JPH0565166A - 包装用支持部材 - Google Patents
包装用支持部材Info
- Publication number
- JPH0565166A JPH0565166A JP25590191A JP25590191A JPH0565166A JP H0565166 A JPH0565166 A JP H0565166A JP 25590191 A JP25590191 A JP 25590191A JP 25590191 A JP25590191 A JP 25590191A JP H0565166 A JPH0565166 A JP H0565166A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- sawdust
- mixture
- fibriform
- fiber content
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、遊休資源の活用により、各種商
品を輸送時の衝撃から保護するための包装用支持部材を
提供することを目的とする。 【構成】 本発明にかかわる包装用支持部材は、おがく
ず、もみ殻、又は木砕繊維から選ばれた木質繊維含有物
と繊維状合成樹脂の混合物を加熱加圧成型したものであ
ることを特徴とする。
品を輸送時の衝撃から保護するための包装用支持部材を
提供することを目的とする。 【構成】 本発明にかかわる包装用支持部材は、おがく
ず、もみ殻、又は木砕繊維から選ばれた木質繊維含有物
と繊維状合成樹脂の混合物を加熱加圧成型したものであ
ることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、各種商品を輸送時の
衝撃から保護するための包装用支持部材に関するもので
ある。
衝撃から保護するための包装用支持部材に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】テレビジョン、ビデオレコーダーその他
の家庭用電気製品、コンピュータ、ワードプロセッサー
その他の事務用電気製品はもとより、各種の衝撃に弱い
商品を輸送時の衝撃から保護するために、従来は該商品
の外部形状に合わせて凹型に成型した発泡ポリスチレン
を外部支持部材として用い外装との隙間をなくした上で
段ボールケースに収納する包装方法がこれまで一般的に
用いられてきた。しかし発泡ポリスチレンは燃焼時に大
量の黒煙を発生するという問題や、燃焼時の発熱量が大
きいためゴミ処理燃焼炉が高温となり炉材の耐久年限が
短くなることや、有限な石油資源を浪費するなどの観点
から見直しが求められている。段ポール素材を多段に重
ねた上で所要の窪みをカットした包装用支持部材も提案
されているが、被包装物の外部形状に合わせた凹部を有
するものを得るためには加工作業に手間がかかるという
問題がある。
の家庭用電気製品、コンピュータ、ワードプロセッサー
その他の事務用電気製品はもとより、各種の衝撃に弱い
商品を輸送時の衝撃から保護するために、従来は該商品
の外部形状に合わせて凹型に成型した発泡ポリスチレン
を外部支持部材として用い外装との隙間をなくした上で
段ボールケースに収納する包装方法がこれまで一般的に
用いられてきた。しかし発泡ポリスチレンは燃焼時に大
量の黒煙を発生するという問題や、燃焼時の発熱量が大
きいためゴミ処理燃焼炉が高温となり炉材の耐久年限が
短くなることや、有限な石油資源を浪費するなどの観点
から見直しが求められている。段ポール素材を多段に重
ねた上で所要の窪みをカットした包装用支持部材も提案
されているが、被包装物の外部形状に合わせた凹部を有
するものを得るためには加工作業に手間がかかるという
問題がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点を解決した新規な包装用支持部材を提供するこ
とを目的とする。
な問題点を解決した新規な包装用支持部材を提供するこ
とを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明にかかわる包装用
支持部材は、おがくず、もみ殻、又は木砕繊維から選ば
れた木質繊維含有物と繊維状合成樹脂の混合物を加熱加
圧成型したものであることを特徴とする。
支持部材は、おがくず、もみ殻、又は木砕繊維から選ば
れた木質繊維含有物と繊維状合成樹脂の混合物を加熱加
圧成型したものであることを特徴とする。
【０００５】おがくずは、かつては製材工業の副製品で
あったが、最近は間伐材や製材屑の有効利用を図るた
め、おがくずそのものを主目的として製造され、茸の人
工栽培の培地とか、畜舎の敷き藁代りなどに利用されて
おり、遊休資源の活用として注目されている。木砕繊維
は、間伐材や製材屑などをチップ状とし、加圧後急激に
減圧して爆砕し繊維状としたもので、繊維ボードの製造
に用いられている。もみ殻は、言うまでもなく籾から脱
穀した後の殻であるが、現状では有効利用されることな
く焼却処理されている。従ってこれらを有効利用するこ
とは資源の多角的利用の点で好ましい。
あったが、最近は間伐材や製材屑の有効利用を図るた
め、おがくずそのものを主目的として製造され、茸の人
工栽培の培地とか、畜舎の敷き藁代りなどに利用されて
おり、遊休資源の活用として注目されている。木砕繊維
は、間伐材や製材屑などをチップ状とし、加圧後急激に
減圧して爆砕し繊維状としたもので、繊維ボードの製造
に用いられている。もみ殻は、言うまでもなく籾から脱
穀した後の殻であるが、現状では有効利用されることな
く焼却処理されている。従ってこれらを有効利用するこ
とは資源の多角的利用の点で好ましい。
【０００６】繊維状合成樹脂としてはポリエチレン繊
維、ポリプロピレン繊維などのポリオレフィン繊維が市
販されているので、それらを使用することができる。
維、ポリプロピレン繊維などのポリオレフィン繊維が市
販されているので、それらを使用することができる。
【０００７】本発明の包装用支持部材を製造するに当っ
ては、おがくず、もみ殻、又は木砕繊維から選ばれた木
質繊維含有物と繊維状合成樹脂を均一に混合し、所望の
形状の型に充填し、使用した合成樹脂の溶融温度又は硬
化温度以上に加熱加圧すれば、繊維状合成樹脂のネット
ワークが形成され、おがくずは繊維状合成樹脂のネット
ワーク中に分散した状態で一体化し、強固な成型物が得
られる。
ては、おがくず、もみ殻、又は木砕繊維から選ばれた木
質繊維含有物と繊維状合成樹脂を均一に混合し、所望の
形状の型に充填し、使用した合成樹脂の溶融温度又は硬
化温度以上に加熱加圧すれば、繊維状合成樹脂のネット
ワークが形成され、おがくずは繊維状合成樹脂のネット
ワーク中に分散した状態で一体化し、強固な成型物が得
られる。
【０００８】おがくずなどの木質繊維含有物と繊維状合
成樹脂の混合割合は最終製品に要求される強度等に応じ
て適宜定めれば良い。
成樹脂の混合割合は最終製品に要求される強度等に応じ
て適宜定めれば良い。
【０００９】本発明の包装用支持部材は使用後廃棄され
るが、おがくず、もみ殻、又は木砕繊維は天然物なので
バクテリア分解され易く、また燃焼処理した場合でも炭
酸ガスと水になるので、環境に悪影響を与える恐れが少
ない。
るが、おがくず、もみ殻、又は木砕繊維は天然物なので
バクテリア分解され易く、また燃焼処理した場合でも炭
酸ガスと水になるので、環境に悪影響を与える恐れが少
ない。
【００１０】
【発明の効果】遊休資源の活用により、各種商品を輸送
時の衝撃から保護するための包装用支持部材が得られ
る。
時の衝撃から保護するための包装用支持部材が得られ
る。
Claims (1)
- 【請求項１】 おがくず、もみ殻、又は木砕繊維から選
ばれた木質繊維含有物と繊維状合成樹脂の混合物を加熱
加圧成型したものであることを特徴とする包装用支持部
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25590191A JPH0565166A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 包装用支持部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25590191A JPH0565166A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 包装用支持部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565166A true JPH0565166A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=17285148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25590191A Pending JPH0565166A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 包装用支持部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0565166A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6877192B2 (en) | 2001-01-31 | 2005-04-12 | Ykk Corporation | Slide fastener and manufacturing method thereof |
-
1991
- 1991-09-09 JP JP25590191A patent/JPH0565166A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6877192B2 (en) | 2001-01-31 | 2005-04-12 | Ykk Corporation | Slide fastener and manufacturing method thereof |
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