JPH0565596U

JPH0565596U - インデックス貼付用定規

Info

Publication number: JPH0565596U
Application number: JP1659892U
Authority: JP
Inventors: 貴早坂
Original assignee: Kyowa Exeo Corp
Current assignee: Kyowa Exeo Corp
Priority date: 1992-02-20
Filing date: 1992-02-20
Publication date: 1993-08-31

Abstract

(57)【要約】【目的】インデックスの貼付を正確且つ容易に行うた
めの、新規なインデックス貼付用定規を提供すること。【構成】矩形定規（１）の少なくとも一方の長辺に、
合わせ目盛り（２）を施して成るインデックス貼付用定
規であって、前記合わせ目盛り（２）が索引用インデッ
クス（３）と略同じ幅であると共に、又は索引用インデ
ックス（３）の相互間に隙間（４）を持たせる如く等間
隔に施されて成るインデックス貼付用定規。本考案のイ
ンデクス貼付用定規は、例えば図に示した如く、索引用
インデックス（３）を定規の所定の位置に仮付けしてお
き、この状態で、書類の端辺に定規を当てがい、定規か
ら突出したインデックス（３）の部分を書類に貼付させ
た後、定規からインデックス（３）を剥がして折り曲
げ、書類に本付けすることができるので大変便利であ
る。又、定規に仮付けしたインデックスは、容易に剥が
すことができるのでインデックスを何度でも貼り直すこ
とができ、正確にインデックスを書類の所定の位置に貼
付することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、索引用インデックスの貼付を正確且つ容易にするためのインデックス貼付用定規に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、出納帳・各種台帳・伝票・名刺等をバインダー等にファイリングする際には、整理番号、年月日、五十音等の見出しを索引用インデックス（所謂タックインデックス）に付して、書類の端辺に順次ずらして貼付することが行われている。

【０００３】しかしながら、索引用インデックス（以下、単に「インデックス」とする。）の貼付作業は、目見当で行っているため間隔がずれたり歪んだりする場合があり、貼付が浅過ぎる場合にはインデックスが取れてしまうこともある。そこで、このように面倒なインデックスの貼付作業を正確且つ容易に行うことのできる、新たな用具の開発が要望されるに至った。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案者は、上記の要望に応えるべく検討を重ねた結果、インデックスの幅と略同一の間隔で目盛りが施された矩形定規を使用することにより、正確且つ容易にインデックスを書類に貼付することができることを見出し本考案に到達した。従って、本考案の目的は、インデックスの貼付を正確且つ容易に行うための、新規なインデックス貼付用定規を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案の上記の目的は、矩形定規の少なくとも一方の長辺側に、合わせ目盛りが施されて成るインデックス貼付用定規であって、前記合わせ目盛りが、インデックスと略同じ幅であると共に、又はインデックスの相互間に隙間を持たせる如く等間隔に施されて成ることを特徴とするインデックス貼付用定規によって達成された。

【０００６】本考案のインデックス貼付用定規は、インデックス貼付専用の定規とすることもできるが、寸法目盛りが施された公知の矩形定規に、後述する合わせ目盛りを施して汎用定規とすることもできる。矩形定規の長さは任意であるが、取り扱い容易性及び書類のサイズ等を考慮して２０〜４０ｃｍ程度とすることが好ましい。

【０００７】又、本考案においては、少なくとも、市販されている全てのインデックスに適応できるように、一つの矩形定規に各インデックスに対応する合わせ目盛りを施すこともできる。この場合、夫々の合わせ目盛りを矩形定規の一方の長辺側に平行に施すことも、矩形定規の表面及び裏面の両長辺側に別々に施すこともできる。又、合わせ目盛りに連番を付したり、間隔の異なる合わせ目盛りに夫々異なる彩色を施すこともできる。

【０００８】本考案のインデックス貼付用定規を使用するに際しては、インデックス貼付用定規を書類の端辺と平行に、且つ書類からわずかに離して置き、それに合わせてインデックスを書類に直接貼付させることもできるが、インデックスが定規から容易に剥がれるように定規の材質を選び、又は定規の表面を処理した場合には、インデックスの貼付部の一方がインデックス貼付用定規の端辺から突出するようにインデックス貼付用定規に仮付けしておき、インデックス貼付用定規を書類の端辺に当接させて本付けすることができる。この場合には、更に貼付作業が正確且つ容易になる。

【０００９】

【実施例】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述するが、本考案はこれによって限定されるものではない。図１は、本考案のインデックス貼付用定規の一実施例を示す平面図である。図中、符号（１）は矩形定規、（２）は合わせ目盛りを示す。

【００１０】本実施例のインデックス貼付用定規は、一方の長辺に全長３０ｃｍの寸法目盛りが施された矩形定規（１）の他方の長辺に、合わせ目盛り（２）を施して成る汎用定規である。本実施例における合わせ目盛り（２）は、幅の異なる４種類のインデックスに適応できるように、図に示した如く間隔の異なる目盛りを４段に施してある。

【００１１】図２は、本考案のインデックス貼付用定規の他の実施例を示す平面図である。図中の符号（１）及び（２）は図１と同義であり、符号（３）はインデックスを示す。本実施例のインデックス貼付用定規は、矩形定規（１）の表面及び裏面の両長辺に、夫々異なる間隔で合わせ目盛り（２）が施されて成るインデックス専用の定規である。本実施例において合わせ目盛り（２）は、相隣接するインデックスと重なることがないように隙間（４）を設けている。

【００１２】図２は、インデックス（３）を矩形定規（１）の合わせ目盛り（２）に仮付けした状態を示した図である。インデックス（３）は、定規から容易に剥ぎ取ることができるので、正確に位置決めすることができる。この状態で、書類の端辺に定規を当てがい、定規から突出したインデックス（３）の部分を書類に貼付させた後、定規からインデックス（３）を剥がして折り曲げ、書類に本付けする。

【００１３】

【考案の効果】

以上詳述した如く、本考案のインデックス貼付用定規を使用すれば、インデックスの貼付作業が極めて正確且つ容易になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本考案のインデックス貼付用定規の一
実施例を示す平面図である。

【図２】図２は、本考案のインデックス貼付用定規の他
の実施例を示す平面図である。

【符号の説明】

１・・・・矩形定規２・・・・位置決め用目盛り３・・・・インデックス

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】矩形定規の少なくとも一方の長辺側に、
合わせ目盛りが施されて成るインデックス貼付用定規で
あって、前記合わせ目盛りが、インデックスと略同じ幅であると
共に、又はインデックスの相互間に隙間を持たせる如く
等間隔に施されて成ることを特徴とするインデックス貼
付用定規。
【請求項２】一方の長辺側に寸法目盛りが施されて成
る矩形定規の他方の長辺側に、合わせ目盛りが施されて
成る請求項１に記載のインデックス貼付用定規。
【請求項３】合わせ目盛りが同一面の同一長辺側に、
２段以上色違いに施されて成る請求項１又は２に記載の
インデックス貼付用定規。
【請求項４】矩形定規の表面及び裏面の両長辺側に夫
々異なる幅の合わせ目盛りが施されて成る請求項１〜３
に記載のインデックス貼付用定規。
【請求項５】合わせ目盛りに連番を付して成る請求項
１〜４の何れかに記載のインデックス貼付用定規。