JPH0565950A - トルクコンバータのインペラ - Google Patents

トルクコンバータのインペラ

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JPH0565950A
JPH0565950A JP4052829A JP5282992A JPH0565950A JP H0565950 A JPH0565950 A JP H0565950A JP 4052829 A JP4052829 A JP 4052829A JP 5282992 A JP5282992 A JP 5282992A JP H0565950 A JPH0565950 A JP H0565950A
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JP
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impeller
vanes
vane
full
splitter
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JP4052829A
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English (en)
Inventor
Robert R By
ロバート・ロマニー・バイ
Theodore E Hojna
セオドア・エドワード・ホジユナ
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Motors Liquidation Co
Original Assignee
Motors Liquidation Co
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Publication date
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/04Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
    • B60K17/10Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing of fluid gearing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • F16H41/26Shape of runner blades or channels with respect to function
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0278Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch comprising only two co-acting friction surfaces

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  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インペラのベーンを特定な配置にすることに
より、インペラへの流体の入射角の範囲を拡大させ、イ
ンペラの効率を高める。 【構成】 複数個のフルベーン55及び複数個のスプリ
ッタベーン70をシェル40の環状くぼみ50内に周方
向で交互に間隔をあけて配置する。フルベーンの先端ヘ
ッド部分56はシェル44の入口部分に近接して位置
し、スプリッタベーンの先端ヘッド部分72は入口部分
に対し半径方向外側に離れて位置し、後端部分60はシ
ェルの出口部分に近接して位置する。ベーンの先端ヘッ
ド部分はバルブ62、78状(bulbous)を呈し、中間本
体部分に沿って収れんし後端部分で終端する曲線的に対
向した表面64、66、80、82を有する。スプリッ
タベーンの半径方向寸法はフルベーンのそれよりかなり
小さい。フルベーンはシェルの入口部分と出口部分との
間を実質上完全に延びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体継手装置に関し、特
に、トルクコンバータの形をした流体継手装置に関す
る。本発明は特に、車両のトルクコンバータに使用する
ポンプ即ちインペラの構造上及び流体力学上の特性に関
連する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】トルクコンバータの形を
した流体継手装置はエンジンとトランスミッションとの
間でトルクを伝達するために車両に幅広く使用されてい
る。上述の基本的な目的のほかに、トルクコンバータは
他の2つの主要な目的を果たす。第1の目的はエンジン
とトランスミッションとの間の円滑な接続を行わせるこ
とであり、第2の目的は付加的な性能が必要なときに液
圧トルクを増大させることである。
【0003】車両の駆動列に使用する典型的なトルクコ
ンバータは、通常、3つの主要素子、すなわち、ポンプ
即ち入力部材(普通、「インペラ」と呼ぶ)と、被駆動
部材即ち出力部材(普通、「タービン」と呼ぶ)と、反
作用部材(普通、「ステータ」と呼ぶ)とを有する。
【0004】従来から、溝(スロット)及び突起(タ
ブ)を使用してシートメタル製のインペラブレードを内
側及び外側ハウジングに固定している。インペラ組立体
の一成分としてのカバーは、インペラ組立体を液圧流体
で満たしたハウジング内へ設置できるようにトルクコン
バータをシールする。液圧流体はインペラ素子を取り付
けたカバーを回転させることによりトルクコンバータを
通って循環し、循環する液圧流体がタービンを回転させ
る。従って、トルクコンバータは、インペラが入力トル
ク源に接続され、タービン部材が車両のトランスミッシ
ョンへ出力トルクを送給するように接続された閉システ
ムを構成する。
【0005】典型的には、カバー及びこれに取り付けた
インペラ素子(これらは組合さってインペラ組立体を構
成する)はエンジンのクランクシャフトにボルト止めし
たたわみ板に固定される。タービンは出力シャフトに接
続され、この出力シャフトはトルクコンバータから出て
車両のトランスミッションの入力シャフトとなる。
【0006】エンジンとインペラとの間の上述のような
機械的な接続のため、インペラはエンジン作動中は常に
エンジン速度で回転する。この回転により、インペラは
ポンプ特に遠心ポンプとして作動する。すなわち、イン
ペラはその中央部即ちハブ部分に存在する液圧流体を摂
取し、インペラ組立体の半径方向外側リムにおいてこの
液圧流体をタービン内へ軸方向に放出する。インペラは
タービン内へ液圧流体を軸方向に放出するが、インペラ
の回転はまた、液圧流体がインペラを出るときにこの液
圧流体に円周方向即ち接線方向の力成分を与える。イン
ペラを出る液圧流体がタービンに係合(接触)すると、
運動中の液圧流体の運動エネルギがインペラの回転に応
じてタービンを回転させる。
【0007】車両が走行しておらずエンジンがアイドリ
ング状態にあるときは、インペラは車両の静慣性に打ち
勝つに必要なエネルギを供給するほどまで高速には回転
しない。それ故、このような状態においては、液圧流体
はタービンを通って単に流れるだけで、タービンを回転
させない。このため、エンジン作動中にトランスミッシ
ョンをドライブレンジにシフトしても、車両は停止した
ままである。
【0008】しかし、スロットルを開くと、エンジンの
回転速度従ってインペラの回転速度が増大する。エンジ
ンがある回転速度に達すると、車両の運動を阻止してい
る静慣性に打ち勝つに十分なエネルギがタービンへ供給
される。この時点で、インペラからタービンへ伝達され
たエネルギは、ドライブレンジに選択されたトランスミ
ッションを介して車両の駆動車輪へ送給される。
【0009】トルクコンバータ内を循環する液圧流体が
タービンブレードを備えたシェルとコアとの間でタービ
ンブレードの輪郭に沿って流れ次いでタービンを去ると
きに、運動エネルギがタービンへ最も効果的に与えられ
る。しかし、タービンの形状のため、タービンを通る流
体は、インペラへ液圧流体を再流入させたい方向とは異
なる方向へ排出されてしまう。従って、流体がその方向
からインペラへ再流入すると、その流体はインペラの回
転にとって有害な方向においてインペラのブレードに衝
突してしまう。
【0010】何等方向付けせずに流体をタービンから流
出させたときのその流体がインペラへ再流入する方向が
不適当な場合に生じる問題を最小化するため、タービン
からの液圧流体の流出地点とインペラへの液圧流体の再
流入地点との間で液圧流体が流通しなければならない経
路内にステータを介在させる。このようにすれば、ステ
ータは、流体がインペラの回転についてエンジンを補助
するような方向でインペラの入力部へ流体を流入させる
ように、タービンから流出した液圧流体を方向付ける。
このようにして液圧流体がインペラに与える力は、ター
ビンへ供給される付加的な運動エネルギ源となる。イン
ペラへ供給されるこの付加的なエネルギはタービンを駆
動するために加えられる力を増大させ、これによりトル
ク増大を達成する。
【0011】従来から、大半の場合、インペラのブレー
ドはシートメタルをスタンピング加工することにより形
成され、次いでインペラのシェル及びコアに固定してい
た。しかし、シートメタルのブレードは、入射角、即
ち、液圧流体がインペラ内へ実際に流入する方向とブレ
ードが回転するときにブレードに有効に係合する流体の
方向との間の角度差、に対して極めて敏感である。それ
故、入射角は、少なくとも部分的には、シェルに関する
ブレードの位置の関数となる。上述の典型的なトルクコ
ンバータにおいては、この流れ入射角は約75度の角度
範囲にわたって変化する。
【0012】この入射角は流体の流入角度とブレード入
口角度との差に等しい。入射損失は1つの素子について
のブレード出口角度とこれに隣接する素子についてのブ
レード入口角度との間の不整合により生じる。この損失
は、オイル(流体)が物理的な入口角度とは異なる角度
のブレード列へ進入したときに生じる。流入入口角度は
タービンとポンプとの間の速度比に応じて変化する。物
理的なブレード角度は常にある一定の値を有するので、
トルクコンバータ素子は広い範囲の入射角(流入角度と
ブレード入口角度との差)の下で作動する。それ故、入
射損失はトルクコンバータの設計において考慮すべき1
つの重要なパラメータである。
【0013】ある速比状態においては、入射損失は最も
有力な損失となる。例えば、ステータのブレード列に対
する流入入口角度はストール時間でのー60度からカッ
プリング時での+50度まで変化する。しかし、入口ブ
レード角度は0度の一定角度である。従って、入射角は
ストール時で60度、カップリング時でー50度とな
る。インペラ即ちポンプに対しては、入射角はストール
時でー40度、カップリング時で+35度とすることが
できる。タービンに対しては、入射角はストール時で+
25度、カップリング時でー20度とすることができ
る。入射損失はストール時に最も有力な損失となる。
【0014】ストールを遅らせるために従来使用してい
た1構成では、ベーンが翼形状となるようにブレードを
形成する。翼形状を有するバルブノーズ(bulbous-nose
d)状の曲線ベーンにより、ベーンからの流体の分離を遅
らせうることが知られている。流体はベーンの両側の表
面の全半径方向長さに沿って層流を維持しなくてもよい
ことに留意されたい。実際、ベーンの裏面(即ち、ベー
ンが動く方向とは反対の方向に面している表面)に沿っ
て境界層乱流が極めて発生し易いが、インペラのベーン
が翼形状をしているので、境界層は一層大なる半径方向
長さに沿ってベーンに付着する。 翼形状を使用するこ
とにより、インペラベーンの半径方向長さの一層大なる
部分に沿って流れ特性を明確に改善できる。ベーンの入
力端部にバルブノーズ状の翼形状を採用するだけでも、
流体絞りをある程度提供できる。インペラの入口でのベ
ーンの横断面積を増大させると、有効流れ面積及びイン
ペラの流れ容量が減少する。しかし、結局は、インペラ
ベーンに翼形状を使用した方がシートメタルのブレード
を使用した場合に比べて、一層大なる効果を与える。た
だし、平坦な又は湾曲したシートメタルのインペラブレ
ードの代わりに翼形状を有するベーンを採用するだけで
は、切実な要求を満たせない。
【0015】従来技術の一例は米国特許第3,240,
153号明細書に開示されている。
【0016】
【発明の目的】それ故、本発明の主目的は、インペラの
入口部分に近接してのすべての翼形ベーンのバルブ部分
の位置決めの際に付随する有害な液圧力を減少させるよ
うなユニークな方法で翼形ベーンを使用するトルクコン
バータのインペラを提供することである。
【0017】
【発明の構成並びに作用効果】上記目的を達成するた
め、本発明のインペラの特徴とするところは、スプリッ
タベーンの半径方向の寸法をフルベーンの半径方向の寸
法よりかなり小さくし、シェルの円周のまわりでスプリ
ッタベーンとフルベーンとを交互に配置させたことであ
る。
【0018】本発明はまた、インペラベーンが翼形状を
有していても、インペラの入口部分での流体流れの最小
横断面積を顕著に減少させない上述の型式のトルクコン
バータのインペラを提供する。
【0019】本発明は更に、流体流れに沿って改善した
圧力特性及び速度特性を与える上述の型式のトルクコン
バータのインペラを提供する。
【0020】更にまた、本発明は、インペラの作動効率
に悪影響を与えずに、広範囲の流れ入口角度即ち入射角
を許容する上述の型式のトルクコンバータのインペラを
提供する。
【0021】本発明は更に、インペラに所望の作動特性
を与えるために交互に配置したフルベーン及びスプリッ
タベーンを使用する上述の型式のトルクコンバータのイ
ンペラを提供する。
【0022】本発明を具体化したトルクコンバータのた
めの回転可能なインペラは、半径方向内側の周辺部と半
径方向外側の周辺部とを有し、凹状の環状くぼみを画定
するようにこれら内側の周辺部と外側の周辺部との間で
延びる半径方向に湾曲した壁を備えた半円環殻ハウジン
グ即ち実質上セミトロイダル状のシェルハウジングを使
用する。半径方向内側の周辺部はインペラの入口部分を
画定し、半径方向外側の周辺部はインペラの放出部分即
ち出口部分を実質上画定する。
【0023】複数個のフルベーン及び複数個のスプリッ
タベーンはシェル及びコアハウジングの凹状の環状くぼ
み内に位置する。インペラのベーンは円周方向に離間し
た状態で凹状の環状くぼみ内に位置する。各ベーンは先
端ヘッド部分と、中間本体部分と、後端部分とを有す
る。先端ヘッド部分は各ベーンの半径方向最内側部分に
位置し、従ってベーンの残りの部分に比べインペラの入
口部分に最も近接して位置する。逆に、後端部分は各ベ
ーンの半径方向最外側部分に位置し、その出口部分に近
接して位置する。先端ヘッド部分はバルブ状になってい
て、中間本体部分に沿って収れんし後端部分で終端する
曲線的に対向する表面を有する。ベーンはくぼみ内で実
質上半径方向へ指向しているが、インペラの回転時に後
端部分が先端ヘッド部分よりも遅れるように傾斜してい
る。
【0024】各フルベーンは実質上同じ半径方向の寸法
を有するが、スプリッタベーンの半径方向寸法はフルベ
ーンの半径方向寸法よりかなり小さい。シェル内の環状
くぼみの周辺のまわりで、スプリッタベーンとフルベー
ンとが交互に位置している。スプリッタベーンの後端部
分がインペラの出口部分に近接して位置しているので、
各スプリッタベーンの先端ヘッド部分はインペラの入口
部分から半径方向外方へ離間する。
【0025】
【実施例】本発明を具体化した一実施例に係るインペラ
を10にて示す。インペラ10はトルクコンバータ12
内へ組み込んだ状態で示す。
【0026】普通、トルクコンバータ12は車両のエン
ジンにより提供されるが如き回転動力源からのクランク
シャフト(図示せず)に対して駆動連結を行う継手16
を提供するたわみ板14を使用している。たわみ板14
はボルト18等によりトルクコンバータ12内のインペ
ラカバー20の半径方向外周辺部にも連結されている。
インペラカバー20は駆動ハブ22に普通に溶接固定さ
れ、駆動ハブは出力シャフト24を包囲し、これと一緒
に回転でき、これに関して回転できる。駆動ハブ22は
トランスミッションポンプ26及び(又は)トルクコン
バータ12内に収納されるか又はこれに近接して位置し
た動力取り出しユニット(図示せず)を普通に作動させ
る。上述の説明から、トルクコンバータ12内でたわみ
板14が回転するとインペラカバー20が直接回転せし
められることを諒解されたい。以後の説明から明らかに
なるが、インペラカバー20はインペラ10の一素子を
構成する。
【0027】トルクコンバータ12は更に、普通のステ
ータ28と、タービン30と、組合せた圧力板及びダン
パ組立体とを有する。タービン30は、出力シャフト2
4のまわりでこれと同心的に位置しタービン30と一緒
に回転するタービンハブ34に機械的に取り付けてあ
る。タービンハブ34はスプラインの如き任意の普通の
手段により出力シャフト24に駆動連結している。ター
ビンハブ34は、出力シャフト24の端部に設けた軸方
向のネジボア(図示せず)内に固定されるボルト36の
如き締結手段により、出力シャフト24に沿った軸方向
位置で固定され、このシャフトとの駆動連結を維持す
る。従って、締結ボルト36はトルクコンバータ12を
出力シャフト24上に固定し、これにより、トルクコン
バータ12及びトランスミッションポンプ26及び(又
は)動力取り出しユニット(図示せず)と、出力シャフ
ト24とを駆動相互連結する。
【0028】インペラカバー20はセミトロイダル状の
シェル40とコア45とを有し、これらはインペラ10
のハウジングを構成する。シェル40及びコア45の半
径方向内側周辺部はインペラ10の入口部分44を画定
し、シェル40及びコア45の半径方向外側周辺部はイ
ンペラ10の放出部分即ち出口部分48を画定する。シ
ェル40及びコア45は半径方向に湾曲しており、入口
部分44と出口部分48との間を延びていて、凹状の環
状くぼみ50を画定する。
【0029】図2、3を参照すると、複数個のフルベー
ン55及びスプリッタベーン70はシェル40とコア4
5との間を延びていて、凹状の環状くぼみ50の内側に
存在する。フルベーン55はくぼみ50のまわりで円周
方向に離間して位置し、各フルベーン55は先端ヘッド
部分56と、中間本体部分58と、後端部分60とを有
する。先端ヘッド部分56はバルブ状ノーズ(鼻部)6
2を備え、このノーズは曲線的に対向した表面64、6
6に接続し、これらの表面は中間本体部分58に沿って
収れんし、後端部分60で終端している。
【0030】連続するフルベーン55A、55B等はそ
れぞれ、実質的に同じ半径方向の寸法を有し、実質的に
同じ横断面形状を有する。
【0031】上述したように、また、後にも詳説する
が、特定の構造上の部材、素子又は配列は1以上の位置
において使用してもよい。このような構造上の部材、素
子又は配列を参照するに当り、同じ参照番号を付す。し
かし、これらの構造上の部材、素子又は配列の1つを特
定する場合は、その参照番号に加えて英文字を添字す
る。従って、明細書及び図面において、複数個のフルベ
ーンは55にて示すが、特定の個々のフルベーンは55
A、55B、55C等にて示す。
【0032】各フルベーン55の先端ヘッド部分56は
インペラ10の入口部分44に関して並置している。図
3に示すように、各フルベーン55の先端ヘッド部分5
6はインペラ10の入口部分44のまわりでこれに比較
的近接して位置する第1基準円83に沿って位置する。
逆に、各フルベーン55の後端部分60はインペラ10
の出口部分48に比較的近接して位置する第2基準円8
4に沿って位置する。フルベーン55と交互に配置した
スプリッタベーン70も、先端ヘッド部分72と、中間
本体部分74と、後端部分76とを有する。先端ヘッド
部分72は、中間本体部分74に沿って収れんし後端部
分76で終端する曲線的に対向する表面80、82に接
続するバルブノーズ78を有する。
【0033】連続するスプリッタベーン70はそれぞ
れ、実質的に同じ寸法を有し、実質的に同じ横断面形状
を有する。しかし、各スプリッタベーン70の長さはフ
ルベーン55の長さの約55%ないし約70%の範囲の
値を有する。それ故、数個のスプリッタベーン70の後
端部分76がインペラ10の出口部分48に関して並置
した第2基準円84に沿って位置したとき、各スプリッ
タベーン70の先端ヘッド部分72はインペラ10の入
口部分44に関して半径方向外側に離れた関係にて位置
し、第3基準円85に沿って存在することとなる。この
第3基準円85は、図2、3に明示するように、出口部
分48の方への半径方向の距離の約30%ないし約45
%の値の距離だけ、入口部分44の半径方向外側に位置
する。従って、第3基準円85はフルベーン55の中間
本体部分58の中間を通る。
【0034】凹状の環状くぼみ50の内径が約20mm
で外径が約49mmの典型的なトルクコンバータにおい
ては、フルベーン55はその先端ヘッド部分56におい
て約4.5mmの横断方向寸法(厚さ)を有し、後端部
分60において約1.25mmの横断方向寸法を有す
る。同様に、スプリッタベーン70はその先端ヘッド部
分72において約2.25mmの横断方向寸法を有し、
後端部分76において約1.25mmの横断方向寸法を
有する。フルベーン55及びスプリッタベーン70は翼
形状を有し、従って平坦ではないが、各ベーンの横断方
向寸法はその半径方向及び軸方向寸法に比べて比較的小
さい。
【0035】上記の寸法を有する凹状の環状くぼみ50
内では、上記の寸法を有する15個のフルベーン55を
使用し、これらのフルベーン55を約24度の角度間隔
で円周方向に離間して配置すると有効である。本発明を
具体化したインペラ10はまた、15個のスプリッタベ
ーン70を使用することができ、これらのスプリッタベ
ーンは、これらのスプリッタベーンとフルベーン55と
が約12度の角度間隔で円周方向に離間するように、フ
ルベーン55と交互に配置するのが好ましい。それぞれ
半径方向に位置したベーンについて説明したが、フルベ
ーン55及びスプリッタベーン70は完全に半径方向に
指向したものではないことに留意されたい。事実、各フ
ルベーン55及びスプリッタベーン70は半径方向の基
準面86に関してある角度θで傾斜しているのが好まし
い。上述した例示的なインペラ10を完成させるために
は、角度θは約18度となる。従って、フルベーン55
及びスプリッタベーン70は、その先端ヘッド部分5
6、72がインペラ10の回転方向(図3に矢印Rにて
示す方向)において片寄るように位置する。それ故、各
フルベーン55及びスプリッタベーン70のそれぞれの
後端部分60、76は、インペラ10の回転方向Rに関
して角度θだけ遅れる(角度θで終わっている)。
【0036】次に、作動を説明する。
【0037】上述の説明から明らかなように、本発明は
主としてトルクコンバータ12のためのインペラ10に
関し、特にインペラ10に使用するフルベーン55及び
スプリッタベーン70の形状及び配置に関する。フルベ
ーン55及びスプリッタベーン70の改善した形状及び
配置により、インペラ10は、液圧流体がインペラ10
の入口部分44へ入るときに、液圧流体を一層有効に受
入れる。インペラ10の角速度が常に変化しタービン3
0を去った後にインペラ10へ再進入する液圧流体の速
度が変化するため、流体は一定の入射角でインペラ10
へ進入しないことに留意されたい。本発明を具体化した
インペラはトルクコンバータ内で遭遇する幅広い入射角
にわたって衝撃及び乱流損失を減少させると共に、比較
的安価で信頼性の極めて高いポンプを提供する。
【0038】本発明により達成される改善を十分に認識
するためには、車両のトルクコンバータ12の環境内で
のインペラ10の作動を理解する必要がある。特に、タ
ービン30の速度が増大すると、インペラ10のヘッド
(水頭)に対抗する遠心ヘッドが発生する。タービンか
ら出る流体のヘッドは、ステータ28により流体がイン
ペラ10の入口部分44へ導かれるときに、ステータ2
8によって逆転される。ストール時及び低速度時には、
ステータ28上の力は、流体の流れ方向を最大限に修正
しなければならないので、最大となる。タービン30が
回転し始めると、インペラ10の入口部分44へ入る流
体は最も効果的でない入射角でインペラ10のフルベー
ン55に衝突する。典型的には、この最も効果的でない
入射角は、図6に示すような半径方向の基準面の一側で
約ー40度である。
【0039】タービン30の回転速度が増大するにつれ
て、流体流れは徐々に一層効果的になる入射角でインペ
ラ10に衝突する。その角度が基準面86(図6)の反
対側で約ー63度に達したとき、トルクコンバータ12
は流体継手(カップラー)として作動し始める。この入
射角は回転方向が方向Rである限りは正のものとして特
定される。
【0040】流体継手としては、タービン30へ入る流
体の方向及び速度は、運動エネルギが流体から引き出さ
れもしなければ流体へ加えられもしないものである。ト
ルクコンバータ12がオーバーラン速度で作動している
ときに生じるこのカップリング作用はドライブライン及
び路面ショックを吸収する。本質的には、トルクコンバ
ータ12は装置の振動を緩和するようなたわみ性の連結
を提供する。
【0041】トルクコンバータの設計上の最大困難点は
幅広い速度及び負荷の範囲にわたって高効率を達成させ
ることである。インペラ及び(又は)タービンの速度が
変化すると、インペラへ再進入する際の流体がインペラ
ベーンに衝突する入射角も変化する。デザインパラメー
タとして使用するためのトルクコンバータは一定の角速
度及び一定の負荷を有さないので、トルクコンバータは
デザイナーが選択した角速度で最も有効に作動するよう
に設計される。設計速度に対して角速度が増大又は減少
すると、トルクコンバータの効率は低下する。
【0042】本発明は、トルクコンバータ12が有効に
作動できる角速度の範囲を拡大させる。トルクコンバー
タ12に本発明を組み込むと、効率が増大する。損失が
減少すれば、効率及びトルク比が改善される。本発明の
改善した翼形状のデザインにより、コンバータの効率及
びストール時のトルク比がそれぞれ2%及び10%改善
される。このような改善により、燃費が約+0.21k
ph(+0.5mpg)改善され、車両の性能が−0.
5秒(0ないし96.5kph(60mpg)の時間)
改善される。
【0043】効率が改善される理由はいくつかある。第
1に、インペラ10の入口部分44の近傍で終端するベ
ーンの数を大幅に減少させることにより、入口流れ面積
が著しく改善される。すなわち、スプリッタベーン70
の先端ヘッド部分72がインペラ10の入口部分44か
ら半径方向に離れているので、入口流れ面積はフルベー
ン55のみの先端ヘッド部分56間の面積により定めら
れる。そして、フルベーン55及びスプリッタベーン7
0の後端部分60、76はインペラ10の出口部分48
に対して連続的に並置して位置している。従って、入口
流れ面積が増大した場合でさえも、インペラ10から出
る液圧流体に最終的なスラスト力を与える(ベーン5
5、70のそれぞれの)ベーン表面66、82は減少し
ない。
【0044】エネルギを伝達するトルクコンバータの能
力はインペラ10の流れ容量により大きく左右されるこ
とを諒解されたい。従来は、ブレードの数に対して最大
入口流れ面積を与えるように薄いシートメタルブレード
を使用することにより、流れ容量を最大化するようにし
ていた。それ故、シートメタルブレードに代えて、少な
くとも先端ヘッド部分に翼形状を有するベーンを使用す
るだけでは、入口流れ面積は減少する。しかし、本発明
を具体化したインペラ10は、翼形状の先端ヘッド部分
の好ましい入射角を採用し、それと同時に出口部分での
ブレード表面を減少させることなく入口流れ面積を増大
させることにより、利用可能な最も有効な特性を有して
いる。
【0045】従来から、インペラの主要な製造方法で
は、スタンピング加工したコア及びシェルハウジングに
シートメタルブレードを取り付けていた。この方法で
は、各ブレードをハウジングに個々に取り付けねばなら
ず、製造費が高かった。更に、ブレードとハウジングと
の連結の際に流れパターンに乱流や漏洩を生じさせるよ
うな障害があった。現在では、安価な鋳造方法でアルミ
ニウムや鉄を鋳造することにより物品を比較的安価に得
ることができる。上述のベーンの代わりに、インペラと
一体の部品としての鋳造ベーンを用いれば、各ベーンを
シェルやコアに取り付けるような高価な製造費を排除で
きる。
【0046】更に、本発明の方法は一層強靭なポンプ機
構を提供する。スタンピング加工したシートメタルブレ
ードを使用した場合ポンプに加わる圧力及び回転に対し
て天井を設けるという作動上の問題があった。約500
kPa及び7000rpm以上の場合、ベーンをハウジ
ングに締結するのに使用する連結部は破断し始める。し
かし、周知のように、圧力を高くすれば、液圧流体内へ
随伴される気泡による有害な効果を減少できる。液体圧
力がその蒸発圧力以下に下がると、流体はキャビテーシ
ョンを発生し、不当な効果を生じさせる。ベーンを一体
的に伴うシェルを鋳造すると、ポンプは一層大なる圧力
に耐えることができ、これにより流体にキャビテーショ
ンが発生する危険性を減少させる。翼形状の結果として
得られる改善された圧力分布によっても、キャビテーシ
ョンの効果を減少できる。
【0047】以上、本発明を具体化したトルクコンバー
タのためのインペラはその作動効率を維持したまま液圧
流体がインペラへ再進入できる入射角の範囲を拡大で
き、上記目的を達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両のエンジンとトランスミッションとの間に
組み込まれ本発明のインペラを使用したトルクコンバー
タの概略縦断面図である。
【図2】本発明のインペラを示す図1の一部の拡大断面
図である。
【図3】図2の3ー3線に沿って見たインペラの前面立
面図で、コアを省略したインペラ内でのフルベーンとス
プリッタベーンとの円周方向の位置を示す図である。
【図4】コアを省略した状態でインペラハウジングと一
体に形成したフルベーン及びその背後のスプリッタベー
ンを示す拡大斜視図である。
【図5】コアを省略した状態でインペラハウジングと一
体に形成したスプリッタベーン及びその背後のフルベー
ンを示す拡大斜視図である。
【図6】液圧流体がインペラ内でフルベーンに通常係合
できる入射角を示す図3の一部の拡大図である。
【符号の説明】
10 インペラ 12 トルクコンバータ 40 シェル 44 入口部分 45 コア 48 出口部分 50 凹状の環状くぼみ 55 フルベーン 56、72 先端ヘッド部分 58、74 中間本体部分 60、76 後端部分 62、78 バルブノーズ 64、66、80、82 対向表面 70 スプリッタベーン 83、84、85 基準円
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 セオドア・エドワード・ホジユナ アメリカ合衆国ミシガン州48310,スター リング・ハイツ,アルデン 3112

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルクコンバータ(12)のためのイン
    ペラ(10)であって、インペラの入口部分(44)を
    画定する半径方向内側の周辺部と、インペラの出口部分
    (48)を画定する半径方向外側の周辺部とを有し、凹
    状の環状くぼみ(50)を画定するようにこれら内側の
    周辺部と外側の周辺部との間で半径方向に湾曲している
    半円環殻即ち実質上セミトロイダル状のシェル(40)
    と;前記凹状の環状くぼみから離間し、前記シェルと共
    働してインペラの前記入口部分及び出口部分の内側境界
    を画定する凸状の外側表面を有するセミトロイダル状の
    コア(45)と;前記凹状の環状くぼみ内で前記シェル
    及びコア上に形成された複数個のフルベーン(55)及
    び複数個のスプリッタベーン(70)と;を備え、前記
    ベーンが円周方向に離間した状態で前記凹状の環状くぼ
    みのまわりで実質上半径方向に延びており、前記各ベー
    ンが先端ヘッド部分(56、72)と、中間本体部分
    (58、74)と、後端部分(60、76)とを有し、
    前記各先端ヘッド部分が前記入口部分に実質上対向して
    位置し、前記各後端部分が前記出口部分に隣接して位置
    し、前記先端ヘッド部分がバルブ(62、78)状にな
    っていて、前記中間本体部分に沿って収れんし前記後端
    部分で終端する曲線的に対向する表面(64、66、8
    0、82)を有するようなインペラにおいて、 前記スプリッタベーンの半径方向の寸法を前記フルベー
    ンの半径方向の寸法よりかなり小さくし、前記シェルの
    円周のまわりで前記スプリッタベーンと前記フルベーン
    とを交互に配置したことを特徴とするインペラ。
  2. 【請求項2】 少なくとも選択した前記フルベーン(5
    5)の前記先端ヘッド部分(56)が、前記入口部分
    (44)のまわりでこれと同心的にしかもこれに比較的
    近接して位置した第1の円周方向の基準円(83)に沿
    って位置し;前記フルベーン(55)及びスプリッタベ
    ーン(70)の前記後端部分(60、76)がインペラ
    の前記出口部分(48)の内側でこれと同心的にしかも
    これに比較的近接して位置した第2の円周方向の基準円
    (84)に沿って位置していることを特徴とする請求項
    1のインペラ。
  3. 【請求項3】 前記スプリッタベーン(70)の先端ヘ
    ッド部分(72)が前記第1の基準円(83)の外側で
    これと同心的に位置した第3の円周方向の基準円(8
    5)に沿って位置しており、該第3の基準円が前記フル
    ベーン(55)の前記中間本体部分(58)の中間を通
    っていることを特徴とする請求項2のインペラ。
  4. 【請求項4】 前記ベーン(55、70)がこれらのベ
    ーンを半径方向に傾斜させるようにして半径方向外向き
    に終わっており;前記各ベーンが半径方向に指向した基
    準線に関して鋭角をなして位置しており;この鋭角の一
    辺を画定するベーンの表面がインペラの回転時に先導表
    面を構成することを特徴とする請求項3のインペラ。
  5. 【請求項5】 前記ベーン(55、70)がほぼ18度
    の角度で終わっていることを特徴とする請求項4のイン
    ペラ。
  6. 【請求項6】 前記スプリッタベーン(70)の半径方
    向の寸法が前記フルベーン(55)の半径方向の寸法の
    約55%ないし約70%の範囲内の値を有することを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のインペ
    ラ。
  7. 【請求項7】 前記ベーン(55、70)の前記後端部
    分(60、76)が前記第2の基準円(84)に沿って
    12度の角度間隔で位置していることを特徴とする請求
    項1ないし6のいずれかに記載のインペラ。
  8. 【請求項8】 前記フルベーン(55)の前記先端ヘッ
    ド部分(56)が約4.5mmの横断方向寸法を有し、
    この寸法が前記後端部分(76)で約1.25mmの横
    断寸法まで減少するように前記中間本体部分(74)に
    わたって収れんしていることを特徴とする請求項1ない
    し7のいずれかに記載のインペラ。
  9. 【請求項9】 前記スプリッタベーン(70)の前記先
    端ヘッド部分(72)が約2.25mmの横断方向寸法
    を有し、この寸法が前記後端部分(76)で約1.25
    mmの横断寸法まで減少するように前記中間本体部分
    (74)にわたって収れんしていることを特徴とする請
    求項8のインペラ。
JP4052829A 1991-03-11 1992-03-11 トルクコンバータのインペラ Pending JPH0565950A (ja)

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US666966 1991-03-11

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