JPH056251Y2 - - Google Patents

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JPH056251Y2
JPH056251Y2 JP1988030363U JP3036388U JPH056251Y2 JP H056251 Y2 JPH056251 Y2 JP H056251Y2 JP 1988030363 U JP1988030363 U JP 1988030363U JP 3036388 U JP3036388 U JP 3036388U JP H056251 Y2 JPH056251 Y2 JP H056251Y2
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JP
Japan
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belt
rail
conveyor belt
edge
supported
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JP1988030363U
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JPH01134607U (ja
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、食品等をスパイラルコンベヤベル
トにより搬送しながら、搬送過程中で連続的に冷
凍・加熱・加湿・乾燥等の処理をするスパイラル
コンベヤベルトに関するものである。
「従来技術及びその問題点」 スパイラルコンベヤは、ベルトを螺旋状に移動
させながら、食品を冷凍・加熱等の処理をするも
のである。
一般にこの種スパイラルコンベヤは、占有面積
の割合に比べて搬送面積が大きいことから、搬送
効率が優れている特徴を有する。そのため、従来
から冷凍室或いは乾燥室に設置し、室内での被搬
送物の滞在時間を長くして、装置全体をコンパク
ト化するのに役立つている。
スパイラルコンベヤベルトとしては、従来第2
図に示すように、ベルト1の両エツジ6,6′を
レール受2,2′に下支えられたレール3,3′上
に支持し、両レール受2,2′をフレーム4に接
続した棚5上に立設してなるものが知られてい
た。しかしながらこのものは、食品を積み込む面
積が、棚とベルト間に限られるので、上下のベル
ト間の段ピツチを完全に利用することができず、
棚とベルト間にしか食品を積み込むことができな
い欠点があつた。
このような欠点を解消するため、第3図に示す
ように、ベルト1の両エツジのリンクプレート
7,7′を立上がらせ、これを多段に積層してな
るコンベヤベルト1が提案されている。このよう
に構成すると、上下のベルト間の段ピツチ全てを
食品を積み込む面積として有効利用することがで
き、そのため食品を同じ容積積み込む能力とする
のに、コンベヤをコンパクト化することができ、
その結果装置全体をコンパクト化することができ
る利点が得られる。しかしながら、このコンベヤ
ベルトによれば、エツジが邪魔をするため、フレ
ーム4方向からの風を食品を当てることができな
いと共に上方からの風を当てる場合でも荷物の間
に間隙を形成しないと風が上下に流通しない欠点
があつた。そのため、荷物の積み込み面積をそれ
ほど大きくすることができない問題があつた。
この考案は、上記従来技術の欠点を一挙に解消
しようとするものであり、食品を積み込む面積と
して段ピツチを完全に利用することができると共
に横方向及び上下方向からの風を食品に当てるこ
とができ、荷物を多量に積み込むことができるコ
ンベヤベルトを提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 上記目的に沿う本考案の構成は、ベルトのメー
ンドラムに接触する側のエツジを立上がらせ、他
方のベルトのエツジは、レール受けに下支えられ
たレール上に支持し、前記レール受けは、一端を
フレームに固定し、他端が前記レール受け下端に
延びた受腕先端に立設し、食品の積み込む面積と
して段ピツチを完全に有効利用すると共に横方向
及び上下方向からの風を食品に当てることができ
るようにし、荷物の積み込む面積を飛躍的に向上
させたことを特徴とする。
「実施例」 以下に、この考案の望ましい実施例を第1図を
参照しながら説明する。
コンベヤベルト11のメーンドラム19側のエ
ツジは、リンクプレートが上方に立上がつてエツ
ジ立上がり部17を形成しており、コンベヤベル
トはこの立上がり部の上に多段に積み上げた形で
メーンドラム19に当接している。コンベヤベル
トの他端エツジ16は、レール受12に下支えら
れたレール13上に支持されており、レール受1
2はフレーム14に結合した受腕20先端に立設
されている。最下段のコンベヤベルト11は、一
端をフレーム14に結合した長い棚21にレール
受け12,12′及びレール13,13′を介して
支持されている。
コンベヤベルトは、多段に積層され、メーンド
ラム19を回転させることによつて、螺旋状に設
置されたレール13上を摺動しながら移動するの
は、従来と全く同様である。
「考案の効果」 以上述べた如く本考案によれば、ベルトのメー
ンドラム側のエツジを立ち上がらせており、この
立上がり部で上下のベルトが支持されているの
で、従来のようにベルト下方に位置した長い棚
は、最下段の棚以外は不要とすることができるか
ら、段ピツチを完全に荷物の積み込み面積として
利用することができると共に本考案によれば、ベ
ルトのフレーム側のエツジは立上がつていない
し、長い棚もない、フレーム側及び上下方向から
も風を送ることができ、その結果、荷物を隙間な
く積み込んでも風が流通することとなるから、荷
物の有効積み込み面積をこの種従来公知の装置と
比べて飛躍的に向上させると共に、装置のコンパ
クト化及び効率の良い風の循環方式が達成され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す断面図、第2
図及び第3図は、従来のコンベヤベルトを示す断
面図である。 図中、11……コンベヤベルト、17……エツ
ジ立上がり部、19……メーンドラム、14……
フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベルト11のメーンドラム19に接触する側に
    エツジ立上がり部17を形成し、他方のベルトの
    エツジ16は、レール受け12に下支えられたレ
    ール13上に支持し、前記レール受け12は、一
    端を前記フレーム14に固定し、他端が前記レー
    ル受け12下端に延びた受腕20先端に立設され
    ているスパイラルコンベヤベルトを、前記エツジ
    立上がり部17上に積み上げることによつて多段
    に積層し、最下段のスパイラルコンベヤベルトの
    両端を、一端をフレーム14に結合した長い棚2
    1に、レール受け12,12′及びレール13,
    13′を介して支持してなることを特徴とするス
    パイラルコンベヤベルト装置。
JP1988030363U 1988-03-09 1988-03-09 Expired - Lifetime JPH056251Y2 (ja)

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JP1988030363U JPH056251Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988030363U JPH056251Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01134607U JPH01134607U (ja) 1989-09-13
JPH056251Y2 true JPH056251Y2 (ja) 1993-02-18

Family

ID=31255365

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988030363U Expired - Lifetime JPH056251Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09

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JP (1) JPH056251Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241070U (ja) * 1975-09-17 1977-03-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01134607U (ja) 1989-09-13

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