JPH056154A - 画像表示装置 - Google Patents
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- JPH056154A JPH056154A JP18335491A JP18335491A JPH056154A JP H056154 A JPH056154 A JP H056154A JP 18335491 A JP18335491 A JP 18335491A JP 18335491 A JP18335491 A JP 18335491A JP H056154 A JPH056154 A JP H056154A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】画素毎に能動素子で液晶を駆動するアクティブ
マトリクスの画像表示装置においては、能動素子である
トランジスターを通して画素電極に導かれた信号が、画
素の選択、非選択の期間に変化するため、画素電極に対
向する電極の信号との間でこの変化を補正する必要があ
る。画素の構成要素、特にトランジスターの特性、構造
が変わると、このオフセット電圧は変化し、簡潔な調整
手段が必要である。 【構成】周期的に反転させる画像信号の中心電位VZ と
共通電極電位の中心電位VX とをオフセットさせて調整
するようにした。画像信号DK は正転の信号PK と、V
Z を基準として逆極性の反転の信号PK *から選択され、
共通電極電位VCはVXを中心とする第一の電位Vb と第
二の電位Va から選択される。
マトリクスの画像表示装置においては、能動素子である
トランジスターを通して画素電極に導かれた信号が、画
素の選択、非選択の期間に変化するため、画素電極に対
向する電極の信号との間でこの変化を補正する必要があ
る。画素の構成要素、特にトランジスターの特性、構造
が変わると、このオフセット電圧は変化し、簡潔な調整
手段が必要である。 【構成】周期的に反転させる画像信号の中心電位VZ と
共通電極電位の中心電位VX とをオフセットさせて調整
するようにした。画像信号DK は正転の信号PK と、V
Z を基準として逆極性の反転の信号PK *から選択され、
共通電極電位VCはVXを中心とする第一の電位Vb と第
二の電位Va から選択される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画素毎に能動素子を用
いて液晶を駆動する画像表示装置に関するものである。
いて液晶を駆動する画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は画像表示装置の画素の構成図であ
り、(I,J) 〜(I+1, J+1)の4画素を示している。38は
行電極36にゲート、列電極37にソース、画素電極3
9にドレインが接続されたトランジスター、41は画素
電極39と対向する共通電極、42は液晶、40は容量
である。
り、(I,J) 〜(I+1, J+1)の4画素を示している。38は
行電極36にゲート、列電極37にソース、画素電極3
9にドレインが接続されたトランジスター、41は画素
電極39と対向する共通電極、42は液晶、40は容量
である。
【0003】行電極36、列電極37、トランジスター
38、画素電極39、容量40は、トランジスター38
につながる画素電極39を形成した硝子基板上に配置さ
れ、対向する硝子基板上に共通電極41が配置されてお
り、液晶42は両基板間に挟持されている。D(J),D(J
+1) はJ列、(J+1) 列の画像信号、G(I),G(I+1) はI
行、(I+1) 行の行電極の信号、VC は共通電極の電位、
VS は容量の電極電位である。
38、画素電極39、容量40は、トランジスター38
につながる画素電極39を形成した硝子基板上に配置さ
れ、対向する硝子基板上に共通電極41が配置されてお
り、液晶42は両基板間に挟持されている。D(J),D(J
+1) はJ列、(J+1) 列の画像信号、G(I),G(I+1) はI
行、(I+1) 行の行電極の信号、VC は共通電極の電位、
VS は容量の電極電位である。
【0004】図7は図6の画素構成の画像表示装置の駆
動信号のタイミングチャートであり、画像信号DK と、
イネーブル信号W、I行、(I+1) 行の行電極信号G(I),
G(I+1) を示している。Vα−Vβの電位範囲の画像信
号の一水平走査期間のサンプリング期間Tに続く、Wが
VDDの水平帰線期間に、画像信号を各列電極に確定す
る。行電極の信号には、一水平走査期間VGGの電位とな
る選択期間と、VEEの電位の非選択期間があり、一水平
走査期間毎に一行ずつ画素群の信号を更新する。画像信
号は一フィールド毎に極性が反転し、対応して共通電極
電位VC 、容量電極電位VS も、一フィールド毎に電位
を反転又は変化させて、液晶を交流駆動する。容量電極
電位VS を共通電極電位VC と同電位として駆動しても
良い。
動信号のタイミングチャートであり、画像信号DK と、
イネーブル信号W、I行、(I+1) 行の行電極信号G(I),
G(I+1) を示している。Vα−Vβの電位範囲の画像信
号の一水平走査期間のサンプリング期間Tに続く、Wが
VDDの水平帰線期間に、画像信号を各列電極に確定す
る。行電極の信号には、一水平走査期間VGGの電位とな
る選択期間と、VEEの電位の非選択期間があり、一水平
走査期間毎に一行ずつ画素群の信号を更新する。画像信
号は一フィールド毎に極性が反転し、対応して共通電極
電位VC 、容量電極電位VS も、一フィールド毎に電位
を反転又は変化させて、液晶を交流駆動する。容量電極
電位VS を共通電極電位VC と同電位として駆動しても
良い。
【0005】図8は、図6の画素構成の画素表示装置の
共通電極電位を作る回路図である。共通電極電位VC
は、Va , Vb (Va >Vb )を周期的にとり、Va −
Vb 間は定電圧、例えば5V に設定されている。画素に
入れる画像信号の電位範囲Vα−Vβの一方、Vβを基
準として、電源電位VDD−VBB間にVa , Vb (VDD>
Va >Vb >VBB)を設定している。
共通電極電位を作る回路図である。共通電極電位VC
は、Va , Vb (Va >Vb )を周期的にとり、Va −
Vb 間は定電圧、例えば5V に設定されている。画素に
入れる画像信号の電位範囲Vα−Vβの一方、Vβを基
準として、電源電位VDD−VBB間にVa , Vb (VDD>
Va >Vb >VBB)を設定している。
【0006】Vβ−VBB間を抵抗R21、可変抵抗R22で
分圧し、オペアンプ43の電圧フォロワーでVb を作
る。分圧した電位をオペアンプ44の電圧フォロワーを
介してレギュレーター45の基準COMとし、VDD−C
OM間をレギュレートし、Vaを出力する。オペアンプ
43,44の電源はVDD,VBBであり、容量C21,
C22, C23, C24は各点の電位の安定化用である。図6
の画素構成で、トランジスターがオンからオフ、即ち画
素が選択状態から非選択状態に移り画素電極の電位が変
化する場合、その画素電極の平均的な変化電圧をΔVと
し、(Vα+Vβ)/2+ΔV≒(Va +Vb )/2と
なる様にR22を調整し、例えば60Hzのフィールド周
波数でフリッカーを最小とし、明暗のコントラストが良
く、全画面一様な表示状態となるようにしている。
分圧し、オペアンプ43の電圧フォロワーでVb を作
る。分圧した電位をオペアンプ44の電圧フォロワーを
介してレギュレーター45の基準COMとし、VDD−C
OM間をレギュレートし、Vaを出力する。オペアンプ
43,44の電源はVDD,VBBであり、容量C21,
C22, C23, C24は各点の電位の安定化用である。図6
の画素構成で、トランジスターがオンからオフ、即ち画
素が選択状態から非選択状態に移り画素電極の電位が変
化する場合、その画素電極の平均的な変化電圧をΔVと
し、(Vα+Vβ)/2+ΔV≒(Va +Vb )/2と
なる様にR22を調整し、例えば60Hzのフィールド周
波数でフリッカーを最小とし、明暗のコントラストが良
く、全画面一様な表示状態となるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】画素の構成要素、例え
ば画素サイズ、トランジスター、容量の構造、形状、容
量値、トランジスターの特性、基板間のギャップ、液晶
材料が変わり、画素の電圧の非選択状態での変化、液晶
の透過率−電圧曲線の変化を考慮して、画像信号の大き
さVα−Vβ、共通電極の電圧Va−Vb を設定する場
合、従来の回路では一旦定めた画像信号Vα−Vβ、共
通電極の電圧Va −Vb を加減する毎に、可変抵抗R22
で画素信号と共通電極の電圧間のレベルを調整する必要
があり煩瑣であった。
ば画素サイズ、トランジスター、容量の構造、形状、容
量値、トランジスターの特性、基板間のギャップ、液晶
材料が変わり、画素の電圧の非選択状態での変化、液晶
の透過率−電圧曲線の変化を考慮して、画像信号の大き
さVα−Vβ、共通電極の電圧Va−Vb を設定する場
合、従来の回路では一旦定めた画像信号Vα−Vβ、共
通電極の電圧Va −Vb を加減する毎に、可変抵抗R22
で画素信号と共通電極の電圧間のレベルを調整する必要
があり煩瑣であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、周期的に反転
させる画像信号の中心電位との相関で共通電極の電位を
定めることによって、レベル調整を簡単化し、サンプリ
ングする画像信号の極性に応じて共通電極の電位を選ぶ
様にして、フィールド周波数より高い周波数で画像信号
を反転させる駆動方法が用いられる画像表示装置を提供
するものである。
させる画像信号の中心電位との相関で共通電極の電位を
定めることによって、レベル調整を簡単化し、サンプリ
ングする画像信号の極性に応じて共通電極の電位を選ぶ
様にして、フィールド周波数より高い周波数で画像信号
を反転させる駆動方法が用いられる画像表示装置を提供
するものである。
【0009】その目的を達成するために本発明は、能動
素子につながる画素電極を形成した基板と、対向する基
板間に挟持される液晶を用いて表示を行なう画像表示装
置において、列電極にはサンプリングした画像信号を供
給し、列電極の形成された基板に対向する基板上の共通
電極の電位は、サンプリングする画像信号の極性を指定
する信号をシフトして判別し、列電極に供給する画像信
号の極性に対応して、定電位を基準とした第一の電位
と、第一の電位を基準として第一の電位と該定電位との
間の電圧の倍の電圧となる第二の電位とから選択した電
位とし、画素を選択、非選択する行電極の信号が変化し
た後、列電極に画像信号を供給するタイミングに同期し
て共通電極の電位を定めて選択した画素に画像信号を入
れ、画素の液晶にかかる電圧の極性を所定周期で反転し
て交流駆動することを要旨としている。
素子につながる画素電極を形成した基板と、対向する基
板間に挟持される液晶を用いて表示を行なう画像表示装
置において、列電極にはサンプリングした画像信号を供
給し、列電極の形成された基板に対向する基板上の共通
電極の電位は、サンプリングする画像信号の極性を指定
する信号をシフトして判別し、列電極に供給する画像信
号の極性に対応して、定電位を基準とした第一の電位
と、第一の電位を基準として第一の電位と該定電位との
間の電圧の倍の電圧となる第二の電位とから選択した電
位とし、画素を選択、非選択する行電極の信号が変化し
た後、列電極に画像信号を供給するタイミングに同期し
て共通電極の電位を定めて選択した画素に画像信号を入
れ、画素の液晶にかかる電圧の極性を所定周期で反転し
て交流駆動することを要旨としている。
【0010】図1は、本発明の画像表示装置の画像信号
と共通電極電位を作る回路図である。画素信号AK
(K:R<赤>、G<緑>、B<青>)を周期的に反転
させる、画像信号の中心となる基準電位VZ の倍電圧2
VZ をオペアンプ1から出力し、中央接点の移動で分圧
比の変わる可変抵抗を通して、周期的に反転する共通電
極の中心電位VX を定め、定電位VX を基準としてレギ
ュレーター3と電圧フォロワー4で第一の電位Vb を作
り、第一の電位Vb を基準として第一の電位Vb と定電
位VX との間の電圧の倍の電圧となる第二の電位Va を
オペアンプ5を用いた倍電圧回路で作っている。
と共通電極電位を作る回路図である。画素信号AK
(K:R<赤>、G<緑>、B<青>)を周期的に反転
させる、画像信号の中心となる基準電位VZ の倍電圧2
VZ をオペアンプ1から出力し、中央接点の移動で分圧
比の変わる可変抵抗を通して、周期的に反転する共通電
極の中心電位VX を定め、定電位VX を基準としてレギ
ュレーター3と電圧フォロワー4で第一の電位Vb を作
り、第一の電位Vb を基準として第一の電位Vb と定電
位VX との間の電圧の倍の電圧となる第二の電位Va を
オペアンプ5を用いた倍電圧回路で作っている。
【0011】行による画像信号の極性を反転する信号Y
とフィールド信号Fとのイクスクルーシブオア8で画像
信号の極性を指定する信号を作り、画像信号AK を電圧
フォロワー7で正転した信号PK 、オペアンプ6を用い
て反転した信号PK *を選択して、液晶表示体の列電極の
駆動回路に送る画像信号DK としている。イクスクルー
シブオア8の、画像信号の極性を指定する信号を、シフ
トレジスター14で、ほぼ一水平走査期間シフトし、そ
のシフトした信号で判別して、上記第一の電位Vb と第
二の電位Va から共通電極のVC を選択している。
とフィールド信号Fとのイクスクルーシブオア8で画像
信号の極性を指定する信号を作り、画像信号AK を電圧
フォロワー7で正転した信号PK 、オペアンプ6を用い
て反転した信号PK *を選択して、液晶表示体の列電極の
駆動回路に送る画像信号DK としている。イクスクルー
シブオア8の、画像信号の極性を指定する信号を、シフ
トレジスター14で、ほぼ一水平走査期間シフトし、そ
のシフトした信号で判別して、上記第一の電位Vb と第
二の電位Va から共通電極のVC を選択している。
【0012】図2は、画像信号DK と共通電極の電位の
信号VC を示す。周期的に第一、第二の電位Vb 、Va
をとる共通電極の中心電位(Va +Vb )/2を、Vα
−Vβの電位範囲の画像信号DK の中心電位(Vα+V
β)/2とΔVのオフセット電圧で調整している。この
調整をすることによってコントラストが高く、均一で美
しい表示にすることができる。
信号VC を示す。周期的に第一、第二の電位Vb 、Va
をとる共通電極の中心電位(Va +Vb )/2を、Vα
−Vβの電位範囲の画像信号DK の中心電位(Vα+V
β)/2とΔVのオフセット電圧で調整している。この
調整をすることによってコントラストが高く、均一で美
しい表示にすることができる。
【0013】
【作用】本発明においては、サンプリングした画像信号
が供給される列電極の形成された基板に対向する基板上
の共通電極の電位VC を、定電位VX を基準とした第一
の電位Vb と、第一の電位Vb を基準として第一の電位
と該定電位VX との間の電圧の倍の電圧となる第二の電
位Va とから選択している。つまり第一、第二の電位の
中心電位である定電位VX =(Va +Vb )/2を、V
α−Vβの電位範囲で周期的に反転する画像信号の中心
電位VZ=(Vα+Vβ)/2との相関で定めている。
が供給される列電極の形成された基板に対向する基板上
の共通電極の電位VC を、定電位VX を基準とした第一
の電位Vb と、第一の電位Vb を基準として第一の電位
と該定電位VX との間の電圧の倍の電圧となる第二の電
位Va とから選択している。つまり第一、第二の電位の
中心電位である定電位VX =(Va +Vb )/2を、V
α−Vβの電位範囲で周期的に反転する画像信号の中心
電位VZ=(Vα+Vβ)/2との相関で定めている。
【0014】図1ではVZ の倍電圧2VZ の半分の電圧
付近でオフセット電圧ΔVの調整を行ない、VX を設定
している。このことから画像信号と共通電極の電位の中
心、VZ とVX を固定して、その電位範囲、それぞれV
α−Vβ、Va −Vb を変えても、画像信号と共通電極
の中心電位間のオフセット電圧ΔVは一定であって、再
度レベル調整することなく画像表示装置を駆動できる。
付近でオフセット電圧ΔVの調整を行ない、VX を設定
している。このことから画像信号と共通電極の電位の中
心、VZ とVX を固定して、その電位範囲、それぞれV
α−Vβ、Va −Vb を変えても、画像信号と共通電極
の中心電位間のオフセット電圧ΔVは一定であって、再
度レベル調整することなく画像表示装置を駆動できる。
【0015】
【実施例】図1に基づいて説明する。反転入力端子に接
続された入力抵抗R1 と帰還抵抗R1 を有すオペアンプ
1は、周期的に反転させる画像信号の中心電位VZ と接
地間の電圧の倍電圧2VZ を発生し、オペアンプ1の出
力と接地間につないだ可変抵抗R2 の中央接点より、周
期的に反転する共通電極の中心電位VX を取出してい
る。
続された入力抵抗R1 と帰還抵抗R1 を有すオペアンプ
1は、周期的に反転させる画像信号の中心電位VZ と接
地間の電圧の倍電圧2VZ を発生し、オペアンプ1の出
力と接地間につないだ可変抵抗R2 の中央接点より、周
期的に反転する共通電極の中心電位VX を取出してい
る。
【0016】電圧フォロワー2によって、レギュレータ
ー3の基準COMをVX の電位とし、入力INをVBBと
している。レギュレーターの基準COMと制御端子CN
T間に抵抗R3 、制御端子CNTと出力OUT間に可変
抵抗R4 を接続し、基準COMと制御端子CNT間の電
圧VSTに対して、基準COMと出力OUT間にVST(1
+R4 /R3 )の電圧を発生させる。この電圧を電圧フ
ォロワー4を通して出力して第一の電位Vb とし、反転
入力端子に接続された入力抵抗R5 と帰還抵抗R5 を有
すオペアンプ5による倍電圧回路で、第一の電位Vb と
定電位VX との間の電圧の倍の電圧となる第二の電位V
a を作っている。
ー3の基準COMをVX の電位とし、入力INをVBBと
している。レギュレーターの基準COMと制御端子CN
T間に抵抗R3 、制御端子CNTと出力OUT間に可変
抵抗R4 を接続し、基準COMと制御端子CNT間の電
圧VSTに対して、基準COMと出力OUT間にVST(1
+R4 /R3 )の電圧を発生させる。この電圧を電圧フ
ォロワー4を通して出力して第一の電位Vb とし、反転
入力端子に接続された入力抵抗R5 と帰還抵抗R5 を有
すオペアンプ5による倍電圧回路で、第一の電位Vb と
定電位VX との間の電圧の倍の電圧となる第二の電位V
a を作っている。
【0017】オペアンプ5の非反転入力端子にはレギュ
レーター3の基準COMと同じVXの電位を入力し、反
転入力端子に接続した入力抵抗R5 は、第一の電位Vb
に相当する、レギュレーター3の出力OUTの電位とし
ている。画像信号AK は、入力抵抗をR6 、帰還抵抗を
R6 とし、容量C5 で波形をなめらかにした反転増幅器
6で反転画像信号PK *に、入力抵抗R7 、帰還抵抗R8
と容量C6 で波形をなめらかにし電圧フォロワー7で正
転画像信号PK にしている。
レーター3の基準COMと同じVXの電位を入力し、反
転入力端子に接続した入力抵抗R5 は、第一の電位Vb
に相当する、レギュレーター3の出力OUTの電位とし
ている。画像信号AK は、入力抵抗をR6 、帰還抵抗を
R6 とし、容量C5 で波形をなめらかにした反転増幅器
6で反転画像信号PK *に、入力抵抗R7 、帰還抵抗R8
と容量C6 で波形をなめらかにし電圧フォロワー7で正
転画像信号PK にしている。
【0018】行による画像信号の極性を反転する信号Y
とフィールド信号Fとのイクスクルーシブオア8で作っ
た画像信号の極性を指定する信号は、9,10,11の
レベル変換回路でVDD−VSS間からVDD−VBB間(VDD
>VSS>VBB)の論理信号に変換され、スイッチ12,
13を開閉して正転、反転の画像信号PK 、PK *を選択
し、列電極の駆動回路に送る画像信号DK を作ってい
る。
とフィールド信号Fとのイクスクルーシブオア8で作っ
た画像信号の極性を指定する信号は、9,10,11の
レベル変換回路でVDD−VSS間からVDD−VBB間(VDD
>VSS>VBB)の論理信号に変換され、スイッチ12,
13を開閉して正転、反転の画像信号PK 、PK *を選択
し、列電極の駆動回路に送る画像信号DK を作ってい
る。
【0019】イクスクルーシブオア8の出力、画像信号
の極性を指定する信号を、クロックCLへの入力WがV
DDになる時に出力Q、Qの反転信号Q* が変化するシフ
トレジスター14のデータD入力とし、シフトレジスタ
ー14でおよそ一水平走査期間シフトし、そのシフトし
た信号Q、Q* を15、16でVDD−VSS間からVDD−
VBB間の論理信号に変換し、スイッチ17,18を開閉
して、第二の電位Vbと第二の電位Va から共通電極の
電位Vc を選択している。
の極性を指定する信号を、クロックCLへの入力WがV
DDになる時に出力Q、Qの反転信号Q* が変化するシフ
トレジスター14のデータD入力とし、シフトレジスタ
ー14でおよそ一水平走査期間シフトし、そのシフトし
た信号Q、Q* を15、16でVDD−VSS間からVDD−
VBB間の論理信号に変換し、スイッチ17,18を開閉
して、第二の電位Vbと第二の電位Va から共通電極の
電位Vc を選択している。
【0020】オペアンプはVDD,VBBを電源電位とし、
C1 ,C2 ,C3 ,C4 は接続点の電位の安定化容量で
ある。オペアンプ1,2,4,5はμA741 、6,7は
AD847 、レギュレーター3はμA79Gを用いている。
各電位は例えばVDD−VSS=5v 、VDD−VBB=15v
、VZ =5v 、Vα−Vβ=5v、Va −Vb =5v
で、行電極の駆動回路への入力信号レベルVCC−VEE=
5v 、能動素子のトランジスターをオン−オフする信号
電位VGG−VEE=20v である。画像信号と共通電極の
電位間のオフセット電圧ΔVは、画素の構成要素、特に
トランジスターの特性、構造によって変わるが、0〜−
3v の定電圧に調整される。
C1 ,C2 ,C3 ,C4 は接続点の電位の安定化容量で
ある。オペアンプ1,2,4,5はμA741 、6,7は
AD847 、レギュレーター3はμA79Gを用いている。
各電位は例えばVDD−VSS=5v 、VDD−VBB=15v
、VZ =5v 、Vα−Vβ=5v、Va −Vb =5v
で、行電極の駆動回路への入力信号レベルVCC−VEE=
5v 、能動素子のトランジスターをオン−オフする信号
電位VGG−VEE=20v である。画像信号と共通電極の
電位間のオフセット電圧ΔVは、画素の構成要素、特に
トランジスターの特性、構造によって変わるが、0〜−
3v の定電圧に調整される。
【0021】図2は、列電極の駆動回路に送られる画像
信号DK と共通電極の電位VC の変化を示している。行
による画像信号の極性を反転する信号Yが一行毎、即ち
一水平走査期間毎にVDD、VSSを交互にとっており、図
示した信号は一水平走査期間毎に反転又は電位が変化し
ている。
信号DK と共通電極の電位VC の変化を示している。行
による画像信号の極性を反転する信号Yが一行毎、即ち
一水平走査期間毎にVDD、VSSを交互にとっており、図
示した信号は一水平走査期間毎に反転又は電位が変化し
ている。
【0022】図3は、図1の回路で駆動される本発明の
画像表示装置の信号のタミングチャートである。G(I)
、G(I+1) に示すI行、(I+1) 行の行電極の信号は、
行電極の駆動回路のクロックφがVCCになるタイミング
で、画素を選択(VGG)、非選択(VEE)にする電位が
変化しており、選択期間は一水平走査期間である。フイ
ールド信号Fは、一フィールド毎にVDD、VSSを繰返
し、Yは一水平走査期間毎にVDD、VSSをとっている。
画像表示装置の信号のタミングチャートである。G(I)
、G(I+1) に示すI行、(I+1) 行の行電極の信号は、
行電極の駆動回路のクロックφがVCCになるタイミング
で、画素を選択(VGG)、非選択(VEE)にする電位が
変化しており、選択期間は一水平走査期間である。フイ
ールド信号Fは、一フィールド毎にVDD、VSSを繰返
し、Yは一水平走査期間毎にVDD、VSSをとっている。
【0023】サンプリングする画像信号の極性を指定す
る信号、FとYとのイクスクルーシブオアの出力で、画
像信号の極性が変化し、その画像信号の極性を指定する
信号は、φがVCCになるタイミングより遅れて、水平帰
線期間内にVDDになるWに同期してシフトされ、Qの信
号となっている。従ってQの信号で判別して選択される
共通電極の電位VC は、Wに同期して変化し、Va 又は
Vb の電位となっている。列電極の駆動回路に送られる
画像信号DK は、水平帰線期間内に変化するYに同期し
てPK 、PK *を出力している。
る信号、FとYとのイクスクルーシブオアの出力で、画
像信号の極性が変化し、その画像信号の極性を指定する
信号は、φがVCCになるタイミングより遅れて、水平帰
線期間内にVDDになるWに同期してシフトされ、Qの信
号となっている。従ってQの信号で判別して選択される
共通電極の電位VC は、Wに同期して変化し、Va 又は
Vb の電位となっている。列電極の駆動回路に送られる
画像信号DK は、水平帰線期間内に変化するYに同期し
てPK 、PK *を出力している。
【0024】列電極の駆動回路の画像信号のサンプリン
グ期間は、WがVSSの期間にあり、各列電極にはWがV
DDになるタイミングに同期してサンプリングされた画像
信号が供給される。よって列電極に供給される、サンプ
リングされた画像信号SK は、DK よりほぼ一水平走査
期間遅れた信号になっている。
グ期間は、WがVSSの期間にあり、各列電極にはWがV
DDになるタイミングに同期してサンプリングされた画像
信号が供給される。よって列電極に供給される、サンプ
リングされた画像信号SK は、DK よりほぼ一水平走査
期間遅れた信号になっている。
【0025】19に示すPK *が21の期間、続く20に
示すPK が22の期間に列電極より選択された画素には
入れられており、フィールド信号が反転して画像信号の
極性が反転する次フィールドでは、19に対応する23
のPK が25の期間、続く20に対応する24のPK *が
26の期間に、選択された画素に導かれている。
示すPK が22の期間に列電極より選択された画素には
入れられており、フィールド信号が反転して画像信号の
極性が反転する次フィールドでは、19に対応する23
のPK が25の期間、続く20に対応する24のPK *が
26の期間に、選択された画素に導かれている。
【0026】要するに画素を選択、非選択する行電極の
信号G(I) 、G(I+1) が、φがVCCになるタイミングに
同期して変化した後、列電極にサンプリングした画像信
号を供給する、WがVDDになるタイミングに同期して共
通電極の電位をVC を定め、トランジスターがオンして
選択した画素の画素電極と共通電極間の液晶に、画像信
号と共通電極の電位間の電圧を導き、非選択期間には画
素のトランジスターをオフしてその電位を保持し、画素
の液晶をフィールド周期で反転して交流駆動している。
画像信号がPK では共通電極の電位はVb 、PK *ではV
a としている。
信号G(I) 、G(I+1) が、φがVCCになるタイミングに
同期して変化した後、列電極にサンプリングした画像信
号を供給する、WがVDDになるタイミングに同期して共
通電極の電位をVC を定め、トランジスターがオンして
選択した画素の画素電極と共通電極間の液晶に、画像信
号と共通電極の電位間の電圧を導き、非選択期間には画
素のトランジスターをオフしてその電位を保持し、画素
の液晶をフィールド周期で反転して交流駆動している。
画像信号がPK では共通電極の電位はVb 、PK *ではV
a としている。
【0027】図4は、本発明の画像表示装置の第2の実
施例の共通電極電位を作る回路図である。電源VDDとV
BB間に抵抗R11,R12と可変抵抗R13を接続し、共通電
極の中心電位をVX =(R12+R13)(VDD−VBB)/
(R11+R12+R13)+VBBとする。図1に示した、周
期的に反転させる画像信号の中心電位VZ に対して、R
13を動かしてVX が例えばΔV=0〜−3v の範囲で調
整される様に、抵抗値を選んでいる。電圧フォロワー2
7を通したVX とVBB間を、抵抗R14と可変抵抗R15で
分圧し、電圧フォロワー28からVb =VX −R14(V
X −VBB)/(R14+R15)を出力する。
施例の共通電極電位を作る回路図である。電源VDDとV
BB間に抵抗R11,R12と可変抵抗R13を接続し、共通電
極の中心電位をVX =(R12+R13)(VDD−VBB)/
(R11+R12+R13)+VBBとする。図1に示した、周
期的に反転させる画像信号の中心電位VZ に対して、R
13を動かしてVX が例えばΔV=0〜−3v の範囲で調
整される様に、抵抗値を選んでいる。電圧フォロワー2
7を通したVX とVBB間を、抵抗R14と可変抵抗R15で
分圧し、電圧フォロワー28からVb =VX −R14(V
X −VBB)/(R14+R15)を出力する。
【0028】反転入力端子に入力抵抗R16と帰還抵抗R
16を接続したオペアンプ29は、非反転入力端子に電圧
フォロワー27のVX の出力を入れ、入力抵抗R16には
電圧フォロワー28の出力Vb を入れて、Vb を基準と
したVX との間の電圧の倍電圧Va =2(VX −Vb )
+Vb を出力している。C11,C12,C13,C14は接続
点の電位の安定化用である。この図4の回路を図1のV
a ,Vb を作る回路に代えて用い、画像表示装置を駆動
する。調節の手順としては、設定された電源電位で予想
されるΔVに合わせてR13,R15を調節し、VX ,Va
−Vb を定めておく。
16を接続したオペアンプ29は、非反転入力端子に電圧
フォロワー27のVX の出力を入れ、入力抵抗R16には
電圧フォロワー28の出力Vb を入れて、Vb を基準と
したVX との間の電圧の倍電圧Va =2(VX −Vb )
+Vb を出力している。C11,C12,C13,C14は接続
点の電位の安定化用である。この図4の回路を図1のV
a ,Vb を作る回路に代えて用い、画像表示装置を駆動
する。調節の手順としては、設定された電源電位で予想
されるΔVに合わせてR13,R15を調節し、VX ,Va
−Vb を定めておく。
【0029】行による画像信号の極性を反転する信号Y
をVSSに固定しフィールド周波数で極性が反転する画像
信号に対して、フリッカーが最小、コントラストが良好
となる様にR13でVX を調整して固定し、R15を加減し
て例えばVa −Vb =5v に設定する。調整後必要に応
じて、Yには行によって画像信号の極性が変わる信号を
入れて画像表示装置を駆動する。
をVSSに固定しフィールド周波数で極性が反転する画像
信号に対して、フリッカーが最小、コントラストが良好
となる様にR13でVX を調整して固定し、R15を加減し
て例えばVa −Vb =5v に設定する。調整後必要に応
じて、Yには行によって画像信号の極性が変わる信号を
入れて画像表示装置を駆動する。
【0030】図5は、本発明の画像表示装置の第3の実
施例を説明するための画素の構成図である。図6と同様
に(I,J) 〜(I+1,J+1) の4画素を示している。32は行
電極30にゲート、共通電極31にソース、画素電極3
3にドレインが接続されたトランジスター、34は画素
電極33と対向する列電極、35は液晶である。行電極
30、共通電極31、トランジスター32、画素電極3
3は、トランジスター32につながる画素電極33を形
成した硝子基板上に配置され、対向する硝子基板上に列
電極34が配置されており、液晶35は両基板間に挟持
されている。D(J) 、D(J+1) はJ列、(J+1) 列の画像
信号、G(I) 、G(I+1) はI行、(I+1)行の行電極の信
号、VC は共通電極の電位である。
施例を説明するための画素の構成図である。図6と同様
に(I,J) 〜(I+1,J+1) の4画素を示している。32は行
電極30にゲート、共通電極31にソース、画素電極3
3にドレインが接続されたトランジスター、34は画素
電極33と対向する列電極、35は液晶である。行電極
30、共通電極31、トランジスター32、画素電極3
3は、トランジスター32につながる画素電極33を形
成した硝子基板上に配置され、対向する硝子基板上に列
電極34が配置されており、液晶35は両基板間に挟持
されている。D(J) 、D(J+1) はJ列、(J+1) 列の画像
信号、G(I) 、G(I+1) はI行、(I+1)行の行電極の信
号、VC は共通電極の電位である。
【0031】この画素構成の場合、選択期間にトランジ
スターがオンして画素電極に共通電極電位を導き、共通
電極の形成された基板に対向する基板上の列電極の画像
信号との間の電圧を液晶に加え、非選択期間には画素の
トランジスターをオフしてその電圧を保持し液晶を駆動
する。
スターがオンして画素電極に共通電極電位を導き、共通
電極の形成された基板に対向する基板上の列電極の画像
信号との間の電圧を液晶に加え、非選択期間には画素の
トランジスターをオフしてその電圧を保持し液晶を駆動
する。
【0032】トランジスターがオンからオフに移り画素
電極の電位が変化すると、画素電極に入れた共通電極の
電位が変化することから、図6に示した画素構成の電位
変化と極性が逆である。Vα−Vβの電位範囲の周期的
に反転する画像信号の中心電位に対して、Vb 、Va の
第一、第二の電位をとる共通電極の中心電位を調整し、
画素電極の平均的な中心電位を画像信号の中心電位近傍
に合わせ込むには、画素電極の平均的な変化電圧をΔV
とし、(Vα+Vβ)/2≒(Va +Vb )/2+ΔV
となる様にする必要がある。
電極の電位が変化すると、画素電極に入れた共通電極の
電位が変化することから、図6に示した画素構成の電位
変化と極性が逆である。Vα−Vβの電位範囲の周期的
に反転する画像信号の中心電位に対して、Vb 、Va の
第一、第二の電位をとる共通電極の中心電位を調整し、
画素電極の平均的な中心電位を画像信号の中心電位近傍
に合わせ込むには、画素電極の平均的な変化電圧をΔV
とし、(Vα+Vβ)/2≒(Va +Vb )/2+ΔV
となる様にする必要がある。
【0033】第1、第2の実施例で0〜−3v に見込ん
だΔVの電圧幅を、図5の画素構成を有する第3の実施
例では、0〜+3v とし、図3、図4の回路を用いて共
通電極の電位を画像信号に対して調整する。図2では共
通電極の電位を低電位側にオフセットさせて画像の表示
状態を調節したが、第3の実施例では共通電極の電位を
高電位側にオフセットさせて調整する。
だΔVの電圧幅を、図5の画素構成を有する第3の実施
例では、0〜+3v とし、図3、図4の回路を用いて共
通電極の電位を画像信号に対して調整する。図2では共
通電極の電位を低電位側にオフセットさせて画像の表示
状態を調節したが、第3の実施例では共通電極の電位を
高電位側にオフセットさせて調整する。
【0034】
【発明の効果】本発明の画像表示装置の駆動回路は、画
像信号が入力される列電極の形成された基板に対向する
基板上の共通電極に、画像信号の中心電位との相関で定
められる定電位VX を基準とした第一の電位Vb と、第
一の電位Vb を基準として第一の電位と該定電位VX と
の間の電圧の倍電圧となる第二の電位Va を選択して供
給して、液晶を交流駆動するようにしたものである。
像信号が入力される列電極の形成された基板に対向する
基板上の共通電極に、画像信号の中心電位との相関で定
められる定電位VX を基準とした第一の電位Vb と、第
一の電位Vb を基準として第一の電位と該定電位VX と
の間の電圧の倍電圧となる第二の電位Va を選択して供
給して、液晶を交流駆動するようにしたものである。
【0035】周期的に反転する画素電極の中心電位と、
画素電極に対向する電極の中心電位が同等になるよう
に、画像信号の中心電位と共通電極の中心電位とをオフ
セットさせて調整している。周期的に反転する画像信号
と共通電極の中心電位を調整し固定すると、AK (K:
R<赤>、G<緑>、B<青>)で示した各色の画像信
号のレベルと振幅、共通電極電位VC の振幅Va −Vb
を調節して画質を最適に調整することが容易となる。
画素電極に対向する電極の中心電位が同等になるよう
に、画像信号の中心電位と共通電極の中心電位とをオフ
セットさせて調整している。周期的に反転する画像信号
と共通電極の中心電位を調整し固定すると、AK (K:
R<赤>、G<緑>、B<青>)で示した各色の画像信
号のレベルと振幅、共通電極電位VC の振幅Va −Vb
を調節して画質を最適に調整することが容易となる。
【0036】本発明では画像信号をフィールド周波数又
はフィールド周波数より高い周波数で反転させる駆動方
法を使用できるようにしてあるから、画像信号をフィー
ルド周波数で反転させ、フリッカーが最小となる様に共
通電極電位のオフセット電圧を調整して良好な画像表示
をすることができ、フィールド周波数より高い周波数で
画像信号を反転させて、画素構成の異なる画像表示装置
において、フリッカーの無い優れた表示をすることがで
きる。
はフィールド周波数より高い周波数で反転させる駆動方
法を使用できるようにしてあるから、画像信号をフィー
ルド周波数で反転させ、フリッカーが最小となる様に共
通電極電位のオフセット電圧を調整して良好な画像表示
をすることができ、フィールド周波数より高い周波数で
画像信号を反転させて、画素構成の異なる画像表示装置
において、フリッカーの無い優れた表示をすることがで
きる。
【図1】本発明の画像表示装置の画像信号と共通電極電
位を作る回路図
位を作る回路図
【図2】画像信号と共通電極の電位の説明図
【図3】図1の回路で駆動される本発明の画像表示装置
の信号のタイミングチャート
の信号のタイミングチャート
【図4】本発明の画像表示装置の第2の実施例の共通電
極電位を作る回路図
極電位を作る回路図
【図5】本発明の画像表示装置の第3の実施例を説明す
るための画素の構成図
るための画素の構成図
【図6】画像表示装置の画素の構成図
【図7】図6の画素構成の画像表示装置の駆動信号のタ
イミングチャート
イミングチャート
【図8】従来の画像表示装置の共通電極電位を作る回路
図
図
AK 画像信号 PK 正転した画像信号 PK * 反転した画像信号 DK 画像信号の極性を指定する信号で選択された画像
信号 VZ 周期的に反転させる画像信号の中心となる基準電
位 VX 第一、第二の電位をとる共通電極の中心電位 Vb 共通電極の第一の電位 Va 共通電極の第二の電位 Vc 画像信号の極性を指定する信号をシフトした信号
で選択された共通電極の電位 Y 行による画像信号の極性を反転する信号 F フィールド信号 W VDDになるタイミングで列電極に画像信号を供給
し、共通電極の電位を定める信号 1,5 倍電圧を出力するオペアンプ 2,4 電圧フォロワー 3 レギュレーター 6 反転した画像信号を出力するオペアンプ 7 正転した画像信号を出力する電圧フォロワー 8 信号YとFの排他的論理和で、画像信号の極性
を指定する信号を出力するイクスクルーシブオア 14 シフトレジスター
信号 VZ 周期的に反転させる画像信号の中心となる基準電
位 VX 第一、第二の電位をとる共通電極の中心電位 Vb 共通電極の第一の電位 Va 共通電極の第二の電位 Vc 画像信号の極性を指定する信号をシフトした信号
で選択された共通電極の電位 Y 行による画像信号の極性を反転する信号 F フィールド信号 W VDDになるタイミングで列電極に画像信号を供給
し、共通電極の電位を定める信号 1,5 倍電圧を出力するオペアンプ 2,4 電圧フォロワー 3 レギュレーター 6 反転した画像信号を出力するオペアンプ 7 正転した画像信号を出力する電圧フォロワー 8 信号YとFの排他的論理和で、画像信号の極性
を指定する信号を出力するイクスクルーシブオア 14 シフトレジスター
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】能動素子につながる画素電極を形成した基
板と、対向する基板間に挟持される液晶を用いて表示を
行なう画像表示装置において、列電極にはサンプリング
した画像信号を供給し、列電極の形成された基板に対向
する基板上の共通電極の電位は、サンプリングする画像
信号の極性を指定する信号をシフトして判別し、列電極
に供給する画像信号の極性に対応して、定電位を基準と
した第一の電位と、第一の電位を基準として第一の電位
と該定電位との間の電圧の倍の電圧となる第二の電位と
から選択した電位とし、画素を選択、非選択する行電極
の信号が変化した後、列電極に画像信号を供給するタイ
ミングに同期して共通電極の電位を定めて選択した画素
に画像信号を入れ、画素の液晶にかかる電圧の極性を所
定周期で反転して交流駆動することを特徴とする画像表
示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18335491A JPH056154A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18335491A JPH056154A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056154A true JPH056154A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=16134281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18335491A Withdrawn JPH056154A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056154A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009145866A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-07-02 | Sony Corp | 表示装置およびその駆動方法、電子機器 |
US7721613B2 (en) | 2003-01-21 | 2010-05-25 | Valeo Equipements Electriques Moteur | Method of mounting a retaining ring on an electric starter shaft comprising a starter drive assembly and corresponding starter |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP18335491A patent/JPH056154A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7721613B2 (en) | 2003-01-21 | 2010-05-25 | Valeo Equipements Electriques Moteur | Method of mounting a retaining ring on an electric starter shaft comprising a starter drive assembly and corresponding starter |
JP2009145866A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-07-02 | Sony Corp | 表示装置およびその駆動方法、電子機器 |
KR101499481B1 (ko) * | 2007-08-30 | 2015-03-09 | 가부시키가이샤 재팬 디스프레이 | 표시장치와 그 구동방법, 및 그것을 사용한 전자기기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |