JPH0561970A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH0561970A
JPH0561970A JP3220146A JP22014691A JPH0561970A JP H0561970 A JPH0561970 A JP H0561970A JP 3220146 A JP3220146 A JP 3220146A JP 22014691 A JP22014691 A JP 22014691A JP H0561970 A JPH0561970 A JP H0561970A
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mask
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original image
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Chikako Sugiyama
新子 杉山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のマスク領域情報の入力を容易にする。 【構成】 オペレータが複数のマスク領域を色指定し
て、1画面複数色の領域指定画像を作成する(S3,S
4,S5)。そして、領域指定画像から各色毎に領域画
像を識別して(S6)、各色毎にマスク画像を作成し、
複数のマスク画像を得る(S7)。このマスク画像によ
って、マスク処理を行う(S11)。 【効果】 1画面に複数の色を用いて領域指定するの
で、表示画面を切り換えずに複数のマスク画像の指定が
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像を変換処理する画
像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、入力したオリジナル画像に対して
部分的な画像処理を行う場合には、オリジナル画像を表
示し、そのオリジナル画像を見ながら画像処理を行いた
い領域を指定してマスク画像を作成し、そのマスク画像
に基づいてオリジナル画像の部分画像を抽出して画像処
理を行う方法が用いられていた。
【0003】また、マスク画像に基づいて得られた部分
画像にボカシ処理を行う場合、部分画像の境界部分には
特別な処理は行わず、指定領域内の部分画像に均一のボ
カシ処理を行っていた。
【0004】また、従来のボカシ処理は、ただ画像をぼ
んやりさせることを目的とし一つのオリジナル画像に対
して一つのボカシ度合いで処理する方法があった。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記の従来のマスク画像作成の方法は、オリジナル画像の
表示、マスク画像の領域指定、マスク画像の記憶、表示
画像の消去がマスク画像一枚分の作成工程であり、複数
のマスク画像を作成したい場合、前記のマスク画像一枚
分の作成工程を複数回繰り返し行わなければならず、操
作が面倒であった。また、オリジナル画像の表示、表示
画像の消去を繰り返し行うため、時間がかかるという不
都合があった。また、複数のマスク画像の作成工程で、
前に指定した領域が表示されないため、次の領域指定が
しづらいという欠点もあった。
【0006】また、複数の領域にそれぞれ異なるボカシ
度でボカシ処理するような画像処理を行うと、各領域の
境界部分を境にして画像処理された結果が急に変化する
ので、境界部分がくっきり見えてしまい、異なるボカシ
度により画像の遠近感を持たせたいといった自然な感じ
の画像処理結果が要求される場合などは、このような画
像は好ましくないものであった。
【0007】また、画像処理の分野において、簡易な方
法で遠近感を感じさせる画像を作成する画像処理はなか
った。
【0008】本発明は、複数のマスク領域情報の入力を
容易にすることを目的とするものである。
【0009】また、本発明は、質の異なる画像が自然な
感じで合成された画像を作成することを目的とするもの
である。
【0010】また、本発明は、簡易な方法で遠近感を感
じさせる画像を作成することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、オリジナル画像に対してマスク処理を行
うための、複数のマスク領域が表された領域情報、及び
各マスク領域に対応づけられた属性情報を入力し、前記
領域情報から前記属性情報ごとに、前記属性情報に対応
したマスク領域をそれぞれ抽出し、抽出されたマスク領
域に基づいてマスク画像を作成し、前記マスク画像によ
り前記オリジナル画像をマスク処理するものである。
【0012】また、本発明は、オリジナル画像に対して
マスク処理する領域が表されたマスク領域の情報を入力
し、前記マスク領域の境界部分にボカシ処理を行ったマ
スク画像を作成し、前記マスク画像により前記オリジナ
ル画像をマスク処理するものである。
【0013】また、本発明は、オリジナル画像上の領域
を指定するための複数の領域情報を入力、前記オリジナ
ル画像に対し、前記領域情報で指定された各領域ごとに
異なるボカシ度合いでボカシ処理を行うものである。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例である画像処理装置の
ブロック構成図である。
【0015】1〜3は、イメージメモリであり、それぞ
れR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の画像
データを格納する。4は作業用のワークメモリ、5〜7
はルックアップテーブル(LUT)という高速RAMで
ある。ルックアップテーブル5〜7は、256×8ビッ
トの構造を持ち、RAMのアドレスライン8本(0〜2
55番地を指定できる。つまり0〜255階調を指定で
きる)は、各イメージメモリの出力に直結され、データ
ライン8本は、ビデオバスに接続されている。また、R
AMの内容はCPU1から、自由に読み書きできる。8
は画像データI/Oで、画像入出力のインターフェイス
であり、画像入力装置や、画像出力装置に接続して、画
像データの入出力を行うことができる。9はビデオコン
トローラであり、CRTやビデオプリンタを接続でき、
画像処理されたイメージデータを出力する。11はCP
U(中央処理装置)であり、装置全体の制御を行う。1
2はCPUメモリであり、CPU11が行う制御の処理
手順と、処理に必要なパラメータが格納されている。1
3はCPUのI/Oインターフェースで、キーボードや
マウスなどの意志入力装置が接続される。14はCPU
バスである。15は、イメージメモリ1〜3に格納され
ているイメージデータを、縮小して表示するための表示
部である。16は、表示されたイメージデータに対し
て、ボカシ処理を行う領域を指定するための領域指定画
像を描画する描画部、17は描画した色を識別する色識
別部、18は着目した色ごとに領域指定画像を2値化
し、モノクロイメージデータに、変換してマスクファイ
ルを作成する2値化処理部である。19は、2値化処理
部18で作成したマスクファイルを用いて、オリジナル
イメージデータ上のマスクされていない一部分を、部分
画像として切り取ったり、また、切り取られた部分画像
の合成などの処理を行う画像合成部である。20はボカ
シ処理を行うボカシ処理部で、21は各処理部15〜2
0において、それぞれの処理を行うときに、イメージメ
モリ1〜3、ワークメモリ4、ルックアップテーブル5
〜7に対するデータの読み書きを制御するイメージメモ
リコントローラである。
【0016】CPU11による処理の流れを図3のフロ
ーチャートに従って説明する。
【0017】CPU11の命令により、画像データI/
O20より、オリジナル画像データを取り込み、オリジ
ナル画像データのRGBデータを、それぞれイメージメ
モリ11,12,13に格納させる(ステップS1)。
イメージメモリ11,12,13に格納されたオリジナ
ルの画像データを表示部15に転送し、オリジナル画像
を表示する(ステップS2)。表示部15の画面上の一
部にカラーパレットを表示させ、オペレータに任意の色
を選択させ、ワークメモリ4に記憶させる(ステップS
3)。オペレータが指示する任意の色はCPUI/O1
3に接続されたキーボードから入力されたR,G,Bの
数値により決定されてもよい。
【0018】そして、オペレータにオリジナル画像中の
ボカシの処理を行いたい領域及びボカシ度合いをCPU
I/O13に接続されたマウスやキーボードで指定さ
せ、指定された領域及びボカシ度合いをイメージメモリ
1〜3のオリジナル画像が格納されているエリアとは異
なるエリア、及びワークメモリ4に記憶させるととも
に、ステップS3で指定された色で領域をオリジナル画
像上に表示させる(ステップS4)。ステップS4で、
ボカシ処理の領域及び度合いの指定がなされると、指定
された領域以外のボカシ処理の領域の指定をオペレータ
に促す(ステップS5)。オペレータが領域指定を継続
する旨を入力したならば、ステップS3からS5までを
繰り返し行う。なお、後述するように、異なる色で指定
されたオリジナル画像上の領域は、それぞれ異なる度合
いのボカシ処理が行われる。ステップS3〜S5でボカ
シ領域の指定が終了すると、図2に示すような、色別に
塗りつぶされた領域指定画像が、イメージメモリ1〜3
上に作成される。次に、領域指定画像の色の識別処理を
行う(ステップS6)。この色の識別処理の方法は、図
4と図5に示すフローチャートを用いて、具体的に述べ
ることにする。ステップS6では、オリジナル画像が分
割された領域数が少ない場合には、図4のフローチャー
トに記された識別処理を、また、分割された領域数が、
かなり多い場合には図5のフローチャートに記された識
別処理を行う。先に、図4のフローチャートについて説
明する。まず、イメージメモリ1〜3に記憶されている
領域指定画像を表示部15で画面表示する(ステップS
6−1)。次に、オペレータのマウス操作に応じてマウ
スカーソルを表示部15の領域指定画像とともに表示さ
せる。そして、マウス上のボタンが押されると、表示部
15の画面上の位置のx座標値とy座標値を検知して
(ステップS6−2)、座標値(x,y)のR,G,B
データ値をイメージメモリ1〜3を参照して抽出し、ワ
ークメモリ14に格納する(ステップS6−3)。そし
て、このR,G,Bデータ値を、図7に示すように、表
示部15の画面に表示する(ステップS6−4)。オペ
レータがキーボード操作で、シフトキーを押しながらが
ら、アルファベットのEキーを押すと色の識別処理を終
了する。
【0019】次に、図5のフローチャートについて説明
する。図6に示すように、領域指定画像のR,G,Bデ
ータがそれぞれイメージメモリ11,12,13に格納
されている。そのそれぞれのR,G,Bデータ値Ri
i,Biとその隣りのアドレスのデータ値Ri+1
i+1,Ri+1との比較を行い(S6−11,S6−1
2,S6−13)、(Ri=Ri+1)∩(Gi=Gi+1)∩
(Bi=Bi+1)の場合すなわち画素iと画素i+1が同
じ色の場合には、次のアドレスの画素データの有無のチ
ェックを行い(ステップS6−14)、次のアドレスの
画素データが有る場合には、iをカウントアップして
(ステップS6−15)、ステップS6−11へ戻る。
ステップS6−11,S6−12,S6−13で(Ri
≠Ri+1)∪(Gi≠Gi+1)∪(Bi≠Bi+1)の場
合には、ワークメモリ4中の色識別結果テーブル(図
7)の中に、データ値Ri,Gi,Biがすでに格納され
ているか否かをチェックし(ステップS6−16)、す
でに格納されている場合には、ステップS6−14へ進
み、次の画素の有無のチェックを行う。ステップS6−
16において色識別結果テーブルにデータ値Ri,Gi
iがまだ格納されていない場合には、色識別結果テー
ブルに、Ri,Gi,Biの値を格納し(ステップS6−
17)、格納されたR,G,Bデータ値の数をカウント
アップして(ステップS6−18)、ステップS6−1
4へ進み、前述した同様の処理を行う。
【0020】ステップS6で領域指定画像の色識別処理
を終えると、各領域部分の色の値(R,G,Bデータ
値)がワークメモリ14に格納されているので、各領域
の色毎のマスクを作成すべく、このR,G,Bデータ値
に基づいて2値化処理を行う(ステップS7)。ステッ
プS7の処理を図15のフローチャートを用いて説明す
る。まず、ワークメモリ14中の色識別結果テーブル
(図7)から、1色分のR,G,Bデータ値を読み込み
値r,g,bとする(ステップS7−1)。そして、値
r,g,bと領域指定画像中のデータ値Ri,Gi,Bi
とを比較し(ステップS7−2,S7−3,S7−
4)、(r=Ri)∩(g=Gi)∩(b=Bi)である
場合はモノクロ値Wi=255とし(ステップS7−
5)、それ以外はWi=0とする(ステップS7−
6)。そして、このステップS7−2〜S7−6の比較
処理を1画面分終えたかチェックし(ステップS7−
7)、1画面分の処理を終えていない場合は、iをカウ
ントアップし(ステップS7−8)、次のアドレスの
R,G,Bデータ値の比較処理を行う。ステップS7−
7で、R,G,Bデータ値の比較処理を1画面分終了し
たと判断したとき、ステップS7−5、S7−6で作成
したモノクロデータファイルをワークメモリ14に格納
する(ステップS7−9)。そして、ステップS7−1
〜S7−9の1色分のモノクロデータファイルの作成処
理を領域指定画像中に存在するすべての色について行っ
たかチェックし(ステップS7−10)、またモノクロ
データファイルの作成処理を行っていない色がある場合
には、ステップS7−1へ戻り、モノクロデータファイ
ルの作成処理をすべての色について終了している場合は
マスク作成処理を終了する。以上のマスク作成処理を行
うことにより、指定された領域はデータ値255、それ
以外の領域とデータ値0で表されたマスクファイルが領
域指定画像中に存在するすべての色について作成される
ことになる。
【0021】次に、ステップS7で作成した各マスク画
像の指定領域部の拡大処理を行う。図9に示すようにC
PU11はワークメモリ4に記憶されたマスク画像中の
注目画素Wiの周囲8画素のデータ値の平均値Wiを、次
式により求めワークメモリ4に記憶させる。
【0022】 Wi=(w0+w1+w2+w3+w4+w5+w6+w7+wi)/9 これにより、図10に示すようにデータ値255で表さ
れた指定領域とデータ値0で表された、それ以外の領域
との間にデータ値1〜254の中間値で表された領域が
できる。そして、2値化処理部18でマスク画像のデー
タ値のうち、1から255までのデータ値をすべて25
5に変換する(ステップS8)。これにより、図11の
ようなデータ値255の指定領域が拡大されたマスク画
像を得る。このマスクファィルの指定領域の拡大処理は
各マスクファイルに対して行われる。
【0023】さらに、マスク画像中の注目画素Wiの周
囲80画素のデータ値(図13)の平均値Wiを次式に
より求め、マスク画像の指定領域の境界のボカシ処理を
行う(ステップS11)。
【0024】 Wi=(w0+w1+w2+…+w78+w79+wi)/81 これにより、図12に示すようにデータ値255で表さ
れた指定領域と、データ値0で表されたそれ以外の領域
との間にデータ値1〜254の中間で表された領域がで
きる。すなわち、指定領域の境界がボカシ処理されたマ
スク画像ができる(ステップS9)。このマスク画像の
指定領域の境界のボカシ処理は各マスクファイルに対し
て行われる。ステップS8,S9の処理は、各マスク画
像を用いて部分画像が取り出され、画像処理などがほど
こされ、部分画像どうしが合成されたときに自然な感じ
を出せるものである。
【0025】次にオリジナル画像全体にステップS4で
指定されたボカシ度合いで、ボカシ処理を行う(ステッ
プS10)。ボカシ処理されたオリジナル画像は図13
に示すように、ステップS4で指定されたボカシ度合い
のすべてについて作成する。
【0026】オリジナル画像に対するボカシ処理は、次
式により行う。
【0027】例えば、注目画素(ri,gi,bi)の周
囲8画素のボカシ処理後のデータ値(Ri,Gi,Bi
は、 Ri=(r0+r1+r2+…+r6+r7+ri)/9 Gi=(g0+g1+g2+…+g6+g7+gi)/9 Bi=(b0+b1+b2+…+b6+b7+bi)/9 で求められる。これらの複数種のボカシ処理が行われた
複数のオリジナル画像は、イメージメモリ1〜3に記憶
される。
【0028】そして、ワークメモリ4に記憶されている
色識別結果テーブルを参照して、ボカシ処理されたオリ
ジナル画像のボカシ度合いに対応するマスク画像によ
り、オリジナル画像のマスク処理を行う(ステップS1
1)。これにより、異なるボカシ度合いでボカシ処理さ
れた図14に示すような部分画像が作成される。そし
て、これらの部分画像を1つの画像にするべく合成し
て、イメージメモリ1〜3に記憶させ、ビデオコントロ
ーラ9を介してプリンタなどから合成した画像を出力す
る(ステップS12)。
【0029】このように、オリジナル画像に対してボカ
シ処理を行う領域をボカシ度合い別に色分けされた画像
から、それぞれの色で区分けされた領域を判別し、それ
ぞれの領域の色毎にマスク画像を作成するので、1枚の
オリジナル画像に対して複数のマスク画像を作成する
際、画面の表示を何度も描きかえることなく、1画面で
複数のマスク画像作成のための領域指定を行うことが可
能になり、従来のようなオリジナル画像の表示、マスク
領域の指定及び表示、表示画像の消去、再びオリジナル
画像の表示、マスク領域の指定及び表示、…という工程
が不必要となる。
【0030】また、オリジナル画像の部分画像を取り出
すためのマスク画像の取り出し指定領域を拡大し、領域
の境界をボカシ処理するので、各部分画像にそれぞれの
画像処理を行い、それらの部分画像を再合成した場合、
隣り合った部分画像の境界部は、それぞれの部分が混ざ
り合った感じになり、部分的に画像処理しても違和感の
ない画像を得ることができる。
【0031】また、オリジナル画像のそれぞれの領域を
異なるボカシ度合いでボカシ処理して合成するので、遠
近感のない画像からでもボカシの効果を利用した遠近感
を感じさせる画像を得ることができる。
【0032】なお、画像処理の領域を指定する画像は別
のRGBフルカラーペイントシステムなどで作成し、コ
ンパクトマグネットテープ(CMT)などを介して読み
込んで、マスク画像を作成するようにしてもよい。
【0033】また、本実施例の画像処理の内容は、ボカ
シ処理であったが、例えば、2以上の部分画像を合成処
理して重ね透過画像を作成する処理など異なる画像が隣
接したり、重なったりして境界部分が発生する画像処理
であれば、マスク画像の拡大、ボカシ処理は効果的であ
る。
【0034】また、本実施例では、オリジナル画像全体
に異なるボカシ度合いでボカシ処理して、部分画像を抽
出して合成したが、本発明はこの方法に限られるもので
はなく、オリジナル画像からそれぞれ部分画像を抽出
し、それぞれの部分画像に異なるボカシ度合いでボカシ
処理し、合成するようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数マスク領域が表された領域情報から属性情報ごと
に、属性情報に対応したマスク領域を抽出してマスク画
像を作成するので、一度に複数のマスク領域を指定する
ことが可能となり、複数のマスク領域情報の入力が容易
になるという効果がある。
【0036】また、本発明によれば、マスク領域の境界
部分にボカシ処理を行ったマスク画像によって、オリジ
ナル画像をマスクするので、質の異なるオリジナル画像
をマスクして合成すると、自然な感じで合成でき、違和
感のない画像を得られる効果がある。
【0037】また、本発明によれば、指定された各領域
毎に異なるボカシ度合いでボカシ処理するので、簡易な
方法で遠近感のない画像から遠近感を感じさせる画像を
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】オリジナル画像の分割例である。
【図3】CPU11による処理手順を示すフローチャー
トである。
【図4】色の識別処理のフローチャートである。
【図5】色の識別処理のフローチャートである。
【図6】R,G,Bデータの配列を表す図である。
【図7】識別結果テーブルを表す図である。
【図8】図2の領域aのマスク画像を表す図である。
【図9】注目画素と周囲8画素を表した図である。
【図10】マスク画像aにおいて周囲8画素の平均値を
算出した結果を表す図である。
【図11】マスク画像aの指定領域部を拡大した結果を
表す図である。
【図12】図11のマスク画像の周囲80画素をボカシ
処理した結果を表す図である。
【図13】注目画素と周囲80画素を表した図である。
【図14】ボカシ処理されたオリジナル画像の部分画像
を作成する方法を表した図である。
【図15】マスク作成処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 イメージメモリ(RED) 2 イメージメモリ(GREEN) 3 イメージメモリ(BLUE) 4 ワークメモリ 11 CPU 15 表示部 16 描画部 17 色識別部 18 2値化処理部 19 画像合成部 20 ボカシ処理部 22 プリンタ 23 コマンド入力装置 24 画像入出力装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマスク領域が表された領域情報及
    び各マスク領域に対応づけられた属性情報を入力する手
    段と、 前記領域情報から前記属性情報ごとに、前記属性情報に
    対応したマスク領域をそれぞれ抽出する抽出手段と、 前記抽出手段で抽出されたマスク領域に基づいてマスク
    画像を作成するマスク画像作成手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 オリジナル画像に対してマスク処理を行
    うための、複数のマスクが表された領域情報、及び各マ
    スク領域に対応づけられた属性情報を入力し、 前記領域情報から前記属性情報ごとに、前記属性情報に
    対応したマスク領域をそれぞれ抽出し、 抽出されたマスク領域に基づいてマスク画像を作成し、 前記マスク画像により前記オリジナル画像をマスク処理
    することを特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 オリジナル画像に対して、マスク処理す
    る領域が表されたマスク領域の情報を入力する入力手段
    と、 前記マスク領域の境界部分にボカシ処理を行うボカシ処
    理手段と、 前記ボカシ処理手段により、ボカシ処理されたマスク領
    域情報に基づいて、前記オリジナル画像をマスク処理す
    るマスク処理手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 オリジナル画像に対してマスク処理する
    領域が表されたマスク領域の情報を入力し、 前記マスク領域の境界部分にボカシ処理を行ったマスク
    画像を作成し、 前記マスク画像により前記オリジナル画像をマスク処理
    することを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】 オリジナル画像上の領域を指定するため
    の複数の領域情報を入力する入力手段と、 前記オリジナル画像に対し、前記領域情報で指定された
    各領域ごとに異なるボカシ度合いでボカシ処理を行うボ
    カシ処理手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 オリジナル画像を入力し、 前記オリジナル画像上の領域を指定するための領域情報
    を入力し、 前記オリジナル画像に対し、前記領域情報で指定された
    各領域ごとに異なるボカシ度合いでボカシ処理を行うこ
    とを特徴とする画像処理方法。
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