JPH0562518U - 作業用手袋 - Google Patents

作業用手袋

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JPH0562518U
JPH0562518U JP2401291U JP2401291U JPH0562518U JP H0562518 U JPH0562518 U JP H0562518U JP 2401291 U JP2401291 U JP 2401291U JP 2401291 U JP2401291 U JP 2401291U JP H0562518 U JPH0562518 U JP H0562518U
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JP
Japan
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finger
glove
work
thumb
original
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Pending
Application number
JP2401291U
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English (en)
Inventor
宏 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Towa Corp Co Ltd
Original Assignee
Towa Corp Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Towa Corp Co Ltd filed Critical Towa Corp Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装着時には物の把持が確実に行なえる作業用手
袋であって、同作業用手袋の先端部等が機械等に巻込ま
れた際には、作業者の手から容易に抜取られて作業者の
安全性を確保できるようにすること。 【構成】原手袋1の指入れ部分を、親指を入れる親指部
3と、人差し指を入れる人差し指部4と、中指、薬指及
び小指をまとめて入れる三本指部5とにより形成し、同
原手袋1の表面に被覆保護層2を形成したこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、指入れ部分を三つに形成した作業用手袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、作業用手袋の一形態として、例えば、綿等により形成した原手袋の表面 を塩化ビニル樹脂により被覆して、作業者の手を擦傷等から保護できるようにし たものがある。
【0003】 そして、この作業用手袋は、五本指入れ部分を具備し、各指入れ部に一本づつ 指を入れて、五本の指を個々に動かせるようにして、製造業や機械加工業等の作 業現場で使用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記した作業用手袋の場合、五本の指を個々に指入れ部分に入れて いるために、各指を自由に動かすことはできるものの、一本の指入れ部分の先端 部が機械等に挾まれて巻込まれた際には、作業用手袋が作業者の手から容易に抜 けないために、作業者の手も機械の中に巻込まれ、手を切断する等の不慮の事故 を生じるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案では、原手袋の指入れ部分を、親指を入れる親指部と、人差し 指を入れる人差し指部と、中指、薬指及び小指をまとめて入れる三本指部とによ り形成し、同原手袋の表面に被覆保護層を形成したことを特徴とする作業用手袋 、及び、原手袋の指入れ部分を、親指を入れる親指部と、人差し指及び中指をま とめて入れる中側二本指部と、薬指及び小指をまとめて入れる外側二本指部とに より形成し、同原手袋の表面に被覆保護層を形成したことを特徴とする作業用手 袋を提供せんとするものである。
【0006】 また、本考案では、下記の構造にも特徴を有する。
【0007】 原手袋の三本指部を、三本の指をそれぞれ入れる部分に区分して形成したこと 。
【0008】 原手袋の中側二本指部を、二本の指をそれぞれ入れる部分に区分して形成する と共に、外側二本指部も、二本の指をそれぞれ入れる部分に区分して形成したこ と。
【0009】 原手袋をアラミド繊維により形成したこと。
【0010】 被覆保護層を塩化ビニル樹脂等の合成樹脂により形成したこと。
【0011】 被覆保護層を合成ゴムにより形成したこと。
【0012】 被覆保護層の手の掌側に滑り止め加工を施したこと。
【0013】
【作用】
本考案に係る作業用手袋を着用する際には、親指を親指部に入れ、人差し指を 人差し指部に入れ、そして、中指、薬指及び小指をまとめて三本指部に入れる。
【0014】 このようにして、親指と人指し指と他の三本の指とを動かして所要の作業を行 なうことができる。
【0015】 この際、作業用手袋の先端部が機械に挾まれて巻込まれるという不慮の事故が 生じても、同作業用手袋は、三つの指をまとめて入れているために、作業者の手 から容易に抜き取られ、作業者の手も一緒に機械に巻込まれて手を切断する等の 事故が生じるのを防止することができる。
【0016】 そして、原手袋の三本指部は、三本の指をそれぞれ入れる部分に区分して形成 しておくことにより、三本の各指の安定性を良くすることができて、作業用手袋 の使用性能を良好にすることができる。
【0017】 原手袋を、綿に比べて切断強度が四倍以上もあるアラミド繊維により形成する ことにより、作業用手袋の耐切断強度を向上させて、作業者の手の保護機能を高 めることができ、この点からも安全性を向上させることができる。
【0018】 被覆保護層は、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂や合成ゴムにより形成することに より、作業用手袋に良好な防水性、耐摩耗性、及び耐久性等を具備させることが できる。
【0019】 さらに、被覆保護層の手の掌側に滑り止め加工を施すことにより、作業用手袋 を介して物を確実に把持することができる。
【0020】 また、作業用手袋は、原手袋の指入れ部を、親指を入れる親指部と、人差し指 及び中指をまとめて入れる中側二本指部と、薬指及び小指をまとめて入れる外側 二本指部とにより形成し、さらに、中側二本指部と外側二本指部を、二本の指を それぞれ入れる部分に区分して形成することによっても、上記した作業用手袋の 場合と同様の作用効果を得ることができる。
【0021】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0022】 図1は、本考案に係る作業用手袋Aの一部切欠正面図である。
【0023】 かかる作業用手袋Aは、原手袋1の表面に被覆保護層2を形成しており、原手 袋1は、綿に比べて切断強度が四倍以上もあるアラミド繊維により形成し、また 、被覆保護層2は、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂や合成ゴムにより形成している 。
【0024】 原手袋1は、図2に示すように、親指を入れる親指部3と、人差し指を入れる 人差し指部4と、中指、薬指及び小指をまとめて入れる三本指部5とから形成し ている。
【0025】 そして、三本指部5の内部は、ミシン掛けによる縫糸6により中指、薬指、及 び小指を別々に入れることができるように三つの指入れ部5a,5b,5cに区分して、 三本の指が親指や人差し指と同様に三本指部5内においてそれぞれ独立した状態 におかれるようにしている。
【0026】 保護被覆層2の手の掌側には、保護被覆層2と同一素材を粒状にしたものを付 着させて滑り止め加工9を施している。
【0027】 また、原手袋1としては、アラミド繊維に限らず、綿やメリヤス布等を使用す ることができ、同原手袋1の表面には合成樹脂や合成ゴムに対して撥水性や撥油 性を有するフッ素樹脂やシリコン樹脂の薄い塗着層を形成し、同塗着層の表面に 被覆保護層2を被着させることもできる。
【0028】 この場合、原手袋1は、表面のみをフッ素樹脂等により処理し、原手袋1の内 面の手の接触する部分は布繊維のままであるために、適度の通気性と吸湿性を有 して、手より発散する汗等を容易に吸収するために、手袋内が蒸れるおそれがな く、長時間軽快な状態にて着用することができ、作業能率上多大の効果を有する 。
【0029】 図3は、他の実施例としての作業用手袋Aを示しており、同作業用手袋Aは、 原手袋1の指入れ部分を、図4にも示すように、親指を入れる親指部3と、人差 し指及び中指をまとめて入れる中側二本指部7と、薬指及び小指をまとめて入れ る中側二本指部8とにより形成し、同原手袋1の表面に被覆保護層2を形成して いる。
【0030】 そして、原手袋1の中側二本指部7と外側二本指部8の内部は、ミシン掛けに よる縫糸6により人差し指、中指、薬指、及び小指を別々に入れることができる ように二つづつの指入れ部7a,7b,8a,8b に区分して、四本の指が親指と同様に各 二本指部7,8内においてそれぞれ独立した状態におかれるようにしている。
【0031】 このような作業用手袋Aによっても、前記した作業用手袋Aと同様の作用効果 を得ることができる。
【0032】 また、上記した作業用手袋Aの製造は、先に出願人が出願した特願昭57−6 4363号に記載した方法により行なうことができる。
【0033】
【本考案の効果】
本考案によれば、以下のような効果が得られる。
【0034】 作業用手袋の指入れ部分を、親指部と人差し指部と三本指部とにより形成 するか、又は親指部と中側二本指部と外側二本指部とにより形成しているために 、かかる作業用手袋を介した物の把持等の作業を容易に行なうことができると共 に、作業用手袋の先端部が機械に挾まれて巻込まれた場合にも、同作業用手袋が 簡単に作業者の手から抜けて、作業者の手が作業用手袋と共に機械に巻込まれる のを防止することができて、安全性を高めることができる。
【0035】 原手袋の三本指部は、三本の指をそれぞれ入れる部分に区分して形成し、 また、二本指部は、二本の指をそれぞれ入れる部分に区分して形成しているため に、各指の安定性を良好にすることができて、作業用手袋の使用性能を良好に確 保することができる。
【0036】 原手袋をアラミド繊維により形成しているために、作業用手袋の切断強度 を向上させて、作業者の手の保護機能を高めることができ、この点からも安全性 を向上させることができる。
【0037】 被覆保護層を、合成樹脂や合成ゴムにより形成しているために、作業用手 袋を防水性、耐摩耗性、及び耐久性等に優れたものとすることができる。
【0038】 被覆保護層の手の掌側に滑り止め加工を施すことにより、作業用手袋を介 しての物の把持を確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る作業用手袋の一部切欠正面図。
【図2】原手袋の正面図。
【図3】他の実施例としての作業用手袋の一部切欠正面
図。
【図4】原手袋の正面図。
【符号の説明】
A 作業用手袋 1 原手袋 2 被覆保護層 3 親指部 4 人差し指部 5 三本指部 6 縫糸 7 中側二本指部 8 外側二本指部

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原手袋1の指入れ部分を、親指を入れる
    親指部3と、人差し指を入れる人差し指部4と、中指、
    薬指及び小指をまとめて入れる三本指部5とにより形成
    し、同原手袋1の表面に被覆保護層2を形成したことを
    特徴とする作業用手袋。
  2. 【請求項2】 原手袋1の三本指部5を、三本の指をそ
    れぞれ入れる部分に区分して形成したことを特徴とする
    請求項1記載の作業用手袋。
  3. 【請求項3】 原手袋1の指入れ部分を、親指を入れる
    親指部3と、人差し指及び中指をまとめて入れる中側二
    本指部7と、薬指及び小指をまとめて入れる外側二本指
    部8とにより形成し、同原手袋1の表面に被覆保護層2
    を形成したことを特徴とする作業用手袋。
  4. 【請求項4】 原手袋1の中側二本指部7を、二本の指
    をそれぞれ入れる部分に区分して形成すると共に、外側
    二本指部も、二本の指をそれぞれ入れる部分に区分して
    形成したことを特徴とする請求項3記載の作業用手袋。
  5. 【請求項5】 原手袋1をアラミド繊維により形成した
    ことを特徴とする請求項1又は3記載の作業用手袋。
  6. 【請求項6】 被覆保護層2を塩化ビニル樹脂等の合成
    樹脂により形成したことを特徴とする請求項1又は3記
    載の作業用手袋。
  7. 【請求項7】 被覆保護層2を合成ゴムにより形成した
    ことを特徴とする請求項1又は3記載の作業用手袋。
  8. 【請求項8】 被覆保護層2の手の掌側に滑り止め加工
    を施したことを特徴とする請求項1又は3記載の作業用
    手袋。
JP2401291U 1991-04-11 1991-04-11 作業用手袋 Pending JPH0562518U (ja)

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