JPH0565703A - 融雪の施工方法 - Google Patents
融雪の施工方法Info
- Publication number
- JPH0565703A JPH0565703A JP25581391A JP25581391A JPH0565703A JP H0565703 A JPH0565703 A JP H0565703A JP 25581391 A JP25581391 A JP 25581391A JP 25581391 A JP25581391 A JP 25581391A JP H0565703 A JPH0565703 A JP H0565703A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow
- gravel
- far
- ceramic powder
- sand
- Prior art date
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- Pending
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- Road Paving Structures (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 従来、寒冷、積雪地帯における道路の雪処理
については、電力、化石燃料をエネルギー源としてい
る。本発明は従来のエネルギー源の約１０分の１のエネ
ルギー源で雪処理しようとするものである。 【構成】 遠赤外線放射セラミックス粉末と砂、砂利、
火山礫などを所定の割合で混練したものを、舗装道路上
に所定厚さに敷均したり、遠赤外線放射セラミックス粉
末と砂、砂利、火山礫などを混練焼成し粉砕したものを
屋根材などに吹付け乾燥させるようにした。
については、電力、化石燃料をエネルギー源としてい
る。本発明は従来のエネルギー源の約１０分の１のエネ
ルギー源で雪処理しようとするものである。 【構成】 遠赤外線放射セラミックス粉末と砂、砂利、
火山礫などを所定の割合で混練したものを、舗装道路上
に所定厚さに敷均したり、遠赤外線放射セラミックス粉
末と砂、砂利、火山礫などを混練焼成し粉砕したものを
屋根材などに吹付け乾燥させるようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、積雪、寒冷地帯などに
おいての雪害を解決できるものであり、また、省エネル
ギー問題に大なる効果がある融雪方法に関するものであ
る。
おいての雪害を解決できるものであり、また、省エネル
ギー問題に大なる効果がある融雪方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、寒冷、積雪地帯における道路の雪
処理については、電力、化石燃料をエネルギー源として
いる。また、屋根の積雪処理については、人手による所
謂雪降ろしとこの降ろした雪の雪捨て場への搬送が行わ
れている。
処理については、電力、化石燃料をエネルギー源として
いる。また、屋根の積雪処理については、人手による所
謂雪降ろしとこの降ろした雪の雪捨て場への搬送が行わ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。すな
わち、広範な面積に及ぶ道路の雪処理について、電力、
化石燃料をエネルギー源とすることは、現下のエネルギ
ー事情から見て極めて遺憾であることは論を俟たないと
ころである。人手による雪降ろしとこの降ろした雪の雪
捨て場への搬送にしても、労力と搬送費の出費は各家庭
においても大変な重荷となっている。本願は、従来の技
術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、上述の問題を解決できる
ものを提供しようとするものである。すなわち、従来の
融雪エネルギー源の約１０分の１のエネルギー源で融雪
処理しようとするものである。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。すな
わち、広範な面積に及ぶ道路の雪処理について、電力、
化石燃料をエネルギー源とすることは、現下のエネルギ
ー事情から見て極めて遺憾であることは論を俟たないと
ころである。人手による雪降ろしとこの降ろした雪の雪
捨て場への搬送にしても、労力と搬送費の出費は各家庭
においても大変な重荷となっている。本願は、従来の技
術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、上述の問題を解決できる
ものを提供しようとするものである。すなわち、従来の
融雪エネルギー源の約１０分の１のエネルギー源で融雪
処理しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第１発明は、遠赤外線放射セラミックス粉末と砂、砂
利、火山礫およびＪＳＲを所定の割合で混練し、これを
舗装道路上に所定厚さに敷均する融雪の施工方法であ
る。また、第２発明は、遠赤外線放射セラミックス粉末
と土および火山灰などを混練焼成し、粉砕して所定メッ
シュにしたものを、水または水に準ずるもので希釈し、
吹付けガンなどで屋根材としてのアルミニウム板、鉄
板、鉄などに吹付け乾燥させる融雪の施工方法である。
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第１発明は、遠赤外線放射セラミックス粉末と砂、砂
利、火山礫およびＪＳＲを所定の割合で混練し、これを
舗装道路上に所定厚さに敷均する融雪の施工方法であ
る。また、第２発明は、遠赤外線放射セラミックス粉末
と土および火山灰などを混練焼成し、粉砕して所定メッ
シュにしたものを、水または水に準ずるもので希釈し、
吹付けガンなどで屋根材としてのアルミニウム板、鉄
板、鉄などに吹付け乾燥させる融雪の施工方法である。
【０００５】
【実施例】以下実施例の詳細を説明する。本発明方法は
下記の如く構成されている。遠赤外線放射セラミックス
粉末と砂、砂利、火山礫およびＪＳＲ（日本合成株式会
社製）を混練したものを、舗装道路上に厚さ２ｃｍ〜３
ｃｍに敷均する。この結果、温度差プラスマイナス１℃
の状況において、路面上の雪、氷が解け始めることを確
認できた。ＪＳＲとは日本合成株式会社製の舗装用混和
剤（商標〜オーデックス）のことである。
下記の如く構成されている。遠赤外線放射セラミックス
粉末と砂、砂利、火山礫およびＪＳＲ（日本合成株式会
社製）を混練したものを、舗装道路上に厚さ２ｃｍ〜３
ｃｍに敷均する。この結果、温度差プラスマイナス１℃
の状況において、路面上の雪、氷が解け始めることを確
認できた。ＪＳＲとは日本合成株式会社製の舗装用混和
剤（商標〜オーデックス）のことである。
【０００６】本発明で遠赤外線放射セラミックス粉末と
は、加熱されて遠赤外線を放射するものであれば特に限
定されていないが、遠赤外線の放射強度の強いものとし
て、ＳｉＯ2 ，Ａｌ2 Ｏ3 ，Ｆｅ2 Ｏ3 ，ＴｉＯ2 ，Ｍ
ｎＯ，ＣａＯ，ＭｇＯを含有し、各成分の重量比がＳｉ
Ｏ2 ：５５％〜７０％，Ａｌ2 Ｏ3 ：１０％〜２０％，
Ｆｅ2 Ｏ3 ：３％〜１０％，ＴｉＯ2 ，ＭｎＯ，ＣａＯ
及びＭｇＯの総量：１％〜２０％であるセラミックスを
挙げることができる。なお、この場合、ＴｉＯ2 ，Ｍｎ
Ｏ，ＣａＯ及びＭｇＯの各々の量は特に限定されていな
いが、これら４成分の総量が１％〜２０％の範囲にある
と特に良好な遠赤外線放射特性が得られる。かかる遠赤
外線放射セラミックスは、粘土，長石，石英，タルク等
を原料として構成してもよいが、ＳｉＯ2 ，Ａｌ2 Ｏ
3 ，Ｆｅ2 Ｏ3 ，ＴｉＯ2 ，ＭｎＯ，ＣａＯ，ＭｇＯ
が、上記配合比率となるようにして原料をボールミル等
でよく混合し、脱水・乾燥後、製粉して約３００℃〜約
１２００℃で焼成した後、粉砕してパウダー状としても
よい。
は、加熱されて遠赤外線を放射するものであれば特に限
定されていないが、遠赤外線の放射強度の強いものとし
て、ＳｉＯ2 ，Ａｌ2 Ｏ3 ，Ｆｅ2 Ｏ3 ，ＴｉＯ2 ，Ｍ
ｎＯ，ＣａＯ，ＭｇＯを含有し、各成分の重量比がＳｉ
Ｏ2 ：５５％〜７０％，Ａｌ2 Ｏ3 ：１０％〜２０％，
Ｆｅ2 Ｏ3 ：３％〜１０％，ＴｉＯ2 ，ＭｎＯ，ＣａＯ
及びＭｇＯの総量：１％〜２０％であるセラミックスを
挙げることができる。なお、この場合、ＴｉＯ2 ，Ｍｎ
Ｏ，ＣａＯ及びＭｇＯの各々の量は特に限定されていな
いが、これら４成分の総量が１％〜２０％の範囲にある
と特に良好な遠赤外線放射特性が得られる。かかる遠赤
外線放射セラミックスは、粘土，長石，石英，タルク等
を原料として構成してもよいが、ＳｉＯ2 ，Ａｌ2 Ｏ
3 ，Ｆｅ2 Ｏ3 ，ＴｉＯ2 ，ＭｎＯ，ＣａＯ，ＭｇＯ
が、上記配合比率となるようにして原料をボールミル等
でよく混合し、脱水・乾燥後、製粉して約３００℃〜約
１２００℃で焼成した後、粉砕してパウダー状としても
よい。
【０００７】実施例１（寒冷、積雪地帯における舗装道
路の融雪の場合） 「製法」遠赤外線放射セラミックス粉末と砂、砂利、火
山礫およびＪＳＲを、遠赤外線放射セラミックス粉末は
２０％〜３０％、砂、砂利は６０％〜７０％、ＪＳＲは
５％〜１０％の割合で９０℃〜１２０℃で混練する。 「使用方法と効果」従来の舗装道路上に厚さ２ｃｍ〜３
ｃｍに敷均することにより、温度差プラスマイナス１℃
の状況において、路面上の雪、氷が解け始めることを確
認できた。さらに、−１０℃〜−１５℃の冷凍庫などで
の実験ではプラスマイナス１℃の温度差があれば、氷が
素早く解けることが確認できた。このことにより、従来
の国道およびあらゆる道路の路面上に２ｃｍ〜３ｃｍの
厚さに敷設することにより、雪および氷などの除去に威
力を発揮し、場合によっては除排雪の必要がなくなる可
能性がある正に画期的な発明である。
路の融雪の場合） 「製法」遠赤外線放射セラミックス粉末と砂、砂利、火
山礫およびＪＳＲを、遠赤外線放射セラミックス粉末は
２０％〜３０％、砂、砂利は６０％〜７０％、ＪＳＲは
５％〜１０％の割合で９０℃〜１２０℃で混練する。 「使用方法と効果」従来の舗装道路上に厚さ２ｃｍ〜３
ｃｍに敷均することにより、温度差プラスマイナス１℃
の状況において、路面上の雪、氷が解け始めることを確
認できた。さらに、−１０℃〜−１５℃の冷凍庫などで
の実験ではプラスマイナス１℃の温度差があれば、氷が
素早く解けることが確認できた。このことにより、従来
の国道およびあらゆる道路の路面上に２ｃｍ〜３ｃｍの
厚さに敷設することにより、雪および氷などの除去に威
力を発揮し、場合によっては除排雪の必要がなくなる可
能性がある正に画期的な発明である。
【０００８】実施例２（屋根における融雪の場合） 「製法」遠赤外線放射セラミックス粉末と土および火山
灰などを混練焼成し、粉砕、パウダー５０メッシュ〜２
００メッシュにする。 「使用方法と効果」上記製法で得たものを、水または水
に準ずるもので希釈し、吹付けガンなどで屋根材として
のアルミニウム板、鉄板、鉄などに吹付け乾燥させる。
氷の溶解度は通常の約９倍〜１０倍の速さがある。ま
た、−２℃〜−１８℃における氷の解ける速さは、温度
差プラスマイナス１℃の温度により、その速度は通常の
溶解度の７倍〜１０倍の速さになることを確認した。
灰などを混練焼成し、粉砕、パウダー５０メッシュ〜２
００メッシュにする。 「使用方法と効果」上記製法で得たものを、水または水
に準ずるもので希釈し、吹付けガンなどで屋根材として
のアルミニウム板、鉄板、鉄などに吹付け乾燥させる。
氷の溶解度は通常の約９倍〜１０倍の速さがある。ま
た、−２℃〜−１８℃における氷の解ける速さは、温度
差プラスマイナス１℃の温度により、その速度は通常の
溶解度の７倍〜１０倍の速さになることを確認した。
【０００９】作用について効果と共に説明する。
【００１０】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。積雪、寒冷地などにおけ
る雪害、すなわち、交通事故、列車事故、屋根の落雪事
故などを未然に防ぐことができると共に、我が国におけ
るエネルギーの大幅な節約に資することができるもので
ある。
で次に記載する効果を奏する。積雪、寒冷地などにおけ
る雪害、すなわち、交通事故、列車事故、屋根の落雪事
故などを未然に防ぐことができると共に、我が国におけ
るエネルギーの大幅な節約に資することができるもので
ある。
Claims (2)
- 【請求項１】 遠赤外線放射セラミックス粉末と砂、砂
利、火山礫およびＪＳＲを所定の割合で混練し、これを
舗装道路上に所定厚さに敷均することを特徴とする融雪
の施工方法。 - 【請求項２】 遠赤外線放射セラミックス粉末と土およ
び火山灰などを混練焼成し、粉砕して所定メッシュにし
たものを、水または水に準ずるもので希釈し、吹付けガ
ンなどで屋根材としてのアルミニウム板、鉄板、鉄など
に吹付け乾燥させることを特徴とする融雪の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25581391A JPH0565703A (ja) | 1991-09-07 | 1991-09-07 | 融雪の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25581391A JPH0565703A (ja) | 1991-09-07 | 1991-09-07 | 融雪の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565703A true JPH0565703A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=17283984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25581391A Pending JPH0565703A (ja) | 1991-09-07 | 1991-09-07 | 融雪の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0565703A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01250506A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-05 | Yasuro Kuratomi | 遠赤外線放射による除雪方法 |
| JPH01250569A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-05 | Yasuro Kuratomi | 遠赤外線放射による除雪方法 |
| JPH02101209A (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-13 | Shinshu Ceramics:Kk | 融雪用道路構造体およびその施工方法 |
-
1991
- 1991-09-07 JP JP25581391A patent/JPH0565703A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01250506A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-05 | Yasuro Kuratomi | 遠赤外線放射による除雪方法 |
| JPH01250569A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-05 | Yasuro Kuratomi | 遠赤外線放射による除雪方法 |
| JPH02101209A (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-13 | Shinshu Ceramics:Kk | 融雪用道路構造体およびその施工方法 |
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