JPH0567142U - 直流電源装置のインタフェース回路 - Google Patents

直流電源装置のインタフェース回路

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JPH0567142U
JPH0567142U JP599792U JP599792U JPH0567142U JP H0567142 U JPH0567142 U JP H0567142U JP 599792 U JP599792 U JP 599792U JP 599792 U JP599792 U JP 599792U JP H0567142 U JPH0567142 U JP H0567142U
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power supply
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康司 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過電圧異常、低電圧異常、過電流異常、温度
異常等各種異常検出回路を備えた直流電源回路を複数並
列動作させて電力を供給し、直流電源回路の内の何れか
に異常が発生した場合に、どの電源回路でどんな異常が
発生したかを外部に知らせ、異常が起こった直流電源回
路を停止させる等の機能を備えた制御回路有する直流電
源装置において、数多くの直流電源回路を並列動作させ
た場合にも少ない信号数にて的確に異常内容と異常箇所
を知り得るようにする。 【構成】 過電圧異常、低電圧異常、過電流異常、温度
異常等各異常信号の論理和を取り、ダイオードとデップ
スイッチによって直流電源回路一つずつに設定された番
地を制御回路へ送るための異常番地信号発生回路を備
え、各異常信号はその異常内容ごとに直流電源回路出力
端にて結合(ワイヤードオア)して異常内容の数だけの
信号を制御回路へ送れるよう構成された直流電源装置の
インタフェース回路。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、複数の直流電源回路と、直流電源回路からの異常信号を監視し異 常内容を外部に知らせるとともに、各直流電源回路を制御する制御回路とのイン タフェース回路において、各直流電源回路と制御回路との間に接続される信号線 の数を削減することで、制御回路内の受信回路を小型化し、電源と制御回路間の 配線を減らして接続用コネクタを削減することで装置全体を小型化することので きるインタフェース回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の直流電源回路におけるインタフェース回路の実施例を図3に示す。図3 において1は第1の比較器、2は第1のツェナーダイオード、3はダイオード、 4は第1のPNPトランジスタ、5は第1のNPNトランジスタ、6は比較器の 動作にヒステリシスを持たせるための帰還抵抗、7〜9はバイアス抵抗、10は 過電圧異常検出回路、11は第2の比較器、12は第2のツェナーダイオード、 13は第2のPNPトランジスタ、14は第2のNPNトランジスタ、15はリ セット用トランジスタ、16はリセット回路、17〜19はバイアス抵抗、20 は低電圧異常検出回路、21は前記過電圧異常検出回路10と同様な構成からな る過電流異常検出回路、22は前記過電圧異常検出回路10と同様な構成からな る温度異常検出回路、23は各異常検出回路からの信号を受信し異常表示と直流 電源回路の制御を行う制御回路である。
【0003】 また、説明の都合上直流電源回路を5台並列に接続した時の、従来回路におけ る制御回路と直流電源回路との接続を示す実施例を図4に示す。図4において1 0、20〜23は図3に示すものと同一であり、24は前記過電圧異常検出回路 10と低電圧異常検出回路20と過電流異常検出回路21と温度異常検出回路2 2を備えた第1の直流電源回路、25は前記第1の直流電源回路24と同一の回 路構成からなる第2の直流電源回路、以下同様に26は第3の直流電源回路、2 7は第4の直流電源回路、28は第5の直流電源回路であり、29は各直流電源 回路からの異常信号を受信するためのレシーバである。
【0004】 次に図3、図4に示す従来装置の動作について説明する。過電圧異常検出回路 10における比較器1は、直流電源回路24の出力からくる電圧モニタ信号とツ ェナーダイオード2によって作られた基準電圧とを比較し、電圧モニタ信号の方 が高くなると出力はLowからHighへ移行する。PNPトランジスタ4は比 較器1の出力がHighになるとオン状態からオフ状態へ移行し、代わりにNP Nトランジスタ5がオフ状態からオン状態になる。帰還抵抗6は比較器1の出力 がHighになることで比較器1の非反転入力端子の電位を上げ比較器1の出力 がHighの状態を維持するように働く。制御回路23は、NPNトランジスタ 5がオンし過電圧異常信号がHighからLowに変わったことによって直流電 源回路24が過電圧異常になったことを知り、そのことを外部に知らせるととも に直流電源回路24を停止させる。また、低電圧異常検出回路20の比較器11 は、直流電源回路24の出力からくる電圧モニタ信号とツェナーダイオード12 によって作られた基準電圧とを比較し、電圧モニタ信号の方が低くなると出力は LowからHighへ移行する。PNPトランジスタ13は比較器11の出力が Highになるとオン状態からオフ状態へ移行し、代わりにNPNトランジスタ 14がオフ状態からオン状態になる。リセット回路16は電源立上げ時に電圧モ ニタ信号が一度正常になるまで比較器11の出力をLowの状態に保つためにリ セットトランジスタ15をオンさせておくためのものである。制御回路23は過 電圧異常時と同様に低電圧異常信号がLowになったことでその異常を知り、外 部へ知らせるとともに直流電源回路24を停止させることになる。以下、過電流 異常検出回路21と温度異常検出回路22も同様に電流モニタ信号、温度モニタ 信号から異常を検出し制御回路23へ異常信号を送るためのものである。図4に 示すように5台の直流電源回路を並列に並べ動作させた場合、制御回路23は各 直流電源回路から過電圧、低電圧、過電流、温度異常の4信号ずつ計20信号を 受取るだけのレシーバ回路を備え、どの直流電源回路でどんな異常が発生したか を判断していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の直流電源装置におけるインタフェス回路は以上のように構成されている ため、複数個の直流電源回路を並列に動作させる場合には、直流電源回路の数を 異常信号数倍しただけの信号数を各直流電源回路と制御回路との間で転送する必 要があり、さらに、制御回路の中に膨大なレシーバ回路を必要とした。そのため 、直流電源回路を数多く並列動作させるためには大きな制御回路と太い信号ハー ネスと多くの接続用コネクタが必要となるため直流電源装置が小型化できないと いった課題があった。
【0006】 この考案は、上記のような課題を解決するためになされたもので、並列動作さ せる直流電源回路の台数にかかわらず、少ない信号数かつ小さな制御回路でどの 直流電源回路に何の異常が発生したか知ることができるインタフェース回路を得 ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案における直流電源装置の回路は、何の異常が発生したかを示す信号と 、どの直流電源回路が異常になったかを示す信号を別々に送り、各信号を直流電 源回路の出力コネクタどうしで結線(ワイヤードオア)できるよう構成すること で制御回路と直流電源回路との間の信号数を削減し、信号ハーネスを細くすると ともに接続用コネクタを削減し、制御回路のレシーバ回路を小型化することがで きるように構成したものである。
【0008】
【作用】
この考案における回路は、多くの直流電源回路を並列動作させた場合でも少な い信号数にて、どの直流電源回路で何の異常が発生したかを的確に把握すること ができるとともに、制御回路の小型化と信号ハーネスを細くし、接続用コネクタ を減らすことで直流電源装置を小型化させることができる。
【0009】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1において1〜23は上 記従来の回路と同一のものであり、30は論理和(オア)回路、31はバイアス 抵抗、32はNPNトランジスタ、33はダイオードモジュール、34はディッ プスイッチである。
【0010】 また、図2はこの考案の動作を説明するためのであり、5台の直流電源回路を 並列動作させた時の制御回路と信号ハーネスを示す図である。図2において10 〜34は上記従来の回路と同一のものであり、35は異常が発生した電源がどれ かを知らせるための異常番地信号発生回路、36はデコーダ、37、38はプル アップ抵抗である。
【0011】 以下、動作について図を用いて詳細に説明する。図1のような構成において論 理和回路30は、過電圧異常検出回路10における比較器1の出力と、低電圧異 常検出回路20における比較器11の出力、および、過電流異常検出回路21と 温度異常検出回路22の各比較器の出力の論理和を取り、どれかひとつでも異常 になるとHighの信号を出力する。NPNトランジスタ32は論理和回路30 の出力がHighになることでオン状態になり、ダイオードモジュール33とデ ィップスイッチ34を介して電流を引き込むこととなる。
【0012】 今図2に示すように5台の直流電源回路が並列に動作しているとする。直流電 源回路24におけるディップスイッチ34のS1をオン、他のスイッチをオフに しておくとすると、直流電源回路24において過電圧異常、低電圧異常、過電流 異常、温度異常のうち何れかが発生した場合、信号bit0はLowとなり他の 信号bit1、bit2はHighのままとなる。同様に、直流電源回路25に おいてはディップスイッチのS2をオン、他のスイッチをオフとしておけば直流 電源回路25で異常が発生した場合、信号bit1がLowとなり他の信号bi t0、bit2はHighとなる。このように各直流電源回路内のディップスイ ッチのオンとオフの組み合わせ変えることでbit0〜bit2の信号により7 台までの直流電源回路を区別することができる。制御回路23は信号bit0〜 bit2をレシーバ回路11で受け、デコーダ回路13で信号をデコードしてど の直流電源回路が異常となったかを判断することができる。また、制御回路23 には各直流電源回路の過電圧、低電圧、過電流、温度異常の各異常信号の各々ワ イヤードオアされた信号がきているので、先のデコードされた情報と合せればど の直流電源回路で何の異常が発生したかを判断することができる。つまり、1つ の直流電源回路の中に4つの異常検出回路を持っている場合、各異常検出回路の 出力でワイヤードオアすることにより、発生した異常の内容を示すための信号は 直流電源回路を何台並列に接続しても制御回路23へ送る異常信号は4つですむ ことになる。
【0013】 また、どの直流電源回路に異常が発生したかを知るための信号は、並列接続さ れている直流電源回路の数を2進数で表示したときに必要となる桁数だけの信号 があれば良いことになり、図2のように5台の直流電源回路を並列に接続した場 合、異常箇所を知らせるための信号は3信号ですむ。よって、図2に示す構成に おいては、制御回路23と各直流電源回路との間で接続される信号の数は7信号 ということになる。
【0014】 以上のことから、上記実施例によれば複数の直流電源回路を数多く並列動作さ せた場合でも制御回路と各直流電源回路との間に必要な信号数は、異常内容の数 と、並列に接続された直流電源回路の数を2進数で表示したときの桁数分だけの 信号数だけですみ、信号ハーネスが細く形成できるとともに、制御回路内のレシ ーバ回路や信号接続に使用するコネクタ等を小型化することができる。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば複数の直流電源回路を数多く並列動作させた 場合でも、少ない信号数にてどこの直流電源回路でどんな異常が発生したかを的 確に把握することができるとともに、制御回路やコネクタを小型化することがで き、直流電源装置全体を小型化するとともに製造コストを低減することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す直流電源装置のイン
タフェース回路構成図である。
【図2】この考案による直流電源装置の回路構成と接続
を説明するための図である。
【図3】従来の直流電源装置のインタフェース回路構成
図である。
【図4】従来の直流電源装置の回路構成と接続を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 第1の比較器 2 第1のツェナーダイオード 3 ダイオード 4 第1のPNPトランジスタ 5 第1のNPNトランジスタ 6 帰還抵抗 7 バイアス抵抗 8 バイアス抵抗 9 バイアス抵抗 10 過電圧異常検出回路 11 第2の比較器 12 第2のツェナーダイオード 13 第2のPNPトランジスタ 14 第2のNPNトランジスタ 15 リセット用トランジスタ 16 リセット回路 17 バイアス抵抗 18 バイアス抵抗 19 バイアス抵抗 20 低電圧異常検出回路 21 過電流異常検出回路 22 温度異常検出回路 23 制御回路 24 第1の直流電源回路 25 第2の直流電源回路 26 第3の直流電源回路 27 第4の直流電源回路 28 第5の直流電源回路 29 レシーバ回路 30 論理和回路 31 バイアス抵抗 32 NPNトランジスタ 33 ダイオードモジュール 34 ディップスイッチ 35 異常番地信号発生回路 36 デコーダ 37 プルアップ抵抗 38 プルアップ抵抗

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源回路における出力電圧をモニタ
    する電圧モニタ信号とツェナーダイオードによって作ら
    れた基準電源電圧とを比較する比較器と、比較器からの
    信号を増幅するためのトランジスタと、バイアス抵抗か
    らなる過電圧異常検出回路と、前記過電圧異常検出回路
    と同様に構成され、電圧モニタ信号と基準電圧が前記過
    電圧異常検出回路と反対の端子に接続された比較器と、
    比較器からの信号を増幅するトランジスタと、バイアス
    抵抗と、比較器の出力を強制的にリセットするリセット
    回路とトランジスタを備えた低電圧異常検出回路と、前
    記過電圧異常検出回路と同様に構成され、電流モニタ信
    号と基準電圧とを比較して異常信号をつくる過電流異常
    検出回路と、前記過電圧異常検出回路と同様に構成さ
    れ、温度モニタ信号と基準電圧とを比較して異常信号を
    つくる温度異常検出回路の各種異常検出回路を有する直
    流電源回路を、複数並列に接続して直流電源回路からの
    異常信号をレシーバで受信し各直流電源回路の動作制御
    と、異常を起こした直流電源回路とその異常内容を表示
    することを目的に各直流電源回路と接続された制御回路
    とからなる直流電源装置において、直流電源回路内の各
    種異常信号の論理和を取り、接続された直流電源回路の
    番地を2進数で表示するためのディップスイッチとダイ
    オードからなる異常番地信号発生回路を備えたことを特
    徴とする直流電源装置のインタフェース回路。
JP599792U 1992-02-15 1992-02-15 直流電源装置のインタフェース回路 Pending JPH0567142U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254566A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Omron Corp 電圧不足警報方法、電圧不足警報回路ならびにスイッチング電源

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006254566A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Omron Corp 電圧不足警報方法、電圧不足警報回路ならびにスイッチング電源
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