JPH0565075U - メタルコネクタ - Google Patents

メタルコネクタ

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JPH0565075U
JPH0565075U JP1049492U JP1049492U JPH0565075U JP H0565075 U JPH0565075 U JP H0565075U JP 1049492 U JP1049492 U JP 1049492U JP 1049492 U JP1049492 U JP 1049492U JP H0565075 U JPH0565075 U JP H0565075U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal connector
shell
insulator
mounting panel
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP1049492U
Other languages
English (en)
Inventor
幸利 本山
太志 永田
裕人 吉江
哲郎 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP1049492U priority Critical patent/JPH0565075U/ja
Publication of JPH0565075U publication Critical patent/JPH0565075U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、シェル内に挿入されたインシュレー
タの間隙を通って内側に水が侵入しないようにした、メ
タルコネクタを提供することを目的とする。 【構成】ほぼ中空円筒状に形成された金属製のシェル1
1と、該シェル内に挿入され固定されたエポキシ樹脂等
の絶縁材料から成るインシュレータ13と、該インシュ
レータを貫通するように植設された複数本のピンコンタ
クト14とを含んでいる、メタルコネクタ10におい
て、該インシュレータの外側面にて、該インシュレータ
とシェルとの間の領域に、パッキン17が備えられてい
るように、メタルコネクタ10を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、メタルコネクタ、特に防水構造のメタルコネクタに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばクレーン等のリモコン装置においては、油圧制御部と、クレーン 等に設けられた油圧バルブ制御部との間が、多芯ケーブルにより接続されるよう になっている。この多芯ケーブルの両端をそれぞれ上記リモコン操作部及び操作 制御部に接続するためには、一般にメタルコネクタが採用されている。
【0003】 このようなメタルコネクタは、例えば図2に示すように構成されている。即ち 、図2において、メタルコネクタ1は、ほぼ中空円筒状に形成された金属製のシ ェル2と、該シェル2内に挿入され且つ、リン青銅等の弾性材料から成る保持リ ング3により、該シェル2の内面に対して固定されたエポキシ樹脂等の絶縁材料 から成るインシュレータ4と、該インシュレータ4を貫通するように植設された 複数本のピンコンタクト5とから構成されている。
【0004】 さらに、該シェル2の外周面には、該シェル2に一体的に形成された外側に突 出するフランジ部2aと、該フランジ部2aから一端に向かって周面に設けられ たネジ部2bと、該ネジ部2bに螺合され且つ上記フランジ部2aに対してワッ シャ6を挟んで対向せしめられるナット7とを有している。
【0005】 このように構成されたメタルコネクタ1は、図示しない機器の取付パネル8に 設けられた取付孔8aに対して、外側から、シェル2のネジ部2bを挿入し、取 付パネルの内側に突出したネジ部2bに、ワッシャ6及びナット7を装着し、該 ナット7を締め付けることにより、該メタルコネクタ1が、該取付パネルに対し て固定せしめられる。
【0006】 このとき、該シェル2のフランジ部2aの端面には、図示のようにガスケット 2a’が備えられていることから、該シェル2は、取付パネル8の取付孔8aに 対して液密的に取り付けられ得る。
【0007】 尚、該メタルコネクタ1の取付パネル内側に露出する各ピンコンタクト5の先 端には、それぞれハンダ付けにより接続コードが接続されるようになっている。
【0008】 このようにして取付パネルに対して固定されたメタルコネクタ1は、その前面 から、これに対応して同様に構成された雌型メタルコネクタ9が装着され、その 際、そのシェル2の先端2cが、該雌型メタルコネクタ9の内部に備えられたガ スケット9aに当接することにより、該メタルコネクタ1及び雌型メタルコネク タ9の内部が、外部に対して液密的に密封せしめられ得る。
【0009】 尚、雌型メタルコネクタ9は、ほぼ中空円筒状のシェル9b内に挿入固定され たインシュレータ9cと、該インシュレータ9c内に埋設された複数個のソケッ トコンタクト9dとを含んでいる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように構成されたメタルコネクタ1においては、メタルコ ネクタ1及び雌型メタルコネクタ9の接続部分及びメタルコネクタ1の取付パネ ル8への取付部分においては、外部に対して液密的に構成されているが、メタル コネクタ1のインシュレータ4は、シェル2の内面に対して液密的に固定されて いない。
【0011】 このため、例えば該雌型メタルコネクタ9に接続されるケーブルCの外被が破 損した場合には、該ケーブルCの破損箇所からケーブルC内に水が侵入すること があり、該ケーブルC内に侵入した水は、ケーブルに沿って雌型メタルコネクタ 9内から、メタルコネクタ1のシェル2内に達し、さらにインシュレータ4とシ ェル2との間隙を通って、該メタルコネクタ1の図面にて右方に流入して、最終 的に取付パネル8の内側に侵入してしまい、該取付パネルの内部に備えられた部 品,回路等が濡れてしまうという問題があった。
【0012】 本考案は、以上の点に鑑み、シェル内に挿入されたインシュレータの間隙を通 って内側に水が侵入しないようにした、メタルコネクタを提供することを目的と している。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本考案によれば、ほぼ中空円筒状に形成された金属製のシェルと 、該シェル内に挿入され固定されたエポキシ樹脂等の絶縁材料から成るインシュ レータと、該インシュレータを貫通するように植設された複数本のピンコンタク トとを含んでいる、メタルコネクタにおいて、該インシュレータの外側面にて、 該インシュレータとシェルとの間の領域に、パッキンが備えられていることを特 徴とする、メタルコネクタにより、達成される。
【0014】
【作用】
上記構成によれば、シェルの内部にて、インシュレータとシェル内面との間の 間隙が、該インシュレータの外側面からパッキンによって、液密的に封止されて いることから、本メタルコネクタに組み合わされるメタルコネクタに接続さたケ ーブル等が破損した場合に、該ケーブル内を通って、本メタルコネクタのシェル 内のインシュレータより外側の部分に侵入した水は、該シェルとインシュレータ との間の間隙を通って、該インシュレータより内側部分に侵入することが、阻止 され得ることになり、従って、本メタルコネクタが取り付けられる取付パネル内 部あるいは各種機器のケース内等に水が侵入するようなことはなく、完全な防水 構造が得られることになる。
【0015】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。 図1は、本考案によるメタルコネクタの一実施例を示している。
【0016】 メタルコネクタ10は、ほぼ中空円筒状に形成された金属製のシェル11と、 該シェル11内に挿入され且つ、リン青銅等の弾性材料から成る保持リング12 により、該シェル11の内面に対して固定されたエポキシ樹脂等の絶縁材料から 成るインシュレータ13と、該インシュレータ13を貫通するように植設された 複数本のピンコンタクト14とから構成されている。
【0017】 さらに、該シェル11の外周面には、該シェル11に一体的に形成された外側 に突出するフランジ部11aと、該フランジ部11aから一端に向かって周面に 設けられたネジ部11bと、該ネジ部11bに螺合され且つ上記フランジ部11 aに対してワッシャ15を挟んで対向せしめられるナット16とを有している。
【0018】 以上の構成は、図2に示した従来のメタルコネクタ1と同様の構成であるが、 本考案によるメタルコネクタ10においては、さらに、該インシュレータ13の 外側面にて、該インシュレータ13とシェル11との間の領域に、ゴム等から成 る同心円状のパッキン17が備えられている。これによって、該インシュレータ 13とシェル11の内面との間の間隙は、液密的に封止されることになる。
【0019】 本考案によるメタルコネクタ10は、以上のように構成されており、メタルコ ネクタ10を、図示しない機器の取付パネル18に設けられた取付孔18aに対 して取り付ける場合には、該取付パネル18の外側から、シェル11のネジ部1 1bを挿入し、取付パネル18の内側に突出したネジ部11bに、ワッシャ15 及びナット16を装着し、該ナット16を締め付けることにより、該メタルコネ クタ10が、該取付パネル18に対して固定せしめられる。
【0020】 このとき、該シェル11のフランジ部11aの端面には、図示のようにガスケ ット11a’が備えられているので、該シェル11は、取付パネル18の取付孔 18aに対して液密的に取り付けられ得る。
【0021】 尚、該メタルコネクタ10の取付パネル18内側に露出する各ピンコンタクト 14の先端には、それぞれハンダ付けにより接続コードが接続されるようになっ ている。
【0022】 このようにして取付パネル18に対して固定されたメタルコネクタ10は、そ の前面から、これに対応して同様に構成された雌型メタルコネクタ19が装着さ れると、そのシェル11の先端11cが、該雌型メタルコネクタ19の内部に備 えられたガスケット19aに当接することにより、該メタルコネクタ10及び雌 型メタルコネクタ19の内部が、外部に対して液密的に密封せしめられ得る。
【0023】 また、該雌型メタルコネクタ19のシェルの先端19bが、本メタルコネクタ 10のシェル11内にて、インシュレータ13と該シェル11の内面との間の領 域に備えられたパッキン17に当接することにより、該シェル11のインシュレ ータ13より内側部分に対して液密的に閉塞されていることから、該メタルコネ クタ10が取り付けられている取付パネル18の内側に対しても、密封されるこ とになる。尚、パッキン17は、該雌型メタルコネクタ19のガスケット19a よりも柔らかい材質でできており、シェル11の先端11cと該雌型メタルコネ クタ19のガスケット19aとの密封に影響を与えないようになっている。
【0024】 従って、例えば該雌型メタルコネクタ19に接続されるケーブルCの外被の破 損等により、該ケーブルCの破損箇所からケーブル内Cに水が侵入して、該ケー ブルCに沿って雌型メタルコネクタ19内から本メタルコネクタ10のシェル1 1内に、水が侵入したとしても、該シェル11とインシュレータ13との間の間 隙がパッキン17によって密封されているので、上記水が該間隙を通ってインシ ュレータ13より内側部分に侵入することが、確実に阻止され得る。
【0025】 尚、雌型メタルコネクタ19は、ほぼ中空円筒状のシェル19c内に挿入固定 されたインシュレータ19dと、該インシュレータ19d内に埋設された複数個 のソケットコンタクト19eとを含んでいる。
【0026】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、シェル内に挿入されたインシュレータの 間隙を通って内側に水が侵入しない、極めて優れたメタルコネクタが提供され得 ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるメタルコネクタの一実施例を示す
概略断面図である。
【図2】従来のメタルコネクタの一例を示す概略断面図
である。
【符号の説明】
10 メタルコネクタ 11 シェル 12 保持リング 13 インシュレータ 14 ピンコンタクト 15 ワッシャ 16 ナット 17 パッキン 18 取付パネル 19 雌型メタルコネクタ C ケーブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ中空円筒状に形成された金属製のシ
    ェルと、該シェル内に挿入され固定されたエポキシ樹脂
    等の絶縁材料から成るインシュレータと、該インシュレ
    ータを貫通するように植設された複数本のピンコンタク
    トとを含んでいる、メタルコネクタにおいて、 該イン
    シュレータの外側面にて、該インシュレータとシェルと
    の間の領域に、パッキンが備えられていることを特徴と
    する、メタルコネクタ。
JP1049492U 1992-01-31 1992-01-31 メタルコネクタ Pending JPH0565075U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1049492U JPH0565075U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 メタルコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1049492U JPH0565075U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 メタルコネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0565075U true JPH0565075U (ja) 1993-08-27

Family

ID=11751747

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1049492U Pending JPH0565075U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 メタルコネクタ

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JP (1) JPH0565075U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011009108A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Sumitomo Wiring Syst Ltd シールドコネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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