JPH0561428A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPH0561428A
JPH0561428A JP22406591A JP22406591A JPH0561428A JP H0561428 A JPH0561428 A JP H0561428A JP 22406591 A JP22406591 A JP 22406591A JP 22406591 A JP22406591 A JP 22406591A JP H0561428 A JPH0561428 A JP H0561428A
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JP
Japan
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signal
display
back plate
led
circuit
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JP22406591A
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English (en)
Inventor
Masahiko Kishino
雅彦 岸野
Kenji Murata
謙二 村田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH0561428A publication Critical patent/JPH0561428A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡略化されかつ使用性が向上される表
示制御装置を提供することである。 【構成】 表示部12が液晶表示素子の場合には、表示
データ発生部14からの表示データに基づいてLCD駆
動部15が液晶駆動用のバックプレート信号Hjおよび
セグメント信号Siを作成し、表示部12に供給する。
一方、表示部12がLED表示素子で構成される場合、
前記LCD駆動部15からのバックプレート信号Hjお
よびセグメント信号SiはLED駆動波形生成回路16
でLED制御用のバックプレート信号Hj′およびセグ
メント信号Si′に変換され、表示部12に供給され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば液晶表示装置
やLED(発光ダイオード)などの複数種類の表示手段
を表示制御する表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来例の液晶表示装置1の系統
図であり、図13は液晶表示装置1に用いられる表示制
御部2に関連する構成を示すブロック図である。本従来
例の液晶表示装置1として、いわゆるセグメント表示を
行う構成について説明する。液晶表示装置1はセグメン
ト信号Si(i=0,1,2,…,n)とバックプレー
ト信号Hj(j=0,1)を発生して出力する表示制御
部2と、前記セグメント信号Siおよびバックプレート
信号Hjが入力され表示を行う表示部3とを含んで構成
される。表示制御部2は、表示部3で表示される表示デ
ータを発生する表示データ発生部4と、表示データ発生
部4からの表示データに基づいて前記セグメント信号S
iおよびバックプレート信号Hjを発生する表示部(以
下、LCDと略す)3の駆動部5とを含んで構成され
る。
【0003】図14は液晶表示装置1の動作を説明する
タイミングチャートであり、本従来例では1/2デュー
ティ、1/2バイアスの場合を想定する。またバックプ
レート信号H0,H1はセグメント信号Siとの電位差
が図14に示す表示電圧VDDとなった場合に表示が行わ
れる。図14(1)、同図(2)に示すバックプレート
信号H1,H0はハイレベル電位H、中間電位M、ロー
レベル電位Lを有する信号波形となり、セグメント信号
Siはハイレベル電位Hおよびローレベル電位Lのいず
れかの電位となる。したがってバックプレート信号H1
に着目すると図14に示す期間a,b,c,dにおいて
セグメント信号Siに対応するバックプレート信号H1
に相当する表示が行われ、バックプレート信号H1の残
余の期間では表示は行われず、またバックプレート信号
H2に関しては表示が行われないことになる。
【0004】このように液晶表示部3を駆動する信号
は、前述のように3つの信号レベルH,M,Lを有して
おり、たとえばLED(発光ダイオード)などのように
オン/オフ制御される表示手段に用いることが困難であ
る。
【0005】このためLEDの表示制御を行おうとする
場合、図15に他の従来例として示されるようなLED
表示装置6を別途に用いている。LED表示装置6はL
EDアレイなどから成るLED表示部7と表示制御部8
とを備え、表示制御部8は表示すべき表示データを発生
する表示データ発生部9と、表示データに基づいてLE
D表示部7を表示駆動するLED駆動部10とを含んで
構成される。
【0006】このように従来例ではLCD表示部3とL
ED表示部7とを用いるにあたり、別個の液晶表示装置
1あるいはLED表示装置6として構成されており、共
用することができず、使用性が低いという課題を有して
いる。
【0007】本発明の目的は、上述の技術的課題を解消
し、入力される信号に要求される電圧レベル数が異なる
複数の表示手段を用いるにあたって、単一の表示制御装
置でこれら複数の表示手段を表示制御することができ、
使用性が格段に向上された表示制御装置を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の電圧レ
ベルを有する第1制御信号で表示制御される第1表示手
段と、第1制御信号よりも多くの電圧レベルを有する第
2制御信号で表示制御される第2表示手段とを制御する
表示制御装置において、第2制御信号を第1制御信号に
変換する信号変換手段と、第2制御信号と第1制御信号
とのいずれか一方を選択して第2表示手段または第1表
示手段のいずれか対応する側に出力する信号選択手段と
を含むことを特徴とする表示制御装置である。
【0009】
【作用】本発明の表示制御装置では、入力される制御信
号に要求される電圧レベル数が異なる複数の表示手段を
制御するにあたり、第2制御信号が信号変換手段によっ
て第2制御信号よりも少ない複数の電圧レベルを有する
第1制御信号に変換され、信号選択手段はこのような第
2制御信号と第1制御信号とのいずれか一方を選択し、
第2表示手段あるいは第1表示手段のいずれか対応する
側に出力する。
【0010】したがって前記信号変換手段および信号選
択手段を含んで成る単一の構成の表示制御装置を用い
て、前記複数の表示手段をともに表示制御できる。これ
により表示制御装置の使用性が格段に向上される。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の表示制御装置1
1に関連する構成を示すブロック図である。本実施例の
表示制御装置11が表示制御する表示部12は従来技術
で説明した液晶表示部あるいはLED表示部のいずれを
も用いることができ、併せて複合表示装置13を構成す
る。表示制御装置11には例としてRAM(ランダムア
クセスメモリ)や各種レジスタなど表示用データを格納
して出力する表示データ発生部14と、出力された表示
データに基づいて第2制御信号としてのLCD用のセグ
メント信号Siおよびバックプレート信号Hjを発生す
るLCD駆動部15と、LCD駆動部15からの前記制
御信号に基づいて後述するようにLEDを表示制御する
ための第1制御信号としてのセグメント信号Si′、お
よびバックプレート信号Hj′を発生するLED駆動波
形生成回路16とを含んで構成される。LED駆動波形
生成回路16は、後述するように表示部12が液晶表示
部の場合にはLCD駆動部15からの前記制御信号S
i,Hjをそのまま出力する。
【0012】図2は、LCD駆動波形生成回路(以下、
波形生成回路と略す)16の内部構成を示すブロック図
である。波形生成回路16は前記液晶表示用のバックプ
レート信号Hjしきい値電圧Vthとが入力され、LE
D制御用のバックプレート信号Hj′に変換する信号変
換手段としてのコンパレータ17と、バックプレート信
号Hj,Hj′のいずれか一方を選択する信号選択回路
18とを含んで構成される。信号選択回路18は液晶表
示用のバックプレート信号Hjが入力され、切換信号C
sが例としてローレベルのとき導通状態となるアナログ
スイッチ19と、コンパレータ17からのLED用のバ
ックプレート信号Hj′が入力され、切換信号Csがハ
イレベルのとき導通状態となる制御端子を有するバッフ
ァ20とを含んで構成される。アナログスイッチ19お
よびバッファ20の出力端は相互に接続され、表示部1
2を構成するたとえばLED21のカソードに接続され
る。一方、LCD表示用のセグメント信号Siは前記L
ED21のアノードに抵抗22を介して入力される。
【0013】図3は、本実施例の動作を説明する波形図
である。前記コンパレータ17には図3(1)および同
図(2)のバックプレート信号H2,H1が入力され、
図3(3)および同図(4)に示すバックプレート信号
H2′およびH1′が出力される。すなわちコンパレー
タ17は別途定められるしきい値電圧Vthに基づい
て、バックプレート信号Hjがローレベルに確定した期
間だけローレベルとなり、バックプレート信号Hjがハ
イレベルや中間レベルとなる残余の期間ではハイレベル
となるLED駆動用のバックプレート信号Hj′を出力
する。
【0014】表示部12が液晶素子の場合、切換信号C
sをローレベルに切換える。このときアナログスイッチ
19は導通し、バッファ20は遮断状態となる。したが
って表示部12には図3(1)および同図(2)で示す
バックプレート信号H2,H1と図3(5)に示すセグ
メント信号Siとが入力され、両者の電位差が図3に示
すVDDとなる期間においてのみ表示が行われる。この期
間はバックプレート信号H2に関しては図3に示す期間
a〜eであり、バックプレート信号H1では信号レベル
の差がVDDとなる期間はなく、表示は行われない。
【0015】表示部12がLEDの場合には、切換信号
Csをハイレベルに設定する。これによりアナログスイ
ッチ19は遮断され、バッファ20が導通状態となる。
したがって表示部12には、図3(3)および同図
(4)に示すバックプレート信号H2′,H1′と、図
3(5)のセグメント信号Siとが入力される。本実施
例ではセグメント信号Siがハイレベルとなり、バック
プレート信号Hj′がローレベルとなる期間にLED2
1が点灯する。このような期間はバックプレート信号H
2′では図3の期間b,dであり、バックプレート信号
H1′ではこのような極性の組合わせになる期間はな
く、表示は行われない。
【0016】このようにして本実施例の表示制御装置1
1を用いれば、図1および図2に示される単一の構成に
より、表示部12が液晶素子あるいはLEDのいずれで
あってもともに表示を実現させることができ、使用性を
格段に向上することができる。
【0017】図4は、図1に示す波形生成回路16に関
する他の実施例である波形生成回路16aを示すブロッ
ク図である。本実施例において図2に示すコンパレータ
17はバックプレート信号Hjの入力側をカソードとす
るダイオード23と、一端がダイオード23のアノード
に接続され、他端が予め定める基準電圧Vccに接続さ
れるプルアップ抵抗24と、前記ダイオード23のアノ
ードに接続されるシュミットトリガ回路機能を内蔵する
反転回路25とを含んで構成される。反転回路25の出
力である前記LED制御用のバックプレート信号Hj′
がAND回路26に入力され、AND回路26にはセグ
メント信号Siが入力される。AND回路26の出力
は、図2に示すような信号選択回路18を介して、表示
部12を構成するLED21のアノードに接続される。
本実施例ではLED21のカソードが例として接地され
る。一方、前記LCD制御用のバックプレート信号Hj
およびセグメント信号Siも信号選択回路18に入力さ
れ、表示部12が液晶素子の場合に、透明液晶素子にバ
ックプレート信号Hjおよびセグメント信号Siを供給
する。
【0018】図5は、本実施例の動作を説明する波形図
である。LCD制御用のバックプレート信号H2,H1
は、図5(1)および同図(2)に示され、コンパレー
タ17から出力される。LED制御用のバックプレート
信号Hj′は、図5(3)および同図(4)に示され
る。前記AND回路26には、LED制御用のバックプ
レート信号Hj′と前記セグメント信号Siとが入力さ
れ、両者がともにハイレベルに確定した場合にのみ、L
ED制御用のセグメント信号SGijが、図5(6)お
よび同図(7)に示されるように作成され、前記信号選
択回路18に入力される。
【0019】図5の例において、セグメント駆動信号S
Gi2はバックプレート信号H2′とセグメント信号S
iとがともにハイレベルとなる時間T4,T8の場合に
のみハイレベルとなり、LED11が点灯する。バック
プレート信号H1′については図5(5)に示すセグメ
ント信号Siではすべてローレベルのセグメント信号S
Gi1が図5(7)のように得られるのみであり、いず
れのLED21でも表示は行われない。
【0020】すなわち表示部12が液晶表示素子であれ
ば、信号選択回路18はコンパレータ17を通過しない
バックプレート信号Hjと、セグメント信号Siとを表
示部12に出力する。表示部12がLED21から構成
される場合、前記セグメント信号SGijを選択し、L
ED21のアノードに供給する。これによりLED20
が点灯する。
【0021】すなわち前記図4に示す構成例の波形生成
回路16aであっても前述の実施例で述べた効果と同様
の効果を達成することができる。
【0022】前記図4および図5を参照して説明した実
施例の動作と同様な動作を、図6に示すバスバッファ2
7を用いることにより達成することができる。すなわち
図6の実施例の波形生成回路16bは、図4図示のコン
パレータ17と同様なコンパレータ17を用い、その出
力となるLED制御用のバックプレート信号Hj′とセ
グメント信号Siとをバスバッファ27に入力する。バ
スバッファ27では、前記バックプレート信号Hj′が
ハイレベルである期間、セグメント信号Siが図5に示
したLED制御用のセグメント信号SGijとして出力
される。前記LED制御用のセグメント信号Hj′が、
図5(3)の期間T1〜T3のようにローレベルの場合
には、前記セグメント信号SGi2はローレベルとな
る。
【0023】すなわち図6に示す回路例であっても、図
5に示した信号と同一の信号波形を生成することがで
き、したがって前記実施例で説明した効果と同様な効果
を達成することができる。
【0024】図7は、本発明の他の構成例の波形生成回
路16cの構成を示す回路図である。本実施例は前述の
実施例と類似し、対応する部分に同一の参照符を付す。
本実施例の注目すべき点は、図4に示したコンパレータ
17の出力となるLED制御用のバックプレート信号H
j′をOR回路28に入力し、OR回路28には図2を
参照して説明した切換信号Csを入力する。切換信号C
sは表示装置12が液晶表示素子の場合にはハイレベル
に設定され、LED表示素子の場合にはローレベルに設
定される。OR回路28の出力と、LCD制御用のセグ
メント信号SiとはAND回路29に入力され、AND
回路29からはLCD制御用のセグメント信号SGij
あるいは前記セグメント信号Siが出力される。一方、
表示装置12にはコンパレータ17による変換処理を経
ない前記バックプレート信号Hjが入力される。
【0025】すなわち表示装置12がLED表示素子の
場合、切換信号Csはローレベルに設定され、コンパレ
ータ17からのバックプレート信号Hj′はOR回路2
8を同一の極性で通過し、AND回路29に入力され
る。AND回路29では図4および図5を参照して説明
したような、AND回路26を用いてバックプレート信
号Hj′およびセグメント信号Siからセグメント信号
SGijを作成する信号処理と同様な信号処理を行う。
すなわちAND回路29からは図5(6)および同図
(7)に示すようなセグメント信号SGijが出力さ
れ、表示装置12のLED21のアノードに接続され、
カソードは例として接地される。すなわちこの場合には
前記バックプレート信号Hjは表示装置12に入力され
る。
【0026】表示装置12が液晶表示素子の場合、切換
信号Csはハイレベルに設定され、OR回路28の出力
がハイレベルに固定される。これによりセグメント信号
SiはAND回路29を同一の極性で通過し、一方、前
記バックプレート信号Hjは直接表示装置12に供給さ
れる。すなわち液晶表示素子は前記バックプレート信号
Hjとセグメント信号Siとで駆動される。
【0027】したがって本実施例によっても前述の実施
例で述べた作用効果と同様な作用効果を達成することが
できる。
【0028】図8は、本発明のさらに他の実施例の波形
生成回路16dのブロック図である。本実施例は波形生
成回路16dが1/4デューティ、1/3バイアスの動
作条件である場合を示す。本実施例は前述の実施例に類
似し、対応する部分には同一の参照符を付す。波形生成
回路16は、前記実施例におけるコンパレータ17と類
似の作用を実現するコンパレータ30を備え、このコン
パレータ30はLCD制御用のバックプレート信号Hj
(j=0)の入力側をアノードとするダイオード31
と、ダイオード31のカソードに一端が接続され、他端
が接地されたプルダウン抵抗32と、シュミットトリガ
回路機能を内蔵する反転回路33とを含んで構成され
る。
【0029】このコンパレータ30には、前記実施例で
説明したバックプレート信号Hj(j=0,1,2,
…)のうちバックプレート信号H0が供給され、その出
力は例として74HC123として実現される信号処理
回路34に入力される。この信号処理回路34には駆動
電圧Vccと接地電圧とが接続され、さらに接続された
抵抗35の抵抗値R1とコンデンサ36の容量C1とで
決定される時定数を有し、コンパレータ30からの出力
が後述するようにローレベルあるいは中間レベルからハ
イレベルとなったときに、出力Hj′(j=0)はハイ
レベルとなり、前記時定数で定められる持続時間だけハ
イレベルを持続し、その後に出力がローレベルに切換え
られるワンショットマルチバイブレータ回路機能を有す
る。
【0030】バックプレート信号H0に対して信号処理
回路34を用いるのは、図9(4)に示されるバックプ
レート信号H0の波形において、ハイレベルとなって以
降のレベルが中間レベルM2であり、このような波形で
は図8のコンパレータ30の構成では、しきい値電圧は
図3に示すようにほぼ中間レベルM1付近に設定されて
おり、信号レベルがハイレベルから中間レベルM2に低
下する変化を検出できず、前記中間レベルM2の期間も
ハイレベルとなる誤処理が生じるからである。
【0031】残余のバックプレート信号H1〜H3はハ
イレベルとなった次のタイミングではいずれも中間レベ
ルM1に信号レベルが低下しており、このような信号レ
ベルの変化は前述したシュミット回路機能を有する反転
回路33で検出し得るものである。したがってバックプ
レート信号Hj(j=1〜3)は、信号入力端側をアノ
ードとするダイオード38と、一端がダイオード38の
カソードに接続され、他端が接地されたプルダウン抵抗
39と、ダイオード38のカソードに接続されたシュミ
ット回路機能を有するバッファ40とを含むコンパレー
タ37に入力される。
【0032】コンパレータ37の各出力H0′,Hj′
(j=1〜3)は、AND回路42の一方入力端に接続
され、AND回路42の他方入力端には前記セグメント
信号Si(i=0〜n)がシュミット回路機能を有する
反転回路41で変換されて得られたセグメント信号S
i′が入力される。AND回路42の出力はLED素子
を制御するためのセグメント信号SGijとして出力さ
れる。
【0033】図9は、本実施例の動作を説明するタイミ
ングチャートである。図8のコンパレータ30,37に
供給されるバックプレート信号Hj(j=0〜3)の波
形は図9(1)〜同図(4)に示されている。コンパレ
ータ37を経て得られるバックプレート信号Hj′(j
=1〜3)と、コンパレータ30および信号処理回路3
4を経て得られるバックプレート信号H0′の波形は、
図9(6)〜同図(9)に示されている。すなわち入力
されるバックプレート信号Hj(j=0〜3)がハイレ
ベルとなっている期間のみハイレベルとなるバックプレ
ート信号Hj′が得られる。
【0034】一方、図10(5)に示されるセグメント
信号Si(i=0〜n)は、1/3バイアスの動作条件
に基づきハイレベル、2つの中間レベルM2,M1およ
びローレベルの4種類の信号レベルを有している。この
ようなセグメント信号Siからは、シュミット回路機能
を有する反転回路41により、セグメント信号Siがロ
ーレベルとなっている期間のみハイレベルとなり、残余
の期間ではローレベルとなる図9(10)に示されるセ
グメント信号Si′が得られる。
【0035】前記バックプレート信号Hj′とセグメン
ト信号Si′とがAND回路42で論理積演算を施さ
れ、セグメント信号SGij、
【0036】
【数1】SGij=Hj′∧ Si′ 記号「∧」は
論理積演算記号 が得られる。セグメント信号SGi0〜SGj3は図9
(11)〜同図(14)に示される。
【0037】すなわち、LCD表示用のバックプレート
信号H3〜H0と、セグメント信号Siとの信号レベル
の差が、図9に示すハイレベルHとローレベルLとの差
となる期間はバックプレート信号H3が期間T2であ
り、バックプレート信号H2ではこのような期間は存在
せず、バックプレート信号H1,H0ではそれぞれ期間
T4,T5である。すなわちLCDが表示を行う前記期
間T2,T4,T5において、LEDはセグメント信号
SGi3〜SGi0によって期間T2,T4,T5で点
灯駆動される。したがってこのような波形生成回路16
dを図1の構成に用いることにより、表示部12がLC
D素子であっても、あるいはLED21であっても双方
を点灯制御することができる。これにより本実施例にお
いても前述の実施例で述べた効果と同様な効果が達成さ
れるものである。
【0038】前述の各実施例において、たとえば液晶表
示素子を用いて図10の表示部12に斜線を付して示す
表示図形43を表示しようとする場合、図1に示す表示
制御装置11を直接、LCD素子に結線するに先立っ
て、表示部12をたとえばLEDマトリクスで構成し、
このLEDマトリクスを用いて前述したようにLCD表
示用のデータや回路の動作確認を行うことができる。こ
れにより液晶表示装置を開発あるいは製造する際のテス
ト作業が簡便になるという特徴を有している。
【0039】図11は、本発明のさらに他の実施例の複
合表示装置13aの構成を示すブロック図である。本実
施例は前記図1に示す実施例に類似し、対応する部分に
は同一の参照符を付す。本実施例の複合表示装置13a
はLCD素子あるいはLED素子から成る表示部12と
表示制御装置11とから構成される。表示制御装置11
は表示部12で表示を行うに必要な表示データが格納さ
れるRAMなどによって実現される表示データ発生部1
4と、表示データ発生部14からの表示データがそれぞ
れ供給されるLCD駆動部15と、表示制御装置11内
に前記LCD駆動部15と一体的に組込まれるLED駆
動部44とを含んで構成される。LED駆動部44は前
述の各実施例で説明した波形生成回路16,16a〜1
6dのいずれかと同様な内部構成としてもよく、LED
駆動部15で生成された各実施例におけるバックプレー
ト信号やセグメント信号をLED駆動部44に供給し、
LCD駆動部15あるいはLED駆動部44のいずれを
用いるかの切換えは前記実施例における切換信号Csを
用いて行われる。
【0040】このような実施例においても前述の各実施
例で述べた効果と同様な効果を達成することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、入力され
る制御信号に要求される電圧レベル数が異なる複数の表
示手段を制御するにあたり、第2制御信号が信号変換手
段によって第2制御信号よりも少ない複数の電圧レベル
を有する第1制御信号に変換され、信号選択手段はこの
ような第2制御信号と第1制御信号とのいずれか一方を
選択し、第2表示手段あるいは第1表示手段のいずれか
対応する側に出力する。
【0042】したがって前記信号変換手段および信号選
択手段を含んで成る単一の構成の表示制御装置を用い
て、前記複数の表示手段をともに表示制御できる。これ
により表示制御装置の使用性が格段に向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の複合表示装置13のブロッ
ク図である。
【図2】波形生成回路16のブロック図である。
【図3】本実施例の動作を説明するタイミングチャート
である。
【図4】他の実施例の波形生成回路16aのブロック図
である。
【図5】本実施例の動作を説明するタイミングチャート
である。
【図6】本発明のさらに他の実施例の波形生成回路16
bのブロック図である。
【図7】波形生成回路16cのブロック図である。
【図8】波形生成回路16dのブロック図である。
【図9】本実施例の動作を説明するタイミングチャート
である。
【図10】表示部12の表示例を示す図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例の複合表示装置1
3aのブロック図である。
【図12】従来例の液晶表示装置1のブロック図であ
る。
【図13】表示制御部2に関連する構成を示すブロック
図である。
【図14】従来例の動作を説明するタイミングチャート
である。
【図15】従来例のLED表示装置6の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
11 表示制御装置 12 表示部 13,13a 複合表示装置 15 LCD駆動部 16,16a〜16d 波形生成回路 17,30,37 コンパレータ 18 信号選択回路 20,40 バッフア 21 LED 25,33,41 反転回路 26,29,42 AND回路 27 バスバッファ 34 信号処理回路 44 LED駆動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電圧レベルを有する第1制御信号
    で表示制御される第1表示手段と、第1制御信号よりも
    多くの電圧レベルを有する第2制御信号で表示制御され
    る第2表示手段とを制御する表示制御装置において、 第2制御信号を第1制御信号に変換する信号変換手段
    と、 第2制御信号と第1制御信号とのいずれか一方を選択し
    て第2表示手段または第1表示手段のいずれか対応する
    側に出力する信号選択手段とを含むことを特徴とする表
    示制御装置。
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