照して２機の衛星の無線
チャネルをほぼ均等に使用するよう制御する請求項１記
載の移動体衛星通信無線チャネル分割管理制御法であ
る。
【０００９】
【作用】本発明は、衛星中継器電力の制限を克服するた
め、上述のようにシステムで用いる無線チャネルを２群
に分けて、その無線チャネルの一部を重複させ、２機の
衛星で無線チャネルを分担中継させると共に、この重複
させた共通無線チャネルを接続制御用の共通制御チャネ
ル、あるいは、通信用無線チャネルとして使用するもの
である。
め、上述のようにシステムで用いる無線チャネルを２群
に分けて、その無線チャネルの一部を重複させ、２機の
衛星で無線チャネルを分担中継させると共に、この重複
させた共通無線チャネルを接続制御用の共通制御チャネ
ル、あるいは、通信用無線チャネルとして使用するもの
である。
【００１０】そして、例えば、移動局にシステムの具備
する全チャネルに切替え出来る機能を有せしめ、また、
基地局の、無線チャネル管理メモリに、衛星識別ビッ
ト，重複無線チャネル表示ビット，運用表示ビット，ビ
ーム番号表示ビット，（移動局群分け表示ビット）およ
び移動局番号表示ビット等を有する管理テーブルを具備
せしめる。そして、移動局を群分けする場合は、共通無
線チャネルに移動局群対応にそれぞれ制御チャネルを設
け、発呼、および、着呼応答信号に付加されている群分
けビットを確認し、該当する衛星の空きチャネルを選択
して、移動局に制御チャネルで指示する。該当する移動
局は無線チャネルを指定されたチャネルに切替えて通信
を行う。
する全チャネルに切替え出来る機能を有せしめ、また、
基地局の、無線チャネル管理メモリに、衛星識別ビッ
ト，重複無線チャネル表示ビット，運用表示ビット，ビ
ーム番号表示ビット，（移動局群分け表示ビット）およ
び移動局番号表示ビット等を有する管理テーブルを具備
せしめる。そして、移動局を群分けする場合は、共通無
線チャネルに移動局群対応にそれぞれ制御チャネルを設
け、発呼、および、着呼応答信号に付加されている群分
けビットを確認し、該当する衛星の空きチャネルを選択
して、移動局に制御チャネルで指示する。該当する移動
局は無線チャネルを指定されたチャネルに切替えて通信
を行う。
【００１１】また、移動局を群分けしない場合は、発
呼、および、着呼応答信号を基地局で受付けた時に、２
衛星のトラヒックが均等になる様に空きチャネルを選択
して接続する。このような制御により２衛星の中継器電
力を有効に利用することが可能となる。
呼、および、着呼応答信号を基地局で受付けた時に、２
衛星のトラヒックが均等になる様に空きチャネルを選択
して接続する。このような制御により２衛星の中継器電
力を有効に利用することが可能となる。
【００１２】
【実施例】図１は本発明のシステム構成の例を示す図
で、１は固定電話、２は一般電話網、３は無線基地局、
４は一般電話網と無線基地局を結ぶ通信回線、５はデュ
アルビームの反射鏡面、５ａはＡ号機衛星用の放射器、
５ｂはＢ号機衛星用の放射器、６はフェーダリンク、６
ａは衛星Ａ号機用のフェーダリンク、６ｂは衛星Ｂ号機
用のフェーダリンク、７は衛星Ａ号機、８は衛星Ｂ号
機、９は移動リンク、１０ａは衛星Ａ号機７の通信用無
線チャネル、１０ｂは衛星Ｂ号機８の通信用無線チャネ
ルを表わしている。また、１１は衛星Ａ号機及び衛星Ｂ
号機の共通無線チャネルに設けた制御チャネルで、この
図では衛星Ｂ号機から制御信号を送信している状態を示
している。（衛星Ａ号機からの送信も可能である。）
で、１は固定電話、２は一般電話網、３は無線基地局、
４は一般電話網と無線基地局を結ぶ通信回線、５はデュ
アルビームの反射鏡面、５ａはＡ号機衛星用の放射器、
５ｂはＢ号機衛星用の放射器、６はフェーダリンク、６
ａは衛星Ａ号機用のフェーダリンク、６ｂは衛星Ｂ号機
用のフェーダリンク、７は衛星Ａ号機、８は衛星Ｂ号
機、９は移動リンク、１０ａは衛星Ａ号機７の通信用無
線チャネル、１０ｂは衛星Ｂ号機８の通信用無線チャネ
ルを表わしている。また、１１は衛星Ａ号機及び衛星Ｂ
号機の共通無線チャネルに設けた制御チャネルで、この
図では衛星Ｂ号機から制御信号を送信している状態を示
している。（衛星Ａ号機からの送信も可能である。）
【００１３】更に、１２はサービスエリア１４で衛星Ａ
号機で通信中の移動局、１３は衛星Ｂ号機で通信中の移
動局を表わしている。移動局１２，１３は衛星Ａ号機、
衛星Ｂ号機共通の無線チャネルに設けた制御チャネル１
１で発呼及び着呼を行う。
号機で通信中の移動局、１３は衛星Ｂ号機で通信中の移
動局を表わしている。移動局１２，１３は衛星Ａ号機、
衛星Ｂ号機共通の無線チャネルに設けた制御チャネル１
１で発呼及び着呼を行う。
【００１４】基地局３は両衛星の空き通信無線チャネル
を選択して、制御チャネル１１で、該当するチャネル番
号を移動局１２，１３に通知して無線基地局３と移動局
間に通信無線チャネルを設定するとともに制御回線２４
ａを用いて、通信回線４を回線制御局２７との間及び一
般電話網２と接続し、固定電話１と移動局間で通信を行
う。
を選択して、制御チャネル１１で、該当するチャネル番
号を移動局１２，１３に通知して無線基地局３と移動局
間に通信無線チャネルを設定するとともに制御回線２４
ａを用いて、通信回線４を回線制御局２７との間及び一
般電話網２と接続し、固定電話１と移動局間で通信を行
う。
【００１５】図２はシステム全体の無線チャネルと衛星
Ａ号機、および、衛星Ｂ号機で分担する無線チャネルと
両衛星に共通の無線チャネルとの間の関係を示す図であ
る。同図において、１５はシステム全体の無線チャネ
ル、１６は衛星Ａ号機で中継する無線チャネル、１７は
衛星Ｂ号機で中継する無線チャネル、１８は両衛星に共
通の無線チャネルを示しており、両衛星の通信無線チャ
ネルの接続制御を行う制御チャネルは共通無線チャネル
１８に配置される。（本図はＣＨn+1 を制御チャネルと
した場合の例である。）
Ａ号機、および、衛星Ｂ号機で分担する無線チャネルと
両衛星に共通の無線チャネルとの間の関係を示す図であ
る。同図において、１５はシステム全体の無線チャネ
ル、１６は衛星Ａ号機で中継する無線チャネル、１７は
衛星Ｂ号機で中継する無線チャネル、１８は両衛星に共
通の無線チャネルを示しており、両衛星の通信無線チャ
ネルの接続制御を行う制御チャネルは共通無線チャネル
１８に配置される。（本図はＣＨn+1 を制御チャネルと
した場合の例である。）
【００１６】図３は衛星Ａ号機，衛星Ｂ号機で中継する
無線チャネルの管理テーブルの例を示す図である。同図
において、１８は前記共通無線チャネルを示しており、
２０はチャネル番号を示している。２２のビットＤ２が
１のＣＨ1 〜ＣＨn+4 は衛星Ａ号機で中継する通信無線
チャネル、２３のビットＤ３が１のＣＨn+1 〜ＣＨi+ x
は衛星Ｂ号機で中継する通信無線チャネルを示してい
る。また、２２，２３の両方のビットＤ２，Ｄ３が共に
１のＣＨn+1 〜ＣＨn+4 は、衛星Ａ号機、衛星Ｂ号機に
重複する無線チャネルで、どちらの衛星も中継できる無
線チャネルであるが、同時に両衛星から中継することは
ない。更に１９のＤ８〜Ｄ３２は移動局番号を示すビッ
ト、２１のＤ１は無線チャネルの使用中及び空き状態を
示すビットである。
無線チャネルの管理テーブルの例を示す図である。同図
において、１８は前記共通無線チャネルを示しており、
２０はチャネル番号を示している。２２のビットＤ２が
１のＣＨ1 〜ＣＨn+4 は衛星Ａ号機で中継する通信無線
チャネル、２３のビットＤ３が１のＣＨn+1 〜ＣＨi+ x
は衛星Ｂ号機で中継する通信無線チャネルを示してい
る。また、２２，２３の両方のビットＤ２，Ｄ３が共に
１のＣＨn+1 〜ＣＨn+4 は、衛星Ａ号機、衛星Ｂ号機に
重複する無線チャネルで、どちらの衛星も中継できる無
線チャネルであるが、同時に両衛星から中継することは
ない。更に１９のＤ８〜Ｄ３２は移動局番号を示すビッ
ト、２１のＤ１は無線チャネルの使用中及び空き状態を
示すビットである。
【００１７】図３のＣＨ1 を例にとると、これは、衛星
Ａ号機で中継する通信無線チャネルで、１Ｄ1 〜１Ｄ24
で示される移動局番号を有する移動局が使用中の状態で
あることを示している。なお、両衛星共通無線チャネル
１８は制御用及び通信用両方に使用可能である。また、
無線チャネル管理テーブルは無線基地局、あるいは、回
線制御局のいずれに設けても同一の無線チャネル管理制
御が可能となる。
Ａ号機で中継する通信無線チャネルで、１Ｄ1 〜１Ｄ24
で示される移動局番号を有する移動局が使用中の状態で
あることを示している。なお、両衛星共通無線チャネル
１８は制御用及び通信用両方に使用可能である。また、
無線チャネル管理テーブルは無線基地局、あるいは、回
線制御局のいずれに設けても同一の無線チャネル管理制
御が可能となる。
【００１８】図４は無線基地局の構成の例を示す図で、
２４は無線チャネルの管理及び通信無線チャネルの接続
制御を行う制御部、２４ａは制御回線、２５1 〜２５n
は衛星Ａ号機用無線チャネル送受信器２６1 〜２６n の
局部発振器、２５n+1 〜２５ n+4 は衛星Ａ号機，衛星Ｂ
号機共通の無線チャネル送受信器２６n+1 〜２６n+4 の
局部発信器、２５i 〜２５i+X は衛星Ｂ号機用無線チャ
ネル送受信器２６i 〜２６i+X の局部発振器、２９は衛
星Ａ号機用共通送受信機、３０は衛星Ｂ号機用共通送受
信機、３１は送受信共用器を表わしている。この例で
は、制御チャネル用受信器として衛星Ｂ号機用無線チャ
ネル送受信器２６n+1 を用いる。移動局からの発呼信号
を受信すると制御部２４は両衛星の空き無線チャネルを
図３の無線チャネルの管理テーブルを参照して両衛星の
トラヒックが均等するように捕捉する。
２４は無線チャネルの管理及び通信無線チャネルの接続
制御を行う制御部、２４ａは制御回線、２５1 〜２５n
は衛星Ａ号機用無線チャネル送受信器２６1 〜２６n の
局部発振器、２５n+1 〜２５ n+4 は衛星Ａ号機，衛星Ｂ
号機共通の無線チャネル送受信器２６n+1 〜２６n+4 の
局部発信器、２５i 〜２５i+X は衛星Ｂ号機用無線チャ
ネル送受信器２６i 〜２６i+X の局部発振器、２９は衛
星Ａ号機用共通送受信機、３０は衛星Ｂ号機用共通送受
信機、３１は送受信共用器を表わしている。この例で
は、制御チャネル用受信器として衛星Ｂ号機用無線チャ
ネル送受信器２６n+1 を用いる。移動局からの発呼信号
を受信すると制御部２４は両衛星の空き無線チャネルを
図３の無線チャネルの管理テーブルを参照して両衛星の
トラヒックが均等するように捕捉する。
【００１９】そして、捕捉した無線チャネルの番号を制
御チャネル用送受信器２６n+1 で変調し、衛星Ｂ号機用
フェーダリンク６ｂで衛星Ｂ号機に送信し、衛星Ｂ号機
が移動リンクの周波数に変換・増幅して該当する移動局
に送信する。制御チャネルで待ち受け状態の移動局１
２、あるいは、移動局１３は通信用無線チャネル２６1
〜２６n あるいは２６i 〜２６i+X の内から指定された
チャネルに切り替え通信を行う。なお、通信用チャネル
２６1 〜２６n 及び２６i 〜２６i+X は両衛星で同時に
使用が可能であるが、共通チャネルの２６n+1 〜２６n+
4 は両衛星で同時に電波を送信することはできず、どち
らかの衛星で電波を送信することになる。
御チャネル用送受信器２６n+1 で変調し、衛星Ｂ号機用
フェーダリンク６ｂで衛星Ｂ号機に送信し、衛星Ｂ号機
が移動リンクの周波数に変換・増幅して該当する移動局
に送信する。制御チャネルで待ち受け状態の移動局１
２、あるいは、移動局１３は通信用無線チャネル２６1
〜２６n あるいは２６i 〜２６i+X の内から指定された
チャネルに切り替え通信を行う。なお、通信用チャネル
２６1 〜２６n 及び２６i 〜２６i+X は両衛星で同時に
使用が可能であるが、共通チャネルの２６n+1 〜２６n+
4 は両衛星で同時に電波を送信することはできず、どち
らかの衛星で電波を送信することになる。
【００２０】図５は移動局の構成の例を示す図であっ
て、３２はアンテナ、３３は移動機用の送受信共用器、
３４は受信機、３５は送信機、３６は復調器、３７は衛
星Ａ号機，衛星Ｂ号機の全無線チャネルに切り替え可能
な局部発振器、３８は変調器、３９は制御部、４０は電
話機を表わしている。同図において、移動局は待ち受け
状態では制御チャネルを常時受信しており、電話機４０
からの発呼を制御部３９が検出すると発呼信号を３８の
変調器、３５の送信機、３３の送受信共用器及び３２の
アンテナを経由して制御チャネルで送信する。そして、
基地局からの通信チャネル指定信号を３６の復調器で復
調して制御部３９に渡す。制御部３９は指定信号に従っ
て３７の局部発振周波数を切り替えて通信を行う。移動
局のアンテナ３２は両衛星と電波の送受信が可能であ
り、またどちらの衛星の通信チャネルを指定されても設
定が可能である。
て、３２はアンテナ、３３は移動機用の送受信共用器、
３４は受信機、３５は送信機、３６は復調器、３７は衛
星Ａ号機，衛星Ｂ号機の全無線チャネルに切り替え可能
な局部発振器、３８は変調器、３９は制御部、４０は電
話機を表わしている。同図において、移動局は待ち受け
状態では制御チャネルを常時受信しており、電話機４０
からの発呼を制御部３９が検出すると発呼信号を３８の
変調器、３５の送信機、３３の送受信共用器及び３２の
アンテナを経由して制御チャネルで送信する。そして、
基地局からの通信チャネル指定信号を３６の復調器で復
調して制御部３９に渡す。制御部３９は指定信号に従っ
て３７の局部発振周波数を切り替えて通信を行う。移動
局のアンテナ３２は両衛星と電波の送受信が可能であ
り、またどちらの衛星の通信チャネルを指定されても設
定が可能である。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、１
つの制御チャネルで２機の衛星の無線通信チャネルの接
続制御が可能であり、また、２機の衛星の無線チャネル
を均等に使用するよう制御できるので両衛星の中継器電
力の有効利用を図ることができる。また、衛星の内の１
機が障害あるいはサントランジット現象等で通信が出来
ない状態が発生しても、システムが中断することなく、
運用を継続できる利点がある。
つの制御チャネルで２機の衛星の無線通信チャネルの接
続制御が可能であり、また、２機の衛星の無線チャネル
を均等に使用するよう制御できるので両衛星の中継器電
力の有効利用を図ることができる。また、衛星の内の１
機が障害あるいはサントランジット現象等で通信が出来
ない状態が発生しても、システムが中断することなく、
運用を継続できる利点がある。
【図１】本発明のシステム構成の例を示す図である。
【図２】各無線チャネルの関係を示す図である。
【図３】無線チャネルの管理テーブルの例を示す図であ
る。
る。
【図４】無線基地局の構成の例を示す図である。
【図５】移動局の構成の例を示す図である。
１ 固定電話 ２ 一般電話網 ３ 無線基地局 ４ 通信回線 ５ 反射鏡面 ５ａ，５ｂ 放射器 ６，６ａ，６ｂ フェーダリンク ７ 衛星Ａ号機 ８ 衛星Ｂ号機 ９ 移動リンク １０ａ，１０ｂ 通信用無線チャネル １１ 制御チャネル １２，１３ 移動局 １４ サービスエリア １５ システム全体の無線チャネル １６ 衛星Ａ号機で中継する無線チャネル １７ 衛星Ｂ号機で中継する無線チャネル １８ 共通の無線チャネル １９ 移動局番号 ２０ チャネル番号 ２１〜２３ ビット ２４，３９ 制御部 ２４ａ 制御回線 ２５1 〜２５n 〜２５n+4 ，２５i 〜２５i+x ，３７
局部発振器 ２６1 〜２６n 〜２６n+4 ，２６i 〜２６i+x 無線
チャネル送受信器 ２９，３０ 共通送受信機 ３１，３３ 送受信共用器 ３２ アンテナ ３４ 受信機 ３５ 送信機 ３６ 復調器 ３８ 変調器 ４０ 電話機
局部発振器 ２６1 〜２６n 〜２６n+4 ，２６i 〜２６i+x 無線
チャネル送受信器 ２９，３０ 共通送受信機 ３１，３３ 送受信共用器 ３２ アンテナ ３４ 受信機 ３５ 送信機 ３６ 復調器 ３８ 変調器 ４０ 電話機
Claims (2)
- 【請求項１】 システム全体の無線チャネルを衛星２機
同時運用で中継し双方面の通信を行う移動体衛星通信方
式において、 上記無線チャネルを、その一部が重複するように２群に
分けて、それぞれの群ごとに対応せしめた２機の衛星に
よって通信を中継する如く構成し、 前記重複する無線チャネルに制御チャネルを設け、該制
御チャネルを前記２機の衛星の内のいずれかの衛星で中
継する如く成し、 該制御チャネルにより、２機の衛星の無線チャネルにつ
いての接続制御を行うことを特徴とする移動体衛星通信
無線チャネル分割管理制御法。 - 【請求項２】 無線基地局あるいは回線制御局に無線チ
ャネルの使用状態を表示する無線チャネル管理テーブル
を設け、 該無線チャネル管理テーブルを参照して２機の衛星の無
線チャネルをほぼ均等に使用するよう制御する請求項１
記載の移動体衛星通信無線チャネル分割管理制御法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3228043A JPH0567994A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 移動体衛星通信無線チヤネル分割管理制御法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3228043A JPH0567994A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 移動体衛星通信無線チヤネル分割管理制御法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0567994A true JPH0567994A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16870307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3228043A Pending JPH0567994A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 移動体衛星通信無線チヤネル分割管理制御法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0567994A (ja) |
-
1991
- 1991-09-09 JP JP3228043A patent/JPH0567994A/ja active Pending
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