JPH0562417U - 包装装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】銘板の取り外しを容易に行なえ、作業能率の向
上を図るようにした包装装置を提供することを目的とす
る。 【構成】段ボール板からなる包装箱12の平面部分である
１つの側板13の銘板11貼り付け部位に、貼り付けられる
銘板11で一部が覆われる凹部14を打ち抜き加工により形
成して設けた包装装置。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は物品の包装するときに使用される包装装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、段ボール板などの厚紙からなる包装箱の外壁面に取り外し可能な銘板を 貼る場合、通常は図３に示すように包装箱１の平面部分である側板２に銘板３を 貼り付けていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、包装箱１の平面部分である側板２に銘板３を貼り付けると、銘板３を 取り外すときに銘板３の端部に指が掛かりにくく、非常に取り外しにくいという 問題があった。

【０００４】 本考案はこのような課題を解決するもので、銘板の取り外しを容易に行なえ、 作業能率の向上を図るようにした包装装置を提供することを目的とするものであ る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

この課題を解決するために本考案は、包装箱の側板の銘板貼り付け部位に、貼 り付けられる銘板で一部が覆われる凹部を設けたものである。

【０００６】

【作用】

この構成により、側板に貼り付けられた銘板を取り外すとき、凹部より銘板の 裏側に指を引っ掛けて銘板を容易に取り外すことができ、作業能率の向上を図る ことができる。

【０００７】

【実施例】 以下、本考案の一実施例について、図面に基づいて説明する。 図１および図２において、11は段ボール板からなる包装箱12の平面部分である １つの側板13に貼り付けられる銘板である。前記包装箱12の側板13には前記銘板 11の貼り付け部位に、貼り付けられる銘板11で一部が覆われる凹部14が打ち抜き 加工により形成されている。従って、前記側板13から銘板11を取り外す際に凹部 14より銘板11の裏側に指を引っ掛けて銘板11をつかみ、簡単に取り外すことがで きる。

【０００８】

【考案の効果】

以上のように本考案によれば、包装箱の側板の銘板貼り付け部位に、貼り付け られる銘板で一部が覆われる凹部を設けてあり、側板に貼り付けられた銘板を取 り外すとき、凹部より銘板の裏側に指を引っ掛けて銘板を容易に取り外すことが でき、銘板を取り外しのために別の部品を必要とせず作業性の向上を図ることが できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例における包装箱の斜視図であ
る。

【図２】図１のＸ−Ｘ断面図である。

【図３】従来例における包装箱の斜視図である。

【符号の説明】

11 銘板 12 包装箱 13 側板 14 凹部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 包装箱の側板の銘板貼り付け部位に、貼
   り付けられる銘板で一部が覆われる凹部を設けた包装装
   置。