JPH0562065U - ハイブリットicの実装構造 - Google Patents

ハイブリットicの実装構造

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Publication number
JPH0562065U
JPH0562065U JP744892U JP744892U JPH0562065U JP H0562065 U JPH0562065 U JP H0562065U JP 744892 U JP744892 U JP 744892U JP 744892 U JP744892 U JP 744892U JP H0562065 U JPH0562065 U JP H0562065U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hybrid
electrode
motherboard
mounting structure
chip component
Prior art date
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Pending
Application number
JP744892U
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English (en)
Inventor
清一 小池
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0562065U publication Critical patent/JPH0562065U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リードフレームを用いることなくハイブリッ
トICをマザーボード上に容易に実装することができる
ハイブリットICの実装構造を提供する。 【構成】 ハイブリットIC1の裏面に搭載されたチッ
プ部品3をマザーボード2の上面に接続することでハイ
ブリットIC1をマザーボード2上に支持する。しかも
このチップ部品3は、ハイブリットIC1の裏面に設け
られた配線パターン12と導通状態となる第1電極31
と、マザーボード2の上面に設けられた配線パターン1
2と導通状態となる第2電極32とを有するもので、さ
らに第1電極31と第2電極32との間には部材33が
介在するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ハイブリットICがマザーボード上に支持されたハイブリットIC の実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハイブリットICは、複数のチップ部品や半導体素子のベアチップ等をプリン ト配線板の表裏面に搭載し、種々の電気的特性を持たせた集積回路である。 このハイブリットICをマザーボードに実装した実装構造に、リードフレーム を用いたものがある。 すなわち、ハイブリットICを構成するプリント配線板をリードフレームに搭 載し、リードフレームとプリント配線板の配線パターンとを半田付けで接続する 。これにより、プリント配線板の外周からリードフレームが導出された状態とな る。 このリードフレームをマザーボードに半田付け又は、上面に設けられたソケッ ト等に挿入することで、ハイブリットICをマザーボード上に実装している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようにリードフレームを用いてハイブリットICをマザー ボード上に実装する実装構造には、次のような問題がある。 すなわち、ハイブリットICをリードフレームに接続し、半田付け等により配 線するという作業が必要となり、工程数が増加してしまう。 さらに、リードフレームにはリード寄りや浮きなどが発生しており、自動実装 機を用いて多数本のリードフレームをマザーボード上に実装するには困難である 。 また、リードフレームのアウターリードのピッチは規格が決まっているため、 マザーボード上に形成する配線パターンのレイアウトにおいて、設計上の制約を 受けやすい。 よって、本考案はリードフレームを用いることなくハイブリットICをマザー ボード上に容易に実装することができるハイブリットICの実装構造を提供する ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決するためになされたハイブリットICの実装構造 である。 すなわち、プリント配線板の表裏面に複数のチップ部品が搭載されたハイブリ ットICをマザーボード上に接続して成るハイブリットICの実装構造において 、ハイブリットICの裏面に搭載されたチップ部品をマザーボードの上面に接続 することで、ハイブリットICをマザーボード上に支持し、しかもこのチップ部 品は、ハイブリットICの裏面に設けられた配線パターンと導通状態となる第1 電極と、マザーボードの上面に設けられた配線パターンと導通状態となる第2電 極とを有するものである。 さらに、このチップ部品の第1電極と第2電極との間には部材が介在している ものである。
【0005】
【作用】
プリント配線板の裏面に搭載されたチップ部品をマザーボードの上面に接続す ることにより、ハイブリットICはマザーボード上に支持される。 しかも、この状態でハイブリットICの裏面に設けられた配線パターンとチッ プ部品の第1電極とが接続し、マザーボード上面に設けられた配線パターンとチ ップ部品の第2電極とが接続する結果、ハイブリットICとマザーボードとの電 気的な接続が得られる。
【0006】
【実施例】
以下に本考案のハイブリットICの実装構造の実施例を図に基づいて説明する 。 図1は本考案のハイブリットICの実装構造を説明する断面図で、(a)は概 略断面図、(b)はA部拡大図である。 すなわち、図1(a)に示すように、この実装構造はプリント配線板11の表 裏面に複数のチップ部品3が搭載されて成るハイブリットIC1と、このハイブ リットIC1を実装するためのマザーボード2とから構成されている。 このプリント配線板11の裏面に搭載されたチップ部品3はマザーボード2の 上面にハンダ付け等を用いて接続されており、このチップ部品3によりハイブリ ットIC1がマザーボード2上に支持された状態となっている。
【0007】 このチップ部品3について、図1(b)の拡大断面図に基づいて説明する。 チップ部品3は、第1電極31および第2電極32とを有し、これら第1電極 31と第2電極32との間に部材33が介在している。 この部材33として導電性のものや、反対に絶縁性の高いもの等を用いる。 チップ部品3の第1電極31は、プリント配線板11の裏面に設けられた配線 パターン12aと例えばリフローによるハンダ付けで接続されている。 また、チップ部品3の第2電極32は、マザーボード2の上面に設けられた配 線パターン12bと前記同様のハンダ付けにより接続されている。 このようにチップ部品3を接続することにより、ハイブリットIC1とマザー ボード2との電気的な接続を得ることができる。 この際、第1電極31とマザーボード2上面の配線パターン12cとの接続、 および第2電極32とプリント配線板11下面の配線パターン12dとの接続は 、ハイブリットIC1をマザーボード2上に安定して支持するために行うもので あり、電気的な導通を得るものでなくても良い。
【0008】 次に、チップ部品3について図2および図3の斜視図を用いて説明する。 すなわち、第1電極31および第2電極32として銅等の導体材料を用い、こ の第1電極31と第2電極32との間に介在する部材33として、タングステン や窒化タンタル等から成る抵抗体材料を用いる。これにより、チップ部品3は所 定の抵抗値を有する抵抗器となる。 一方、部材33として、セラミックやマイカ等の誘電体材料を用いれば、チッ プ部品3を所定の誘電率を有するコンデンサとして使用できる。 また、図3(a)に示すようなチップ部品3は、部材33の外周全体を導体材 料にて覆うことにより、第1電極31と第2電極32とが導通状態となっている 。これにより、ハイブリットIC1とマザーボード2との接続で、抵抗器やコン デンサを必要としない場合、すなわち、導通状態で接続したい場合に、このチッ プ部品3を使用すればよい。 同様に、図3(b)に示すようなチップ部品3は、薄板状の導体材料の両端を 略コの字型に折り曲げることで、第1電極31と第2電極32とが導通状態とな っている。 このチップ部品3は前述のチップ部品3に比べて製造が簡単であり、大きさや 高さを自由に設定することができる。
【0009】 これらのようなチップ部品3を組み合わせてハイブリットIC1とマザーボー ド2とを接続すれば、マザーボード2にリードフレーム等を挿入するためのソケ ットやコネクタや、リードフレームの挿入穴等を設けることなく、ハイブリット IC1をマザーボード2上に支持できると同時に、ハイブリットIC1とマザー ボード2との間で所望の電気回路を構成することが可能となる。 また、これらのチップ部品3の形状は略直方体であるため、自動実装機を用い てプリント配線板11の表裏面に搭載する場合、チップ部品3の吸着やプリント 配線板11への位置決め等が容易に行えるとともに、確実に接続することができ る。 さらに、プリント配線板11のどの位置にチップ部品3を搭載しても接続が可 能であるため、配線パターン12のレイアウトの設計自由度が向上する。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のハイブリットICの実装構造によれば次のよう な効果がある。 すなわち、ハイブリットICをリードフレームに搭載する必要がないため、作 業工程数を大幅に減少させることができる。 また、ハイブリットICをマザーボード上に実装する場合、リードフレーム等 のリードをマザーボードに挿入することなく、表面実装にて接続を行うことが可 能となる。 したがって、本考案を用いれば、製品を薄型化できるとともに、コストダウン を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のハイブリットICの実装構造を説明す
る断面図で、(a)は概略断面図、(b)は(a)のA
部拡大断面図である。
【図2】本考案で使用するチップ部品を説明する斜視図
である。
【図3】他のチップ部品を説明する斜視図で、(a)は
その1、(b)はその2である。
【符号の説明】
1 ハイブリットIC 2 マザーボード 3 チップ部品 11 プリント配線板 12 配線パターン 31 第1電極 32 第2電極 33 部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板の表裏面に複数のチップ
    部品が搭載されたハイブリットICをマザーボード上に
    接続して成るハイブリットICの実装構造において、 前記ハイブリットICの裏面に搭載された前記チップ部
    品を前記マザーボードの上面に接続することで、前記ハ
    イブリットICが前記マザーボード上に支持されるとと
    もに、 前記チップ部品は、前記ハイブリットICの裏面に設け
    られた配線パターンと導通状態となる第1電極と、前記
    マザーボードの上面に設けられた配線パターンと導通状
    態となる第2電極とを有していることを特徴とするハイ
    ブリットICの実装構造。
  2. 【請求項2】 前記チップ部品の前記第1電極と前記第
    2電極との間には部材が介在していることを特徴とする
    請求項1記載のハイブリットICの実装構造。
JP744892U 1992-01-23 1992-01-23 ハイブリットicの実装構造 Pending JPH0562065U (ja)

Priority Applications (1)

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JP744892U JPH0562065U (ja) 1992-01-23 1992-01-23 ハイブリットicの実装構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP744892U JPH0562065U (ja) 1992-01-23 1992-01-23 ハイブリットicの実装構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0562065U true JPH0562065U (ja) 1993-08-13

Family

ID=11666126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP744892U Pending JPH0562065U (ja) 1992-01-23 1992-01-23 ハイブリットicの実装構造

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JP (1) JPH0562065U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006024900A (ja) * 2004-06-09 2006-01-26 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 複数の基板を備える構造、その構造の製造方法、および、その構造を用いた水晶発振器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006024900A (ja) * 2004-06-09 2006-01-26 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 複数の基板を備える構造、その構造の製造方法、および、その構造を用いた水晶発振器

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