JPH0566611B2 - - Google Patents

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JPH0566611B2
JPH0566611B2 JP25303787A JP25303787A JPH0566611B2 JP H0566611 B2 JPH0566611 B2 JP H0566611B2 JP 25303787 A JP25303787 A JP 25303787A JP 25303787 A JP25303787 A JP 25303787A JP H0566611 B2 JPH0566611 B2 JP H0566611B2
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JP
Japan
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voltage
overvoltage
overvoltage protection
power supply
circuit
Prior art date
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JP25303787A
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English (en)
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JPH0195312A (ja
Inventor
Koichi Ariga
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Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、過電圧保護機能を有する電源回路
に関する。
[従来の技術] 過電圧保護機能を有する電源回路にあつて、例
えば、その出力電圧として正及び負の夫々所定の
直流電圧が得られるようになされた多出力形の電
源回路が知られている。
これは、例えばサーボ系において、その駆動モ
ータの正逆転用に使用するようなとき、必要な直
流電圧を得る電源回路として通常使用されるもの
である。
第2図は、この種過電圧保護機能を有した電源
回路10の一例を示す要部の接続図である。
商用交流源2は電源スイツチ3及びヒユーズ4
を介して商用電源トランス1の1次コイル1aに
供給される。
その2次側には、複数の2次コイル1b,1c
が設けられ、一方の2次コイル1bにはダイオー
ドD1とコンデンサC1とで構成された整流回路
6を介して正側の電源端子(第1の正電圧導出端
子)7が導出されている。
また、他方の2次コイル1cには、ダイオード
D2とコンデンサC2とで構成された整流回路1
1を介してマイナス側の電源粒子9が導出されて
いる。ダイオードD2が接続された端子8は、基
準電源端子(OV)である。
このような電源回路10において、各2次コイ
ル1b,1cには夫々その所定位置に正側及び負
側出力電圧(+V、−V)の各過電圧状態を保護
するための回路20及び30が設けられる。
プラス側の過電圧保護回路20から説明する
と、端子7,8間には、電圧検出用のツエナーダ
イオード21と抵抗器22からなる直列回路が接
続され、その接続中点に制御トランジスタQ1が
接続される。
端子7,8間には、さらに制御素子として機能
するこの例ではサイリスタ23が接続され、その
ゲート端子に上述した制御トランジスタQ1の出
力が供給されるようになされている。
通常の状態においては、制御トランジスタQ1
はオフ状態を保持するが、何らかの原因で端子
7,8間に接続された負荷が重負荷となり、端子
7,8間のプラス側電圧が規定より過大になつた
ときには、制御トランジスタQ1がオンしてこれ
に基づき、サイリスタ23がオンする。
その結果、端子7,8間がシヨートされて、商
用電源トランス1の1次コイル1a側には、過大
電流が流れる結果、ヒユーズ4が溶断される。こ
れによつて、出力端子7,8間に接続された負荷
が過電圧より保護されることになる。
端子8,9間には、さらにマイナスの過電圧保
護回路30が設けられる。そのため、この例にお
いては、2次コイル1cにダイオードD3とコン
デンサC3からなる補助電源31が接続され、こ
れより得られた直流電圧がホトカプラ32を構成
するホトダイオード32aと、これに直列接続さ
れた制御トランジスタQ2の直列回路に供給され
る。
制御トランジスタQ2には、端子8,9間に接
続されたツエナーダイオード34と抵抗器35の
直列回路で得られた所定の検出電圧が供給され
る。
一方、プラス側の過電圧保護回路20にはさら
に制御トランジスタQ1と並列にホトカプラ32
を構成する他方のホトトランジスタ32bが各々
抵抗素子を介して直流電圧+Bの供給端子に接続
されている。この直流電圧+Bは2次コイル1b
から中間タツプを導出し、その中間タツプに得ら
れる電圧を整流したものである。
その結果、通常状態においては、制御トランジ
スタQ2はオフ状態を保持するが、端子8,9間
に得られるマイナスの直流電圧が所定レベル以下
になつた場合には、これが制御トランジスタQ2
において検出されることにより、ホトダイオード
32aがオンする。
ホトダイオード32aがオンすると、これがホ
トトランジスタ32bで検出されることによつ
て、サイリスタ23のゲートに所定のゲート信号
が供給される。
その結果、端子7,8間がシヨートされ、上述
したと同様に商用電源トランス1の1次コイル1
a側に設けられたヒユーズ4が溶断されて端子
8,9間に接続された負荷がその過電圧より保護
されることになる。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、このように構成された過電圧保護機
能を有する電源回路10においては、マイナスの
過電圧も検出する必要があるために、第2図に示
すようにホトカプラ32によつて、マイナス側の
過電圧状態が検出されるわけであるが、このよう
にプラス側とマイナス側の双方に過電圧保護回路
20,30を設ける場合においては、特にマイナ
ス側の過電圧保護回路30には、補助電源31が
必要になる。
しかも、ホトカプラによつてマイナス側の過電
圧状態をプラス側過電圧保護回路20に伝達する
必要がある。
このように従来の構成においては、ホトカプラ
32が必要な他、マイナス側の過電圧保護回路3
0を動作せしめるために補助電源31を必要とす
るなど、回路構成が複雑化する欠点があつた。
そこで、この発明においては、ホトカプラ等の
伝達手段を必要とすることなく、しかも、補助電
源を1つ不要にして回路構成の簡略化を図つた過
電圧保護機能を有する電源回路を提案するもので
ある。
[問題点を解決するための手段] 上述の問題点を解決するため、この発明におい
ては、トランスの2次側から第1の正電圧を取り
出して負荷へ供給すると共に、前記第1の正電圧
が所定のレベルを越えたときには第1の過電圧検
出出力を発生させて過電圧保護回路に供給し、第
1の正電圧の負荷への供給を停止させる過電圧保
護動作を行なう電源回路であつて、 トランスの2次側から負荷へ供給する負電圧を
取り出すと共に、第1の正電圧とは別の第2の正
電圧を取り出し、該第2の正電圧と負電圧との差
電圧を分圧して取り出し、分圧電圧が所定レベル
以下となつたときに第2の過電圧検出出力を発生
させ、過電圧保護回路における第1の過電圧検出
出力の供給ラインに第2の過電圧検出出力を供給
するように構成し、第1又は第2の過電圧検出出
力の何れか一方が前記過電圧保護回路に供給され
て過電圧保護動作を行なうことを特徴とするもの
である。
[作用] 制御素子であるサイリスト23には、プラス側
の電圧検出手段50aが接続されると共に、これ
と並列にマイナス側の電圧検出手段50bが接続
される。
プラス側の直流電圧が過電圧となつた場合に
は、制御トランジスタQ1がオンしてサイリスタ
23が導通状態に制御される。
また、マイナス側の直流電圧の変動は、オペア
ンプ40に伝達され、これが所定レベル以上にな
つたときには、オペアンプ40の出力が反転して
サイリスタ23をオンせしめるにたる信号が形成
される。
これによつて、マイナス側の過電圧が検出され
ても、例えばこれにより、1次コイル1aに接続
されたヒユーズ4が溶断される等として負荷が保
護されることになる。
[実施例] 続いて、この発明に係る過電圧保護機能を有し
た電源回路の一例を第1図以下を参照して詳細に
説明する。
この発明においても、商用電源トランス1が使
用され、その1次コイル1a側には、商用交流源
2が電源スイツチ3及びヒユーズ4を介して供給
される。また、その2次側には、一対の2次コイ
ル1b及び1cが巻回され、一方の1次コイル1
bよりプラス側の出力端子(第1の正電圧導出端
子)7が導出される。
同様に、他方の2次コイル1c側には、所定の
マイナスの直流電圧を得る端子9が導出される。
そのため、従来と同様に2次コイル1b側には
ダイオードD1とコンデンサC1よりなる整流回
路6が接続され、また、2次コイル1cと1bと
の間にはダイオードD2が接続されると共にこの
ダイオードD2とコンデンサC2によつて、整流
回路11が構成される。そして、ダイオードD2
のカソード側より基準電圧(0V)を得る端子8
が導出されることになる。
この発明においては、一対の出力端子7,9間
に正側及び負側の過電圧に対して共通に動作する
過電圧保護回路50が設けられる。
そのため、この例においても、端子7,8間に
は、制御素子であるサイリスタ23が接続され、
このゲートに正側検出手段50aと負側検出手段
50bが接続される。
正側検出手段50aは図示するように端子7,
8間に接続されたツエナーダイオード21と抵抗
器22の直列回路及びその接続中点に接続された
制御トランジスタQ1とで構成される。
同様に負側の検出手段50bはオペアンプ40
を有し、そのマイナス端子には、負側端子9と所
定の直流電源端子(第2の正電圧用電源端子)+
Bとの間に接続された分圧用の抵抗器41,42
より得られる所定の分圧電圧が供給される。
そのプラス端子には、基準端子8からの基準電
圧(=0V)が供給される。オペアンプ40の出
力は、抵抗器43及び逆流素子用のダイオード4
4を介してサイリスタ23のゲートに供給され
る。
なお、過電圧保護回路50に設けられた検出手
段50a,50bともその一方の直流電圧は第2
図で説明した直流電圧+Bが利用される。
この所定の直流電圧+Bは2次コイル1bから
中間タツプを導出し、その中間タツプに得られる
電圧を整流したものを使用することができる。
このように構成された過電圧保護回路50の動
作を次に説明する。
正常動作状態の場合には、検出手段50aから
は過電圧状態が検出されない。同様に端子8,9
間に得られるマイナスの直流電圧が所定の範囲内
にある場合にも、検出手段50bからはその検出
出力が得られないため、いずれもサイリスタ23
はオフ状態を保持することになる。
しかしながら、例えば端子7,8間に得られる
プラスの直流電圧が所定レベルを越えた場合に
は、制御トランジスタQ1がオン状態となるた
め、これによつて、サイリスタ23が導通し、端
子7,8間はシヨート状態となる。
これによつて、1次コイル1aには過電流が流
れてヒユーズ4が溶断されることにより、端子
7,8間に接続された負荷が過電圧より保護され
ることになる。
また、端子8,9間に得られるマイナスの出力
電圧が所定レベルを越えた場合には、オペアンプ
40のマイナス側端子のレベルがさらにマイナス
側に大きくなるため、オペアンプ40からは、プ
ラスの検出出力が得られる。
この検出出力が抵抗器43及びダイオード44
を介してサイリスタ23のゲートに印加されるた
め、サイリスタ23が導通する。
これによつて、上述したと同様にヒユーズ4が
溶断される等して、端子8,9間に接続された負
荷がその過電圧より保護されることになる。
また、この発明は出力電圧の安定化機能を有し
ない電源回路に通用したが、スイツチング電源な
どのように電圧安定化機能を有する電源回路にも
この発明を適用できる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の構成によれ
ば、 ホトカプラを使用しないでもマイナス側の直流
電圧の過電圧を正しく検出することができる。
また、オペアンプ40を使用してその出力に基
づきサイリスタ23を制御するようにしたので、
プラス側検出手段50aが使用する直流電圧と同
一の電圧を使用することが可能になる。その結
果、マイナス側の検出手段用として改めて補助電
源を設ける必要がない。その結果、回路構成の簡
略化を図ることができる。
従つて、この発明に係る過電圧保護機能を有し
た電源回路は上述したような電源回路などに適用
して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電源回路の一例を示す
接続図、第2図は従来の電源回路の一例を示す接
続図である。 1……商用電源トランス、2……商用交流源、
4……ヒユーズ、7……プラス側直流電源端子、
9……マイナス側直流電源端子、10……電源回
路、23……制御素子、50……過電圧保護回
路、50a……正側検出手段、50b……負側検
出手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トランスの2次側から第1の正電圧を取り出
    して負荷へ供給すると共に、前記第1の正電圧が
    所定のレベルを越えたときには第1の過電圧検出
    出力を発生させて過電圧保護回路に供給し、前記
    第1の正電圧の負荷への供給を停止させる過電圧
    保護動作を行なう電源回路であつて、 前記トランスの2次側から負荷へ供給する負電
    圧を取り出すと共に、前記第1の正電圧とは別の
    第2の正電圧を取り出し、該第2の正電圧と前記
    負電圧との差電圧を分圧して取り出し、前記分圧
    電圧が所定レベル以下となつたときに第2の過電
    圧検出出力を発生させ、前記過電圧保護回路にお
    ける前記第1の過電圧検出出力の供給ラインに前
    記第2の過電圧検出出力を供給するように構成
    し、前記第1又は第2の過電圧検出出力の何れか
    一方が前記過電圧保護回路に供給されて過電圧保
    護動作を行なうことを特徴とする電源回路。
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