JPH0562777U - 加湿器用点滴バルブ - Google Patents

加湿器用点滴バルブ

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JPH0562777U
JPH0562777U JP354092U JP354092U JPH0562777U JP H0562777 U JPH0562777 U JP H0562777U JP 354092 U JP354092 U JP 354092U JP 354092 U JP354092 U JP 354092U JP H0562777 U JPH0562777 U JP H0562777U
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JP
Japan
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valve
water
hole
humidifier
chamber
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Pending
Application number
JP354092U
Other languages
English (en)
Inventor
木村恵一
Original Assignee
木村工機株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は空調機等において用いられている加
湿器に一定量の加湿水を自動的且つ間歇的に付与し以て
室内に常時快適な環境を期待求め得ようとする加湿器用
点滴バルブを提供しようとする。 【構成】一方に加湿水の入口を他方に加湿水の出口を開
口設けてなる機筺Aの内部室内を、弁孔を有した弁壁に
て区切りし該左右に弁室、作動室を夫々形成すると共に
弁室内にスプリングの頭部に上記、弁孔を該スプリング
の作用にて開閉する弁体を、また作動室には電動機Mと
連動連結せるカム盤を回転自在に支承設け、該カム盤の
回転作動を介して上記、弁体を所定の間隔毎に往復可動
させかかる弁体の往復作動によって弁孔を開閉し、水出
口より一定量の水を間歇的に流出行なわしめるように構
成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は空調機等において用いられている加湿器に一定量の加湿水を自動的 且つ間歇的に付与し以て室内に常時快適な環境を期待求め得ようとする加湿器用 点滴バルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、室内を加湿する手段として空調機内に超音波式、蒸気式、遠心式等各種 の加湿器が併設されているがその殆どは蒸発部の加湿モジュールと滴下給水機構 とによって構成された浸透気化式加湿器が用いられている。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
しかるに上記、浸透気化式加湿による場合に加湿モジュール全体に略均等に加 湿水を滴下給水を行なわしめるが為に滴下給水機構として給水装置の一部に電磁 弁を設置し、該電磁弁の作動にて滴下流水量を制御行なわしめる機構を有するも のであるから当然、構造が複雑にて故障率も多く、非常に高価であるは勿論、特 に加湿器に対して確実な加湿制御作用を行なわしめることは困難である等種々の 欠点を有していたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記、欠点を根本的に是正行わしめんとするを主な目的としている ものであって、一方に加湿水の入口を他方に加湿水の出口を開口設けてなる機筺 Aの内部室内を、弁孔を有した弁壁にて区切りし該左右に弁室、作動室を夫々形 成すると共に弁室内にスプリングの頭部に上記、弁孔を該スプリングの作用にて 開閉する弁体を、また作動室には電動機Mと連動連結せるカム盤を回転自在に支 承設け、該カム盤の回転作動を介して上記、弁体を所定の間隔毎に往復可動させ かかる弁体の往復作動によって弁孔を開閉し、水出口より一定量の水を間歇的に 流出行なわしめる加湿器用点滴バルブを提供しようとするものである。
【0005】
【作用】
この考案は上記の構成によるものであって、加湿モジュールまたは蒸発パイプ 等の加湿器の給水側パイプの一部に取り付けし、加湿を必要とする場合に電動機 Mを作動するにおいてカム盤9が回転し、該カム盤9の回転作用によって弁体7 の頭部7aをスプリング8の弾力に抗して押圧し弁孔3を開口する、かかる弁孔 3の開口によって弁室5内の加湿水を作動室6内に送出し、これを出口2より加 湿器に送水する。 上記、加湿水の送水が一定量行なわれるとカム盤9の回転続行によりカム作動 部9aが弁体7の頭部7aの押圧を解除し、再たびスプリング8の作動にて弁孔 3を塞口し加湿水の送水を遮断する。 かかるカム盤9の回転続行作動によって一定の時間内において一定量の水を間 歇的に加湿器に供給行なわしめる。 特にこの考案においては上記、カム盤9の回転速度をタイマーにて予じめ設定 するか、またはカム作動部9aの数、カム凸部の高さ等によって弁孔3の通水量 を任意自在に調節行なわしめることが可能であり、従って如何なる多少水量の加 湿水であるも該加湿の目的に応じてその都度、良好な加湿水の滴下を容易に求め ることが出来得るのである。 更に、この考案においては請求項3項記載の如く、上記カム盤9を用いること なく弁室5内にスプリング8の作用にて弁孔3を開閉する球状弁10を遊嵌設け 且つ、作動室6内にギヤー11の回転により前後に往復動する弁棒12を設け、 該弁棒12の作動にて上記、球状弁10を押突して弁孔3を開閉し、該弁孔3の 開閉作動にて水出口2より一定量の水を間歇的に流出行なわしめる機構とするこ とが出来得る。 また、請求項4項記載の如く、上記カム盤9に代えて弁孔3を開口設けてなる 弁壁4面に該弁孔3を塞口または開口すべく一個または数個の通水孔14を開孔 せる回転盤13を支軸15により回転自在に支承し、該回転盤13を動力に連動 連結し、かかる回転盤13の回転作動によって弁孔3よりの通水を通水孔14を 通して水出口2より一定量の水を間歇的に流出行なわしめることも出来得る。
【0006】 図1はこの考案の一実施例によるものであって、機筺Aの一方に加湿水の水入 口1を、他方に加湿水の出口2を開口設けてなるもので該内部を弁壁4にて左右 に区切りし、該弁壁4の左右に弁室5および作動室6を夫々形成すると共に上記 弁壁4の中央部分に適宜口径の弁孔3を開口設け、弁室5内にスプリング8を装 設し該スプリング8の頭部に弁体7を取り付けし、上記弁孔3をスプリング8の 弾力に抗して閉口遮断し該弁孔3を通る水を制御する。 また一方側の作動室6には電動機Mと連動連結せるカム盤9を回転自在に支承 設け、該カム盤9の回転作動によって上記、弁体7の頭部7aを押圧しスプリン グ8の弾力に抗して弁孔3を開閉する。 また図1の如く上記、カム盤9の回転面の一部または数カ所に流水量に応じて 数個の凸部9aを凸出設け、該凸部9aによる作用にて弁体7を一定間隔毎に弁 孔3を開閉し、水出口2より所定量の水を間歇的に流出行なわしめる。 なお上記、回転数の設定をタイマー機構により行なわしめる場合もある。
【0007】 更に図2にて示す如く、弁室5内にスプリング8を装設すると共に該スプリン グ8の頭端部に球状弁10を遊嵌設け、スプリング8の弾力に抗して球状弁10 の球面にて弁孔3を圧孔塞口行なわしめ、且つ一方の作動室6内には電動機Mと 連動連結せるギヤー11を設け、該ギヤー11に弁棒12を歯合させギヤー11 の回転によって上記、弁棒12を前後に往復作動するようにした構成において、 該前後の往復作動により弁棒11の突端部11aにて上記、球状弁10を押突し て弁孔3を開閉し、弁孔3の通水を遮断制御または開放することも出来得る。
【0008】 また図3に示す如く、弁孔3を一個または数個を開口設けた弁壁4の壁面部分 に上記、弁孔3を塞口または開口すべく一個または数個の通水孔14を開設せし た回転盤13を支軸15に回転自在に支承設け、該回転盤13を動力を介して回 転作動行なわしめ夫々の通水孔14を弁孔3と一致させ、弁孔3を通流する加湿 水を一定の時間内において一定水量を加湿器に間歇的に供給行なわしめることも 出来得る。
【0009】
【発明の効果】
以上の如く、この考案はカム盤9の回転作動によって弁体7をスプリング8の 弾力に抗して弁孔3を開閉行なわしめるものであるから、電動機の回転速度、カ ム機構の形状等によって常時一定間隔おきに所定水量の加湿水を加湿器側に確実 容易に供給することが出来得るは勿論、機構全体の構造が簡単であり、且つ操作 も容易にて故障の憂れいも無く、小型にて安価であると共に加湿器に対して確実 な加湿制御作動も求め得られる等種々の効果を併せ有している。 また請求項3項記載の球状弁10を上記、弁体7に代え用いることによって弁 孔3における弁体の歪み等が生じたとしても常時安定した弁接面が得られ、且つ 弁孔周の磨耗が阻止出来得る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る点滴バルブの内部構造を示す断
面図
【図2】同上、他の実施態様図
【図3】同上、他の実施態様図である。
【符号の説明】
3 弁孔 4 弁壁 5 弁室 6 作動室 7 弁体 8 スプリング 9 カム盤

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方に加湿水の入口1を他方に加湿水の
    出口2を開口設けてなる機筺Aの内部室内を、中央に適
    宜口径の弁孔3を有した弁壁4にて区切りして該弁壁4
    左右両側に弁室5及び作動室6を夫々形成し、弁室5内
    にスプリング8を嵌装すると共に該頭部に上記、弁孔3
    をスプリング8の弾力に抗して開閉開閉する弁体7を取
    り付けし、また作動室6には電動機Mと連動連結せるカ
    ム盤9を回転自在に支承設け、該カム盤9の回転作動に
    よって弁体7を一定の間隔毎に往復可動させ、かかる弁
    体7の往復作動によって上記、弁孔3を開口、または遮
    断制御し、水出口2より常時一定量の水を間歇的に流出
    して水滴化とし、これを加湿器に断続的に供給行なわし
    めるように構成したことを特徴とする加湿器用点滴バル
    ブ。
  2. 【請求項2】 上記、請求項1項記載の点滴バルブにお
    いて、弁体7を作動させるカム盤9の回転面に流水量に
    応じて数個の凸部9aを凸出設け、該凸部9aによる作
    用にて弁体7を所定間隔毎に弁孔3を開閉し、水出口2
    より所定量の水を間歇的に流出行なわしめることを特徴
    とする加湿器用点滴バルブ。
  3. 【請求項3】 上記、請求項1項記載の点滴バルブにお
    いて、弁室5内にスプリング8の作用にて弁孔3を開閉
    する球状弁10を遊嵌設け、且つ一方作動室6内にギヤ
    ー11の回転により前後に往復動する弁棒12を設け、
    該弁棒12の作動にて上記、球状弁10を押突して弁孔
    3を開閉し、かかる開閉作動にて水出口2より一定量の
    水を間歇的に流出行なわしめることを特徴とする加湿器
    用点滴バルブ。
  4. 【請求項4】 上記、請求項第1項記載の点滴バルブに
    おいて、弁孔3を開口設けてなる弁壁4面に該弁孔3を
    塞口または開口すべく一個または数個の通水孔14を開
    孔せる回転盤13を支軸15にて回転自在に支承し、該
    回転盤13を動力を介して回転行なわしめ弁孔3と通水
    孔14を合孔または遮断し、かかる弁孔3の開閉作用に
    よって水入口1側よりの送水を通水孔14を通して一定
    量の水を水出口へ間歇的に流出するようにしたとを特徴
    とする加湿器用点滴バルブ。
JP354092U 1992-02-04 1992-02-04 加湿器用点滴バルブ Pending JPH0562777U (ja)

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