JPH0561530B2 - - Google Patents
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- JPH0561530B2 JPH0561530B2 JP63080828A JP8082888A JPH0561530B2 JP H0561530 B2 JPH0561530 B2 JP H0561530B2 JP 63080828 A JP63080828 A JP 63080828A JP 8082888 A JP8082888 A JP 8082888A JP H0561530 B2 JPH0561530 B2 JP H0561530B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/24—Preventing development of abnormal or undesired conditions, i.e. safety arrangements
- F23N5/247—Preventing development of abnormal or undesired conditions, i.e. safety arrangements using mechanical means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2227/00—Ignition or checking
- F23N2227/02—Starting or ignition cycles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/30—Pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2237/00—Controlling
- F23N2237/14—Controlling burners with gasification or vaporizer elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は液体燃料を燃焼させる温風暖房機等に
利用する燃焼装置に関するものである。
利用する燃焼装置に関するものである。
従来の技術
一般に室内開放形の温風暖房機は、燃料を気化
し、燃焼させるバーナ部と、その燃焼ガスを案内
する燃焼筒と、その燃焼筒と対向して設けた対流
用送風機と吹き出し口をもつて構成し、前記対流
用送風機からの空気と前記燃焼筒から排出させる
燃焼ガスとを混合せしめて吹き出し口より温風を
吹き出し、室内を暖房するものである。
し、燃焼させるバーナ部と、その燃焼ガスを案内
する燃焼筒と、その燃焼筒と対向して設けた対流
用送風機と吹き出し口をもつて構成し、前記対流
用送風機からの空気と前記燃焼筒から排出させる
燃焼ガスとを混合せしめて吹き出し口より温風を
吹き出し、室内を暖房するものである。
以下、図面を参照しながら上述した従来の温風
暖房機等の1例について説明する。
暖房機等の1例について説明する。
第3図、第4図は従来の温風暖房機の横断面図
とバーナ部の断面図を示すものである。1は有底
円筒状で上部にシーズヒータ2を内臓する気化筒
で、側部に燃料を噴出するノズル3と同位置に燃
焼用空気を噴出するスロート4とを開口させてい
る。前記ノズル3は送油パイプ5を介し燃料タン
ク6内の燃料を吸引する電磁ポンプ7に接続され
ている。又、スロート4は給気ホース8を介しバ
ーナ送風機9と接続されている。10は気化筒1
の上部に載置され、側面に複数の炎口11を有
し、中央を開口した円筒状の保炎板である。前記
気化筒1の外周は、上部を開口したバーナケース
12で覆われており、そのバーナケース12の上
部には点火電極13及び筒状の燃焼筒14が載置
され、下端を前記バーナケース12と直結し、上
端開口部に中央部を開口した燃焼筒蓋15を取り
付けており、この燃焼筒蓋15の中央開口部には
酸化触媒16が取り付けられている。前記燃焼筒
14の前方には対流用送風機17と対向し吹き出
し口18が設けられ、対流用送風機17から送ら
れる空気を燃焼筒14及びダフト19を介し、温
度が室内に吹き出される。
とバーナ部の断面図を示すものである。1は有底
円筒状で上部にシーズヒータ2を内臓する気化筒
で、側部に燃料を噴出するノズル3と同位置に燃
焼用空気を噴出するスロート4とを開口させてい
る。前記ノズル3は送油パイプ5を介し燃料タン
ク6内の燃料を吸引する電磁ポンプ7に接続され
ている。又、スロート4は給気ホース8を介しバ
ーナ送風機9と接続されている。10は気化筒1
の上部に載置され、側面に複数の炎口11を有
し、中央を開口した円筒状の保炎板である。前記
気化筒1の外周は、上部を開口したバーナケース
12で覆われており、そのバーナケース12の上
部には点火電極13及び筒状の燃焼筒14が載置
され、下端を前記バーナケース12と直結し、上
端開口部に中央部を開口した燃焼筒蓋15を取り
付けており、この燃焼筒蓋15の中央開口部には
酸化触媒16が取り付けられている。前記燃焼筒
14の前方には対流用送風機17と対向し吹き出
し口18が設けられ、対流用送風機17から送ら
れる空気を燃焼筒14及びダフト19を介し、温
度が室内に吹き出される。
以上のように構成された温風暖房機について以
下その動作について説明する。
下その動作について説明する。
電磁ポンプ7によつて吸引された燃料は送油パ
イプ5を介し、ノズル3から気化筒1内に噴出さ
れ、又、バーナ送風機9から送られた燃焼用空気
は給気ホース8を介し、スロート4から気化筒1
内に送られる。一方、気化筒1は内蔵したシーズ
ヒータ2で、あらかじめ高温に加熱されており、
噴出された燃料は気化筒1内で瞬時に気化され、
前記スロート4から送られた燃焼用空気と混合
し、保炎板10の側部炎口11から噴出される。
噴出された混合ガスは、保炎板10の近傍に設け
た点火電極13によつて着火され、炎を形成し燃
焼を行なう。この燃焼炎による燃焼熱で燃焼筒1
4が加熱され、また燃焼ガスが燃焼筒14上部の
酸化触媒16を通り燃焼筒14の外に放出され
る。この加熱された燃焼筒14が対流用送風機1
7から送られる空気によつて熱交換され、かつ燃
焼ガスと混合し、吹き出し口18から温風として
室内に放出され、室内を暖房する。
イプ5を介し、ノズル3から気化筒1内に噴出さ
れ、又、バーナ送風機9から送られた燃焼用空気
は給気ホース8を介し、スロート4から気化筒1
内に送られる。一方、気化筒1は内蔵したシーズ
ヒータ2で、あらかじめ高温に加熱されており、
噴出された燃料は気化筒1内で瞬時に気化され、
前記スロート4から送られた燃焼用空気と混合
し、保炎板10の側部炎口11から噴出される。
噴出された混合ガスは、保炎板10の近傍に設け
た点火電極13によつて着火され、炎を形成し燃
焼を行なう。この燃焼炎による燃焼熱で燃焼筒1
4が加熱され、また燃焼ガスが燃焼筒14上部の
酸化触媒16を通り燃焼筒14の外に放出され
る。この加熱された燃焼筒14が対流用送風機1
7から送られる空気によつて熱交換され、かつ燃
焼ガスと混合し、吹き出し口18から温風として
室内に放出され、室内を暖房する。
発明が解決しようとする課題
石油等の液体燃料を燃料とする室内開放形の温
風暖房機等にとつて、安定燃焼時の燃焼性能に関
しては、かなり改善されてはいるが、着火時及び
消火時の燃焼性能については、まだ改善の余地が
十分残されているのが現状である。特に、燃料タ
ンク6内の燃料が長時間、空の状態で放置され、
あるいは、燃料タンク6内の燃料が満たされてい
ても長期間機器を運転されずに放置していると、
電磁ポンプ7、送油パイプ5、ノズル3等の燃料
流路系に燃料が十分充填されておらず、空気が置
換された状態になつている。このような状態で燃
料タンク6に燃料を供給し、機器を運転させる
と、着火時、電磁ポンプ7が作動すると、電磁ポ
ンプ7がエア咬みにより吐出圧が高くなり、ノズ
ル3から過大の燃料が気化筒1内に噴出し、多量
の未燃ガスの発生による白煙、CO、臭気が発生
し、着火後も過大燃料流量の噴出により、黄火、
CO、ススの発生を引き起こし、極めて排ガス性
能の悪い、危険性の高い、不安定な着火現象とな
る。
風暖房機等にとつて、安定燃焼時の燃焼性能に関
しては、かなり改善されてはいるが、着火時及び
消火時の燃焼性能については、まだ改善の余地が
十分残されているのが現状である。特に、燃料タ
ンク6内の燃料が長時間、空の状態で放置され、
あるいは、燃料タンク6内の燃料が満たされてい
ても長期間機器を運転されずに放置していると、
電磁ポンプ7、送油パイプ5、ノズル3等の燃料
流路系に燃料が十分充填されておらず、空気が置
換された状態になつている。このような状態で燃
料タンク6に燃料を供給し、機器を運転させる
と、着火時、電磁ポンプ7が作動すると、電磁ポ
ンプ7がエア咬みにより吐出圧が高くなり、ノズ
ル3から過大の燃料が気化筒1内に噴出し、多量
の未燃ガスの発生による白煙、CO、臭気が発生
し、着火後も過大燃料流量の噴出により、黄火、
CO、ススの発生を引き起こし、極めて排ガス性
能の悪い、危険性の高い、不安定な着火現象とな
る。
また、消火時、電磁ポンプ7が運転停止される
が、気化筒1内には未燃ガスが充満しており、か
つ、ノズル3からの燃料の気化筒1内への噴出が
消火後も微量噴出される可能性もあり、これら未
燃ガスが消火後も機器外に放出され、臭気発生の
要因となつていた。
が、気化筒1内には未燃ガスが充満しており、か
つ、ノズル3からの燃料の気化筒1内への噴出が
消火後も微量噴出される可能性もあり、これら未
燃ガスが消火後も機器外に放出され、臭気発生の
要因となつていた。
本発明は以上の課題に鑑み、着火時には、燃料
流路系のエアー咬みによる未燃ガスの発生及び、
黄火、スス、COの発生を防止するとともに、消
火時の臭気低減を図り、着火、消火特性の性能向
上を目的としたものである。
流路系のエアー咬みによる未燃ガスの発生及び、
黄火、スス、COの発生を防止するとともに、消
火時の臭気低減を図り、着火、消火特性の性能向
上を目的としたものである。
課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本発明の燃焼装置
は、送油パイプの途中を分岐し、この分岐パイプ
に吸引ポンプを設けて燃料タンクに連通するとと
もに、着火時には送油パイプ中の電磁ポンプが作
動する前に吸引ポンプを運転し、その後電磁ポン
プと所定時間運転後に停止させ、消火時には電磁
ポンプの運転停止と同時に吸引ポンプを運転させ
るものである。
は、送油パイプの途中を分岐し、この分岐パイプ
に吸引ポンプを設けて燃料タンクに連通するとと
もに、着火時には送油パイプ中の電磁ポンプが作
動する前に吸引ポンプを運転し、その後電磁ポン
プと所定時間運転後に停止させ、消火時には電磁
ポンプの運転停止と同時に吸引ポンプを運転させ
るものである。
作 用
本発明は上記した構成によつて、送油パイプの
途中を分岐し、この分岐された分岐パイプは吸引
ポンプを介して燃料タンク内に連通することで、
着火時には電磁ポンプの運転以前に吸引ポンプを
作動させ、一定時間電磁ポンプが作動した後、吸
引ポンプを停止させる。これにより着火時、電磁
ポンプ、送油パイプの燃料流路系に空気が充満
し、電磁ポンプがエアー咬みを起こし吐出圧が高
くなり過大流量が吐出されても吸引ポンプの運転
により、電磁ポンプから吐出された燃料はノズル
から噴出することなく、送油パイプ、分岐パイ
プ、吸引ポンプ、燃料タンク間を一定時間循環さ
せる。これにより燃料流路系に充満していた空気
は除去され、電磁ポンプの吐出圧も正常となる。
その後吸引ポンプを停止させることにより、電磁
ポンプにより吸引された燃料は、正常な吐出圧で
送油パイプ、ノズルに送られ、気化筒内に噴出さ
れるので、過大流量の吐出による多量の未燃ガス
発生による白煙、臭気、スス、COの発生等の異
常燃焼を起こすことなく、きわめて良好な着火性
能を得ることができる。
途中を分岐し、この分岐された分岐パイプは吸引
ポンプを介して燃料タンク内に連通することで、
着火時には電磁ポンプの運転以前に吸引ポンプを
作動させ、一定時間電磁ポンプが作動した後、吸
引ポンプを停止させる。これにより着火時、電磁
ポンプ、送油パイプの燃料流路系に空気が充満
し、電磁ポンプがエアー咬みを起こし吐出圧が高
くなり過大流量が吐出されても吸引ポンプの運転
により、電磁ポンプから吐出された燃料はノズル
から噴出することなく、送油パイプ、分岐パイ
プ、吸引ポンプ、燃料タンク間を一定時間循環さ
せる。これにより燃料流路系に充満していた空気
は除去され、電磁ポンプの吐出圧も正常となる。
その後吸引ポンプを停止させることにより、電磁
ポンプにより吸引された燃料は、正常な吐出圧で
送油パイプ、ノズルに送られ、気化筒内に噴出さ
れるので、過大流量の吐出による多量の未燃ガス
発生による白煙、臭気、スス、COの発生等の異
常燃焼を起こすことなく、きわめて良好な着火性
能を得ることができる。
また消火時には電磁ポンプの運転停止と同時に
吸引ポンプを作動させることにより、ノズル、送
油パイプ中の燃料を吸引、引いては、気化筒内の
予混合ガスをも吸引するため、消火直後のノズル
から気化筒内への燃料の噴出及び、気化筒内の予
混合ガス量の減少に寄与する。このことにより、
消火時の未燃ガスが機器外に放出されるのを極力
防止することができ、臭気低減に非常に効果があ
り、快適な消火性能を得ることができる。
吸引ポンプを作動させることにより、ノズル、送
油パイプ中の燃料を吸引、引いては、気化筒内の
予混合ガスをも吸引するため、消火直後のノズル
から気化筒内への燃料の噴出及び、気化筒内の予
混合ガス量の減少に寄与する。このことにより、
消火時の未燃ガスが機器外に放出されるのを極力
防止することができ、臭気低減に非常に効果があ
り、快適な消火性能を得ることができる。
実施例
以下本発明の一実施例の温風暖房機について、
図面を参照しながら説明する。第1図は本発明の
一実施例における温風暖房機の横断面図、第2図
はバーナ部の断面図である。図中の分岐パイプ5
a、吸引ポンプ7aを除いた各部の構成は従来例
で説明した通りであるので、従来例と同一符号を
付してここでは詳細な説明を省略する。
図面を参照しながら説明する。第1図は本発明の
一実施例における温風暖房機の横断面図、第2図
はバーナ部の断面図である。図中の分岐パイプ5
a、吸引ポンプ7aを除いた各部の構成は従来例
で説明した通りであるので、従来例と同一符号を
付してここでは詳細な説明を省略する。
本発明の分岐パイプ5aは送油パイプ5を途中
で分岐した部分に設け、他端は吸引ポンプ7aに
接続し、この吸引ポンプ7aは、燃料タンク6に
接続された構成となつている。20は制御器で、
着火時に吸引ポンプ7aを電磁ポンプ7よりも先
に運転し、かつ電磁ポンプ7と一定時間運転後に
吸引ポンプ7aを停止させる制御をする。また、
消火時に電磁ポンプ7の運転停止と同時に運転を
開始し、所定時間後に停止させる制御をする。
で分岐した部分に設け、他端は吸引ポンプ7aに
接続し、この吸引ポンプ7aは、燃料タンク6に
接続された構成となつている。20は制御器で、
着火時に吸引ポンプ7aを電磁ポンプ7よりも先
に運転し、かつ電磁ポンプ7と一定時間運転後に
吸引ポンプ7aを停止させる制御をする。また、
消火時に電磁ポンプ7の運転停止と同時に運転を
開始し、所定時間後に停止させる制御をする。
以上の構成により、機器の運転スイツチがON
され、気化筒1に内蔵されたシーズヒータ2によ
り気化筒1が加熱され始め、電磁ポンプ7を運転
し、燃料タンク6内の燃料を吸引する前に、あら
かじめ吸引ポンプ7aを作動させておく。その後
気化筒の温度が一定温度まで上昇すると電磁ポン
プ7が作動し燃料タンク6内の燃料の吸引を開始
する。そして、この燃料は先に吸引ポンプ7aが
運転している為、送油パイプ5からノズル3、気
化筒1内に噴出されることなく送油パイプ5から
分岐パイプ5a、吸引ポンプ7a、燃料タンク6
と循環する。この状態を一定時間経過した後、吸
引ポンプ7aの運転を停止させ、電磁ポンプ7に
よつて吸引された燃料は送油パイプ5を介してノ
ズル3から気化筒1内に噴出される。
され、気化筒1に内蔵されたシーズヒータ2によ
り気化筒1が加熱され始め、電磁ポンプ7を運転
し、燃料タンク6内の燃料を吸引する前に、あら
かじめ吸引ポンプ7aを作動させておく。その後
気化筒の温度が一定温度まで上昇すると電磁ポン
プ7が作動し燃料タンク6内の燃料の吸引を開始
する。そして、この燃料は先に吸引ポンプ7aが
運転している為、送油パイプ5からノズル3、気
化筒1内に噴出されることなく送油パイプ5から
分岐パイプ5a、吸引ポンプ7a、燃料タンク6
と循環する。この状態を一定時間経過した後、吸
引ポンプ7aの運転を停止させ、電磁ポンプ7に
よつて吸引された燃料は送油パイプ5を介してノ
ズル3から気化筒1内に噴出される。
一方、消化時は、電磁ポンプ7の運転停止と同
時に吸引ポンプ7aを作動させ、ノズル3、送油
パイプ5内の燃料を分岐パイプ5aを介して吸引
し、さらには気化筒1内の残留予混合未然ガスを
も吸引し、燃料タンク6内に戻す。
時に吸引ポンプ7aを作動させ、ノズル3、送油
パイプ5内の燃料を分岐パイプ5aを介して吸引
し、さらには気化筒1内の残留予混合未然ガスを
も吸引し、燃料タンク6内に戻す。
以上のように本実施例によれば、送油パイプ5
を分岐し、この分岐された分岐パイプ5aは吸引
ポンプ7aを介して、燃料タンク6に接続すると
ともに、着火時、電磁ポンプ7の運転以前に吸引
ポンプ7aを作動させ、一定時間電磁ポンプ7が
運転した後、吸引ポンプ7aを停止させる。これ
により、着火時、電磁ポンプ7、送油パイプ5の
燃料流路系に空気が充満し、電磁ポンプ7がエア
ー咬みを起こし吐出圧が高くなり過大燃料流量が
吐出されても、吸引ポンプ7aの運転により電磁
ポンプ7から吐出された燃料はノズル3から噴出
されることなく、送油パイプ5、分岐パイプ5
a、吸引ポンプ7a、燃料タンク6間を一定時間
循環するため、燃料流路系に充満していた空気は
除去され、電磁ポンプ7の吐出圧も正常となる。
を分岐し、この分岐された分岐パイプ5aは吸引
ポンプ7aを介して、燃料タンク6に接続すると
ともに、着火時、電磁ポンプ7の運転以前に吸引
ポンプ7aを作動させ、一定時間電磁ポンプ7が
運転した後、吸引ポンプ7aを停止させる。これ
により、着火時、電磁ポンプ7、送油パイプ5の
燃料流路系に空気が充満し、電磁ポンプ7がエア
ー咬みを起こし吐出圧が高くなり過大燃料流量が
吐出されても、吸引ポンプ7aの運転により電磁
ポンプ7から吐出された燃料はノズル3から噴出
されることなく、送油パイプ5、分岐パイプ5
a、吸引ポンプ7a、燃料タンク6間を一定時間
循環するため、燃料流路系に充満していた空気は
除去され、電磁ポンプ7の吐出圧も正常となる。
その後、吸引ポンプ7aを停止させることによ
り、電磁ポンプ7により吸引された燃料は、正常
な吐出圧で送油パイプ5、ノズル3に送られ、気
化筒1内に噴出されるので過大燃料流量の吐出に
よる予混合ガス濃度が高くなることによる着火性
能の悪化を防止でき、多量の未燃ガス発生による
白煙、臭気、CO発生及び着火後の黄火、スス、
CO発生等の異常燃焼を引き起こすことなく、極
めて良好な、安定した着火性能を得ることができ
る。
り、電磁ポンプ7により吸引された燃料は、正常
な吐出圧で送油パイプ5、ノズル3に送られ、気
化筒1内に噴出されるので過大燃料流量の吐出に
よる予混合ガス濃度が高くなることによる着火性
能の悪化を防止でき、多量の未燃ガス発生による
白煙、臭気、CO発生及び着火後の黄火、スス、
CO発生等の異常燃焼を引き起こすことなく、極
めて良好な、安定した着火性能を得ることができ
る。
また消火時に、電磁ポンプ7の運転停止と同時
に、吸引ポンプ7aを作動させることにより、ノ
ズル3、送油パイプ5中の残留燃料を分岐パイプ
5aを介して吸引し、さらに気化筒1内の消火直
後の予混合ガスをも燃料タンク6内に吸引するた
め、消火直後のノズル3から気化筒1内への燃料
の滴下防止及び気化筒1内の予混合ガス量の減少
に寄与する。このことにより、消火時の未燃ガス
が機器外に放出されることによる臭気を極力防止
し、快適な消火性能を得ることができる。
に、吸引ポンプ7aを作動させることにより、ノ
ズル3、送油パイプ5中の残留燃料を分岐パイプ
5aを介して吸引し、さらに気化筒1内の消火直
後の予混合ガスをも燃料タンク6内に吸引するた
め、消火直後のノズル3から気化筒1内への燃料
の滴下防止及び気化筒1内の予混合ガス量の減少
に寄与する。このことにより、消火時の未燃ガス
が機器外に放出されることによる臭気を極力防止
し、快適な消火性能を得ることができる。
発明の効果
以上の様に本発明は、燃料タンクに電磁ポンプ
を介して接続した送油パイプの途中を分岐し、こ
の分岐パイプを介して吸引ポンプを燃料タンクに
接続し、そして着火および消火時にこの吸引ポン
プを運転させるものであるから、着火時の白煙、
臭気、黄火、スス等の発生を防止し、排ガス性能
の向上を図ることができ、また消火時の臭気低減
に寄与でき、より安全かつ快適な着火、消火特性
を得ることができる。
を介して接続した送油パイプの途中を分岐し、こ
の分岐パイプを介して吸引ポンプを燃料タンクに
接続し、そして着火および消火時にこの吸引ポン
プを運転させるものであるから、着火時の白煙、
臭気、黄火、スス等の発生を防止し、排ガス性能
の向上を図ることができ、また消火時の臭気低減
に寄与でき、より安全かつ快適な着火、消火特性
を得ることができる。
第1図および第2図は、本発明の温風暖房機の
一実施例を示す横断面図と、バーナ部分の拡大断
面図、第3図および第4図は、従来例の温風暖房
機の横断面図とバーナ部分の拡大断面図である。 1……気化筒、2……シーズヒータ、3……ノ
ズル、5……送油パイプ、5a……分岐パイプ、
6……燃料タンク、7……電磁ポンプ、7a……
吸引ポンプ、10……保炎板、13……点火電
極、14……燃焼筒。
一実施例を示す横断面図と、バーナ部分の拡大断
面図、第3図および第4図は、従来例の温風暖房
機の横断面図とバーナ部分の拡大断面図である。 1……気化筒、2……シーズヒータ、3……ノ
ズル、5……送油パイプ、5a……分岐パイプ、
6……燃料タンク、7……電磁ポンプ、7a……
吸引ポンプ、10……保炎板、13……点火電
極、14……燃焼筒。
Claims (1)
- 1 燃焼部に送油パイプを介して燃料タンク内の
燃料を送る電磁ポンプと、この電磁ポンプより下
流で前記送油パイプより分岐し、かつ途中に吸引
ポンプを設けて前記燃料タンクに接続した分岐パ
イプと、前記燃焼部への着火時は電磁ポンプが作
動する前に吸引ポンプを運転するとともに電磁ポ
ンプが一定時間作動後、運転停止させ、消火時に
は電磁ポンプの運転停止と同時に吸引ポンプを作
動させる制御器とを備えた燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63080828A JPH01252821A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63080828A JPH01252821A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01252821A JPH01252821A (ja) | 1989-10-09 |
JPH0561530B2 true JPH0561530B2 (ja) | 1993-09-06 |
Family
ID=13729278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63080828A Granted JPH01252821A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01252821A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2519534Y2 (ja) * | 1989-01-31 | 1996-12-04 | 株式会社トヨトミ | 石油燃焼器の消火装置 |
JPH03117816A (ja) * | 1989-09-30 | 1991-05-20 | Toyotomi Kogyo Co Ltd | 石油燃焼器の消火装置 |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63080828A patent/JPH01252821A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01252821A (ja) | 1989-10-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |