JPH0562817U - 鉛直墨出し器 - Google Patents
鉛直墨出し器Info
- Publication number
- JPH0562817U JPH0562817U JP5952891U JP5952891U JPH0562817U JP H0562817 U JPH0562817 U JP H0562817U JP 5952891 U JP5952891 U JP 5952891U JP 5952891 U JP5952891 U JP 5952891U JP H0562817 U JPH0562817 U JP H0562817U
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- Japan
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- vertical
- main body
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- Pending
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉛直墨出し器本体の下面の中心点と載置台の
地墨合わせ点とを、容易にかつ正確に一致出来るように
する。 【構成】 透明プラスチック製等の載置台本体3を有す
る載置台1と、該載置台本体3に載置分離自在な鉛直墨
出し器本体2とから成る。載置台1には、水平調整つま
み付ネジ4…が取付けられる。鉛直墨出し器本体2の直
交する二側面には、鉛直墨出し器本体2を鉛直方向に向
けるための水準器9,9が取付けられる。載置台1の上
面と鉛直墨出し器本体2の下面の当接部に凹凸嵌込機構
13を設ける。凹凸嵌込機構13を嵌込み状として載置台1
に鉛直墨出し器本体2を載置すれば、鉛直墨出し器本体
2の下面の中心点と載置台1の地墨合わせ点とを一致出
来る。
地墨合わせ点とを、容易にかつ正確に一致出来るように
する。 【構成】 透明プラスチック製等の載置台本体3を有す
る載置台1と、該載置台本体3に載置分離自在な鉛直墨
出し器本体2とから成る。載置台1には、水平調整つま
み付ネジ4…が取付けられる。鉛直墨出し器本体2の直
交する二側面には、鉛直墨出し器本体2を鉛直方向に向
けるための水準器9,9が取付けられる。載置台1の上
面と鉛直墨出し器本体2の下面の当接部に凹凸嵌込機構
13を設ける。凹凸嵌込機構13を嵌込み状として載置台1
に鉛直墨出し器本体2を載置すれば、鉛直墨出し器本体
2の下面の中心点と載置台1の地墨合わせ点とを一致出
来る。
Description
【0001】
本考案は、電気工事に於いては各種照明器具やアンカー等の位置決めに、板金 ・空調・設備工事等に於いてはアンカーや吊りボルトやダクト等の位置決めに、 内装工事に於いては間仕切等の位置決めに用いられる鉛直墨出し器に関する。
【0002】
従来、この種の鉛直墨出し器としては、ジャイロにてバランスをとり、レーザ ー光線を鉛直方向に発射して墨出しをするジャイロ式のものが知られていた。
【0003】
しかし、従来の上記のような鉛直墨出し器では、バランスをとって静止するの に時間が掛かる欠点が有り、また、大型で嵩張る欠点が有った。
【0004】 そこで、本考案は、上述の欠点を解消し、短時間で容易に墨出しが出来、かつ 、小型で嵩張らない鉛直墨出し器を提供することを目的とする。
【0005】
上述の目的を達成するために、本考案に係る鉛直墨出し器は、載置台と、該載 置台に載置分離自在な鉛直墨出し器本体との、いずれか一方または両方に水準器 を付設し、さらに、載置台の地墨合わせ点と鉛直墨出し器本体の下面の中心点と を一致させるための凹凸嵌込機構を、上記載置台の上面と鉛直墨出し器本体の下 面の当接部に設けたものである。
【0006】
地墨と載置台の地墨合わせ点とが垂直方向に一致するように該載置台を床等に 載置する。鉛直墨出し器本体を載置台に載置して、両者の当接部の凹凸嵌込機構 を嵌込み状とすると、載置台の地墨合わせ点と鉛直墨出し器本体の下面の中心点 とが一致する。そして、水準器を目視しながら水平調整をすると、鉛直墨出し器 本体は鉛直方向に向く。スイッチをONすれば、鉛直墨出し器本体からレーザー 光線が鉛直方向に発射され、墨出しが出来る。
【0007】
以下、実施例を示す図面に基づき本考案を詳説する。
【0008】 図1は、本考案に係る鉛直墨出し器の一実施例を示し、この鉛直墨出し器は、 平面視略正三角形の載置台1と、該載置台1に起立状に載置され、かつ、載置分 離自在な正四角柱形の鉛直墨出し器本体2と、から構成される。
【0009】 上記載置台1は、図2と図3に示すように、平面視略正三角形の透明プラスチ ック製等の載置台本体3と、該載置台本体3の各角部に螺進退自在に貫設される 複数個の水平調整つまみ付ネジ4…と、から構成される。そして、この各々の水 平調整つまみ付ネジ4…を回転させることにより、載置台本体3の水平調整が行 える。
【0010】 さらに、載置台本体3の上面には、所定の深さを有する平面視正方形の凹部5 が設けられ、該凹部5の載置台本体3と平行な底面14の中心点を地墨合わせ点P とする。この地墨合わせ点Pを示すために、小さな円形リング状の目印線6を付 設する。なお、この目印線6は、載置台本体3の下面(裏面)に形成するも好ま しく、また、地墨合わせ点Pを中心とする多角形状の線や十字線等とするも自由 である。
【0011】 また、(図1にもどって)上記鉛直墨出し器本体2の下面は、長手方向に対し て直角とされ、かつ、上記載置台本体3の凹部5よりも僅かに小なる正方形とさ れる。
【0012】 しかして、この鉛直墨出し器本体2の下面と載置台1の載置台本体3の凹部5 との当接部をもって、凹凸嵌込機構13とする。そして、この凹凸嵌込機構13によ り、鉛直墨出し器本体2の下端部を載置台本体3の凹部5に密嵌状に嵌入出来、 この嵌入によって、自然に載置台1の凹部5の地墨合わせ点Pと鉛直墨出し器本 体2の下面の中心点とが一致する。また、鉛直墨出し器本体2は載置台1の載置 台本体3に垂直に保持される。
【0013】 また、鉛直墨出し器本体2は、(図示省略の)レーザー光線を発するガスレー ザーや半導体レーザー等のレーザー発生器と、該レーザー発生器の電源となる電 池と、を内蔵しており、さらに、その上面の中央には焦点調整つまみ7付のレン ズ───つまみ7内に有る───が設けられている。そして、このレーザー光線 の光軸(図示せず)は、鉛直墨出し器本体2の上面及び下面の中心点を結ぶ直線 と一致される。
【0014】 さらに、鉛直墨出し器本体2の直交する二つの側面には、水準器9,9が各々 一個ずつ付設される。即ち、この水準器9,9は、レベルホルダ8,8により該 側面にビス着される。そして、この水準器9,9は、鉛直墨出し器本体2の取付 け側面に平行とされ、かつ、鉛直墨出し器本体2の長手方向に直角とされる。
【0015】 また、鉛直墨出し器本体2の一側面には、(図示省略の)レーザー発生器の電 源スイッチ10が貫着されている。
【0016】 なお、この鉛直墨出し器本体2の形状を六角柱形,八角柱形等の多角柱形とし 、かつ、載置台本体3の凹部5の形状を鉛直墨出し器本体2の底面と相似の僅か に大なる多角形とするも自由である。
【0017】 しかして、この実施例の鉛直墨出し器の使用は、以下のように行う。
【0018】 まず、地墨(図示省略)の上に凹部5の目印線6の中心が合うように載置台1 を置く。載置台1の載置台本体3は、透明板であるため、地墨の上に目印線6を 容易にかつ正確に一致出来る。(これにより、地墨合わせ点Pと地墨とが一致す る。)
【0019】 次に、鉛直墨出し器本体2を載置台1上に載置し、該鉛直墨出し器本体2の底 面部を、載置台1の載置台本体3の凹部5に嵌入する(即ち凹凸嵌込機構13を嵌 込み状とする)。この嵌入により鉛直墨出し器本体2の下面の中心点と地墨合わ せ点Pと地墨とが同一鉛直線上に並び、鉛直墨出し器本体2は載置台1の載置台 本体3に対して直角となる。
【0020】 そして、鉛直墨出し器本体2の二つの水準器9,9を目視しつつ載置台1の水 平調整つまみ付ネジ4…を螺進退させ、鉛直墨出し器本体2を鉛直方向に向ける 。
【0021】 最後に、電源スイッチ10をONにしてレーザー光線を天井等に発射し、(天井 等の高さに合わせて)焦点調整つまみ7をまわして、レーザー光線の焦点を合わ せれば、墨出し作業は完了する。
【0022】 次に、図4は、本考案に係る鉛直墨出し器の他の実施例を示し、この鉛直墨出 し器の載置台1の載置台本体3は、平面視略正方形の透明な部材から成り、該載 置台本体3の直交する二辺には、各々載置台本体3に平行で、かつ、互いに直角 な水準器9,9を有するレベルホルダ8,8がビス着されている。
【0023】 そして、図5に示す如く、鉛直墨出し器本体2の下面には、所定の深さ寸法D を有する底面視正方形の凹部12が設けられる。
【0024】 また、図6に示す如く、載置台1の載置台本体3の上面には、上記凹部12の深 さ寸法Dよりも僅かに小なる高さ寸法Hを有し、かつ、凹部12よりも僅かに小な る平面視正方形の凸部11が設けられる。そして、この凸部11の上面15の中心を地 墨合わせ点Pとする。なお、この凸部11と凹部12を、他の多角形等とするも好ま しい。
【0025】 しかして、この凹部12及び凸部11をもって凹凸嵌込機構13とする。
【0026】 なお、本考案は、上述の実施例以外にも、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で 設計変更自由であり、例えば、二個の水準器9,9の一方を載置台1に、他方を 鉛直墨出し器本体2側に、別々に付設するも好ましい。この場合、両水準器9, 9は平面的に見て直交するように配設するものとする。
【0027】 また、凹凸嵌込機構13としては種々変形可能なことは勿論であって、例えば、 平坦な載置台本体3の上面に、棒材又は薄板からなる矩形枠を。接着、あるいは 、帯板片又は棒材を断続的又は連続的に接着し、墨出し器本体2の下端部の周縁 に当接させて、位置決めするように構成するも、自由である。
【0028】 また、凹凸嵌込機構13としては、載置台本体3の上面に、2個以上の小突出子 (又は小孔)を設け、他方、墨出し器本体2の底面に、これに対応する2個以上 の小孔(又は小突出子)を設けて、相互に嵌合させて、位置決めするように構成 するも望ましい。
【0029】
本考案は、上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0028】 凹凸嵌込機構13により、載置台1に鉛直墨出し器本体2を載置する場合に、載 置台1の地墨合わせ点Pと鉛直墨出し器本体2の下面の中心点───即ちレーザ ー光線の光軸───とを、容易にかつ正確に一致出来る。さらに、水準器9,9 により、鉛直墨出し器本体2を容易に鉛直に向けることが出来る。また、鉛直墨 出し器本体2は、載置台1に載置分離自在なため、嵩張らず携帯に至便である。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例の載置台を示す平面図であ
る。
る。
【図3】本考案の一実施例の載置台を示す背面図であ
る。
る。
【図4】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】本考案の他の実施例の鉛直墨出し器本体を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】本考案の他の実施例の載置台を示す斜視図であ
る。
る。
1 載置台 2 鉛直墨出し器本体 9 水準器 13 凹凸嵌込機構 P 地墨合わせ点
Claims (1)
- 【請求項1】 載置台1と、該載置台1に載置分離自在
な鉛直墨出し器本体2との、いずれか一方または両方に
水準器9,9を付設し、さらに、載置台1の地墨合わせ
点Pと鉛直墨出し器本体2の下面の中心点とを一致させ
るための凹凸嵌込機構13を、上記載置台1の上面と鉛直
墨出し器本体2の下面の当接部に設けたことを特徴とす
る鉛直墨出し器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5952891U JPH0562817U (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 鉛直墨出し器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5952891U JPH0562817U (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 鉛直墨出し器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0562817U true JPH0562817U (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=13115870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5952891U Pending JPH0562817U (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 鉛直墨出し器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0562817U (ja) |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP5952891U patent/JPH0562817U/ja active Pending
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