JPH0564665A - 低周波電気治療器 - Google Patents

低周波電気治療器

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JPH0564665A
JPH0564665A JP25596691A JP25596691A JPH0564665A JP H0564665 A JPH0564665 A JP H0564665A JP 25596691 A JP25596691 A JP 25596691A JP 25596691 A JP25596691 A JP 25596691A JP H0564665 A JPH0564665 A JP H0564665A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、排尿障害治療用等の低周波電流治療
器において、通電のための出力電流を高くする際に、自
動的に徐々に電流が上昇するようにして、患者の不安感
の解消を図ったものである。 【構成】電流発生手段2,3と、少なくとも通電開始時
において出力電流を自動的に徐々に増加させるための電
流上昇制御手段4と、治療電流設定手段5と、電流検出
手段6及び導子手段7などからなる排尿障害治療用低周
波治療器を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低周波を用いた電気治療
器に関する。また本発明は泌尿器疾患において、排尿障
害を伴う患者の症状改善をなす低周波電気治療器に関す
る。さらに詳しくは、通電電流の上昇時において、自動
的に徐々に出力電流を増加させるソフトスタート機能を
少なくとも有した電気治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば泌尿器疾患の治療上、頻尿、尿意
切迫、尿失禁等の排尿障害を治療することは非常に重要
であって、そのための方法として薬物療法と理学療法が
ある。薬物療法における頻尿、尿意切迫、尿失禁等の排
尿障害治療剤は抗コリン作用や交感神経刺激作用のある
ものが主体で薬物投与の性質上、その副作用は避けがた
かった。
【0003】理学療法としては腟や肛門への挿入式の電
気刺激治療器が知られているが、これは患者の使用抵抗
感が強く、特にわが国では実質上使われていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】これまでの電気治療
器の治療開始の際には、出力電流値をある値に設定しス
タートスイッチをONに操作する方式が用いられてい
た。そのため治療開始時に急激に治療電流が出力され、
患者には不快感が生じることも多かった。それをさける
ため装置につけた出力調整つまみを使用者が手動で調整
し徐々に電流を上昇させるという、煩雑な作業が必要と
なる状況も生じた。
【0005】
【問題点を解決するための手段】この問題を解決するた
めに、本発明における排尿障害治療用低周波電気治療器
は、装置治療開始時点から、所定時間内に予め設定して
おいて治療電流値まで自動的に徐々に出力電流を増加さ
せるための所謂ソフトスタート機能を備えた手段を組み
込む方式を採用したものである。
【0006】即ち、本発明は、中程度の周波数を有し、
周波数が5〜150Hzの範囲の低周波電流を治療部位に
作用させるための電流を発生する電流発生手段と、該低
周波電流を治療部位に作用させるために電流を通電する
ための導子手段と、通電時の電流を検出するための電流
検出手段と、治療電流設定手段と、少なくとも通電開始
時点から予め設定された治療電流値まで自動的に徐々に
出力電流を増加させるための電流上昇制御手段と、通電
時の電流を低下させる場合に自動的に急激に出力電流を
減少させるための電流低下制御手段とを具備したことを
特徴とする排尿障害治療用低周波電気治療器を提供する
ものである。
【0007】また本発明は、中程度の周波数を有し周波
数差が5〜150Hzである2種の搬送波電流を発生する
ための電流発生手段と、該2種の搬送波電流の各々を通
電するための2対の導子手段と、通電時の電流を検出す
るための電流検出手段と、治療電流設定手段、及び少な
くとも通電開始時点から予め設定された治療電流値まで
自動的に徐々に出力電流を増加させるための電流上昇制
御手段を有し、該2対の導子手段が各対の導子手段の端
部を形成する電極を体表面の皮膚上に設置せしめかつ各
対の導子手段からの電流が実質上膀胱及び/又は尿道近
傍で互いに交差するように該電極の各々を位置せしめる
ものである排尿障害治療用の低周波電気治療器を提供す
るものである。
【0008】かかる本発明の低周波電気治療器には、通
電時の電流を低下させる場合に自動的に急激に出力電流
を減少させるための電流低下制御手段をさらに具備した
低周波電気治療器;治療電流を通電する時間を設定する
ための通電時間設定手段を有し、その通電時間設定手段
が通電時間を5〜30分の範囲内に設定し得るものであ
る電気治療器;該電流検出手段が、通電時の電流の上限
を越えた電流を検出した際に、通電電流を低下または停
止させる過剰電流防止手段を備えた電気治療器;該過剰
電流防止手段が、該通電時の電流の上限を設定する手段
を有するものである電気治療器;及び該予め設定された
治療電流値が2mA以上である電気治療器が含まれる。
【0009】また本発明には、中程度の周波数を有し、
振幅が5〜150Hzの周波数から選ばれた一つの値また
は該周波数の範囲内で変動する振幅変調波を発生する電
流発生手段と、該電流を通電するための1対の電極手段
と、通電時の電流を検出するための電流検出手段と、治
療電流設定手段、及び少なくとも通電開始時点から予め
設定された治療電流値まで自動的に徐々に出力電流を増
加させるための電流上昇制御手段を有し、該1対の導子
手段の各端部を形成する電極を体表面の皮膚上に設置せ
しめて導子手段からの電流が実質上膀胱及び/又は尿道
近傍を通るように位置せしめるようにした排尿障害治療
用の低周波電気治療器が含まれる。
【0010】
【実施例】以下に、必要に応じて図面を用いながら、本
発明の低周波電気治療器についてさらに詳細に説明す
る。
【0011】本発明にいう中程度の周波数として、10
00Hzオーダーのものが好ましく、具体例としては20
00〜6000Hz、好ましくは3000〜5000Hz程
度の領域が実質上用いられる。さらに具体的には、40
00Hz近傍が、人体皮膚の電気インピーダンスが低く、
身体に通電しやすいこと、及び生体への電気ショック
(マクロショック)に関して商用電流(50ないし60
Hz)より各段に閥値が高く、安全なことから使用され
る。
【0012】干渉低周波として再現する治療周波数は5
Hzから150Hz、好ましくは5Hzから50Hz、特に好ま
しくは10〜30Hzの範囲内で発振させることが望まし
く、その場合には移相器等により一方の搬送波を、例え
ば4000+30=4030Hzとする。この4030Hz
の搬送波と、他の4000Hzの搬送波を2対の導子を介
して各々2個の端子から出力し、生体での4個の電極か
ら通電加療を行なうことができる。この場合の電流発生
手段の具体例としては搬送波発振器と治療波発振器及び
移相器からなるものがあげられる。また他の例として、
異なる周波数の2個の搬送波発振器を用い電流発生手段
としてもよい。
【0013】また1対の電極を用いる場合の振幅度調波
を発生する電流発生手段においては、治療波周波数とし
て生体の感受性が高い5〜150Hz、好ましくは5〜5
0Hz、特に好ましくは10〜30Hzが用いられる。該周
波数は、一定の値を持続してもよいし、上述の範囲内で
規則的にまたは不規則に変化させてもよい。
【0014】治療波の波形は、正弦波、矩形波、三角
波、刺状波など種々の形のものを用いることができ、さ
らにこれらを周期的にあるいは不規則に選択して変化さ
せてもよい。
【0015】一般に生体の電気刺激を同一条件、同一パ
ルス頻度で継続すると、いわゆる“慣れ”によって効果
が小さくなったり逆に不快感を訴えたりする場合があ
る。これを避けるために、治療波周波数および/または
治療波の振幅、あるいは波形を規則的にまたは不規則に
変化させることが、有効である場合がある。このような
周波数、振幅あるいは波形の規則的あるいは不規則な変
化を与える方法としては、予め条件を入力したROMか
らの呼び出しや、マイクロプロセッサーによる発生させ
た疑似乱数をもとに規則的なまたは実質的に不規則な周
波数、振幅あるいは歯味形の電流変化を与えることが可
能である。
【0016】また通常、例えば排尿障害の治療効果の点
で、2対の電極を用いて干渉低周波を発生させるように
した電気治療器が実用上有利に用いられる。
【0017】本発明の電気治療器は2対または1対の電
極を通じて流れる電流を検出する電流検出手段を備えて
おり、必要に応じてさらに検出された電流を表示する電
流表示手段を備えることが望ましい。
【0018】なお本発明の電気治療器では、さらに電流
を設定し、必要に応じて調節するための治療電流設定手
段を備えていることが望ましい。かかる治療電流設定手
段の具体例としては、出力増幅器の増幅度を変える手段
や、出力抵抗器の抵抗値を兼ねる手段等があげられ、主
としてこれらは手動で調節される。
【0019】加療電流値の下限については、2mA未満
では電気刺激があまり感じられず、3mA以上の範囲が
通常用いられる。さらに5mA以上で排尿障害治療効果
が得やすく、特に6mA以上で効果が大きい。また加療
電流値の上限については、例えば20mAがあげられる
が、去痰効果の程度よりも人体に対する電気刺激による
影響の方が問題になりやすく、例えば50mA以上では
相当に電気刺激が強く感じられ筋肉等がれん縮する傾向
もみられ、患者に不安感を与えるので好ましくない。か
かる上限については、個人差もあり一概に言えず、使用
者に応じてその値を設定することが、本発明の治療器を
使用する者に対する安全対策上特に好ましい。通常は2
5mA以上電流を増加させても不快感が増す割に治療効
果が上がりにくいので、25mA、好ましくは20mA
を条件とすることが望ましい。
【0020】かかる安全対策上、本発明の排尿障害治療
用の電気治療器においては、通電時の電流の上限を設定
しておき、その上限よりも通電電流が高くなった場合に
自動的にその電流を低下せしめる(即ち増幅器等の電流
設定手段を調節する)か、通電を停止するための過剰電
流防止手段を例えば設定手段に組み込むことが望まし
い。さらには、その電流の上限を使用する者の適性に応
じて設定し得るようにしたものの方が実用上有用であ
る。
【0021】通電加療時間はタイマー手段等の通電時間
設定手段を具備させて、それにより設定することが好ま
しく、5〜30分の範囲内で選ぶことが望ましい。排尿
障害改善作用は干渉低周波電気刺激が膀胱の反射活動の
抑制や尿道括約機能の向上等の作用機序で働くと考えら
れ、臨床でも加療中から数時間ないし十数時間持続する
ことがみとめられた。よって生体が電気刺激を充分に受
容できる時間として、加療時間は好ましくは10から3
0分間の範囲内である。
【0022】また本発明の電気治療器が2対の導子手段
を用いるものである場合には、例えば、各々の対の導子
手段の各端部を形成する電極の一方を下腹部に他方を臀
部に設置せしめ、かつ各対の導子手段の電流が互いに交
差するように位置せしめる。電極の位置は、この他一方
を下腹部に他方を内股部にするなど、電流の交差が実質
上膀胱および/または尿道近傍で生じるようにせしめれ
ばよい。1対の導子手段を用いるものである場合には、
例えば各端部を形成する電極の一方を下腹部に他方を臀
部に位置せしめる。この場合の電極の位置はこの他、下
腹部の2点にするなど刺激電流が実質上、膀胱及び/又
は尿道近傍を通るようにせしめればよい。
【0023】導子電極を装着する手段としては、粘着導
電導子、含水スポンジ導子固定帯及び固定具を組合せた
もの等を用いることができる。このように真空ポンプに
よる吸引力によらずに導子を固定するものであれば、治
療器全体がコンパクトにできるので、携帯用としても使
用できるので実用上非常に有用である。
【0024】本発明の排尿障害治療用電気治療器は、加
療時に患者にショックを与えないようにすることが望ま
しく、そのための安全対策として所謂ソフトスタート機
能を備えた通電開始時の電流調節手段が具備されてい
る。即ち通電開始時点から一定時間内に予め設定された
治療電流値までに自動的に徐々に出力電流を増加させる
ための電流上昇制御手段がソフトスタート機能部として
具備されている。かかる電流上昇制御手段の具体的例示
として、アナログスイッチ、プログラマブル可変抵抗
器、乗算器、積分器などの自動出力調整手段(回路)が
あげられる。
【0025】ソフトスタートの具体的態様としては、出
力電流の平均増加速度が0.5〜50mA/分の範囲に
あることが好ましく、さらには2〜20mA/分の範
囲、特に5〜10mA/分の範囲にあることが安全性、
実用性の両方を満たすことができるので望ましい。
【0026】かかるソフトスタートの機能は、0mAか
らスタートするようにしてもよいが、例えば0.5mA
からスタートするようにしてもよい。また治療中に電流
値を大きくする設定変更をした場合においても、自動的
に電流値が徐々に高めるようにソフトスタート機能が働
くようにすることが望ましい。さらには、治療電流の設
定値が5mA以下、より好ましくは3mA以下と低い場
合には、ソフトスタート機能が働かないようにしてもよ
い。
【0027】このような出力電流の平均増加速度の範囲
を満たしやすく、自動調節の再現性やコスト等を含む実
用性の点から優れた自動出力の電流上昇制御手段とし
て、マイクロコンピュータと組み合わせて用いられる
(アナログSWを用いた可変利得アンプ回路)等があげ
られる。即ち、種々の値の抵抗値を発生し得る抵抗手段
から、マイクロコンピュータによって定められた速度と
順序に従って抵抗値が順次選択されることによって、自
動的に徐々に出力電流を増加させることができる。
【0028】また、患者にとって刺激の強すぎる電流が
作用するような出力電流となって出力電流を減少させる
必要が生じて場合や、患者の意思や医師の処方により出
力電流を減少させる場合には、例えば20mA/分以上
の急なスピードで出力電流を減少させるようにするため
の電流低下制御手段によることが望ましく、その具体例
としては、上記の如きマイクロコンピュータと組み合わ
せたアナログSWを用いた可変利得アンプ回路があげら
れる。この場合には、所定の大きな速度で出力電流が下
がるように、マイクロコンピュータによって所定の速度
と順序で抵抗値を順次選択するようにする。
【0029】図1は本発明の排尿障害治療用電気治療器
の1つの実施態様の構成をブロック図により模式的に示
したものである。発振器2は4KHzの搬送波を発振し、
発振器3は発振器2と10〜30Hz異なった搬送波を発
振する。2つの搬送波は、自動的に徐々に出力電流を高
めるため電流上昇制御手段として自動出力調整回路4、
治療電流設定回路5、電流検出回路6を通り導子7から
出力される。ソフトスタート機能を実現する1つの例と
して、マイクロコンピュータ等の中央処理装置1を用い
て、電流検出回路5からの検出値を入力しながら自動出
力調整回路を差動して、出力電流値を調整している。出
力電流が一定時間内に予め設定しておいた治療電流値ま
で徐々に増加できるものであればどんな回路構成でもよ
く、具体的にはアナログSWを用いた可変利得アンプ回
路なる自動出力調整回路が具備されている。なお、中央
処理装置1には、治療電流値が予め設定されており、所
定の方式で自動的に徐々に出力電流が増加されて、例え
ば0.1〜10分、好ましくは0.5〜4分、特に好ま
しく0.5〜2分の範囲の所定時間内にその治療電流値
まで到達する。
【0030】なお、電流検出回路で、実際に人体へ供給
されている電流をモニターする。また中央処理装置は、
電流検出回路の出力を取り込み、記憶装置に保存されて
いる出力電流パターンと比較しながら、出力電流値を調
整するために増幅回路の利得を制御することができるも
のであることが望ましい。
【0031】図2は、1対の導子手段を用いる振幅変調
波による場合の本発明の電気治療装置の実施態様の原理
を、ブロック図により模式的に示したものである。同図
において、電流発生手段11は中程度、好ましくは20
00〜6000Hz、さらに好ましくは3000〜500
0Hzの電気信号を発生する搬送波発振器12と5〜50
Hzの電気信号を発生する治療波発振器13及び乗算器1
4からなり、乗算器の出力側からは搬送波の周波数を有
し、治療周波数の振幅変化に対応した振幅変調低周波が
得られる。制御ユニット15は、所定の速度で除去して
電流上昇させ、又急速に電流低下させる自動電流調節の
ための回路や、治療継続時間、治療電流値の設定等の調
節回路あるいは治療波周波数を周期的またはランダムに
変化させるための回路を含み、さらに電流値検出手段1
6を経て電流値表示手段17に表示させることも可能で
ある。また、制御ユニット15には、装置の異常を表示
するための各種警報回路や、所定値以上の電流が流れた
場合に回路を遮断する安全回路が具備されている。生体
に電流を流すための電極18は、表面に粘着性を付与し
たものや、導電性をよくするために生体と接触する側に
含水スポンジを有する電極と固定帯等の固定具を組み合
わせたものが好ましく用いられる。
【0032】
【発明の効果】本発明の低周波電気治療器は、出力電流
上昇を自動的にゆっくり行なって患者への不安感をなく
することと共に、必要に応じて出力電流を急速に低下さ
せることにより安全で能率的な治療を可能にする。
【0033】本発明の排尿障害治療用低周波電気治療器
によれば、出力電流上昇時における患者への不安感を軽
減した治療が確実に行なえるようになり、実用上安全性
を確保した治療が容易になる利点が得られる。
【0034】また、通電時間設定手段や過剰電流防止手
段を具備することによって、実用性や安全性をさらに高
めた電気治療器が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気治療器の好ましい実施態様例の構
成のブロック図。
【図2】本発明の電気治療器の他の実施態様例の構成の
ブロック図。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中程度の周波数を有し、周波数が5〜15
    0Hzの範囲の低周波電流を治療部位に作用させるための
    電流を発生する電流発生手段と、該低周波電流を治療部
    位に作用させるために電流を通電するための導子手段
    と、通電時の電流を検出するための電流検出手段と、治
    療電流設定手段と、少なくとも通電開始時点から予め設
    定された治療電流値まで自動的に徐々に出力電流を増加
    させるための電流上昇制御手段と、通電時の電流を低下
    させる場合に自動的に急激に出力電流を減少させるため
    の電流低下制御手段とを具備したことを特徴とする排尿
    障害治療用低周波電気治療器。
  2. 【請求項2】中程度の周波数を有し周波数差が5〜15
    0Hzである2種の搬送波電流を発生するための電流発生
    手段と、該2種の搬送波電流の各々を通電するための2
    対の導子手段と、通電時の電流を検出するための電流検
    出手段と、治療電流設定手段、及び少なくとも通電開始
    時点から予め設定された治療電流値まで自動的に徐々に
    出力電流を増加させるための電流上昇制御手段を有し、
    該2対の導子手段が各対の導子手段の端部を形成する電
    極を体表面の皮膚上に設置せしめかつ各対の導子手段か
    らの電流が実質上膀胱及び/又は尿道近傍で互いに交差
    するように該電極の各々を位置せしめるものである排尿
    障害治療用の低周波電気治療器。
  3. 【請求項3】通電時の電流を低下させる場合に自動的に
    急激に出力電流を減少させるための電流低下制御手段を
    さらに具備した請求項2の低周波電気治療器。
  4. 【請求項4】治療電流を通電する時間を設定するための
    通電時間設定手段を有し、該通電時間設定手段が通電時
    間を5〜30分の範囲内に設定し得るものである請求項
    1又は2の低周波電気治療器。
  5. 【請求項5】該電流検出手段が、通電時の電流の上限を
    越えた電流を検出した際に、通電電流を低下または停止
    させる過剰電流防止手段を備えた請求項1又は2の低周
    波電気治療器。
  6. 【請求項6】該過剰電流防止手段が、該通電時の電流の
    上限を設定する手段を有するものである請求項5の低周
    波電気治療器。
  7. 【請求項7】該予め設定された治療電流値が2mA以上
    である請求項1又は2の低周波電気治療器。
  8. 【請求項8】中程度の周波数を有し、振幅が5〜150
    Hzの周波数から選ばれた一つの値または該周波数の範囲
    内で変動する振幅変調波を発生する電流発生手段と、該
    電流を通電するための1対の電極手段と、通電時の電流
    を検出するための電流検出手段と、治療電流設定手段、
    及び少なくとも通電開始時点から予め設定された治療電
    流値まで自動的に徐々に出力電流を増加させるための電
    流上昇制御手段を有し、該1対の導子手段の各端部を形
    成する電極を体表面の皮膚上に設置せしめて導子手段か
    らの電流が実質上、膀胱及び/又は尿道近傍を通るよう
    に位置せしめるようにした排尿障害治療用の低周波電気
    治療器。
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