JPH056341U - ホース内圧検出器 - Google Patents

ホース内圧検出器

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JPH056341U
JPH056341U JP6100491U JP6100491U JPH056341U JP H056341 U JPH056341 U JP H056341U JP 6100491 U JP6100491 U JP 6100491U JP 6100491 U JP6100491 U JP 6100491U JP H056341 U JPH056341 U JP H056341U
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JP
Japan
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hose
measuring instrument
attached
holding body
internal pressure
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Pending
Application number
JP6100491U
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English (en)
Inventor
岸 吉 則 山
村 学 田
内 幹 男 武
Original Assignee
新キヤタピラー三菱株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空油圧装置のホース内圧を検出するものであ
る。 【構成】 鋏状の挾持体20の一端でホース12を挾
み、他端のアーム21a,22aにそれぞれ歪ゲージR
1 ,R2 ,R3 ,R4 が貼着され、この歪ゲージで形成
されたブリッジ回路の出力は前記アーム21a,22a
に設けられた計測器4を経て表示器6,7でホース12
の内圧が表示される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は油空圧を用いる建設機械,荷役機械などの産業機械のほか、広く油空 圧装置のホース内圧を検出するホース内圧検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
油圧ショベル,クレーンなどの油圧装置のホースに信号圧がかかっているかど うか、またさらにホース内圧レベルはいくらかを製造工場または作業現場でチェ ックしたい場合従来複数の作業者がいちいち各ホースを手で握って内圧のON− OFF操作を繰り返したり、必要な場合はホースジョイント部に圧力計を挿入・ 取り付けて内圧をチェックするなどしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、数多くのホースが用いてあるような装置では1本1本のホースの内 圧のチェックには人手とかなりの時間を要し非能率であった。 本考案は上述した事情に鑑みてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はS形ロッド2本の中間部が互に回動可能に枢支された鋏状の挾持体と 、前記挾持体の一端に固着され、ホースの外側が把持される一対のはさみ板と、 前記挾持体他端のアーム間に装着され、長さ調節可能な拡張器と、一対のアーム の枢軸に近接した両側面に枢軸と平行に貼着された二対の歪ゲージと、 前記ア ームに取り付けられ、前記歪ゲージと結線された計測器と、前記アームに取り付 けられ、前記計測器と結線された表示器とを具備し、
【0005】 前記歪ゲージはブリッジ回路を構成し、前記計測器は、前記アームの変形量を 前記歪ゲージのブリッジ回路の電気出力として取り出し、この出力を表示器によ り検知することを特徴とする。
【0006】 さらに、前記計測器には、前記ブリッジ回路の電気出力を増巾する増巾器と、 この増巾器の出力側に接続された零点検出器と、この零点検出器の出力を表示す る零点の表示器と、前記増巾器とレベル調整器に接続されたレベル判定器と、こ のレベル判定器に接続されたレベルの表示器と、電源とが収納され、かつ、ブリ ッジ回路のバランス調整器用調整端子と、レベル調整器用調整端子とが外部から 調整可能に設けられていることを特徴とする
【0007】 さらに、計測器には、レベル判定器とレベルの表示器に代えて、メータが取り 付けられていることを特徴とする
【0008】
【作用】
挾持体の一端でホースの外側をはさみ、ホースに内圧がかかると、挾持体のホ ース側である一端は枢軸を支点にして開く。しかし、他端にはアーム間に拡張器 が装着されているので、アームが変形し、従って、これに貼着された歪ゲージが その歪の量を検出し、計測器により電気出力として取り出し、これを表示器に表 示する。
【0009】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を添付図に基づいて詳細に説明する。 挾持体20は、S形ロッド21,22の中間部が枢軸3で互に回動自在に枢支 されている。前記挾持体20の一端にはホース12のグリップを確実,安定した ものとするため、曲り板状のはさみ板9,10が設けられている。また、前記挾 持体20の他端には長さ調節可能なターンバックル状の拡張器5がアーム21a ,22a間に装着されている。5aは拡張器5のナット、5c,5bはねじ棒で 互に逆方向のねじが螺設されている。アーム21a,22a端部には拡張器5の 両端を差し込みセットするための切欠き13,14が設けられている。
【0010】 アーム21a,22aの枢軸3に近接した両側面には歪ゲージR1 ,R2 ,R 3 及びR4 が貼着され、これ等はブリッジ回路構成用のリード線15aでブリッ ジ回路を形成するように結線されている。さらに、アーム22aには計測器4が 取り付けられており、この計測器4は入力側がリード線15bでブリッジ回路に 、出力側がリード線15cで表示器6及び7にそれぞれ結線されている。 計測器4の外側面にはレベル調整器(図5の42)用調整端子4aとバランス 調整器(図5の47)用調整端子4bが外部から調整可能に設けられている。 レベル調整器42は図3に示すように調整端子4aを外部から調整可能にして も良いし、調整端子を計測器4内に収納し、一旦調整後は外部から調整できない ようにしても良い。
【0011】 前記計測器4内には図5に示すようにひずみゲージブリッジ回路のバランス調 整器(47)の固定抵抗R及び可変抵抗VRが設けられ、この可変抵抗VRの調 整は調整端子4b(図3)をドライバー等で調節するようになっている。 また、計測器4には図5に示すように、測定回路の増巾器41,レベル調整器 42,レベル判定器43,零点検出器44,及び電源(電池)45,46が内装 され、相互に結線されている。 表示器6,7は、例えば発光素子(発光ダイオード)が用いられ、表示器6は 零点検出器44の出力側に、表示器7はレベル判定器43の出力側に結線されて いる。
【0012】 次に、本考案のホース内圧検出器をホース12(図1)の内圧検出に使用する 際の取り扱いについて述べる。 まず、挾持体20のアーム21a,22aを拡げることにより、はさみ板9, 10を拡げてホース12の外径をはさみ、拡張器5の長さをはさみ板9,10が ホース12の外径に確実に密着するような長さに調整し挿入セットする。この状 態でブリッジ回路の可変抵抗VRの調整端子4bをドライバーで廻し表示器6が 点灯するように調整する。
【0013】 次いで、ホース12に内圧がかかると、ホース12の外径が膨らみ拡張器5で 固定されているアーム21a,22aはホース外径に押されてその間隔を拡張す る方向に変形を受ける。この結果ブリッジ回路のバランスがくずれ、表示器6が 消灯する。そして、あらかじめレベル判定器43のレベル調整器42により設定 された電圧レベルをブリッジ回路出力が超えると表示器7が点灯する。 ホース12の内圧とホース外径の膨らみ量には比例関係があり、レベル調整器 42で内圧値に対応する出力レベルに設定しておけばその圧力がたったことを表 示器7により判定できる。
【0014】 また、表示器7とレベル判定器43の変わりに回路のこの位置に目盛りを読み 取るメータを接続し、あらかじめホース内圧値により較正しておけば、このメー タによりホース内圧レベルを容易に読み取ることができる。 なお、歪ゲージR1 ,R2 ,R3 及びR4 、回路構成のリード線15a,15 b,15c、計測器4及び表示器6,7等の絶縁・防水その他の防護処置はそれ ぞれ完全に行われる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、クリップのようにホース外径を鋏状の挾持体の一端ではさんでセッ トすることにより、ホース内圧のON−OFFや内圧レベルを容易に知ることが できるので、油空圧ホースをパイロット信号用として使用する油空圧装置や油空 圧装置を搭載した機械の油空圧系統のチェックが能率よく簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のホース内圧検出器の正面図である。
【図2】図1のB−B線断面図である。
【図3】本考案のホース内圧検出器の左側面図である。
【図4】図1のC−C線及びD−D線断面図である。
【図5】本考案のホース内圧検出器の歪ゲージによる測
定の電気回路である。
【符号の説明】
3 枢軸 4 計測器 4a 調整端子 4b 調整端子 5 拡張器 5a ナット 5b ねじ棒 5c ねじ棒 6 表示器 7 表示器 9,10 はさみ板 20 挾持体 21,22 S形ロッド 21a,22a アーム 41 増巾器 42 レベル調整器 43 レベル判定器 44 零点検出器 45,46 電源 47 バランス調整器 R1 ,R2 ,R3 ,R4 歪ゲージ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 S形ロッド2本の中間部が互に回動可能
    に枢支された鋏状の挾持体と、 前記挾持体の一端に固着され、ホースの外側が把持され
    る一対のはさみ板と、 前記挾持体他端のアーム間に装着され、長さ調節可能な
    拡張器と、 一対のアームの枢軸に近接した両側面に枢軸と平行に貼
    着された二対の歪ゲージと、 前記アームに取り付けられ、前記歪ゲージと結線された
    計測器と、 前記アームに取り付けられ、前記計測器と結線された表
    示器とを具備し、 前記歪ゲージはブリッジ回路を構成し、 前記計測器は、前記アームの変形量を前記歪ゲージのブ
    リッジ回路の電気出力として取り出し、この出力を表示
    器により検知することを特徴とするホース内圧検出器。
  2. 【請求項2】 S形ロッド2本の中間部が互に回動可能
    に枢支された鋏状の挾持体と、 前記挾持体の一端に固着され、ホースの外側が把持され
    る一対のはさみ板と、 前記挾持体他端のアーム間に装着され、長さ調節可能な
    拡張器と、 一対のアームの枢軸に近接した両側面に枢軸と平行に貼
    着された二対の歪ゲージと、 前記アームに取り付けられ、前記歪ゲージと結線された
    計測器と、 前記アームに取り付けられ、前記計測器と結線された表
    示器とを具備し、 前記歪ゲージはブリッジ回路を構成し、 前記計測器には、前記ブリッジ回路の電気出力を増巾す
    る増巾器と、この増巾器の出力側に接続された零点検出
    器と、この零点検出器の出力を表示する零点の表示器
    と、前記増巾器とレベル調整器に接続されたレベル判定
    器と、このレベル判定器に接続されたレベルの表示器
    と、電源とが収納され、かつ、ブリッジ回路のバランス
    調整器用調整端子と、レベル調整器用調整端子とが外部
    から調整可能に設けられていることを特徴とするホース
    内圧検出器。
  3. 【請求項3】 計測器には、レベル判定器とレベルの表
    示器に代えて、メータが取り付けられていることを特徴
    とする請求項2記載のホース内圧検出器。
JP6100491U 1991-07-09 1991-07-09 ホース内圧検出器 Pending JPH056341U (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961217