JPH056493Y2 - - Google Patents

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JPH056493Y2
JPH056493Y2 JP11648785U JP11648785U JPH056493Y2 JP H056493 Y2 JPH056493 Y2 JP H056493Y2 JP 11648785 U JP11648785 U JP 11648785U JP 11648785 U JP11648785 U JP 11648785U JP H056493 Y2 JPH056493 Y2 JP H056493Y2
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JP
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support plate
shaft
recording device
plate
substrate
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JP11648785U
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JPS6225817U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は感熱記録装置に係わり、特に記録紙上
に記録される波形とともにサーマルヘツドを用い
て印字を行なう感熱記録装置に関する。
[従来の技術] 生体の心電図などを記録紙上に波形として記録
する記録装置としては、一般に第7図に斜視図と
して示すようなものが用いられている。図におい
て記録紙1はプラテンローラ2に巻回されて図示
せぬ駆動源によつて所定の速度で送られている。
このプラテンローラ2上に当接する位置に記録用
のペンの先端がくるように、複数個のペンガルバ
3によつてそれぞれ駆動される複数個のペン4が
設けられている。そしてプラテンローラ2に巻回
された記録紙1上に測定された波形を記録するよ
うになつている。このように構成された記録計に
は、記録された波形の読取りに必要な記号または
文字を記録紙上に印字するための感熱記録装置5
が前記ペンガルバ3に並列に設けられている。
この感熱記録装置5は従来は基板6の一端近く
に設けられた軸7により、一端が回動可能に支承
された支持板8の他端近くにサーマルヘツド9が
固定された構造となつていた。また支持板8のサ
ーマルヘツド9側の両端と基板1との間にスプリ
ング13が懸架されていて、軸7を中心として支
持板8が基板1に近接する方向に回動するように
付勢されていた。そしてサーマルヘツド9がプラ
テンローラ2に巻回された記録紙1上に記号また
は文字を印字していた。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、上述したように構成された従来の感熱
記録装置によると、支持板8は軸7によつて支承
されており、回動は可能であるが軸7の方向の傾
きの自由度はない。このため製作誤差や組立誤差
のためにサーマルヘツド9の印字面とプラテンロ
ーラ2の面とが必ずしも平行かつ密着せず、印字
が不鮮明になるという問題があつた。
本考案の目的は、上記問題を解消し、簡単な構
造で常に鮮明な印字を行なうことができる感熱記
録装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係わる感熱記録装置は、一端にサーマ
ルヘツドが固設され、他端が軸を介して回動可能
に基板に支承された支持板を設けてなる感熱記録
装置において、前記支持板の前記軸が貫通する孔
を長孔とするとともに、前記支持板を支承する軸
のほぼ中央に対向する位置において該支持板の内
面に当接する支持部材を設けたものである。
[作用] 上記の構成によると、サーマルヘツドを固設し
た支持板は支持部材を支点として軸方向に傾斜可
能な自由度が生ずるため、サーマルヘツドの印字
面をプラテンローラの表面に完全に密着させるこ
とが可能となる。従つてサーマルヘツドによる記
録紙への印字を鮮明に行なうことができる。
[実施例] 以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に
説明する。
第1図は本考案に係わる感熱記録装置の一実施
例を示す一部破断平面図、第2図は第1図のA−
A線断面図、第3図は第1図のB−B線断面図で
ある。これらの図において、第7図に示す従来例
と同一または同等部分には同一符号を付して示
す。基板6の一端近くの両側には軸受板が基板6
に対して直角に設けられており、これらの軸受板
には軸7が固設されている。支持板8の両側の側
板8aの一端近くにはそれぞれ長孔8bが形成さ
れており、これらの長孔8bには前記軸7が摺動
自在に嵌装されている。この軸7の軸方向の中心
には外周面に凸状の曲面が形成された円板11が
固設されており、前記支持板8が基板6に対して
ほぼ平行の状態で前記軸7が長孔8bのほぼ中心
に位置するように支持板8の内面に当接してい
る。支持板8の前記軸7と反対側の一端にはサー
マルヘツド9が固設されており、この一端近くの
両側の側板8aにはそれぞれフツク12が設けら
れている。このフツク12と対向する位置におけ
る基板6の両側には、スプリング支持部6aが設
けられており、前記フツク12とこのスプリング
支持部6aとの間にはスプリング13が懸架され
ている。このスプリング13は軸7を中心として
支持板8を基板6に近づける方向に付勢してい
て、サーマルヘツド9をプラテンローラ2上に押
圧するようになつている。14は記録紙1をプラ
テンローラ2に押え付ける紙押えローラである。
次に本実施例の作用を説明する。製作上や組立
上の誤差でサーマルヘツド9の印字面がプラテン
ローラ2の軸方向の表面と平行でない場合、サー
マルヘツド9が固設された支持板8は、第4図に
示すようにこの支持板8に形成された長孔8bを
介し円板11を支点として軸7の方向に傾斜でき
る自由度があるため、スプリング13の付勢力で
サーマルヘツド9の印字面はプラテンローラ2に
均等に密着する。従つてサーマルヘツド9による
記録紙1上への印字もプラテンローラ2の軸方向
について均等になり、鮮明な印字を行なうことが
できる。
第5図は本考案の第2の実施例を示し、支持部
材として基板6上の軸7の方向の中心部にこの基
板6に対して直角上方に板状部材15を固設した
ものである。この場合も板状部材15の上端面を
適正な高さにおいて支持板8の内面に当接させれ
ば、前述の実施例と同様の作用、効果を有する、
この場合、軸7が板状部材15を貫通していて
も、軸7の前後に近接して板状部材15を設けて
もよい。
第6図は本考案の第3の実施例を示し、支持板
8の一部分を切欠いて下方に折曲げ、板状部材8
cを形成して支持部材としたものである。この場
合も板状部材8cの下端面を適正な高さにおいて
軸7に当接させれば、前述の実施例と同様の作
用、効果を有する。なお板状部材8cは別部品と
して作製し、支持板8の下面に固設してもよい。
[考案の効果] 上述したとおり、本考案によれば、感熱記録装
置のサーマルヘツドを固設した支持板を長孔を介
して回動可能に軸支し、この支持板の軸支部の中
央内面に支持部材を当接させて、この支持部材を
支点として傾斜可能としたものであるから、サー
マルヘツドの印字面が常に均一にプラテンローラ
に当接するので、このプラテンローラに巻回され
た記録紙に均一にして鮮明な印字を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる感熱記録装置の一実施
例を示す一部切欠平面図、第2図は第1図のA−
A線断面図、第3図は第1図のB−B線断面図、
第4図は本実施例の作用を示す断面図、第5図、
第6図は本考案の他の実施例を示す断面図、第7
図は従来の感熱記録装置を示す斜視図である。 5……感熱記録装置、6……基板、7……軸、
8……支持板、8a……長孔、9……サーマルヘ
ツド、11……円板(支持部材)15,8c……
板(支持部材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端にサーマルヘツドが固設され、他端が軸
    を介して回動可能に基板に支承された支持板を
    設けてなる感熱記録装置において、前記支持板
    の前記軸が貫通する孔を長孔とするとともに、
    前記支持板を支承する軸のほぼ中央に対向する
    位置において該支持板の内面に当接する支持部
    材を設けたことを特徴とする感熱記録装置。 (2) 支持部材は前記軸のほぼ中央に固設され、外
    周面に凸状の曲面が形成された円板であること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の感熱記録装置。 (3) 支持部材は前記基板上にこの基板に対してほ
    ぼ直角に設けられた板であることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の感熱記録
    装置。 (4) 支持部材は前記支持板の下面に形成され前記
    軸に当接する板であることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の感熱記録装置。
JP11648785U 1985-07-31 1985-07-31 Expired - Lifetime JPH056493Y2 (ja)

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JPS6225817U JPS6225817U (ja) 1987-02-17
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