JPH0563673B2 - - Google Patents
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- JPH0563673B2 JPH0563673B2 JP60115400A JP11540085A JPH0563673B2 JP H0563673 B2 JPH0563673 B2 JP H0563673B2 JP 60115400 A JP60115400 A JP 60115400A JP 11540085 A JP11540085 A JP 11540085A JP H0563673 B2 JPH0563673 B2 JP H0563673B2
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- JP
- Japan
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- valve
- diaphragm
- clutch mechanism
- display
- pin
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 29
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 14
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 12
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はオーバーフローを防止するようにした
給液装置の弁機構に使用される作動確認用表示装
置に関する。
給液装置の弁機構に使用される作動確認用表示装
置に関する。
[従来技術]
一定量、例えば1Kl,2Kl等をあらかじめプリ
セツトしておき、そのプリセツト量になると制御
弁を閉じる給液装置は知られている。かかる給液
装置においては、例えば1Klのタンクに2Klを誤
設定した場合、またはタンクに液が残つているた
め設定量以前に満タンとなつた場合、あるいは流
量計、制御弁等の故障等の場合にタンクから液が
あふれる危険がある。この危険を防止するため、
給液装置には弁機構すなわちオーバーフロー防止
弁が設けられている。
セツトしておき、そのプリセツト量になると制御
弁を閉じる給液装置は知られている。かかる給液
装置においては、例えば1Klのタンクに2Klを誤
設定した場合、またはタンクに液が残つているた
め設定量以前に満タンとなつた場合、あるいは流
量計、制御弁等の故障等の場合にタンクから液が
あふれる危険がある。この危険を防止するため、
給液装置には弁機構すなわちオーバーフロー防止
弁が設けられている。
かかるオーバーフロー防止弁には、弁装置と液
面センサが液面を検知したときに作動して弁装置
を閉弁するクラツチ機構が設けられているのは公
知である。
面センサが液面を検知したときに作動して弁装置
を閉弁するクラツチ機構が設けられているのは公
知である。
ところで、この給液装置により液面の見えない
タンク等に給液する場合、または液面検知部が液
面を検知する前にクラツチ機構が不正に作動した
場合、クラツチ機構の作動状態が外部からは分ら
ず給液ミスが生じるという問題がある。
タンク等に給液する場合、または液面検知部が液
面を検知する前にクラツチ機構が不正に作動した
場合、クラツチ機構の作動状態が外部からは分ら
ず給液ミスが生じるという問題がある。
一般に作動状態を確認するために外部から直視
可能な表示を設ける技術は実公昭48−24299号公
報に記載され、また弁の動きで表示部材を動かす
技術は特開昭51−83225号公報に開示されている。
可能な表示を設ける技術は実公昭48−24299号公
報に記載され、また弁の動きで表示部材を動かす
技術は特開昭51−83225号公報に開示されている。
しかしながら、ストロークが比較的に長い場合
はよいが、給油装置のオーバフロー防止弁のよう
にダイヤフラムの僅かな作動を確実に目視するこ
とはできない。
はよいが、給油装置のオーバフロー防止弁のよう
にダイヤフラムの僅かな作動を確実に目視するこ
とはできない。
[解決する課題]
したがつて本発明の目的はストロークが比較的
に短いオーバフロー防止弁に使用するクラツチ機
構の作動状態を外部から簡単に確認できる弁機構
の作動確認用表示装置を提供するにある。
に短いオーバフロー防止弁に使用するクラツチ機
構の作動状態を外部から簡単に確認できる弁機構
の作動確認用表示装置を提供するにある。
[課題を解決する手段]
本発明によれば、バルブハウジング23内に収
納された主弁21と、その主弁21に設けられた
パイロツト弁22とよりなり、前記パイロツト弁
22を開閉して主弁21を制御するクラツチ機構
30を有し、そのクラツチ機構30はダイヤフラ
ム室38に収容されて陰圧により作動するダイヤ
フラム37と、そのダイヤフラム37に設けられ
たデイスク39とを備え、そのデイスク39には
前記パイロツト弁22を開閉するロツド36の溝
42と係合するローラ41が設けられている給液
装置の弁機構の作動確認用表示装置において、前
記ダイヤフラム室39は直視室Cを有するカバー
3で画成されており、その直視室Cは透明なガラ
ス47,47aで閉塞されており、前記デイスク
39には前記ガラス47,47a側に突出する表
示ピン48を有し、そして前記直視窓Cには前記
ガラス47,47aの内側に切込み49aのある
膜体49を設け、前記表示ピン48は前記ローラ
41が前記溝42から離脱したときに、先端が前
記膜体49から突出する位置に設けらている。
納された主弁21と、その主弁21に設けられた
パイロツト弁22とよりなり、前記パイロツト弁
22を開閉して主弁21を制御するクラツチ機構
30を有し、そのクラツチ機構30はダイヤフラ
ム室38に収容されて陰圧により作動するダイヤ
フラム37と、そのダイヤフラム37に設けられ
たデイスク39とを備え、そのデイスク39には
前記パイロツト弁22を開閉するロツド36の溝
42と係合するローラ41が設けられている給液
装置の弁機構の作動確認用表示装置において、前
記ダイヤフラム室39は直視室Cを有するカバー
3で画成されており、その直視室Cは透明なガラ
ス47,47aで閉塞されており、前記デイスク
39には前記ガラス47,47a側に突出する表
示ピン48を有し、そして前記直視窓Cには前記
ガラス47,47aの内側に切込み49aのある
膜体49を設け、前記表示ピン48は前記ローラ
41が前記溝42から離脱したときに、先端が前
記膜体49から突出する位置に設けらている。
[作用効果の説明]
したがつて、公知の態様でタンクが満タンにな
つて、ダイヤフラム室39に陰圧が発生すると、
ダイヤフラム37の作動によりローラ41が溝4
2から離脱してパイロツト弁22を閉じ、その結
果、主弁21が閉じるが、その際に表示ピン48
の先端が膜体49よりもガラス47,47a側に
突出する。すると、膜体49の切込み49aが開
いて、表示ピン48の先端をガラス47,47a
から目視することができる。
つて、ダイヤフラム室39に陰圧が発生すると、
ダイヤフラム37の作動によりローラ41が溝4
2から離脱してパイロツト弁22を閉じ、その結
果、主弁21が閉じるが、その際に表示ピン48
の先端が膜体49よりもガラス47,47a側に
突出する。すると、膜体49の切込み49aが開
いて、表示ピン48の先端をガラス47,47a
から目視することができる。
このように、本発明によれば切込み49aのあ
る膜体49を設け、表示ピン48の先端が、クラ
ツチ離脱時に膜体49から突出する位置に設けて
あるので、ダイヤフラムの僅かなストロークで
も、切込み49aを表示ピン48が押し開くの
で、その作動を確実に目視することができる。
る膜体49を設け、表示ピン48の先端が、クラ
ツチ離脱時に膜体49から突出する位置に設けて
あるので、ダイヤフラムの僅かなストロークで
も、切込み49aを表示ピン48が押し開くの
で、その作動を確実に目視することができる。
しかも、表示ピン48と切込み49aのある膜
体49とを設ければよく、簡単な構成で確実に作
動状態を知ることができる。
体49とを設ければよく、簡単な構成で確実に作
動状態を知ることができる。
[実施例]
以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
第1図は本発明の実施された給液装置の概略を
示すもので、貯油基地内の図示されない貯油タン
クには流量計A、制御弁Bが介装された給液管1
が立設されており、ローデイングアーム2が枢点
3によつて枢支されている。このローデイングア
ーム2の先端部には弁装置20とクラツチ機構3
0からなる後述の弁機構すなわちオーバーフロー
防止弁4を介してドロツプパイプ5が連結され、
このドロツプパイプ5はローリーの給液口6から
タンク7内に導入される。ドロツプパイプ5の所
望の位置には液面検知部8が設けられており、気
路9によりクラツチ機構30の後述のダイアフラ
ム室38に接続されている。
示すもので、貯油基地内の図示されない貯油タン
クには流量計A、制御弁Bが介装された給液管1
が立設されており、ローデイングアーム2が枢点
3によつて枢支されている。このローデイングア
ーム2の先端部には弁装置20とクラツチ機構3
0からなる後述の弁機構すなわちオーバーフロー
防止弁4を介してドロツプパイプ5が連結され、
このドロツプパイプ5はローリーの給液口6から
タンク7内に導入される。ドロツプパイプ5の所
望の位置には液面検知部8が設けられており、気
路9によりクラツチ機構30の後述のダイアフラ
ム室38に接続されている。
第1図において示したオーバーフロー防止弁4
の詳細は第2図に示されている。
の詳細は第2図に示されている。
オーバーフロー防止弁4の弁装置20は、主弁
21とパイロツト弁22とからなつている。これ
らの弁21,22はバルブハウジング23内に収
められており、主弁21は円筒状に形成され、そ
の中心部にパイロツト弁22を収めるための弁座
24が形成されている。バルブハウジング23に
は主弁21により液圧室25と外室26とが画成
され、両室25,26は小径の流路27で連通さ
れている。そしてパイロツト弁22はスプリング
28により下方すなわち弁座24を閉じるように
付勢されており、下方には作動杆29が伸ばさ
れ、この作動杆29はレバー45により作動され
るようになつている。
21とパイロツト弁22とからなつている。これ
らの弁21,22はバルブハウジング23内に収
められており、主弁21は円筒状に形成され、そ
の中心部にパイロツト弁22を収めるための弁座
24が形成されている。バルブハウジング23に
は主弁21により液圧室25と外室26とが画成
され、両室25,26は小径の流路27で連通さ
れている。そしてパイロツト弁22はスプリング
28により下方すなわち弁座24を閉じるように
付勢されており、下方には作動杆29が伸ばさ
れ、この作動杆29はレバー45により作動され
るようになつている。
次にクラツチ機構30を説明する。バルブハウ
ジング23に結合されたハウジング23aには、
主弁21の軸線に平行な軸孔31と、軸孔31に
直交する円孔32とが形成され、円孔32は円筒
容器状のカバー33により覆われている。軸孔3
1には管状のラツチリング34が挿嵌され、その
ラツチリング34の内部にはスプリング35によ
り下向きに付勢されたロツド36が摺動自在に収
められている。前記カバー33とハウジング23
aとの間にはダイヤフラム37が挾持張設されて
おり、このダイヤフラム37とカバー33とカバ
ー33に形成された直視窓Cに嵌挿されたガラス
47とによりダイアフラム室38が形成され、こ
のダイアフラム室38は気路9を介し液面検知部
すなわち気路9の開口端8(第1図参照)に接続
され、また気路9aにより弁座24の陰圧発生部
24aに接続されている。このダイヤフラム37
にはデイスク39が取付けられ、そのデイスク3
9には一対の側板40,40を介して上下に平行
な2本のローラ41,41がロツド36に直交す
るように設けられている。そしてこのローラ4
1,41はスプリング46により右方に付勢され
ている。
ジング23に結合されたハウジング23aには、
主弁21の軸線に平行な軸孔31と、軸孔31に
直交する円孔32とが形成され、円孔32は円筒
容器状のカバー33により覆われている。軸孔3
1には管状のラツチリング34が挿嵌され、その
ラツチリング34の内部にはスプリング35によ
り下向きに付勢されたロツド36が摺動自在に収
められている。前記カバー33とハウジング23
aとの間にはダイヤフラム37が挾持張設されて
おり、このダイヤフラム37とカバー33とカバ
ー33に形成された直視窓Cに嵌挿されたガラス
47とによりダイアフラム室38が形成され、こ
のダイアフラム室38は気路9を介し液面検知部
すなわち気路9の開口端8(第1図参照)に接続
され、また気路9aにより弁座24の陰圧発生部
24aに接続されている。このダイヤフラム37
にはデイスク39が取付けられ、そのデイスク3
9には一対の側板40,40を介して上下に平行
な2本のローラ41,41がロツド36に直交す
るように設けられている。そしてこのローラ4
1,41はスプリング46により右方に付勢され
ている。
前記ロツド36には溝42が形成され、ラツチ
リング34には前記溝42と同様な寸法の切欠4
3が形成されている。そして前述のように右方に
付勢されたローラ41,41により、ロツド36
は溝42を介し軸方向にロツクされるようになつ
ている。ロツド36の下端に設けられた支点44
にはレバー45が枢支され、ロツド36がローラ
41,41でロツクされたときに、レバー45に
よりパイロツト弁22を開くことができるように
なつている。前記デイスク39のダイアフラム室
38側軸線上には表示ピン48が立設され、直視
窓Cの内部には第4図または第5図に示すように
十文字またはV字の切込み49aが形成されたゴ
ム膜49が設けられている。そして、表示ピン4
8の端面は赤色に塗装され、ダイヤフラム37が
左方に膨出して、表示ピン48が左行したとき、
表示ピン48はゴム膜49の切込み49aを押し
拡げてガラス47側に突出し、外部からガラスを
通して表示ピン48の赤色の端面を直視できるよ
うになつている。
リング34には前記溝42と同様な寸法の切欠4
3が形成されている。そして前述のように右方に
付勢されたローラ41,41により、ロツド36
は溝42を介し軸方向にロツクされるようになつ
ている。ロツド36の下端に設けられた支点44
にはレバー45が枢支され、ロツド36がローラ
41,41でロツクされたときに、レバー45に
よりパイロツト弁22を開くことができるように
なつている。前記デイスク39のダイアフラム室
38側軸線上には表示ピン48が立設され、直視
窓Cの内部には第4図または第5図に示すように
十文字またはV字の切込み49aが形成されたゴ
ム膜49が設けられている。そして、表示ピン4
8の端面は赤色に塗装され、ダイヤフラム37が
左方に膨出して、表示ピン48が左行したとき、
表示ピン48はゴム膜49の切込み49aを押し
拡げてガラス47側に突出し、外部からガラスを
通して表示ピン48の赤色の端面を直視できるよ
うになつている。
他方、バルブハウジング23には操作レバー5
0がレバー45下方の枢点51によつて枢支され
ている。そして、この操作レバー50を反時計方
向に回動すると、操作レバー50の作動端52に
押されレバー45は支点44まわりに反時計方向
に回動し、作動杆29を持ち上げるようになつて
いる。この状態において、ダイアフラム室38に
陰圧が作用し、従つてダイヤフラム37がスプリ
ング46に抗して左方に膨出し、ローラ41,4
1が左行してロツド36のロツクを解除した場
合、第3図に示すように支点44は上昇し、レバ
ー45は作動端52のローラ52aの回りに時計
方向に回動して作動杆29の持ち上げを解除し、
あるいは操作レバー50を反時計方向に回動して
も、作動杆29を持ち上げることができないよう
になつている。
0がレバー45下方の枢点51によつて枢支され
ている。そして、この操作レバー50を反時計方
向に回動すると、操作レバー50の作動端52に
押されレバー45は支点44まわりに反時計方向
に回動し、作動杆29を持ち上げるようになつて
いる。この状態において、ダイアフラム室38に
陰圧が作用し、従つてダイヤフラム37がスプリ
ング46に抗して左方に膨出し、ローラ41,4
1が左行してロツド36のロツクを解除した場
合、第3図に示すように支点44は上昇し、レバ
ー45は作動端52のローラ52aの回りに時計
方向に回動して作動杆29の持ち上げを解除し、
あるいは操作レバー50を反時計方向に回動して
も、作動杆29を持ち上げることができないよう
になつている。
次に作用について説明する。
給油に際し、ドロツプパイプ5をタンク7内に
挿入する。このとき、液面検知部8は液面を検知
していないので、クラツチ機構30の加圧室38
はタンク内の大気に解放されている。従つてダイ
ヤフラム37はスプリング46に付勢されて右方
へ湾曲し、ローラ41,41は右行しロツド36
をロツクする(第2図)。この状態で操作レバー
50を反時計方向に回動すると、レバー45は作
動端52に押され支点44まわりに反時計方向に
回動し、作動杆29を持ち上げてパイロツト弁2
2を開弁する。
挿入する。このとき、液面検知部8は液面を検知
していないので、クラツチ機構30の加圧室38
はタンク内の大気に解放されている。従つてダイ
ヤフラム37はスプリング46に付勢されて右方
へ湾曲し、ローラ41,41は右行しロツド36
をロツクする(第2図)。この状態で操作レバー
50を反時計方向に回動すると、レバー45は作
動端52に押され支点44まわりに反時計方向に
回動し、作動杆29を持ち上げてパイロツト弁2
2を開弁する。
これにより液圧室25の圧が下がり、外室26
の方の圧力が高くなり、主弁21が開弁し給油が
開始される。この状態においては、表示ピン48
はゴム膜49の内方にあつて、直視窓47aから
は見えない。
の方の圧力が高くなり、主弁21が開弁し給油が
開始される。この状態においては、表示ピン48
はゴム膜49の内方にあつて、直視窓47aから
は見えない。
給油が続けられて油がタンク7内に供給される
と、油の液面が上昇し液面検知部8の開口を閉
じ、ダイアフラム室38の大気への連通を遮断す
る。従つて陰圧発生部24aで発生した陰圧によ
つてダイヤフラム37がスプリング46に抗して
左方に膨出し、ローラ41,41によるロツド3
6のロツクを解除する(第3図)。するとロツド
36とともに支点44が上昇可能となり、レバー
45は作動端52のローラ52aを支点として時
計方向に回動し、作動杆29の持ち上げを中止す
る。これによりパイロツト弁21が閉弁し、従つ
て流路27を介して液圧室25に流入する液圧に
より主弁21が閉弁し、給油を停止する。この状
態において、表示ピン48は左行し、ゴム膜49
の切込み49aを押し拡げてガラス47側に突出
する。従つて表示ピン48の赤色に塗られた端面
を直視窓Cからみて、クラツチ機構30の作動状
態すなわちロツド36がロツクされていない。す
なわち弁装置20の閉弁を確認することができ
る。また、何等かの原因でクラツチ機構30が作
動し、ロツド36のロツクが解除された場合にも
同様に確認することができる。
と、油の液面が上昇し液面検知部8の開口を閉
じ、ダイアフラム室38の大気への連通を遮断す
る。従つて陰圧発生部24aで発生した陰圧によ
つてダイヤフラム37がスプリング46に抗して
左方に膨出し、ローラ41,41によるロツド3
6のロツクを解除する(第3図)。するとロツド
36とともに支点44が上昇可能となり、レバー
45は作動端52のローラ52aを支点として時
計方向に回動し、作動杆29の持ち上げを中止す
る。これによりパイロツト弁21が閉弁し、従つ
て流路27を介して液圧室25に流入する液圧に
より主弁21が閉弁し、給油を停止する。この状
態において、表示ピン48は左行し、ゴム膜49
の切込み49aを押し拡げてガラス47側に突出
する。従つて表示ピン48の赤色に塗られた端面
を直視窓Cからみて、クラツチ機構30の作動状
態すなわちロツド36がロツクされていない。す
なわち弁装置20の閉弁を確認することができ
る。また、何等かの原因でクラツチ機構30が作
動し、ロツド36のロツクが解除された場合にも
同様に確認することができる。
第6図および第7図は本発明の別の実施例を示
し、ガラス47aを外部に突出する形状に形成
し、ピン48の端面に表示板48aを取付け、他
を第2図と同様に構成した例である。この実施例
では左行した表示板48aをのぞきこまなくても
外部から見ることができ、またゴム膜49が表示
板48aにより押し拡げられ色が変化した状態を
下方からよく見てクラツチ機構30の作動状態を
確認することができる。
し、ガラス47aを外部に突出する形状に形成
し、ピン48の端面に表示板48aを取付け、他
を第2図と同様に構成した例である。この実施例
では左行した表示板48aをのぞきこまなくても
外部から見ることができ、またゴム膜49が表示
板48aにより押し拡げられ色が変化した状態を
下方からよく見てクラツチ機構30の作動状態を
確認することができる。
なお、両実施例ともダイアフラム室38に陰圧
が発生した場合にクラツチ機構30が作動するよ
うにしたオーバーフロー防止弁について説明した
が、ダイアフラム室38にエアー源から圧縮空気
を供給し、液面検知部8が液面を検知したときに
切換弁によりエアー源からの空気を遮断してクラ
ツチ機構を作動させるようにしたオーバーフロー
防止弁にも適用できる。
が発生した場合にクラツチ機構30が作動するよ
うにしたオーバーフロー防止弁について説明した
が、ダイアフラム室38にエアー源から圧縮空気
を供給し、液面検知部8が液面を検知したときに
切換弁によりエアー源からの空気を遮断してクラ
ツチ機構を作動させるようにしたオーバーフロー
防止弁にも適用できる。
[発明の効果]
以上の如く本発明によれば下記のすぐれた効果
をそうする。
をそうする。
(i) ダイヤフラムの僅かなストロークを確実に目
視により確認することができる。
視により確認することができる。
(ii) クラツチ機構の作動状態を確実に確認でき、
給液ミスを防止できる。
給液ミスを防止できる。
(iii) 構造が簡単なため、従来品の改良を容易にで
きる。
きる。
第1図は本発明が実施された給液装置を示す概
略図、第2図は本発明の第一実施例を示すクラツ
チ機構非作動時の側断面図、第3図はこの実施例
のクラツチ機構作動時の側断面図、第4図および
第5図はそれぞれ異なるゴム膜の態様を示す正面
図、第6図は本発明の第2実施例を示すクラツチ
機構非作動時の要部の側断面図、第7図はこの実
施例のクラツチ機構作動時の要部の側断面図であ
る。 C……直視窓、4……オーバーフロー防止弁、
8……液面検知部、20……弁装置、21……主
弁、22……パイロツト弁、25……液圧室、2
9……作動杆、30……クラツチ機構、36……
ロツド、37……ダイヤフラム、38……ダイア
フラム室、41……ローラ、42……溝、45…
…レバー、47,47a……ガラス、48……表
示ピン、48a……表示板、49……ゴム膜、4
9a……切込み、50……操作レバー。
略図、第2図は本発明の第一実施例を示すクラツ
チ機構非作動時の側断面図、第3図はこの実施例
のクラツチ機構作動時の側断面図、第4図および
第5図はそれぞれ異なるゴム膜の態様を示す正面
図、第6図は本発明の第2実施例を示すクラツチ
機構非作動時の要部の側断面図、第7図はこの実
施例のクラツチ機構作動時の要部の側断面図であ
る。 C……直視窓、4……オーバーフロー防止弁、
8……液面検知部、20……弁装置、21……主
弁、22……パイロツト弁、25……液圧室、2
9……作動杆、30……クラツチ機構、36……
ロツド、37……ダイヤフラム、38……ダイア
フラム室、41……ローラ、42……溝、45…
…レバー、47,47a……ガラス、48……表
示ピン、48a……表示板、49……ゴム膜、4
9a……切込み、50……操作レバー。
Claims (1)
- 1 バルブハウジング23内に収納された主弁2
1と、その主弁21に設けられたパイロツト弁2
2とよりなり、前記パイロツト弁22を開閉して
主弁21を制御するクラツチ機構30を有し、そ
のクラツチ機構30はダイヤフラム室38に収容
されて陰圧により作動するダイヤフラム37と、
そのダイヤフラム37に設けられたデイスク39
とを備え、そのデイスク39には前記パイロツト
弁22を開閉するロツド36の溝42と係合する
ローラ41が設けられている給液装置の弁機構の
作動確認用表示装置において、前記ダイヤフラム
室39は直視室Cを有するカバー3で画成されて
おり、その直視室Cは透明なガラス47,47a
で閉塞されており、前記デイスク39には前記ガ
ラス47,47a側に突出する表示ピン48を有
し、そして前記直視窓Cには前記ガラス47,4
7aの内側に切込み49aのある膜体49を設
け、前記表示ピン48は前記ローラ41が前記溝
42から離脱したときに、先端が前記膜体49か
ら突出する位置に設けらていることを特徴とする
給油装置の弁機構の作動確認用表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11540085A JPS61274187A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 弁機構の作動確認用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11540085A JPS61274187A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 弁機構の作動確認用表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61274187A JPS61274187A (ja) | 1986-12-04 |
JPH0563673B2 true JPH0563673B2 (ja) | 1993-09-13 |
Family
ID=14661624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11540085A Granted JPS61274187A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 弁機構の作動確認用表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61274187A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5798476B2 (ja) * | 2011-12-21 | 2015-10-21 | アズビル株式会社 | フィードバック機構 |
KR101466715B1 (ko) * | 2013-03-20 | 2014-12-01 | 주식회사 대정밸브 | 탱크로리용 유증기 회수밸브 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4824299U (ja) * | 1971-07-28 | 1973-03-20 | ||
JPS5183225A (en) * | 1974-12-10 | 1976-07-21 | Klein Schanzlin & Becker Ag | Ben mataha soretodoshunomononotameno ichihyojiki |
-
1985
- 1985-05-30 JP JP11540085A patent/JPS61274187A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4824299U (ja) * | 1971-07-28 | 1973-03-20 | ||
JPS5183225A (en) * | 1974-12-10 | 1976-07-21 | Klein Schanzlin & Becker Ag | Ben mataha soretodoshunomononotameno ichihyojiki |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61274187A (ja) | 1986-12-04 |
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