JPH0561544B2 - - Google Patents

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JPH0561544B2
JPH0561544B2 JP60149524A JP14952485A JPH0561544B2 JP H0561544 B2 JPH0561544 B2 JP H0561544B2 JP 60149524 A JP60149524 A JP 60149524A JP 14952485 A JP14952485 A JP 14952485A JP H0561544 B2 JPH0561544 B2 JP H0561544B2
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JP
Japan
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temperature
air
set temperature
detection means
deflection
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JP60149524A
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JPS6210541A (ja
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Naoki Shimokawa
Katsumi Fukuda
Yasunori Himeno
Teruo Yamamoto
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/881,838 priority patent/US4738116A/en
Priority to KR1019860005461A priority patent/KR890003797B1/ko
Priority to AU59796/86A priority patent/AU572028B2/en
Priority to CA000513214A priority patent/CA1271630A/en
Priority to CN86104721A priority patent/CN1010881B/zh
Publication of JPS6210541A publication Critical patent/JPS6210541A/ja
Publication of JPH0561544B2 publication Critical patent/JPH0561544B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機の吹き出し方向を制御す
る風向偏向装置および風向偏向方法に関する。
従来の技術 現在まで、居住空間の快適性の向上を図るため
に空気調和機の風向偏向装置として、種々の装置
が考えられてきた。
例えば、吹出口を水平方向と垂直方向とに有
し、吹き出し温度が設定温度よりも低い時には水
平方向に吹き出し、設定温度よりも高い時には垂
直方向に吹き出す装置がある。(特公昭55−10813
号公報) すなわちこの第1の従来例の構成は、いわゆる
コールドドラフトを防止するもので、暖房効果を
高めることができる。
またさらに、広い居住空間内の快適性を向上さ
せるために、左右偏向羽根と上下偏向羽根を一定
周期でスウイングさせる装置がある。(米国特許
第3257931号明細書) この第2の従来例を第11図、第12図に示
す。
同図において、吹出口101の前面部には、垂
直方向に吹き出し空気を偏向する上下偏向羽根1
02、水平方向に吹き出し空気を偏向する左右偏
向羽根103,104が設けられている。そして
上下偏向羽根102は連結桟105a、レバーア
ーム106aを介してベローズ107aに接続さ
れている。また左右偏向羽根103,104は、
それぞれ連結桟105b,105c、レバーアー
ム106b,106cを介してベローズ107
b,107cに接続されている。また各ベローズ
107a,107b,107cにはそれぞれヒー
タ108a,108b,108cが巻かれてい
る。109はヒータ108a,108b,108
cの通電を制御するマイクロスイツチである。
上記構成において、ヒータ108a,108
b,108cに通電を行なうことによりベローズ
107a,107b,107cは伸び、このベロ
ーズ107bの伸びによりマイクロスイツチを動
作させヒータ108a,108b,108cへの
通電を停止する。その結果、ベローズ107a,
107b,107cは冷却され縮む。
そしてこの動作を繰り返すことにより吹き出し
空気のゆらぎ効果を得ることができる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記第1の従来構成では、単に垂
直方向の偏向制御しかできないので、例えば暖房
時の冷風は直接人体にあたらないようにすること
ができるが、一方向(前方向)への吹き出しとな
るために居住空間内の空気の移動が大きくなり、
体感的には実際の室温以下の温度に感じてしま
う。また下方吹き出しは直接人体にあたるため、
十分に吹き出し温度が上がつてからでなければな
らず、特に運転開始から下方吹き出しまでに時間
を要し、暖房立上りが遅くなるという問題を有し
ていた。
また第2の従来構成では、水平方向への吹き出
し偏向可能なものではあるが、吹き出し温度に無
関係にスウイングするため、特に暖房運転時の立
上り時間の短縮や、効率的な暖房を行なうことが
できないという問題を有していた。
本発明は、空気調和機を用いた居住空間の快適
性の向上、特に暖房運転開始時の快適性の向上を
図ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、室内ユ
ニツトに設けられ前記室内熱交換器を通過した空
気を吹き出す吹出口と、前記吹出口の左右に独立
して設けられかつ前記吹出口から吹き出される空
気を左右方向に集中、分岐して偏向する左右偏向
羽根と、前記左右偏向羽根を偏向駆動する駆動手
段と、前記吹出口からの吹き出し温度または室温
を検出する温度検出手段と、あらかじめ設定した
第1の設定温度およびその第1の設定温度より高
い第2の設定温度を記憶する設定温度記憶手段
と、前記吹出口からの送風が下方向でありかつ一
箇所に集中するように位置している前記上下偏向
羽根および左右偏向羽根の状態において、前記温
度検出手段により検出した温度が前記設定温度記
憶手段に記憶された第2の設定温度より低くなつ
たとき、前記吹出口からの送風が左右に分岐する
ように前記左右偏向羽根を回動させる信号を前記
駆動手段に与え、さらに前記温度検出手段により
検出した温度が前記設定温度記憶手段に記憶され
た第1の設定温度より低くなつたとき、前記吹出
口からの送風が略水平方向になるように前記上下
偏向羽根を回動させる信号を前記駆動手段に与え
る駆動信号発生手段とを備えたものである。
作 用 上記構成により本発明の空気調和機の風向偏向
装置は、暖房時、吹き出し温度が第2の設定温度
より高く、送風を直接感じる状態でも居住者が寒
さを感じることなく、暖房感を感じる温度であ
り、かつ吹出口からの送風が下方の一箇所に集中
するように位置している上下偏向羽根および左右
偏向羽根の状態において、吹き出し温度が第2の
設定温度より低くなり、送風が直接居住者にあた
るような風の大きな移動があると寒さを感じる温
度になると、前記吹出口からの送風が左右に分岐
するように前記左右偏向羽根を回動させ、居住者
には直接送風をあてることなく、居住者に近い空
間を暖めることができる。さらに吹き出し温度が
第1の設定温度より低くなり、風の移動が少しで
も感じられると居住者が寒さを感じる温度となる
と、吹出口からの送風が左右分岐のまま略水平方
向となるよう前記上下偏向羽根を回動させ、居住
空間の空気の移動を極力抑え、居住者に空気の移
動による寒さを感じさせないようにすることがで
きる。
また、冷房時、室温が第2の設定温度より高
く、送風を直接感じる状態でも寒さによる不快感
を感じることなく、冷房感が感じられる温度であ
り、かつ吹出口からの送風が下方の一箇所に集中
するように位置している上下偏向羽根および左右
偏向羽根の状態において、室温が第2の設定温度
より低くなり、送風が直接居住者にあたると寒さ
による不快感を感じる温度になると、前記吹出口
からの送風が左右に分岐するように前記左右偏向
羽根を回動させ、居住者には直接送風をあてるこ
となく、居住者に近い空間を冷やすことができ
る。さらに室温が第1の設定温度より低くなり、
風の移動が少しでも感じられると居住者が寒さに
よる不快感を感じる温度となると、吹出口からの
送風が左右分岐のまま略水平方向となるよう前記
上下偏向羽根を回動させ、居住空間の空気の移動
を極力抑え、居住者に空気の移動による寒さによ
る不快感を感じさせないようにすることができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例による空気調和機の風
向偏向装置を図面を用いて説明する。
第1図は同装置の要部分解斜視図である。
同図に示すように、吹き出し方向にわずかにわ
ん曲し、コアンダ効果によつて上下の風向偏向を
行う上下偏向羽根1は、その長手方向にシヤフト
2を有し、このシヤフト2は中モータ(ステツピ
ングモータ)3に接続されている。また吹き出し
空気をコアンダ効果によつて水平方向に偏向する
左右偏向羽根は、連結桟4aに連結された左偏向
羽根5aと、連結桟4bに連結された右偏向羽根
5bとから構成されている。そして左偏向羽根5
aは、羽根用レバーアーム6a、ロツド7a、モ
ータ用レバーアーム8aを介して左モータ(ステ
ツピングモータ)9aに接続し、右偏向羽根5b
は、羽根用レバーアーム6b、ロツド7b、モー
タ用レバーアーム8bを介して右モータ(ステツ
ピングモータ)9bに接続している。ここで左偏
向羽根5aはこの左偏向羽根5aよりも左側に中
心を有するようにわずかにわん曲し、右偏向羽根
5bはこの右偏向羽根5bよりも右側に中心を有
するようにわずかにわん曲している。すなわち後
述する吹出口12の両側部13a,13bとで前
述のコアンダ現象を発生させ、風向偏向を行うた
めである。前記コアンダ効果については、従来よ
り周知の技術であるため、説明を省略する。
なお本実施例では、中モータ3、左モータ9
a、右モータ9bで駆動手段を構成しているが、
左右偏向羽根を駆動するモータを一つとすること
も可能で、さらにはギヤあるいはクラツチ等の切
換手段を用いることにより上下偏向羽根1と左右
偏向羽根を単一のモータで制御することも可能で
ある。またモータはステツピングモータに限ら
ず、誘導電動機等でもよい。
またモータのかわりに、周囲温度によつて変化
する形状記憶合金製バネを用いることも考えら
れ、この場合には本発明の必須要件である温度検
出手段や設定温度記憶手段をこの合金自体が有す
ることになる。また左右偏向羽根を左偏向羽根5
aと右偏向羽根5bに2分割にしたのは、本発明
の目的とする集中、分流動作を容易に行なえる上
にそれぞれ独立して風向制御できるためであり、
さらに微妙な風向制御を行なうためにはさらに細
分割する構成であつてもよく、逆に分割せずに第
2図に示すように単一の連結桟4で連接してもよ
い。また左偏向羽根5a、右偏向羽根5bをわん
曲させたのは、コアンダ効果によつて風向偏向を
行う他に、本発明の目的とする集中、分流効果を
高めるための形状であり、前記コアンダ効果を考
慮しなければたとえわん曲していない平面的な形
状でもよく、さらにはわん曲方向をそれぞれ逆に
したものであつてもよい。
次に、第1図に示した風向偏向装置を装着する
室内ユニツト10の斜視図を第3図に示す。
同図において、室内ユニツト10の前面には室
内空気を吸い込む吸込口11を有し、この吸込口
11の下部に上下偏向羽根1と左右偏向羽根5
a,5bを有する吹出口12が設けられている。
この吹出口12の両側部13a,13bはそれぞ
れ外方向へ前述の如くコアンダ効果にて風向偏向
を行うために漸次拡大する曲面となつている。ま
た下面部14も前述の如くコアンダ効果にて風向
偏向を行うために漸次拡大する曲面となつてい
る。
この室内ユニツト10の側断面図を第4図に示
す。吸込口11に対向する位置に室内熱交換器1
5を有し、この室内熱交換器15から吹出口12
に至る通風路中に送風機16を有している。
次に本実施例の冷凍サイクルを第5図に示す。
同図において、圧縮機17、四方弁18、室内
熱交換器15、キヤピラリチユーブ19、室外熱
交換器20が環状に連結されている。ここで冷媒
は、暖房運転時には、圧縮機17、四方弁18、
室内熱交換器15、キヤピラリチユーブ19、室
外熱交換器20の順に流れ、冷房運転時には、圧
縮機17、四方弁18、室外熱交換器20、キヤ
ピラリチユーブ19、室内熱交換器15の順に流
れる。
ここで21a〜21dは吹き出し温度を間接的
に検出する温度検出手段である。すなわち21a
は室内熱交換器20の配管温度を検出する温度セ
ンサ、21bは圧縮器17の電流を検出する電流
検出器、21cは圧縮器17の吐出配管の圧力を
検出する圧力検出器、21dは室内熱交換器15
の配管圧力を検出する圧力検出器である。吹き出
し温度を検出するには、直接吹出口12に温度セ
ンサを設けることが考えられるが、上記各部の温
度、圧力、電流からも検出することができ、いず
れかを選択あるいは組合わせて用いることも可能
である。また21eは吸込み温度を検出する温度
検出器であり、室温を検出する温度検出手段の一
例であつてその位置は吸込み口近辺に限るもので
はない。
次に本実施例の要部回路図を第6図に示す。マ
イクロコンピユータ22内には、あらかじめ設定
した温度を記憶する記憶部23、この記憶部23
に記憶された設定値と入力値との比較から適宜出
力信号を発生する駆動信号発生手段24を有して
いる。このマイクロコンピユータの入力側にはコ
ンパレータ25を介して温度検出手段であるサー
ミスタ21が接続され、出力側には各モータ3,
9a,9bへパルス出力を供給するバツフア26
を介して駆動手段である中モータ3、左モータ9
a、右モータ9bが接続されている。ここで27
はバイアス抵抗、28はスキヤン抵抗である。
次に本実施例の動作を第7図に示す。同図は暖
房運転時のフローチヤートである。
吹き出し温度tはサーミスタ21で検出した温
度でありt1、t2は第1、第2の設定温度である。
第2の設定温度t2は第1の設定温度t1より高く、
吹き出し温度または室温が第1の設定温度t1にな
るまでは、吹き出しによる風の移動を感じると、
居住者は寒さを感じるもので、例えば、暖房運転
時であれば、30〜33℃程度になる。また、吹き出
し温度または室温が第1の設定温度t1を超えて第
2の設定温度t2になるまでは、吹き出し風を直接
受けると、居住者は寒さあるいは涼風感を感じる
もので、たとえば、暖房運転時であれば、35〜38
℃程度となり、冷房運転時であれば25〜28℃程度
となる。この吹き出し温度tが第1の設定温度t1
よりも低い時には、中モータ3を右回転、左モー
タ9aを右回転、右モータ9bを左回転させて停
止する。ここで中モータ3を右回転させることは
上下偏向羽根1を水平位置(必要に応じては上方
位置)に、左モータ9aを右回転させることは左
偏向羽根5aを左側に、右モータ9bを左回転さ
せることは右偏向羽根5bを右側に駆動すること
を示す。
すなわち吹き出し空気は水平分流となり第8図
に示すようになる。このとき、上下偏向羽根1、
左偏向羽根5a、右偏向羽根5bは、それぞれど
のような初期状態にあるかわからないが、各モー
タ9a,9b,3の駆動後は必ず上記のような位
置に回動するものである。すなわち、初期状態に
おいて駆動後の位置と同位置にすでに偏向してい
るときには、ストツパー等の負荷抵抗でモータの
回転をさせないか、あるいはモータを空回転させ
る。そして各モータ9a,9b,9cの回転後
(必要に応じて回転前あるいは回転中)は再びサ
ーミスタ21の温度と設定温度とを比較する。
次にサーミスタ21の温度tが第1の設定温度
t1よりも高く第2の設定温度t2以下の場合には、
中モータ3を左回転、左モータ9aを右回転、右
モータ9bを左回転させて停止する。すなわち吹
き出し空気は下方分流となり第9図に示すように
なる。この動作前にすでに第8図のように水平分
流状態にあるときは、実質的には上下偏向羽根1
のみが偏向することになる。
次にサーミスタ21の温度tが第2の設定温度
t2よりも高い場合には、中モータ3を左回転、左
モータ9aを左回転、右モータ9bを右回転させ
て停止する。すなわち吹き出し空気は下方集中と
なり第10図に示すようになる。
上記のような動作を行なうことにより、体感的
に好ましくない冷風は直接人体にあたらないよう
に水平分流吹き出しとなり、ある程度吹き出し温
度が暖められているときには間接的に人体にあた
るように下方分流吹き出しとなり、吹き出し温度
が十分に高いときには直接人体に吹きかかつても
支障がないために下方集中吹き出しとなる。
このような動作による暖房運転時の効果を説明
する。
吹き出し温度が高く居住者が直接送風にあたつ
ても寒さを感じることなく、暖かさを感じるとき
には、風向を下方集中とすることにより、暖房効
果を居住者に大きく感じさせることができる。
吹き出し温度が低くなり、第2の設定温度t2
り低くなると、送風が直接あたると居住者が寒さ
を感じるので、下方分岐吹き出しとすることによ
り、居住空間の周辺の空気の移動を小さくし、居
住者に寒さを感じさせずに暖房が行なえる。
さらに吹き出し温度が低くなり、第1の設定温
度t1より低くなると、空気の移動を感じると居住
者が寒さを感じるので、水平分岐吹き出しとする
ことにより、居住空間上部のみで吹き出し空気が
混ざりあい、居住者に寒さを感じさせることなく
暖房作用を行なうことができる。
次に、冷房運転開始時の効果について説明す
る。
室温が高いと、居住者に直接送風をあてても寒
さによる不快感は感じにくいので、下方集中吹き
出しとして、居住者に冷房感を感じさせることが
できる。
室温が低くなり、第2の設定温度t2より低くな
ると、送風を下方分岐とすることにより、直接居
住者に冷風を与えてヒートシヨツクが生じること
の無いように、居住者に近い空間の空調を図るこ
とができる。
さらに室温が低くなり第1の設定温度t1より低
くなると、送風を水平分岐とすることにより、居
住者が冷風による不快感を感じることなく壁面を
含めた居住空間全体を空調することができる。
発明の効果 本発明は上記実施例の説明から明らかのよう
に、吹き出し温度または室温がある設定温度より
高いときには、下方集中吹き出しとなるために、
暖房時は居住者へ集中的に高温風を与え暖房感を
与えることができ、また冷房時であれば十分な冷
却温度でない状態でも冷房感を与えることができ
る。
暖房運転時において、吹き出し温度が低くなる
と、送風が直接あたると居住者が寒さを感じるの
で、下方分岐吹き出しとすることにより、居住空
間の周辺の空気の移動を小さくし、居住者に寒さ
を感じさせずに暖房が行なえる。
さらに吹き出し温度が低くなると、空気の移動
を感じると居住者が寒さを感じるので、水平分岐
吹き出しとすることにより、居住空間上部のみで
吹き出し空気が混ざりあい、居住者に寒さを感じ
させることなく暖房作用を行なうことができる。
また、冷房運転時では、室温が低くなると、送
風を下方分岐とすることにより、直接居住者に冷
風を与えてヒートシヨツクが生じることの無いよ
うに、居住者に近い空間の空調を図ることができ
る。
さらに室温が低くなると、送風を水平分岐とす
ることにより、居住者が冷風による不快感を感じ
ることなく壁面を含めた居住空間全体を空調する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す風向偏向装置
の分解斜視図、第2図は同風向偏向装置における
左右偏向羽根の異なる連結状態を示す構成図、第
3図は同風向偏向装置を具備した空気調和機の斜
視図、第4図は同空気調和機の縦断面図、第5図
は同空気調和機の冷媒回路図、第6図は同空気調
和機の要部の電気回路図、第7図は同風向偏向装
置の制御内容を示すフローチヤート、第8図は同
空気調和機における水平分流吹出状態を示す説明
図、第9図は同下方分流吹出状態を示す説明図、
第10図は同下方集中吹出状態を示す説明図、第
11図、第12図はそれぞれ従来例を示す風向偏
向装置の要部斜視図および要部断面図である 1……上下風向偏向羽根、3……中モータ、5
a……左偏向羽根、5b……右偏向羽根、9a…
…左モータ、9b……右モータ、10……室内ユ
ニツト、12……吹出口、15……室内熱交換
器、17……圧縮機、20……室外熱交換器、2
1a,21e……温度センサ、21b……電流検
出器、21c,21d……圧力検出器、22……
マイクロコンピユータ、23……記憶部、24…
…駆動信号発生手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 冷媒を圧縮し、室内熱交換器、室外熱交換器
    とともに冷凍サイクルを構成する圧縮機と、送風
    機と前記室内熱交換器とを内部に有する室内ユニ
    ツトと、この室内ユニツトに設けられ前記室内熱
    交換器を通過した空気を吹き出す吹出口と、前記
    吹出口の左右に独立して設けられかつ前記吹出口
    から吹き出される空気を左右方向に集中、分岐し
    て偏向する左右偏向羽根と、前記左右偏向羽根を
    偏向駆動する駆動手段と、前記吹出口からの吹き
    出し温度または室温を検出する温度検出手段と、
    あらかじめ設定した第1の設定温度およびその第
    1の設定温度より高い第2の設定温度を記憶する
    設定温度記憶手段と、前記吹出口からの送風が下
    方向でありかつ一箇所に集中するように位置して
    いる前記上下偏向羽根および左右偏向羽根の状態
    において、前記温度検出手段により検出した温度
    が前記設定温度記憶手段に記憶された第2の設定
    温度より低くなつたとき、前記吹出口からの送風
    が左右に分岐するように前記左右偏向羽根を回動
    させる信号を前記駆動手段に与え、さらに前記温
    度検出手段により検出した温度が前記設定温度記
    憶手段に記憶された第1の設定温度より低くなつ
    たとき、前記吹出口からの送風が略水平方向にな
    るように前記上下偏向羽根を回動させる信号を前
    記駆動手段に与える駆動信号発生手段とを備えた
    空気調和機の風向偏向装置。 2 吹き出し温度を検出する温度検出手段を、室
    内温度あるいは室内熱交換器の配管温度を検出す
    る温度検出器とした特許請求の範囲第1項記載の
    空気調和機の風向偏向装置。 3 吹き出し温度を検出する温度検出手段を、圧
    縮機電流もしくは圧縮機電流を含む電流検出手段
    とした特許請求の範囲第1項記載の空気調和機の
    風向偏向装置。 4 吹き出し温度を検出する温度検出手段を、圧
    縮機吐出配管または室内熱交換器の配管の圧力を
    検出する圧力検出手段とした特許請求の範囲第1
    項記載の空気調和機の風向偏向装置。 5 吹き出し温度を検出する温度検出手段を、室
    内温度あるいは室内熱交換器の配管温度を検出す
    る温度検出器と、圧縮機電流もしくは圧縮機電流
    を含む電流検出手段より構成した特許請求の範囲
    第1項記載の空気調和機の風向偏向装置。
JP60149524A 1985-07-08 1985-07-08 空気調和機の風向偏向装置および風向偏向方法 Granted JPS6210541A (ja)

Priority Applications (7)

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JP60149524A JPS6210541A (ja) 1985-07-08 1985-07-08 空気調和機の風向偏向装置および風向偏向方法
GB8616272A GB2178160B (en) 1985-07-08 1986-07-03 Apparatus for deflecting the direction of the wind in an air conditioner
US06/881,838 US4738116A (en) 1985-07-08 1986-07-03 Apparatus for deflecting the direction of the wind in an air conditioner
KR1019860005461A KR890003797B1 (ko) 1985-07-08 1986-07-07 공기조화기의 풍향편향장치
AU59796/86A AU572028B2 (en) 1985-07-08 1986-07-07 Deflecting air direction in air conditioners
CA000513214A CA1271630A (en) 1985-07-08 1986-07-07 Apparatus for deflecting the direction of the wind in an air conditioner
CN86104721A CN1010881B (zh) 1985-07-08 1986-07-08 空调机的风向偏转装置

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