JPH0563044U - 光加熱装置 - Google Patents

光加熱装置

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Publication number
JPH0563044U
JPH0563044U JP941192U JP941192U JPH0563044U JP H0563044 U JPH0563044 U JP H0563044U JP 941192 U JP941192 U JP 941192U JP 941192 U JP941192 U JP 941192U JP H0563044 U JPH0563044 U JP H0563044U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
light
mirror
processed
reflecting mirror
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Pending
Application number
JP941192U
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English (en)
Inventor
敦夫 服部
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Publication of JPH0563044U publication Critical patent/JPH0563044U/ja
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランプアニーラ等の光加熱装置において、被
処理ウエハの面内での加熱均一性を向上させる。 【構成】 光透過部を構成する石英板16をそなえた処
理室10の内部に半導体ウエハ等の被処理ウエハ20を
配置する一方、1又は複数の光源22からの光を鏡面変
形自在の反射鏡24により集め、上記光透過部を介して
被処理ウエハ20に照射する。反射鏡24の背面には、
電気機械的アクチュエータ、ピエゾ素子等の駆動素子4
0a〜40gが設けられており、これらの駆動素子によ
り反射鏡24の鏡面形状をウエハ面内の温度分布が均一
になるように制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ランプアニーラ等の光加熱装置に関し、特に光源の光を集めて被 処理ウエハに照射する反射鏡の鏡面形状を駆動手段で制御することによりウエハ 面内の加熱均一性を向上させるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体ウエハ等を加熱処理するためのランプアニーラとしては、図2又 は3に示すものが知られている。
【0003】 図2において、10は処理室であり、例えばステンレススチール等の金属から なる底部材12及び壁部材14を気密的に結合し且つ壁部材14の上方開口を石 英板16で覆うことにより構成されている。処理室10内には、ウエハ保持具1 8が配置されている。半導体ウエハ等の被処理ウエハ20は、加熱処理に際し、 壁部材14の挿入口から処理室10内に挿入され、ウエハ保持具18上に載置さ れる。
【0004】 石英板16の上方には、アークランプ等の光源22を介して凹状の反射鏡24 が配置されている。反射鏡24は、光源22からの光を集め、ウエハ20に照射 する。石英板16は、その大部分が処理室10の光透過部として作用する。ウエ ハ20の加熱温度は、底部材12の裏側に設けたパイロメータ26によりモニタ 可能である。
【0005】 図3において、冷却ジャケット28内には、処理室10を構成する石英容器1 3が設けられている。処理室10内には、ウエハ保持具18が配置されている。 半導体ウエハ等の被処理ウエハ20は、加熱処理に際し、容器13の挿入口から 処理室10内に挿入され、ウエハ保持具18上に載置される。
【0006】 容器13の上側には、ランプアレイからなる光源22Aを介して反射鏡24A が配置されている。また、容器13の下側には、ランプアレイからなる光源22 Bを介して反射鏡24Bが配置されている。反射鏡24A及び24Bは、それぞ れ光源22A及び22Bからの光を集め、ウエハ20に照射する。石英容器13 の光源対向部は、処理室10の光透過部として作用する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
図2のランプアニーラによると、ウエハ面内で照度むらが生じ易く、ウエハ2 0の加熱均一性が良好でなかった。加熱均一性を改善するために、石英板16に おいてウエハ20の高照度部分に対応する部分をダイヤモンドペン等で傷付けて 光透過度を低下させることが試みられているが、必ずしも十分な成果が得られて いない。
【0008】 また、図3のランプアニーラは、石英容器13を用いているため減圧処理が困 難であること、石英容器13に余熱が残るためプロセス制御性が良好でないこと 等の難点があるものの、ウエハの加熱均一性については並設された多数のランプ を用いているため図2のものより良好にすることができる。しかし、加熱均一性 を良好にするには、すべてのランプの光軸合せを行なう必要があり、その作業に 手間どる不都合があった。
【0009】 この考案の目的は、ウエハ面内の加熱均一性が良好な光加熱装置を提供するこ とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案は、1又は複数の光源からの光を反射鏡により集め、処理室内の被処 理ウエハに照射するようにした光加熱装置において、前記反射鏡として鏡面変形 自在の反射鏡を用いると共に、該反射鏡の背面には鏡面形状を制御すべく駆動手 段を設けたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】
この考案の構成によれば、反射鏡の鏡面形状を駆動手段により制御するように したので、ウエハ面内の温度分布が均一になるように鏡面形状を制御することで ウエハの加熱均一性を向上させることができる。
【0012】
【実施例】
図1は、この考案の一実施例によるランプアニーラを示すもので、図2と同様 の部分には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0013】 図1の実施例の特徴は、光源22からの光を鏡面変形自在の反射鏡24で集め て被処理ウエハ20に照射すると共に、反射鏡24の背面に鏡面形状を制御すべ く駆動素子40a〜40gを設けたことである。駆動素子40a〜40gとして は、電気機械的アクチュエータ、ピエゾ素子等を用いることができる。反射鏡2 4は、単一鏡又はセグメント鏡のいずれであってもよい。
【0014】 ウエハ20の面内にて照度が均一になるように駆動素子40a〜40gで反射 鏡24の鏡面形状を制御することによりウエハの加熱均一性を向上させることが できる。
【0015】 ところで、ウエハ面内の照度を均一にしても温度分布が不均一になる場合があ る。例えば、ウエハ周辺部が放熱しやすいため温度が低下したり、ウエハ保持具 18との接触部が熱伝導により温度が低下したりすることがある。このような場 合、温度が低下した部分の照度を高めるように鏡面形状を修正することで温度分 布の均一性を改善することができる。
【0016】 なお、この考案は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば図3に示し たランプアニーラ等の他の光加熱装置にも適用可能である。この考案を図3のラ ンプアニーラに適用した場合は、多数のランプの光軸合せは厳密でなくてもよい 。
【0017】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、光源の光を集めて被処理ウエハに照射する 反射鏡の鏡面形状を駆動手段で制御することによりウエハ面内の加熱均一性を向 上させるようにしたので、半導体装置等の製造歩留りが向上する効果が得られる ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例によるランプアニーラを
示す断面図である。
【図2】及び
【図3】 従来のランプアニーラの異なる例をそれぞれ
示す断面図である。
【符号の説明】
10:処理室、20:被処理ウエハ、22,22A,2
2B:光源、24,24A,24B:反射鏡、40a〜
40g:駆動素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1又は複数の光源からの光を反射鏡により
    集め、処理室内の被処理ウエハに照射するようにした光
    加熱装置において、 前記反射鏡として鏡面変形自在の反射鏡を用いると共
    に、該反射鏡の背面には鏡面形状を制御すべく駆動手段
    を設けたことを特徴とする光加熱装置。
JP941192U 1992-01-31 1992-01-31 光加熱装置 Pending JPH0563044U (ja)

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JP941192U JPH0563044U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 光加熱装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP941192U JPH0563044U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 光加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPH0563044U true JPH0563044U (ja) 1993-08-20

Family

ID=11719659

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP941192U Pending JPH0563044U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 光加熱装置

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JP (1) JPH0563044U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009164379A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009164379A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置

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