JPH0561692U - 発煙弾発射装置 - Google Patents

発煙弾発射装置

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JPH0561692U
JPH0561692U JP10797291U JP10797291U JPH0561692U JP H0561692 U JPH0561692 U JP H0561692U JP 10797291 U JP10797291 U JP 10797291U JP 10797291 U JP10797291 U JP 10797291U JP H0561692 U JPH0561692 U JP H0561692U
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JP
Japan
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wind
signal
enemy
smoke
firing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10797291U
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English (en)
Inventor
雄一 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 風向および風速を考慮した発煙弾発射装置に
より、様々な脅威から戦闘車両を秘匿および防護する効
果の向上させる。 【構成】 風センサ17は敵方位信号15を受けた時点
の風向および風速を検出し、発煙弾発射筒制御部16に
風向信号18および風速信号19を送信する。発煙弾発
射筒制御部16は、風向信号18を敵方位と直角方向の
風向信号21と敵方位の風向信号23に分け、さらに風
速信号19を敵方位と直角方向の風速信号22と敵方位
の風速信号24に分けて、敵方位信号15に敵方位と直
角方向の風向信号21を加え、さらに敵方位と直角方向
の風速信号24によってゲインを調節して発射筒方向駆
動指令25を発射筒方向駆動部27へ出力し、また敵方
位信号15に敵方位の風向信号23を加え、さらに敵方
位の風速信号19によってゲインを調節して発射筒高低
駆動指令26を発射筒高低駆動負部28へ出力する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、様々な脅威から戦闘車両を秘匿および防護を行うことによって、 それらの脅威を無力化する戦闘車両に搭載される発煙弾発射装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の発煙弾発射装置の構成を示す図であり、図5において、1は発 煙弾発射装置、2は発煙弾発射制御部、3は発煙弾発射筒、4は発煙弾発射筒3 から発射される発煙弾、5は発煙弾4から発生する煙幕、6は敵、7は敵6が発 するレーザ光、8はレーザ検知部、9はレーザ検知方向、10は撃発指令を表す 。
【0003】 図5に示す従来の発煙弾発射装置の動作は次の通りである。敵6の発するレー ザ光7を検知した場合、レーザ検知部8は発煙弾発射制御部2にレーザ検知方向 9を送信する。発煙弾発射制御部2は発煙弾発射筒3に撃発指令10を送信する 。発煙弾発射筒3は撃発指令10を受け、レーザ検知方向9に向かって発煙弾4 を発射する。
【0004】 図6は図5に示す従来の発煙弾発射装置による様々な脅威からの秘匿および防 護の概念図であり、図において、11は発煙弾発射装置搭載車両、12は様々な 脅威を表す。図6では、発煙弾発射装置搭載車両11が発煙弾4から発生する煙 幕5によって、様々な脅威12から自らを秘匿している状態を示す。
【0005】 図7は秘匿および防護の概念を示す側面方向の状況図である。図7では煙幕5 により脅威12からの発煙弾発射装置搭載車両11を遮断している様子を示して いる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の装置では、ある決められた位置に発煙弾を射出し、発煙弾の着弾点 から発生する煙幕によつてのみ秘匿および防護を行っており、特定の相手にしか 効力がないほか、風の影響が非常に大きく、秘匿効果がごく短時間しか持続しな いという課題があった。
【0007】 この考案は上記の課題を解決するためになされたものであり、発煙弾発射方向 に風向および風速補正を加えることによって、煙幕の可視光線および赤外線およ びレーザ光を遮断する効果を向上させ、その秘匿および防護効果を高め、車両残 存性の向上を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案による発煙弾発射装置は、風向および風速を検出する風センサを設け 、風速および風向により発煙弾発射方向を制御するようにしたものである。
【0009】
【作用】
この考案の風センサは敵方位信号を受けた時点の風向および風速を検出し、発 煙弾発射筒制御部に風向信号および風速信号を送信する。発煙弾発射筒制御部は 、風向信号を敵方位と直角方向の風向信号と敵方位の風向信号に分け、さらに風 速信号を敵方位と直角方向の風速信号と敵方位の風速信号に分けて、敵方位信号 に敵方位と直角方向の風向信号を加え、さらに敵方位と直角方向の風速信号によ ってゲインを調節して発射筒方向駆動指令を出力し、また敵方位信号に敵方位の 風向信号を加え、さらに敵方位の風速信号によってゲインを調節して発射筒高低 駆動指令を出力する。
【0010】
【実施例】
実施例1. 図1は、この考案の構成を示す図である。図中、3は発煙弾発射筒、8はレー ザ検知部、14は目標捜索センサ、16は発煙弾発射筒制御部、17は風センサ 、27は発射筒方向駆動部、28は発射筒高低駆動部、34はディレイライン、 37は論理和ゲート、38は論理積ゲート、39は加算器、40は掛算器である 。
【0011】 以上により構成された発煙弾発射装置1は、レーザ検知部8により敵レーザ光 7を検知した場合若しくは、車両搭載の目標捜索センサ14によって脅威12を 発見した場合、発煙弾発射筒制御部16は論理和ゲート37を介して敵方位信号 15を受信する。さらに風センサ17は敵方位信号15を受けた時点の風向およ び風速を検出し、発煙弾発射筒制御部16に風向信号18および風速信号19を 送信する。発煙弾発射筒制御部16は、信号接点41で風向信号18を敵方位と 直角方向の風向信号21と敵方位の風向信号23に分け、さらに風速信号19を 敵方位と直角方向の風速信号22と敵方位の風速信号24に分けて、敵方位信号 15に敵方位と直角方向の風向信号21を加算器39により加え、さらに敵方位 と直角方向の風向信号22によって掛算器40でゲインを調節して発射筒方向駆 動指令25を出力し、また敵方位信号15に敵方位の風向信号23を加算器39 により加え、さらに敵方位の風速信号24によって掛算器40でゲインを調節し て発射筒高低駆動指令26を出力する。発射筒方向駆動部27は発射筒方向駆動 指令25によって、また発射筒高低駆動部28は発射筒高低駆動指令26によっ て発煙弾発射筒3を駆動して発煙弾発射方位29に向ける。
【0012】 発射筒方向駆動部27および発射筒高低駆動部28は発煙弾発射筒駆動位置と 発射弾発射方位29が一致したとき発射弾発射筒制御部16に方向系駆動完了信 号32および高低系駆動完了信号36を送信する。発煙弾発射筒制御部16の論 理積ゲート38は方向系駆動完了信号32および高低系駆動完了信号36を受け て制御完了信号33を出力し、論理和ゲート37はディレイライン34によって 遅延された遅延方位信号35と論理和を計算し撃発信号10を出力する。発射弾 発射筒3は撃発信号10を受け、発煙弾発射方位29に発煙弾4を発射させる。 これにより、風30の影響による遮蔽効果の減少を抑え、効果的な煙幕5を張る ことができる。
【0013】 次に、図2をもとに敵6からの秘匿及び防護方法について説明する。図2に示 すように、発煙弾4は、風30を考慮した位置に落下し、風30による遮蔽効果 の減少を最小限に抑えており、従来視軸線31上に煙幕5が無かったのに対し、 視軸線31を覆い隠すように煙幕5が発生していることがわかる。
【0014】 次に、図3および図4に示す風速の変化による秘匿及び防護方法について説明 する。図3および図4において、発煙弾4は、風30の風速を考慮した位置に落 下しているので、従来のように風30によって煙幕5が流されることなく、風3 0による遮蔽効果の減少を最小限に抑えていることがわかる。
【0015】
【考案の効果】
以上の説明により、この考案によれば、本装置は発煙弾の発射方向を風向およ び風速により制御し、風による遮蔽効果の減少を最小限に抑えその効果を高める ことにより、車両を秘匿および防護する効果の向上を実現し、車両の残存性を大 幅に向上させる事を可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の発煙弾発射装置構成図である。
【図2】この考案の発煙弾発射装置の実施例1である。
【図3】この考案の発煙弾発射装置の実施状況図1であ
る。
【図4】この考案の発煙弾発射装置の実施状況図2であ
る。
【図5】従来の発煙弾発射装置構成図である。
【図6】従来の発煙弾発射装置による秘匿、防護の概念
の上面図である。
【図7】従来の発煙弾発射装置による秘匿、防護の概念
の側面図である。
【符号の説明】
1 発煙弾発射装置 2 発煙弾発射制御部 3 発煙弾発射筒 4 発煙弾 5 煙幕 6 敵 7 敵レーザ光 8 レーザ検知部 9 レーザ検知方向 10 撃発指令 11 発煙弾発射装置搭載車両 12 脅威 13 目標検出方位 14 目標捜索センサ 15 敵方位信号 16 発煙弾発射筒制御部 17 風センサ 18 風向信号 19 風速信号 20 風センサ駆動制御信号 21 敵方位と直角方向の風向信号 22 敵方位と直角方向の風速信号 23 敵方位の風向信号 24 敵方位の風速信号 25 発射筒方向駆動制御指令 26 発射筒高低駆動制御指令 27 発射筒方向駆動部 28 発射筒高低駆動部 29 発煙弾発射方位 30 風 31 視軸線 32 方向系駆動完了信号 33 制御完了信号 34 ディレイライン 35 遅延敵方位信号 36 高低系駆動完了信号 37 論理和ゲート 38 論理積ゲート 39 加算器 40 掛算器 41 信号接点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発煙弾発射筒の方向を駆動する発射弾方
    向駆動部と、発煙弾発射筒の高低を駆動する発射筒高低
    駆動部と、敵からのレーザ光を検出するレーザ検出部
    と、目標を捜索する目標捜索センサと、上記レーザ検出
    部又は目標捜索センサの出力を受けた時点の風向、風速
    を検出する風センサと、上記レーザ光検知部又は目標捜
    索センサからの出力信号を、上記風センサの出力信号に
    よって修正し、発煙弾を発射するタイミングを制御する
    手段とを備えたことを特徴とする発煙弾発射装置。
JP10797291U 1991-12-27 1991-12-27 発煙弾発射装置 Pending JPH0561692U (ja)

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JP10797291U JPH0561692U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 発煙弾発射装置

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JP10797291U JPH0561692U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 発煙弾発射装置

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JPH0561692U true JPH0561692U (ja) 1993-08-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020120041A1 (de) * 2018-12-10 2020-06-18 Rheinmetall Waffe Munition Gmbh Verfahren zum schutz von beweglichen oder unbeweglichen objekten vor sich nähernden lasergelenkten bedrohungen

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020120041A1 (de) * 2018-12-10 2020-06-18 Rheinmetall Waffe Munition Gmbh Verfahren zum schutz von beweglichen oder unbeweglichen objekten vor sich nähernden lasergelenkten bedrohungen

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