JPH0566270U - 内燃機関点火用昇圧回路 - Google Patents

内燃機関点火用昇圧回路

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JPH0566270U
JPH0566270U JP677992U JP677992U JPH0566270U JP H0566270 U JPH0566270 U JP H0566270U JP 677992 U JP677992 U JP 677992U JP 677992 U JP677992 U JP 677992U JP H0566270 U JPH0566270 U JP H0566270U
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JP
Japan
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circuit
prevention diode
combustion engine
internal combustion
coil
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JP677992U
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Inventor
孝文 成重
伸吾 森田
満 小岩
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、バッテリを誤接続しても回路素
子を破壊することのない内燃機関点火用昇圧回路を得
る。 【構成】 昇圧用コイル3とパワートランジスタ4及び
電圧振動防止用ダイオード5の並列回路とから構成され
る直列回路に対し、順方向となるように逆流防止用ダイ
オード14を挿入し、バッテリBが逆接続されたときに昇
圧用コイル及び電圧振動防止用ダイオードへの通電を阻
止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電圧振動防止ダイオードを含む内燃機関点火用昇圧回路に関し、 特に昇圧回路に対してバッテリを誤接続したときの素子破壊を防止した内燃機関 点火用昇圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、予め昇圧された電圧をコンデンサに充電しておき、コンデンサから の昇圧電圧を点火コイルの一次側に放電させて、点火プラグに放電を発生させる 容量放電形の内燃機関点火装置(CDI)は良く知られている。 この種の内燃機関点火装置に用いられる昇圧回路は、昇圧用コイルを通電及び 遮断するためのパワートランジスタを含み、又、パワートランジスタは、逆並列 接続された電圧振動防止用ダイオードと共に並列回路を構成している。
【0003】 図2は従来の昇圧回路を一般的な内燃機関点火装置と共に示す構成図である。 図において、1は装置全体の種々のタイミング制御を行うECU、2はECU1 からの点火信号Gに応答して連続パルスからなるドライブ信号Dを生成するドラ イブ回路である。
【0004】 3は一端がバッテリBに接続された昇圧用コイル、4は昇圧用コイル3の他端 にコレクタが接続されたパワートランジスタ、5はパワートランジスタ4に逆並 列接続された電圧振動防止用ダイオードであり、これらはバッテリ電圧を昇圧す るための昇圧回路6を構成している。
【0005】 パワートランジスタ4は、エミッタが接地されており、ベースに印加されるド ライブ信号Dによりオンオフされる。電圧振動防止用ダイオード5は、アノード がパワートランジスタ4のエミッタに接続され、カソードがパワートランジスタ 4のコレクタに接続されている。昇圧用コイル3は、パワートランジスタ4のオ ンオフにより、バッテリBからの通電遮断が繰り返される。
【0006】 7は昇圧回路6の出力端子即ち昇圧用コイル3の他端に接続されて昇圧電圧を 通過させるダイオード、8はダイオード7を介した昇圧電圧を充電する点火用の コンデンサであり、コンデンサ8の他端はバッテリBに接続されている。 9は一次巻線及び二次巻線を有する点火コイルであり、一次巻線の一端がダイ オード7とコンデンサ8との接続点に接続されている。10は点火コイル9の一次 巻線に逆並列接続された電流振動防止用のダイオード、11は点火コイル10の二次 側に接続された放電用の点火プラグである。
【0007】 12はコンデンサ8を放電させて点火コイル9の一次巻線に通電するためのサイ リスタであり、アノードが一次巻線の出力端に接続され、カソードがバッテリB に接続されている。 13はECU1からの点火信号Gの立ち下がり即ち点火タイミングでトリガ信号 Tを生成するトリガ回路であり、トリガ信号Tはサイリスタ12の制御ゲートに印 加される。
【0008】 次に、図2を参照しながら、一般的な内燃機関点火装置の動作について説明す る。 通常、ドライブ回路2は、ECU1からの点火信号Gに応答してドライブ信号 Dを生成し、パワートランジスタ4を通電遮断させることにより、昇圧用コイル 3の一端から昇圧電圧を発生させ、ダイオード7を介してコンデンサ8を充電す る。従って、コンデンサ8には、昇圧回路6からの所定の昇圧電圧が充電されて いる。
【0009】 一方、トリガ回路13は、内燃機関の要求に応じた所定点火時期にトリガ信号T を生成してサイリスタ12をオン(通電)させ、コンデンサ8の充電電圧を、点火コ イル9の一次巻線及びサイリスタ12を介して放電させる。 これにより、点火コイル9の二次巻線に高電圧が発生し、点火プラグ11に放電 火花が発生して制御対象気筒の爆発行程が行われる。その後、サイリスタ12は、 コンデンサ8の放電電流が導通保持電流以下になると自動的にオフとなる。
【0010】 又、ドライブ回路2は、コンデンサ8の放電即ち点火信号Gに応答してドライ ブ信号Dを生成し、昇圧回路6から昇圧電圧を発生させ、コンデンサ8を再度充 電する。 このとき、昇圧用コイル3の遮断時に電圧振動が発生するが、電圧振動防止用 ダイオード5の通電により、パワートランジスタ4に逆電圧が印加されるのを防 止することができる。
【0011】 しかし、製造工程において、昇圧回路6に対してバッテリBを逆接続(即ち、 正常時のグランド側に接続)すると、パワートランジスタ4のオンオフとは無関 係に、電圧振動防止用ダイオード5を介して昇圧用コイル3が常に通電されるこ とになる。従って、電圧振動防止用ダイオード5又は昇圧用コイル3が異常通電 の発熱によって破壊されるおそれがある。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
従来の内燃機関点火用昇圧回路は以上のように、昇圧回路6に対してバッテリ Bを誤接続すると、昇圧用コイル3又は電圧振動防止用ダイオード6が発熱破壊 されるおそれがあるという問題点があった。
【0013】 この考案は上記のような問題点を解決するためになされたもので、バッテリを 誤接続しても回路素子を破壊することのない内燃機関点火用昇圧回路を得ること を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る内燃機関点火用昇圧回路は、昇圧用コイルとパワートランジス タ及び電圧振動防止用ダイオードの並列回路とから構成される直列回路に対し、 順方向となるように逆流防止用ダイオードを挿入したものである。
【0015】
【作用】
この考案の内燃機関点火用昇圧回路においては、昇圧回路に対してバッテリが 正常に接続されたときには、逆流防止用ダイオードを通してパワートランジスタ の通電時のみ昇圧用コイルが通電され、バッテリが逆接続されたときには、逆流 防止用ダイオードにより昇圧用コイル及び電圧振動防止用ダイオードへの通電が 阻止される。
【0016】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の実施例1を図について説明する。図1はこの考案による内燃 機関点火用昇圧回路の実施例1を示す回路図であり、1〜5、7及び8は前述と 同様のものである。又、6Aは昇圧回路6に対応しており、図示しない点火装置の 構成は図2に示した通りである。
【0017】 14は昇圧回路6A内に設けられた逆流防止用ダイオードであり、昇圧用コイル3 と、パワートランジスタ4及び電圧振動防止用ダイオード5を含む並列回路とか ら構成される直列回路に対して、順方向となるように挿入されている。 逆流防止用ダイオード14は、アノードが昇圧用コイル3に接続され、カソード がパワートランジスタ4のコレクタに接続されており、逆流防止用ダイオード14 の極性は、電圧振動防止用ダイオード5の極性に対して逆に設定されている。
【0018】 この場合、逆流防止用ダイオード14は、昇圧用コイル3とパワートランジスタ 4及び電圧振動防止用ダイオード5の接続点との間に挿入されているが、昇圧回 路6A内の上記直列回路上であれば、バッテリBとグランドとの間のどの位置に挿 入されてもよい。 尚、点火信号Gに基づくコンデンサ8の充電及び放電等の基本的動作について は、前述と同様なので、ここでは説明しない。
【0019】 図1の内燃機関点火装置の製造工程において、昇圧回路6Aに対してバッテリB が逆接続された場合、逆流防止用ダイオード14は、上記直列回路内の昇圧用コイ ル3及び電圧振動防止用ダイオード5に対する通電を阻止するため、昇圧用コイ ル及び電圧振動防止用ダイオード5には全く電流が流れない。 従って、昇圧用コイル3及び電圧振動防止用ダイオード5の異常通電による発 熱破壊は防止される。
【0020】 一方、図示したように正常にバッテリBが接続されたときには、従来通りパワ ートランジスタ4の通電時に昇圧用コイル3が通電される。又、電圧振動防止用 ダイオード5の通電作用により、前述と同様にパワートランジスタ4は保護され る。
【0021】 尚、逆流防止用ダイオード14を、図1の位置に代えて、例えば、バッテリBと 昇圧用コイル3との間、又は、パワートランジスタ4及び電圧振動防止用ダイオ ード5の接続点とグランドとの間に挿入しても、上述と同等の作用効果を奏する ことは言うまでもない。
【0022】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、昇圧用コイルとパワートランジスタ及び電圧 振動防止用ダイオードの並列回路とから構成される直列回路に対し、順方向とな るように逆流防止用ダイオードを挿入し、バッテリが逆接続されたときに昇圧用 コイル及び電圧振動防止用ダイオードへの通電を阻止するようにしたので、バッ テリを誤接続しても回路素子を破壊することのない内燃機関点火用昇圧回路が得 られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1を示す回路図である。
【図2】従来の内燃機関点火用昇圧回路を一般的な内燃
機関点火装置と共に示す構成図である。
【符号の説明】
3 昇圧用コイル 4 パワートランジスタ 5 電圧振動防止用ダイオード 6A 昇圧回路 8 コンデンサ 14 逆流防止用ダイオード B バッテリ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端がバッテリに接続され且つ他端が点
    火用のコンデンサに接続される昇圧用コイルと、 前記昇圧用コイルとグランドとの間に挿入されて通電及
    び遮断されるパワートランジスタと、 前記パワートランジスタに逆並列接続されて前記パワー
    トランジスタと共に並列回路を構成する電圧振動防止用
    ダイオードと、 を備えた内燃機関点火用昇圧回路において、 前記昇圧用コイル及び前記並列回路から構成される直列
    回路に対して、順方向となるように逆流防止用ダイオー
    ドを挿入したことを特徴とする内燃機関点火用昇圧回
    路。
JP677992U 1992-02-19 1992-02-19 内燃機関点火用昇圧回路 Pending JPH0566270U (ja)

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JP677992U JPH0566270U (ja) 1992-02-19 1992-02-19 内燃機関点火用昇圧回路

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JP677992U Pending JPH0566270U (ja) 1992-02-19 1992-02-19 内燃機関点火用昇圧回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008108330A1 (ja) * 2007-03-05 2008-09-12 Bosch Corporation グロープラグ駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008108330A1 (ja) * 2007-03-05 2008-09-12 Bosch Corporation グロープラグ駆動装置

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